そう、今日はバレンタイン。まぁ貰えないことの方が多い。今年はどうなるのでしょう。
波「ふぅ〜」
福「どうしたんですか?」
波「どうしたも何もプロデューサーにこれやっとけ言われてな」
これやっとけ、とは、Photon Maidenのグッズ搬入の為の数数えだ。品数が足らなかったら俺の責任にされてるがなんともない。数はしっかりあるからな。
福「ペンライトに法被…ライブグッズ?」
波「そう、Photon Maidenのな。ったくなんで俺がこんな作業を」
福「大変ですね…そうだ、これ…」
波「ん?ってそっか、今日か。忙しくて忘れてた」
福「まったく…人、いませんよね?」
波「俺とノアしかいないな」
福「えいっ」
ノアは俺に抱きつきキスをしてきた。深いタイプのだ。そして口移しでなにか入れられた。甘いというか苦いというか。そして口が解放された途端お互い、[ふぅ]と息をついた。
波「そういう意味での人確認か。」
福「こんなことしてるってバレたら大変なんで…」
福「あと普通にどうぞ」
波「どうも。」
義理チョコではなく本命だろう。一応彼氏彼女の仲だ。うん。
帰宅後
自室にて
波「バレンタイン…結局義理でも貰ってしまったか、衣舞紀さんはガチめだったけど…まぁ大丈夫か。」
俺とノアの仲は少しアレだけどね。
波「ホワイトデーのお返しかー今度は。」
ノア自宅
福(あーーーーーーーーーやっちゃったー!)
ノアは頬を赤らめながら自室に帰った。
後日、3月14日、事務所に向かった。
そう、お返しだ。
波「前日から仕込んでおいてよかった…」
衣舞紀さんには体にいいチョコを、咲姫にはシンプルな物を。乙和さんにはクレープ風のお菓子を、ノアにはちょっといい感じに仕上げた奴を。
これなら問題ないはず。多分。
全員分を渡したところで帰りにこのような話が出てきた。
花「やっぱり敵わないな〜」
波「何が?」
花「ノアと波坂君の仲は不滅なのかな〜って勝手に思ってるだけかもしれないけど…」
波「はよ破局しろってかw」
花「そういう訳じゃないよ?」
福「黒夜君?」
波「ノア、どうしたんだ?」
この時乙和は感じた。この二人の仲を消しちゃいけない。干渉しちゃダメだって。なのに本心では波坂くんの事が好きで仕方ないのに…
福「乙和とそんな話してたんだ〜」
波「ノアはどう思う。」
福「乙和とも仲良くいたいし黒夜君のことも大事だしもちろんどんな黒夜君のことも好きだよ?好きなことになるとお互い周り見えなくなるけど…」
波「そりゃそうだね…」
と、そこへ
花「ノア、やっぱり私波坂君のことが好きだよ。」
福「乙和、いきなりどうしたの?」
波「へ?今なんて?」
乙和は大声で
花「私!波坂君のことが好きだよ!でも敵わないよ!ノアには!」
波「ちょっと待ってくれ、乙和さんもノアも。乙和さんなんていきなりどうした。」
俺は動揺を隠せなかった。なぜなら帰り道いきなり告られたからだ。
いかがでしたか?今後この三角関係がどうなるかはご想像にお任せします…
それでは高評価、コメント、お待ちしております。