欲を言うなら性欲を減らしたい
八雲邸
「…とうとう身体が動かなくなってしまったぞ紫」
「どうやら本当に成仏するみたいね。嘘だったのに」
「てめえの嘘のせいで今人が死ぬと言うことを目に焼き付けておけ」
「嫌よ」
「クソがぁ!」
毎度こいつのマイペースさに腹が立つ。おのれ紫
しかし成仏するというのは本当らしい。マジで身体が透けてる。
昔幽霊がお母さんの代わりになるってドラマあったわ…確か義母と娘のブルースの義母と同じ人がやってた気がする。
おっとここでタイムリーな話はやめだ。というか紫と付き合ってから地獄行ったっけ。
「…首から下が全く動かねえ!じれったい!」
「…聞いたことがある…人間の生理現象は首から下が動かなくても使えると!」
「え、マジで?」
「そもそも亡霊だしね。動けない方がおかしい。というわけで…」
「ばか、やめて。頼む紫ごめんなさい俺が何をしたっていうんだ!」
「頂き…へぶぁっ!?」バギィッ
「…レイプ反対です紫様」
「や、やるわね藍…!しかし合意のあるレイプならそれで」
「合意はないでーす」
「覚悟してください紫様」
「嘘だろ…仕方ないアレをやるしかない!」
「な、何をする気なんだ!?」
「…らんこ」バゴォッ
「ぬぅん!…最終回(仮)でもなお下ネタを吐くとはお見それしました」
「猫かぶってたのかな」
「被るのは頭巾でしょう。馬鹿が被る頭巾。略して馬金」
「何言ってんだこいつ」
「…ゆるさーん!」
ヒェッ!?なんでいきなり復活してナッパみたいに頭から血垂らしてんの紫!?
ア、ごめんなさい嘘です睨まないでください。なんで心読まれんだよ。第三の目に目覚めたか?
…だからといって病人?の目の前で乱闘はないんじゃないかな。流石に。
流石に乱交はビビったけど…乱闘もビビります。助けて!ちぇんえもーん!
「…思い込みで動けなくなるとは…」
「ふん!」バギィッ
「あだっ!?ちょっと私主人よ!?」
「レイプする主人など知りません!ファイアーボール!」ボワッ
「ええい…ヒャド!」ピキンッ
「予想するにも値しない攻撃ですよ紫様!今度は死ぬかもね!」
「ク…!クリリンのことかーっ!」
「誰やクリリンて。百歩譲って橙だろうが。死ね」バシュンパシュンパシュン(謎の発射音)
「これしきの攻撃結界を張れば!」
「…いややるなら別の部屋でやってくんないかな!?」
「あ、これはごめんなさい」
「良いじゃないのもうほとんど結婚してるようなもんだから」
「そのパートナーがお前の嘘のせいで死にかけてるんだって!」
八雲紫…難敵っ!
とりあえずレイプする癖と話を噛み合わせない特技とか諸々全て直してから出直してこい。
後変態検査も受けてから来い。男はみんな変態だわかってくれ。
それと一つだけ言っておこう。
八雲紫は難敵と言ったな。アレは嘘だ
「紫、ちょっと来て」
「?何かしら?」
「抱っこ」
「いや抱っこて」
「良いじゃねえか減るもんでもあるまい!そもそもレイプされてんだぞこちとら!」
「…ハグだけにさないと多分また」
「ハグだけにさてくださいお願いします」
「…紫様…恋人をそんな扱いとは主人としてどうかと思います」
「うるせー!プライベートに主人も部下も上司も召使いもあるか!?」
「休日の日に仕事持ってきた人は誰でしたっけ」
「…あ、私だ」
「紫様ぁ許さん天誅下すべし!!」
「待って俺のハグはどこに行ったの?」
「あ、忘れてた…ほら、ぎゅっ」ハグ
「お〜暖かい…ん〜いい感じ。抱き枕にして寝たいくらい」
「良いわよ!寝る時貴方の部屋に入る口実ができるわ!」
「…待て寝る時?ん?紫が寝る時は俺の隣にいたってことか?」
「そうよ」
…何考えてるんだろう…八雲紫さん…
多分まだ人里の変わり具合の方がわかると思うよ紫さん…
いや、それはそれでないな。うん、多分…ない…多分…
多分ね…ほんとうに…ないと思うから…
「さて…今から寝るから抱き枕になるわよ!」
「手足が動かない状態で抱きしめられるものか」
「擬似的だいしゅきホールドするから大丈夫!ささ、寝ましょ!」
「…紫様…どうしたというんですか…」チーン
「んしょ…んしょ…これで良いかな…あ、これは興奮する…っ…ふぅ…」
「待て今なんか膝が冷たいんだが。なんか濡れた感じになってるんだが…おい?紫?」
「…私知らない」
「紫お前まさか…」
「いや、違うわよ。ささ、私と二人きりになったことを恨むことね」
「…ぁっ」
みぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
という声が博麗神社にも聞こえたそうな聞こえなかったそうな。
女の人って怖い。羊のふりした狼くらいに怖い。
まだ狼の方がマシなくらい怖い。
バチくそねみい