戦車道はチハたんと共に   作:エタノールの神様

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やっぱり彼らは特攻する。


第十四話 連結特攻アブアブアブ

エリカside

 

 

まほ「14号車、15号車は偵察に行ってくれ」

各車長「了解しました!」

ヒューーーーーーン

 

ドドゴーン

 

まほ「状況を報告しろ!」

14号車通信手「こちら14号車、撃破されました!」

15号車通信手「こちらもやられました!」

 

『黒森峰女学園 Ⅲ号戦車二両 行動不能!』

 

エリカ「もう残りはティーガーとパンターだけ…」

エリ砲「情報がないのはだめだ」

 

 

まほ「陣形を維持して前進、予定通り台地の上に上がり反対側にいるであろう敵集団に攻撃を仕掛ける。」

 

このくらいで作戦を変更するほど黒森峰は柔じゃない。

けど前段作戦はうまくいかなさそうだ。既に破綻しつつある。

 

 

 

まほ「…13号車、先行して偵察に行ってくれ」

エリカ「そうすると先程のように撃破されてしまうのではないですか?」

まほ「開幕射撃は相手のスタート位置をしっかり把握しておかないとできない。スタート位置から大きく離れた今、視界外への迫撃は当たらないし海軍短十二センチ自走砲は弾薬が少ないから無駄撃ちもしないはずだ。」

エリカ「了解です。」

 

相手はエセ玄人が五両、素人が七両。隊長の体調があれではまともに指揮がとれないだろう。

いや、私の太ももか胸を思い出して真っ赤になって天板に突っ伏してるのかしら?

 

それにしても谷スタートはきついわね。

 

砲手「こうもずっと谷を走ってるとみほさんが走って降りてきそうな錯覚を起こしそうです。」

エリカ「やめなさい…私の指揮が鈍るわ」

 

 

小梅はこんな高さを滑落してみほは命綱なしでこんな高さを降りたのね…先輩方が安全がどーのこーのとみほを過剰に追い詰めたのも少しは理解できるわ…

 

 

特攻に対応できるように索敵しておかないと…っても相手もこの台地か反対側の山を越えて来るのには時間がかかるでしょうけど…

 

ドドドン

 

ガシャン

パーン

ドゴーン

 

しゅぱ

8号車通信手『8号車やられました!』

 

エリカ「もう山を越えてきたの!?」

まほ「陣形を変更、フラッグを守れ」

一同「ヤヴォール!」

 

LEO車長「させないよ!全車パンターを優先して攻撃!」

精鋭チハ軍団車長ども「皆殺しだあ!」

 

 

エリカside終わり

 

 

朝木「笹山、ちゃんと引っ張ってくれよ?」

笹山「大丈夫だT-34は快速戦車だぞ?舗装された道ならパンターにも負けねえっての。」

LEO車長「でもまさかこんな道を走るとは思いませんよ…」

チハ1号(以後1号)操縦手「空気抵抗がほぼないだけでチハが50km/hも出せるなんてスリップストリームマジですごいな…」

3号操縦手「園田さんの訓練が鬼畜で良かった…」

 

Leopardを先頭に精鋭チハ軍団、T-34-85、五式中戦車と続く列はある道へと進んでいく。

 

朝木「遠藤、送れ」

遠藤「はい。」

 

-・- --- -・-- ・・ ---・- ・- -・-・ ・・-・・ ・--・ -・-・ ・・- ---・-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LEO車長「これより廃下水道に突入します!舗装路に入るので速度が上がります!皆さんはしっかり追従してきてください!」

一同「了解!大和魂を見せてやる!」

 

井上「でもよくこんな下水道利用しようと思ったな」

朝木「黒森峰に勝つには早めに数を削っておく必要がある。幸いうちは操縦手が結構な勢いで育ったからスリップストリーム戦術はよく使える。しかし今回の会場は想定される相手のスタート位置までに台地がある。台地の上は舗装されているとはいえ登らねばならない。そうするとタイムロスだ。そこで下水道に目をつけた。」

植田「…確かに下水道はコンクリートだから舗装道路と条件は一緒だ。けど濡れていて滑るのではないか?」

朝木「ここは最近雨が降ってないから作業路は濡れてないとふんだのさ。」

植田「そうか。」

遠藤「…無線が通じないとなんか不安になりますね…」

朝木「安心しろ、砲兵隊はきっと予定通りに動いてる。」

遠藤「でも開始早々転輪がダメになってたよ?」

朝木「海江田なら何とかするさ。」

遠藤「なにその絶対的な信頼。」

大川「さすが、矢山が夫婦だといっていただけはあるな。」

 

 

 

 

朝木「今日は敵フラッグと一騎討ちしようかな?」

大川「朝木はキレるとなんで無茶ぶりをするかなー」

 

 

 

5号車長「まもなく分岐地点です。朝木さん、笹山さん、ご武運を」

 

 

そのあと、T-34-85と五式中戦車は分岐を左へ曲がり、山へと繋がる下水道へと走っていった。

 

 

 

2号車長「みんなついてきてるな」

5号車長「大丈夫だ!初段作戦は絶対に成功させるぞ!」

LEO車長「索敵用意、敵集団の背後に回る。」

精鋭チハ軍団車長ども「了解!絶対に見つけてやる!」

 

Leopardを先頭にしたチハ軍団は下水を抜けて林の中へと出た。

 

 

 

4号車長「っ!友軍タ弾着弾音!十二センチと十五センチです!」

LEO車長「お前の聴力レーダーはほんとに役に立つなあ!」

3号車長「音だけなら聞こえただろ。」

LEO車長「何をやったか?」

4号車長「Ⅲ号戦車の天板がやられてますね…あっ白旗の音が聞こえました!」

LEO車長「よーし」

 

 

 

 

LEO車長はラッパを取り出した。

 

 

ぱっぱぱっぱぱっぱぱっぱぱっぱぱっぱぱっぱぱー

 

 

チハ軍団車長ども「突撃イイイイイイイイイイ」

 

突撃ラッパと共にLeopardを先頭にチハ軍団が突撃した。

 

 

 

ドドドン

 

ガシャン

パーン

ドゴーン

 

しゅぱ

8号車通信手『8号車やられました!』

 

エリカ「もう山を越えてきたの!?」

まほ「陣形を変更、フラッグを守れ」

一同「ヤヴォール!」

 

LEO車長「させないよ!全車パンターを優先して攻撃!」

精鋭チハ軍団車長ども「皆殺しだあ!」

 

 

 

 

ドドドン!

ガシャン

パーン

 

ドゴーン

 

12号車通信手「12号車やられました!」

 

 

本来この至近距離でもLeopard、チハ改の砲撃はパンターの側面装甲を貫徹できない。だがあるところを破壊することで撃破が可能になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

転輪だ。

 

 

 

撃破の手順はこうだ

 

まず1両目の砲撃で転輪を外す

次に2両目の砲撃で転輪をよそへやる

最後に3両目の砲撃で車軸のところを撃ち抜く。

車軸を通す穴が側面には開いていてそこにあるのは車軸だけ。

それだけならチハ改でも貫徹できる。

 

 

 

3号砲手「井上さんの地獄の訓練の成果を見せてやりますよ!」

 

 

 

 

5号車長「フラッグの砲塔が動こうとしてる!」

4号車長「こうしろって朝木さんがいってたろ!」ババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババ

 

まほ「砲塔旋回止まったぞ!どうした!」

砲手「回そうとしてるんだけど…」

エリカ「こちら2号車、機銃弾が楔になって砲塔が回りません!」

6号車通信手「こちら6号車!とりもちを食らって砲塔が回りにくいです!」

9号車通信手「こちら9号車、砲身内部にリンゴを食らいました!発砲不能です!」

4号車「こちら4号車、こっちはみかんととりもちをを食らって発砲不能です!」

7号車通信手「こちら7号車やられました!」

 

まほ「くっ!」

 

ドドン!

 

ドン!

ドン!

 

カカーン

ドゴーン

ドーン

 

9号車通信手「9号車やられました!」

10号車通信手「10号車行動不能です!」

4号車「こちら4号車砲身と照準器をやられました!」

 

エリカ「敵フラッグとT-34-85が突っ込んできます!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒森峰対水島

八対十二

 

 

水島高校、優勢!

 

 




下水道通過は結構前に狭間君と朝木くんがやって海江田君に怒られてます。
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