あべこべ幻想郷に核爆弾を   作:覚め

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そういやなんですけど…
友人と恋人の違いってなんでしょうか?
恋人と婚約者の違いってなんでしょうか?


友人

 

八雲邸

 

「…メラ」ボワッ

 

「煙草は身体に悪いぞ?」

 

「悪くて死ぬならそれまでだろどうせ」スパー

 

「それもそうなんだが…って紫様が残した仕事やらないと!」ハッ

 

「大変だなおい」

 

あいつ自分の仕事放り投げんのかぁ…

強い(確信)が、友人として注意すべきなのだろうか。

というかそもそも友人として見られているのだろうか。紫はそこら辺曖昧だし

白黒はっきり付けちまえって言いたいけどそんな能力持ってる奴おらんだろうしな…

 

「…友人になるのか知人になるのか…はてわからんね」

 

「あら悩み事?」

 

「ちょうどお前のことでな」

 

「それは興味深い…どんなことかしら?」

 

「言って良いのか…?ま、どうやったらお前口説き落とせるかなーって」

 

「!?」

 

「まあ嘘なん」ガシッ

 

「嘘って言ったかしら…?」

 

「…未だ友人だと思ってるのは俺だけなのか。冗談だ、軽い気持ちで言った冗談。分かってるか?」

 

「なんですって…!」グググ

 

「っ…ギブ、ギブ!」

 

「妖怪の賢者に嘘ついた罰を教えてあげようかしら」

 

「それでは自分の掟を破った賢者はどうすれば良いでしょうか?」

 

「…ぇ?」

 

「ほら、仕事やってくださいよ仕事!まだ残ってるんですから!」

 

「ちょ、離して!離してってば!?」

 

「…けほっけほっ…ふぅ…」スパー

 

「にゃーん♪」ゴロッ

 

「日向ぼっこ…確か小学生以来か。まだ朝だから雨が降らん限りここで寝ても大丈夫だろ。雨降っても誰か気付いてくれるさ」ゴロンッ

 

「…うわっ煙草消してなかった!」ケシケシ

 

「これで紫様もやってくれると良いんだが…橙、こんなところで寝ては風邪を引くから部屋に」

 

「やー!」

 

「嫌じゃないから…」

 

「布団とか持って来たいけど迷惑だろうし…服持ってくるか…おろろっ危ない…」

 

「こら橙、早く」

 

「いーやーだー!」

 

「紫様に言いつけるぞ!?」

 

「!?そ、それは嫌だ!早く戻らなきゃ!」スタスタ

 

「その割にはゆったりとした歩きなことで…ん?どこ行った?」

 

「眠いと頭働かないよな〜」アクビ

 

「…ちょ、着替えの服を着てどうしたんだ?何かあったのか?」

 

「日向ぼっこでもやるかってなりまして。そこにいた黒猫がやってたからなんですけど」

 

「…私はなんだ。焦っただけで特に何もなかったのか。なんだ…じゃあ私も一緒に」

 

「別に良いんじゃないですか…?あ、日差しが気持ちいい」

 

「本当だ…んふふ」ゴロッ

 

「さてと寝るか」

 

の前に。

羨ましいなぁ藍さん。だって尻尾があるおかげで床に直接ゴロンしなくても済むんだもん。

全くもって…羨ましい。こっちは外の世界の服を布団代わりなのに…

しかし運が良かった。この服だけ無事なのは良かった。お気に入りの服は汚されたくないからな。

 

「…zzz」

 

「良い寝顔だ…っとそんなこと言ったら駄目だな。ふふ、しかしまぁ綺麗だな」ツンツン

 

「んにゃっ…」

 

「寝言もヨシ…弄りがいがあるな。本当に」クスクス

 

「zzz」

 

「紫様に日向ぼっこ(添い寝)を見られたら流石にまずいから少し離れましょうか…無念」

 

「なぁにが無念じゃけの女狐がちょっとこっちこいオラ」ガシッ

 

「えっ!?ひゃあ!?」

 

数時間後

 

「橙…膝の上はお前の特定席じゃ」

 

「特定席です♪」

 

買ったのは橙ちゃんでした。

 

「ってそうじゃないよ!なんでお前膝の上に乗ってるの!?」

 

「?」

 

「もう…やめてくれよ…」ズーン

 

「どうしたの?」

 

「もう勘弁してくれ」

 

「…それじゃない私が」

 

「乗るなよ?ガチで乗るなよ?今太ももの感覚ねえから。マジで」

 

「承知の上です。だが隙間を弄ればこんなこともできる」

 

「うおい?」ポコンッ

 

「まあ貴方も疲れてるみたいだし…多少のわがままは許さないとさ…」

 

「俺が膝の上に…考えてなかった」

 

「まあ膝の上には私が」

 

「橙ちゃん…今は寝かせてくれ」

 

「今夜は寝かさないわよ?」

 

「…?もう夜か?」

 

「だってお昼ご飯で呼びに行っても貴方ぐぅぐぅしてるだけだもの。呼んでも起きないし」

 

「マジか…それはすまん」

 

「え、なんで謝るの?まあ良いか…あの異変で頑張りすぎたのよ。人間の限界少し超えたんじゃない?」

 

「果て俺を犯人だと決め付けたのは誰だったかな」

 

「あ、あはは…」

 

「まったく…」

 

紫の奴がこんな奴だったとは。世も末じゃのう

と、思いたいがとてもとても眠いのであまり頭が働かない。

まあ多分俺が思い浮かべてる奴もどうせ紫の良い所なんだろう。

全て含めて紫は良いって訳だ。あれ、惚気話になってる?

 

「…頭が」

 

「働かないのは寝起きだからじゃないの?フフフ」

 

「言いたいことを先取りされるとは…なぁ橙ちゃん」

 

「頭がいいんでしょうね〜」

 

「…あー駄目だやっぱ眠い」

 

「あらあら」

 

「にゃーん」

 

「僕はもう疲れたよパトリッシュ…」

 

「なんか変ね」

 

「あ、ほんと?」

 

「後もうそろそろご飯って藍が言ってたわよ。お風呂にも入ってないんでしょう?」

 

「…そういえば」

 

「きちんとしなさいな…藍が『あの人はマイペースすぎます』って言ってた理由がよく分かったわ」

 

「そんなこと言ってたのか…」

 

 

 

 

 

 

 

 




寝落ちした☆
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