オマエモプリンニシテヤルノ   作:元大盗賊

8 / 8
思い出のプリンの味

 

 椿ヶ丘駅から十数駅先の町に、あなたはやってきた。

 天を仰げば、はるか遠くに見える太陽が世界を焼き尽くす程に空気を焦がす。歩くたびに、額から汗が溢れ出て、留まることを知らない。真夏で平日の午前中に、あなたは見知らぬ土地を歩いている。

 正直に言えば、こんなことをしているはずではない。本当ならば空調の涼しい風を浴び、のんびりと優雅に夏休みを謳歌する予定があなたを待っていた。

 彼女が、あんなことを言わなければ。

 

「ほら、何ヘタっているの! スタスタと歩くの!」

 

 あなたの目の前には、一人の少女が宙を漂っている。

 

 薄い黒色の長い髪に、赤いマフラーと袖の長いダボダボパーカー。

 そのパーカーの裾から、黒いタイツが顔をのぞかせている。真夏のこの日には合わない格好であるが、彼女は全く微動だにせず、むしろ涼しげでもある。

 

「早く歩くの! プリンが待ってるの!」

 

 あなたの背中を少女がずいっと押し、あなたの歩くスピードは少しだけ早まった。

 

 彼女は、出雲宮子。あなたを真夏の外に連れ出した幽霊である。

 

 

 

 

 ことの発端は唐突に始まった。

 朝食を優雅に食べて、くつろいでいたあなたを宮子が襲った。

 

「おまえ、何しているの。出かける支度をするの!」

 

 肩を揺さぶり、ぼふぼふと袖で叩く宮子にあなたは少しだけ困惑した。いつもなら、口を開けばプリンプリンと叫ぶ幽霊。だが、彼女が最初に口にした言葉は出かけるというものだった。

 丁度あなたは、気になっていた電子機器を見たいと思っていた。最近出たという、最新型のワイヤレスイヤホン。性能が良いというレビューを見かけて、どのようなものか気になっていた。そして街に行くついでに、滅多なしない行動をした彼女に付きやってやろう。そんな面白半分な気持ちで、あなたは宮子と一緒に出かけたのだ。

 

 だが、そのような判断をした自分自身をあなたは後悔していた。

 街に出かけるため、電車に乗ったあなただったが、あなたは降りたい駅に行けなかった。

 なぜなら宮子に邪魔されたためである。

 

「おまえ、なんで降りるの! まだ早いの!」

 

 電車から降りようとした瞬間に宮子があなたの体を乗っ取り、降りさせなかったのだ。

 手足を動かしながらも、一向に電車から降りようとしない姿が、周りからすれば滑稽な行動をしていたのかもしれない。だが、宮子と身体の制御を争っていたあなたからすれば、大真面目に動いていたのだ。

 結局、宮子に負けてしまい、駅に降りられなかったあなたは空いていた座席に腰掛けて、目的地はどこかと、宮子に聞く。

 すると、彼女はこう答えた。

 

「□×▲なの!」

 

 はて、どのようなところだろうか。

 あなたにとってどこかで聞いたことのある土地だった。あなたは椿ヶ丘では、多少長く住んでいる。だが、彼女の話した場所には聞き馴染みがあまりなかった。

 そんな有名ではない場所に何があるのだろうか。そう思い何があるのかとあなたは聞く。すると彼女は、少しだけムスッと頬を膨らませて答えてくれた。

 

「何言ってるの。プリンがあるに決まっているの」

 

 

 

 

 そうプリン。口に出すのは、プリンのみ。

 これまであなたは、幾度となくプリンの亡者に襲われている。ある日は学校でプリンをよこせと迫られ、ある日はプリンがどこにも売っていないからと自作のプリンを作らされた。プリンのために動く宮子にまさか、聞き覚えのない場所にまで連れて行かれるとは、あなたにとってみれば思いも寄らない行動であった。

 プリンのためならどんな場所にでも行く。恐るべし執念だとあなたは、改めて思わざるを得なかった。それと同時に、どこかへ行くとこの幽霊が言い出したら、まず先に行く場所を聞く必要がある。それを肝に銘じるようにしようとあなたは思った。

 

 駅通りから離れた細い道を歩くこと数分。

 住宅街が並び立つ、閑静な場所にふと、広告の付いたのぼり旗が風に揺られているのが、あなたの目に映る。

 

「やっと着いたの!」

 

 宮子は嬉しそうに声を弾ませて、そののぼりへと近づいていった。

 のぼりには、『ショートケーキ』やら、『シュークリーム』といった洋菓子の名前が書かれていた。もちろん、プリンもある。

 のぼり旗を追っていった先には、ログハウス風のお店があった。看板には、『ドゥー・ボヌール』と書かれている。これがこのお店の名前だろう。

 はたして有名なお店なのか、そうではない店なのか、あなたには想像がつかなかった。残念ながら、洋菓子に精通した情報を持っていなかった。そこで、詳しい情報を知っていると思われる宮子に聞いてみることにした。連れてきた張本人なのだ。何かしら知っているはずである。

 

「うーん、宮子にもわからないの」

 

 だが、彼女は首をかしげるだけであった。おかしい。なぜ分からないのか。

 

「なんとなーく、知っているような、知らないような…? でも、宮子のプリンセンサーがビビッと反応したのは確かなの! ここにはプリンがあるの!」

 

 彼女はプリンの亡者。プリンの言葉あらば、すぐさまプリンを欲するために動くのが彼女である。きっとテレビ番組かチラシとかで見たことがあるのだろう。

 何か引っかかると考え込む彼女を連れて、あなたはお店へと入っていった。夏の暑さで溶けるくらいならば、さっさとお店へと入ったほうが良いためである。

 

 鈴のついた自動ドアが開き、中から甘い香りが立ちこめる。

 ケーキやシュークリーム。カステラといった数の豊富な洋菓子があなた達を迎え入れた。レジの奥には、イートインスペースがあり、何名かのお客が買ったばかりのスイーツを堪能していた。あまりにも多い種類のスイーツに呆然としていたあなただったが、とある声で我に返る。

 

「やっぱりプリンがあるの!」

 

 あなたはすぐに、傍らにいたはずの宮子がショーケースにへばりついていることに気づいた。レジの近くにあるそのショーケースへと近づくと、そこに何があるのかあなたはすぐに理解出来た。

 

「プリン、プリンなの!」

 

 牛乳プリンに焼きプリン。他のデザートと肩を並べるほどの、バリエーション豊富なプリンの列が宮子の目の前に広がっていた。牛乳瓶のような形の容器に入れられているプリンを、宮子はずっと眺めていた。一つの種類のプリンを見たあとにすぐさま別のプリンの容器へと目を光らせる。…これを買わせる気だろうか。あなたは少しだけ警戒をした。なにせ、彼女の見ているプリンはかなり値が張るのだ。

 

「いらっしゃいませ。お客さん、見ない顔だね。初めてかい?」

 

 あなたがプリンの値段を見ていると、横から声をかけられた。

 声のした先には、エプロンをしている姿の人物がいた。あなたよりも少しだけ背の高い男性で、薄い茶髪に爽やかな笑顔が似合う人だ。

 

「すごいでしょ、このプリンの数」

 

 店員さんの視線の先には、プリンが入ったショーケースがあった。…ついでに言うと宮子は未だにプリンをじっと見つめたままである。

 

「うちぐらいしか見られないよ、こんなにも種類豊富なプリンは」

 

 店員さんは少しだけ苦笑いしながら、プリンを眺めていた。

 あなたは、なぜこれほど種類の多いプリンがあるのか、店員さんに聞くことにした。見たところこれほどプリンを多く取り扱うお店を、あなたは聞いたことがなかった。

 すると、店員さんはよく聞かれるんだ、と言いつつもあなたに教えてくれた。

 

「うちのお店の初代オーナーが、オーナーの大事な人のためを思って商品開発をした結果が功を奏して、看板商品になったんだよ。…まあ、数がちょっと多すぎると私も思っているんですけどね」

 

 店員さんは、ショーケースのプリンをじっと眺めながら話を続ける。

 

「でも、数は減らそうとは思いませんよ。これがうちの強みですからね、それに…他にもわけがあるんですよ」

 

 そう話すと、店員さんは、奥にあるイートインスペースへと視線を動かす。

 

「実を言うと、少しだけプリンを減らそうって話が一度上がったんですよ。ちょっと多すぎて困りもじゃないかって。でも、それは却下されました。かくいう私が反対しましてね。何せ私プリンが大好きなので、そんなことは許されないんですよ」

 

 そう話すと店員さんはにっこりと笑顔でウインクをした。

 すごい理由ですね、とあなたは少しだけ店員さんの強欲さに驚きながら答えた。

 

「それに、私以外の人のためでもあるんだ。…その人は少々おかしな人でね。私よりも何十倍もプリンのことを愛してやまないんですよ。もはやプリンのために生きていると過言ではないくらいに」

 

 再び店員さんはプリンのショーケースへと視線を戻す。

 店員さんの目はプリンではないどこか遠くを見ているようにあなたは感じた。

 

「彼女はある時を境に姿を見せなくなった。彼女にお礼をしたかったのにね。だから彼女がいつでも戻ってきて美味しそうにプリンを頬張る姿を見せてくれるように、俺はここでプリンを売り続けている。彼女が、戻ってきてプリンが少ないって怒ってしまわないようにするためにね」

 

 店員さんの視線はプリンのショーケースよりも下の方を見ていた。

 

「だから、お客さん。あなたは彼女を大切にしてほしい。俺ができない分、彼女が幸せになってほしいと俺は願っている」

 

 店員さんの視線の先には、プリンを見定め終わり、意気揚々とこちらへと近づいてくる宮子の姿があった。

 あなたは、驚き宮子の姿が見えるのかと聞く。あなたの他に宮子の姿を見ることができる人が初めてだった。

 

「俺ってどうも昔から、霊感があるらしくてね、見えちゃうんだ」

 

 そう店員さんは笑って答え、後ろを向きレジの方へと歩いていく。

 

「宮子は決めたの! 宮子は…」

 

 宮子があなたにプリンをせがもうとしたとき、彼女の視線はあなたの後ろの方を見ていた。

 彼女は、すぐさま、あなたの横を通り過ぎ、先程の店員さんの肩に飛んでいく。肩車をするように店員さんの肩に乗った宮子は、次の瞬間、店員さんの頭に抱きついた。彼女の腕は強く強く店員さんの頭を締め付ける。

 余った袖は店員さんの顔を隠してしまったために、店員さんは前が見えずに、そのあたりを右往左往していた。

 

 見かねたあなたは、宮子にすぐに店員さんから離れるように促した。

 

「いや、いいんですよお客さん。こいつの扱いには慣れているんで…」

 

 だが店員さんはそう説明すると、ポンポンと肩に乗る宮子に器用に頭を撫でた。

 

「彼が噂のmimiの使い方を教えてくれた人ですか、ミヤコさん? プリンをサービスするんで話を聞かせてくださいよ」

 

 店員さんがそういうと、宮子は店員さんの手を払い除け、頭を強く叩き始めた。

 

「馬鹿なの! 大馬鹿なの!」

 

「…はい」

 

「ミヤコ忘れてたの、大切なことなのに、忘れてたの!」

 

「…はい」

 

「でも思い出したの!」

 

「大丈夫ですよ、知っています」

 

「他に言うことはないの!?」

 

 涙ながら言う彼女の言葉を聞いた店員さんは、少しだけ間をおいて考えた。

 

「おかえりなさい、ミヤコさん」

 

「ただいまなの、レン!」

 

 それからあなたは、店員さんと交えて、宮子との関係について語り合った。

 もちろん、お店のプリンとともに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おかしいわねぇ…どうしてかしら」

 

 一人の女性が薄い紫色の毛先を弄りながら、そう呟いた。

 彼女が見つめる先には、泉があった。だが、ただの泉ではない。その泉には、立体的に映し出された映像が映し出されていた。

 

「今あの子達だけに見せている()のはずなのに…」

 

 女性の見つめる先には、あなたやミヤコと会話をする薄い茶髪の男がいた。

 

「どうしてモブ男が乱入してくるのよ!」

 

 彼女はアメス。アストルムであなたを影から見守っている人物である。彼女は時折、あなたとあなたに関わりのある女性に()を見せて、互いの絆を深めようとしている。今回もこうして、あなたとミヤコにとびきりの良い夢を見せて絆を深め、()()()()()()に慣れさせようとしていたのだ。だが、思わぬ誤算が生じていた。

 

「誰なのよあの男! バグ…じゃないわよね? どこもおかしくなっていないし…」

 

 あなたとミヤコの絆を深めようとしていたのに、なぜか謎の男とも絆を深めようとしているのだ。彼らにおかしな記憶を植え付けさせてしまいかねない。すぐに彼女はあなたが見ている夢を止めようとするも、それはすぐに止めた。

 

「…。なんかあの子たち話が盛り上がっているわね。キリが悪いわ」

 

 泉に映し出されている映像にはプリンを頬張り、互いに自己紹介をしているあなた達の姿があった。ミヤコはモブ男に肩車をして、時折頭をベシベシと楽しそうに叩いていた。

 これまでアメスは、幾度となくあなたやあなたの知り合いに対して夢を見せていた。その中で、通りかかる人やちょろっと話をする人物の存在はあった。だがテーブルに座り、あなたとがっつり会話をしてくるようなモブキャラを見たことがなかった。

 

()()()()()()に該当するような人物ではないし…。何者なのかしらあの男」

 

 七冠の関係者でもないとなると、アメスにとってすればお手上げ状態である。もし、他に考えられるとすれば一つしかなかった。

 

「ミヤコちゃんの関係者…になるのかしら」

 

 ミヤコが幽霊であることはアメスも確認している。もし親族だとするならば、幽霊であることに疑問を持っていないのはおかしい。となると、ただの赤の他人である。益々接点らしきものが見つからなかった。

 

「強いて言うなら、プリンが人一倍に好き…しかなさそうね」

 

 プリンが好き。それがモブ男の特徴である。

 はたしてそれが、ミヤコとの関係につながるか、と言われればそれはアメスがすぐに判断が通物ではなかった。

 

「まあ…今回は特別に許してあげるわ」

 

 アメスは考えた末、寛大な心でモブ男の存在を黙認することにした。決して、考えても答えが出ないために諦めたわけではない。

 

「ミヤコちゃんがあんなに嬉しそうにしている所を見ちゃったら、止められないわよね」

 

 アメスの見つめる先には、モブ男の肩に乗り、嬉しそうにプリンを頬張るミヤコの姿があった。彼もきっと彼女との絆の形なのだろうとアメスは考え、彼らが楽しそうに会話をしている姿をいつも通り眺めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





これにて全8話完結となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

ここからはあとがきになります。
結構弾けて書いている部分がありますので、不快に思われた場合はすぐに読み終えても支障がありません。
また本編とは全然関係ありませんので、飛ばしていただいて大丈夫です!本当です!













こんにちは、元大盗賊です。

ついに、短編として書いておりました作品が完結にまでたどり着くことができました!
構想を練って約半年。どうにかエタらずに終わりまでこぎつける事ができて、私としても嬉しい限りです。
お気に入り登録、感想、評価、そして最後まで読んでいただいた皆様のおかげです。自分自身、初めて赤の評価をいただくことができて、これは絶対に終えられるように書いていこう!というモチベーションに繋げることができました。
もちろん、書き溜めることと、話の骨組みを決めておくことも大事だと気づきましたねぇ!


……今更新が止まっている方もこれから手を付けていく予定です。


さて話を戻しまして、今回完結することのできた「オマエモプリンニシテヤルノ」についてのあとがきのようなものを書いていきます。



・なぜプリコネ原作で書き始めたのか?
 私がプリコネと出会ったのは約1年前のこと。友人から面白いアプリがあると進められて始めました。最初は何だこの美少女ゲームは!?というのが最初の作品に触れた感想で、途中で飽きて辞めてました。美少女ゲームは苦手だったのです。
 ですが、アニメ放送が決まり、メインストーリー及び前作プリコネのお話をぼけらっと見ているとふと思ったのです。「あれ、意外と面白いお話なのでは?」と。

 某作品のようなオンラインゲームを主軸としたお話。そのお話を最大限に利用している登場人物たちの個性やギャップ。私自身のゲームなどが好きになる理由として、ストーリー性を重視しているところがあったので、私の好みとマッチしていると気づいたのです。ってことでぜひともプリコネのお話を書いてみたい!と思ったのです。
 関係ないですが、私の推しはアメス様です。

・執筆をしていく理由
 おそらくもう二度とあとがきとして書く機会はもうないかな…と思っておりましたので、この場をお借りしてつらつらと書いていきます。
 なぜ筆者となり小説を執筆していこうと考えていることには理由があります。ずばり、原作作品についての考察をしたいというのが理由です。
 ぶっちゃけ、私自身めちゃくちゃ文才があるとは思っておりません。お気に入り登録をさせていただいている作品様を見て、「はぇ~すっごい描写」って思って自分もそんな書き方をしたいなって思ったりはしますが、いざ書こうとなると全然できないんですよね。不思議子ちゃんです。なので、私の考えている考察を元にして、面白い作品を書いていきたいなぁ、と考えているのが筆者の執筆モットーとしています。
 
 さて、今回書き上げましたプリコネについては、主にミネルヴァに関して色々思うことがありました。彼女が何を考えていたのか。また、リダイブへと繋がるまでの過程までに彼女が何をしていたのか、という色々と妄想できる部分がありました。よし、彼女に関しての考察を文章にしていこう!と思いプロットを作成していく中で、その次に目をつけたのがミヤコでした。
 そもそも幽霊なのになんでリダイブの世界にいるの?っていうことが疑問に思い、そこから考察を巡らせて今回の作品として仕上げることができました。後余談ですが、ミヤコさんはゲームの方でも結構性能が良いし、ど畜生だけれども可愛いなぁって気づくこともできましたね…。

・主人公について
 ミネルヴァとミヤコの考察を作品の軸にしようと決めましたら、主人公くんがどんな人になるかなぁっていうのは想像がしやすかったです。
 お話としては、ミネルヴァの目覚めからミネルヴァの懲役までの間であるため、必然的にいる場所は現実世界。そして、アストルムにはインしていると巻き込まれてしまうので、彼にはアストルムにログインができない子になりました。そもそも、ゲームはVRですので、人によっては楽しめない人がいるのではないか?という考えが反映されているものになります。実は話の構成上、ミヤコさんと学校に行くというお話が没になっています。そのときに彼は一応サークル活動に従事しており、写真サークルにいるということを予定をしておりました。

・ミヤコさんについて
 書き終わって改めて見返してみると、私のミヤコさんに対する感情としては、可愛げのある幽霊さんという印象で書かせていただきました。ですが、メインストーリーやアニメでの描写を確認していくと、本当にプリンのためなら手段を選ばないど畜生な一面があり、正直驚きを隠せませんでした…。ですが、ど畜生なミヤコさんを書くのはちょっぴり気が引けてしまっておりましたので、マイルドな表現に抑えた形になっております。正直に話しますと、お話の後半辺りから、少々ミヤコさんに畜生度を高くしてしまっていることろがあるとも思います。…その辺りで、メインストーリーとの差があることに気づいてしまいました。

・ミネルヴァの懲役までの時間軸
 いくつかプリコネの初代のストーリーなどで確認をしていたのですが、はっきりといつアストルムにプレイヤーが閉じ込められたか、ということが分かりませんでした。アストルムが2032年に始まり、騎士くんたちが活躍するのが1年後の2033年ということは確認しております。ですので、2033年のお話として後の何月に起きたかということについては、自己解釈…というよりもお話の都合上で進めてしまったという部分があります…。またただ時間経過をお見せするのも良くないな、とも思いましたので、実際に現実世界で起きていたお話についてを少々拝借いたしまして、時間経過がしていることをお伝えできればなという描写をさせていただいておりました。(ネネカさんが騎士くんに会っているところです)
  
・最後に
 短編としてではありますが、こうして初めて完結にまで持っていくことができたのも、応援していただきました読者の方々のおかげであります。本当にありがとうございます。プリコネを原作とした作品についてはまた、短編物として書いていきたいなという部分はあります。ただ、構想が練られていないためやるかやらないかは定かではありません。(できれば書きたい)
 しばらくは更新が止まってしまっている作品の着手を進めていきます。…そちらに関する構想が溜まっているため完結にまで進めたいですね。
 では最後に、ここまで長々と読んでいただき誠にありがとうございます。皆様に良い作品が届けられていれば幸いです。また、プリンセスコネクトリダイブをこの世に生み出していただきましたCygames様も本当にありがとうございます。めっちゃ楽しくプレイさせていただいております。
 
 以上です。本当にここまでありがとうございました! 
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。