主人公が人里にいたらナンパがままならないらしいからね。
仕方ないね。
人里 路地裏
親父…こんな時、親父ならどうする?
こんな時っていうのは…そうだな。唯一安全に過ごせる部屋から追い出された時だな。
親父ならきっと「なんとかなるさ!ワハハハー!」と言って誤魔化すだろう。
実際、リストラされた時だってそう言って誤魔化していたからな。
その後部屋で泣きながら迷っていたのを俺は知っているケド。
俺は今そんなことになってる。おかしな話だ。
考えて見ろ。紙切れ一枚に承認って文字で印が押されている。
それだけで俺はこの里を出て行くことになっている。こんな紙切れに印が押されている。
こんな紙切れと印になんの効力があるのやら…
「…俺にそんな芝居は打てないし…そろそろ出なきゃ妖怪扱いされるのかよ…メラ」ボワッ
「ふぅ…こんなこと独り言で言っても無駄なんだろうが…俺だって来たくて来たわけじゃない。どうせなら妖怪の山とかで野垂れ死にたいんだよ…クソッ」
「どうしました?」
「…ただ普通の戦力外通告。扱いが貧乏神以下もいい所ってとこだな…ほんと…見てみるか?」
「うん…え、これってつまり」
「人里追放。死のうが生きようがてめえの勝手だって。ふぅ…もう里から出る。出なきゃ妖怪扱いだ…」
「…片足なのに…?」
「やっぱり幻想郷ってのはこえーな。誰かの機嫌損ねたら追放だ。江戸時代くらいならあるのかね」コツ…コツ…
人里の周り
「…貧乏神さんの生活は羨ましいなぁ…はっきり言ってあの時紹介して貰えばよかった」
あ、煙草の火消えてる…やっぱりメラはそんな燃えづらいのかなぁ?
それともこのタバコと相性が悪いとか?相性があるのか知らないけど。
「…あー…能力ほしってうをぉ!?」」ドサッ
「痛い…今日一日こうしておこうかな。痛いし。地底行ったら送り返されるし。どこ行けば俺は…妖怪の山か!」ガッテン!
道中
「そもそもあいつら今発情期なのか?よくわからんけど…とりあえず行くしかないかぁ」
「貴様人間か!?何をしている!」
「…あれ、もう妖怪の山?」
「いや、適当に出歩いてるだけだ。ここに居ては死んでしまうぞ」
「あっははは!もう死んださ」
「成仏してくれ」
「まあ本当のことを言えば俺追放されたんですけどね。紙切れ一枚で決まるなんておかしな世の中です」
「追放て…大丈夫か?人里で生きていけないんだぞ?」
「なんとかなるさってね。紅魔館でも行くかなぁ」
「発情期の時だけそうすれば良い」
「…そういやお前」
「残念だったな!もう遅い!」ルパンダイブ
「見切った!」ゲシィッ
「へぶっ…蹴りはないでしょ蹴りは!?」
「つか誰だよお前」
「…確か貴方とは初対面だった?まあ良いや。私は姫海棠はたて。文と同じで」
「ん、腹減った」
「…話を聞いてくれ」
「すまんな。腹の虫は話聞いた程度じゃ収まらんのだ。飯食わせてくんね?」
「…あ、ない」
「なんでだよっ!?」
「だってそういうものだし。そもそも天狗に食事はあまり必要ないし。あんた妖怪の山の家に住んでたじゃないの」
「家主に殺されかけたって言えば良いんか?ん?」
「あ、そっか…ごめん」
「分かればよろしい」
ったく天狗ってのはこういう奴らが多いから…ま、今はそういう奴らに笑わされたい気分だがな。
多分だが俺はすでに妖怪扱いなんだろうなぁ。
妖怪見つけたら絶対殺すマンだからな人里の人間はさ。何?褒美でも出るの?そりゃすげえや
「にしても今回は1800字くらいで終わるかな」
「めたい話をするんじゃないっての。ていうか携帯いじってる天狗なんて私以外あんま居ないでしょ」
「だが記憶にない。そもそもあったことないし」
「一応あるわよ。多分」
「あるのかないのかはっきりしやがれ!」
「気が散るから黙ってて。さてと…念写!」パシャッ
「?一体どんな写真を」
「男のパンツ」
「死ね!」ドロップキック
「おうふ!?」ドンッ
「こんなのに構ってられるか!妖怪の山行こ」
「妖怪の山は今乱行の山と化してるわよ。行ったら抜かずの千発だから」
「チキショー!」
「というよりそもそもこの時期になれば大体発情期よ」
「何?それはつまりどういう」
「発情期と聞いて!」ハァハァハァ
「失せろ狐!」キック
「あがっ!?」
「で、なんなんだい」
「我が八雲家にどうか貴方をと」
「それ発情期だろ。お前の主人も半分発情期入ってるだろ。クマかよ」
「クマではないですが熊のように冬眠します」
「マジかよ!?」
1700字くらいでした。
眠すぎるぜ!なんで日だっ!