第一話 戦車道部、誕生
放課後。
井上「朝木さあ、部活何にすんの?」
朝木「未定だな。植田はどうするよ」
植田「戦車道部」
朝木「ああ、部員零人の今年から始まったやつ?てかうちは男子校だよ?共学でさえないよ?」
植田「でも戦車に乗れたら、楽しそうだろ?遠藤も来ないか?」
遠藤「機銃手枠で…あー大川!本とらないで!」
大川「お前ほんとに太宰治好きだな…あっ俺はドライバーで!大型特殊持ってるからな!カタピラ限定だけど」
植田「朝木と井上も入らないか?あっこいつらみたいに先に希望配置言っとかないとやりたいことやれないかもよ?ちな俺は砲s」
井上「まったーーー砲手俺いきます!」
朝木「じゃあ装填手いこu」
植田「装填手行きたい…」
朝木「じゃあ車長枠で…これぞまさにとらぬ狸の皮算用ってな」
一同「ハハハ(≡^∇^≡)」
即日担任に提出した。ちなこの学校は印鑑を廃止している。
翌日放課後。戦車道部の部員はなんかでっかい倉庫の前に集められた。集まったのは二十八人である。内五人は戦車に乗りたいんじゃなくて戦車をいじりたいんだってさ。
朝木「ああ良かった二十八人もいる。内整備士五人は鬼畜だけど」
校長先生「まず人数だけは恵まれたわねえ。」
井上「そうですねえ。なんで横にいるんですか校長先せえ~。」
植田「学ランの男子高校生の横に長身巨乳美貌のスーツ女が溶け込むのは無理がありますよ。」
遠藤「香山、そのスパナを植田に投げていいと思う。」
香山「俺が投げても当たらないから木村お前が投げて?」
木村「無理」
海江田「オマエラオチツケ」
校長先生「これから戦車道部の活動を始める!気を付け!礼!」
一同「お願いします。」
校長先生「ンじゃ戦車出すぞ!」
ギギギギギギギギギギギギ
キュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラ
校長先生「大日本帝国陸軍がほこる主力戦車!」
校長先生「九七式中戦車新砲塔だ!」どやあ
朝木「校長先生現状見てますか?ティーガーやパンターがのさばる試合にチハたんでいけと?」
井上「しかも三両出てきたし…」
校長先生「次!」
キュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラキュラ
校長先生「海軍短十二センチ自走砲!」
植田「ちょっとましになったかな?」
校長先生「次!九五式軽戦車!」
矢山「これは」
由比ヶ浜「僕たちが」
与木「乗ろうかな?」
狭間「えっこれだけ?」
校長先生「そうこれだけ。」
氷川「ケーニヒスチーハー(三式中戦車)でいいから強いのないの?」
校長先生「ヤークトチーハー(海軍短十二センチ自走砲)があるじゃない。」
福原「もう僕らこれに乗ろうよ。火力あるから。ねえヘミヘミ」
逸見「ヘミヘミ言うな。本田がリロードしてくれるなら撃ってやるけど」
本田「おいらだって少しは火力ある車両に乗りたいからいいぞ。」
笹山「僕らはチハたんに乗ろうか」
柴田「そうだね。」
橘「チハたんばんじゃーい」シロメ
千歳「ばんじゃーい」シロメ
校長先生「今日は隊長と副隊長だけ決めなさい。私は執務があるから校長室にいるわ。ちなみに一週間後に練習試合があるわよ。」
朝木「相手は?」
校長先生「サンダース付属高よ。数を合わせてくれるらしいわ。」
筒井「隊長誰がいいかな?」
狭間「副隊長なら僕がやりたい」
須藤「確かにヤークトチーハーは自走砲だから別動隊になるし妥当かな?」
橘「で隊長どうするよ」
笹山「朝木とかどうだ?」
朝木「俺?」
氷川「あー確かに向いてる。ってか容易に思い描ける。朝木が指揮とって試合するところが」
朝木「俺ってそんなやつだっけ?」
海江田「安心しろ。小学生の時から『こいつの指示通りに動けばだいたい圧勝できる』って感じのやつだったぞ?」
朝木「じゃあ隊長やります!」
一同「うおーーー」
ここに、水島高校戦車道部が誕生したのだ。
次はサンダース戦です。えっ?ここは聖グロがくるはずだろって?知らねえよそんなもん。