あべこべ幻想郷に核爆弾を   作:覚め

70 / 98
暖房とは違う暖かさを人肌は持っています。
A〜C〜♪


暖かい

 

魔法の森

 

「…ここはガスマスクで行けるかな?」コーホー

 

さて霧雨魔理沙の家はどこだったか。今出てきた場所が記されている地図を手から作り出す。

としたいが先日同じようなことをしたらヘンテコな地図になってしまったので前藍さんからもらった地図で歩みを進める。

いやいやなんで地図がヘンテコになるの?とは思った。けど口にしなかった俺は偉いと思う。

言ったら多分紫がコタツに引きこもる。(らしい)ん?今冬じゃ無いよな?

 

「…こりゃ迷うな…」

 

「あら、また魔理沙を殺しに?」

 

「お前は…あ、あの時俺の足切りやがった野郎!」

 

「野郎とは失礼ね。せめて尼でしょう…ていうか私が聞いた話だと松葉杖をもらってるって」

 

「…あれは壊れた。気にするな」

 

「そう…それじゃあ」

 

「あ、タンマ!」

 

「タン…?何かしら」

 

「白黒魔法使いの家教えてくんね?」

 

「…私がそれを教えるとでも?」

 

「復讐に行くわけでは無いんだ。挨拶にな。八雲紫から反応が気になるってさ」

 

「…あのクソ賢者が…まあ良いわ。魔理沙の家の方角は…あっちね」

 

「ありがと…良いや長い棒で」コツ…コツ…

 

「…あいつそのうち死ぬわよ絶対」

 

「俺は死なねえってぁ!?」ゴロンッ

 

「ほら言わんこっちゃ無い」

 

「…よいしょ…あー片足ないと立つにも一苦労だコノヤロー!」

 

霧雨魔法店…のはず。

 

「うーっす」

 

「っ!?…なんだ…今度は何しにきたんだ?」

 

「いやぁ…雑談でもどうかと思ってな」

 

「それなら良いが…私の家なんか変なんだよ」

 

「変?」

 

「ああ。常に誰かの視線を感じるんだよ…」

 

「…視線ねぇ…」

 

その頃博麗神社

 

「…っ」ガリッ

 

「あっいけない…爪噛んじゃった。でもなんであの男が私の魔理沙の家に…?」

 

霧雨魔法店

 

「…本音は?」

 

「本音ぇ?一体なんの」

 

「私の家に来た理由聞いてんだよ。たまに人間が来て私を襲おうとするんだし」

 

「だから雑談って言ってんだろ?わけわかんねえなお前」

 

「…そうか。じゃ、私の部屋行こうぜ」

 

「なぁんで異性の部屋で話さなければ行けないんだ」

 

「私なりの自衛策だ。まさか卑怯とは言うまいな」

 

「言わねえよそんなの。ほれ、さっさと案内してくれや」

 

「…めんどくセー客だな」

 

魔理沙のお部屋

 

さて。異性のお部屋に簡単に侵入できてしまった件についてだが。そんなことはどうでも良い。むしろ目の前の問題の方が大変だ。

無論、博麗の巫女さんが仕掛けた監視カメラのことである。つまり俺がやらかせば博麗の巫女さんに粛清されかねんということだ。

魔理沙を泣かせたら死、魔理沙に恋をさせたら死、魔理沙を誑かそうとしたら死。

目の前が真っ暗になった!

 

「…まあ本当の理由はひさしぶりに人肌ってのを感じたくなってな」

 

「人肌ぁ?」

 

「ああ。人肌だ。人肌恋しくなるってやつだ」

 

「それこそ博麗の巫女に頼めば良いものを」

 

「霊夢は何故かそう言うと恥ずかしそうにするんだ。こっちが何かしたみたいで気まずくなるだろ」

 

「…確かに」

 

「ま、そんなわけだからさ。抱きついて良いか?」

 

「良くない。全く良くない。来てしまったことに後悔の念を抱いている」

 

「えいっ」ギュッ

 

「ぅあ!?」ビクッ

 

「あったか〜…」

 

「…はずかしい…」

 

「まあ夏も近寄ってきているが人肌ってのはあったかいな。これぞ人間暖房機!」

 

「ダジャレのセンスないなお前」

 

「薄々気付いてはいたさ」

 

「…眠いけど寝たら紫に怒られる」

 

「なんで?」

 

「噂の強姦魔」

 

「あーなるほど」

 

「何故博麗の巫女は退治しないのか」

 

「しないんじゃなくてやっても意味がないから出来ないんだろ」

 

「納得行かん…んじゃもう帰らせていただく」

 

「意外と早いな。門限が厳しいタイプか?」

 

「そりゃまあ八雲家ってのはな」

 

「幻想郷の管理人は門限も管理してんのか」

 

「いや、藍さんが管理してるよ。頭おかしい」

 

「普通逆だろ」

 

八雲邸

 

「…あったけー」ギュッ

 

「なんで抱き付かれてるんですか私は嬉しいなぁもう」

 

「これが人肌というものか…!」

 

「人肌って私妖怪なんだけどなぁ」

 

「妖怪って言っても人間の形してるから人肌と同じようなもんだろ多分」

 

「だとしても時と場合をですね」

 

「…夕飯に抱き着くのはダメだったか」

 

「チクショー腹立つなぁオイ!」

 

「藍しゃまのどこが良いんでしょうか…?」

 

あー地味に感じられる狐の体毛らしきものが体に当たる…

ん?これ人肌じゃなくね?普通に狐の肌じゃね?でもまあこれはこれで…

俺としては尻尾に飛び付きたいけど流石に良心が止めました。ありがとう良心!

夕飯時に止められる良心?そんなもの…捨てちまったのさ…

 

「ぁー夕飯食わなきゃ」

 

夕飯後

 

「風呂入った飯食った布団出した…たまには1日のお礼でもしてみるか?」

 

ガララッ

 

「うぉい」

 

「そういえばお泊まり会やってなかったわ」

 

「知らんし今ほとんどお泊まり会みたいなもんだよ紫」

 

「…そうかしら?まあ良いや添い寝する」

 

「貴様何故そうなる」

 

「ご飯食べてる時に人肌云々言ってたじゃない。あれ体験したいなって思ってね。藍にやったら蹴りが飛んでくる」ヘヘッ

 

「お前上下関係どうなってんだよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




寝落ちしました。
以前もあったような気がしてなりません。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。