あべこべ幻想郷に核爆弾を   作:覚め

80 / 98
お主…死相が出ておるぞ…
と言われたい今日この頃さっさとこの物語も終わらせたいと思ったらこの時


死相

 

地上

 

「し、死ぬかと思った…!」

 

「…うわびっくりしたお前か」

 

「うわ、霧雨魔理沙だ。逃げなきゃ」(本能)

 

「おいおいまてまてなんでそうなる捻り潰すぞオイ」

 

「殺されるぅ!赤い服着た奴にぶち殺されるぅ!」

 

あの博麗の巫女に殺されるぅ!ガチで!あのヤンデレ巫女に頭ぶち抜かれて死ぬ!あーもう死ぬ!

俺がここに来る前は超監視社会とかって話題になってたけどそれは幻想郷でも同じだったのね!

魔理沙に粗相一つしてみろ!先ず片腕が死ぬ!次に残った部分を削られる!

これだけでもああ恐ろしい!嫌だ俺まだ生きたいの!(既に死んでいる)

 

「そうかじゃあ今私がお前の返り血で服を真っ赤に染めるんだな?」イラッ

 

「滅相もございませんのでどうかお引き取りくださいお願いします死にたくないんです」

 

「…なんか拍子抜けって言うか…異変の時のお前はそれこそ格好良かったのになぁ」

 

「そりゃなしだぜとっつぁん」

 

「私はまだとっつぁんの歳じゃないしそもそも男じゃないし」

 

「…かっつぁん?」

 

「どんな呼び方だ!」パシィッ

 

「あでっ」

 

「この野郎…しっかしお前これからどこか行くのか?そもそも行くアテあるのか?」

 

「ああ、それなんだがな。ないんだわな。まあでもこう見えて外の世界で野宿経験があるから死なずに行けるさ」キリッ

 

「外の世界で野宿とかお前終わってんだろ…外の世界は今かなり平和で野宿なんて滅多にないって聞くが」

 

「ホームレス達を人間と認めて欲しいものだね。確かホームレスを日本語に直すと『家を失った』…?いや違うわ」

 

「外の世界も大変なんだな…あ!やべえ博麗神社行かなきゃ!」

 

「おういってらー」

 

「行ってらっしゃい…あら、何よその顔豆鉄砲でも顔に当てられた?」

 

「…嫌な出来事ってのはどうしてこうも繋がって起きるんだ。俺が地図でも持ってるって言うのか?ひとつなぎの大秘宝でも、願いが叶う龍玉でも、それこそ火影になる秘訣なんてのも持ってねえし。地図持ってても傷だらけが良いところなのによ」

 

「いや〜…答えを聞こうと思ってね?」

 

「は?俺お前に質問された覚えないんだけど」

 

「2回目に出会った時あるじゃない?あの時渡した手紙に書いてあったあれ。先ずはお友達から…って貴方が返したの、覚えてる?」

 

「あー、残念だな。一回亡霊したから記憶もどっか行った」

 

「あら残念…その質問の答えを今もう一度聞かせて欲しいのよ」

 

「答え?どんな質問だったんだ?」

 

「まあ平たく言えば…付き合ってください…まあ質問っていうか告白なんだけど」

 

「よくそんなこと恥じらいもなく手紙にかけたな。尊敬する」

 

「いや尊敬しないで!?絶対引いてるでしょ!?」

 

…いやはや困った。くまったくまった…ネタが古い!誰も理解しなさそうなネタだぞこれ!

さてどうしよう。八雲紫に付き合ってくださいと言われてすいませんと断る人間などどこにもいないだろう。

いやむしろ断ったら全人類から忌み嫌われその男に対して核を使って良しの法律が可決されるほどだ。

八雲紫の告白をこちらこそと返しても忌み嫌われるだろう。なんとなくわかる

 

「…はぁ。まいったなぁ。俺恋愛面はからっきしなんだよ…」

 

「じゃ、初恋?」

 

「初恋は…そうかもしれない。お前が初恋だ…はっ!?」

 

「あらあら…これは『こちらこそよろしく』という意味で取って良いのかしら…?」ニヤニヤ

 

「…墓参りには3年に一度来てくれ」

 

「ちょっと待って早まるな?」

 

「…墓穴掘った…」

 

「ま、これでどうぞ付き合うということで」

 

「…良いよもう。疲れた…あれ、タバコ…?」

 

「付き合うにいたしましては煙草は没収ということで」

 

「はっ倒すぞ返せ」

 

「あら大胆…でも私大胆な人嫌いじゃないわ!」

 

「…よっこいせ…疲れたせいか眠くなった…」

 

「あ、そう言えば私付き合うことに憧れがあるのよ」

 

「憧れ?どんな憧れだったのか」

 

「そうね…まあ言っちゃえば愛する者への試練って言うロマンチックなアレ。それ私やってみたかったのよね」

 

「…おい待て嫌な予感しかしないぞ」

 

「それと結婚指輪な…だから…そのスキマに手を入れて?」

 

スキマ<呼吸を止めて1秒 貴方真剣な手してたから

 

「…なんか変なもんに触れさせるつもりじゃねえだろうな」

 

「心外ね。流石にしないわよ」

 

「そうか…?あれ、何もないぞ?」

 

「はいっと」

 

スキマ<かみつき!

 

「ぁっ!?」

 

「…結婚指輪にしては少し豪華だけど…これで彼の手が手に入ったから満足。さてと…大丈夫かしら?」

 

「いでぇ…!あがっ…!紫…なんで…っ」

 

「なんで?そんなの決まってるじゃない。あなたが好きだからよ。感情を持つ生き物は難しいわね。」

 

「俺はまさか日本語が通じないとは思わなかったな。会話文が少ししか遮断しれてない会話なんて初めてだ」

 

「浮気はもちろんダメ。もし浮気したら…地獄の世界に引き綴り込むわよ」

 

「それは勘弁願いたい」

 

「…それじゃ、同棲ね!」

 

「最近まで世話になってたよ…」

 

「あれ、そうだっけ?」

 

「いや割と最近だと思うんだがなぁ」

 

「…まあ良いや。ここから先思い出を作れば良いし。ね?」

 

 

 

 

 

 

 

 




くそねみい
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。