すまんぐだる
第二十四話 口約束は実力行使と共に
朝木「ほんとみたいだぜ。」
狭間「話の振り方はおかしかったが、なんと言うか異常だったがマジっぽい。」
朝木「大洗が廃校になるって情報」
笹山「ヤバくない?廃校って」
橘「結構ヤバイ。でも回避したんだろ?」
朝木「それがちょっと怪しいかもしれない。だが…」
一同「だが…?」
朝木「そんなことは関係なく俺たちはサンダースと練習試合だ!」
一同「休みをくれ」
ここまでの流れを説明する。
朝木の「お前らもうあとがないもんな」の発言であんこうチームの面々の気迫が変わったがために大洗が母校の存亡をかけて戦っていたことが判明した。つまりかまかけたわけだ。
しかしそんなことは関係なくサンダース大学付属高校が大洗と再戦できなかった腹いせにしばき倒しに来たのである。よってこれに応戦しなければならないが…
海江田「すまない、オイ車は三菱に返還することが決まった。」
朝木「んー仕方ないか」
橘「Leopardも校長先生の自宅に返さないといけないし…」
朝木「なんでだ?パクればいいだろ」
橘「全日本ジムカーナ出るんだって」
朝木「四輪車の世界にカタピラ車で出るとかマジかよ」
ここで水島高校戦車道部の稼働車両を確認する。
チハ車五両
↓
損傷軽微、又廃車になってたホロ車からエンジンや履帯、装甲板などをポン付けしてキメラ車両となりつつも戦車道で使える状態にある
ベルゲパンター
↓
なぜか無事。ただし最大ギアがすり減りまくって交換が必要。それ以外は無問題なため戦車道で使用可能。
そして修理が必要で無限軌道杯(今年も開催される見込みはない。)までかかる車両たち
四式軽戦車
↓
輸送中に大発から転落して水没。引き揚げる際に隣にあった戦時中に作られて海中投棄された実物と間違えて引きあげられたがそのまま気づかれていないため水島高校のものは漁礁となっている。気づいているのは蹴上君だけで今は学園艦を離れ引き上げに向かっている。
五式中戦車
↓
準決勝の最中のずさんな修理の影響で各部損傷がひどく全力で修理を試みて試合に出たものの三位決定戦でも動いてるのが奇跡とされるほどだった。
ちなみに開幕射撃を行って相手から白旗判定が出たあと射撃の反動でビスでもはずれて狂ったのかアイドリング中に機関部から煙が出始め、次第に黒くなり黒煙がもうもうと上がり始め、炎が出たたかと思えば白旗判定が出て場を騒然とさせた。
この時火はガソリンに引火していたが、タンク内がほぼ満タンで気化ガソリンがほぼなかったので爆発することがなかったのが不幸中の幸いといえるだろう。
朝木くんたちいきてるかー
T-34-85
↓
謎弾き謎判定により砲塔がお陀仏になり(内部から見てカーボンに穴があると思ったら硬芯徹甲弾の先っちょだったくらいにはヤバかった)、将軍様のご厚意によって現在北朝鮮で修理中。パワーアップもしてやると言われているが戦車道規則に違反しないか心配。
謎弾きはプラウダでも起こっており、今後の原因究明が急がれる。一般的にソビエトバイアスと呼ばれている。
海軍短十二センチ自走砲
↓
エンジン調達待ち。ちなみに現在チハのエンジンは知波単が買い占めていて品薄。三菱ディーゼルに直接発注しようか悩んでいる。
朝木「なーにこれほんとに。」
矢山「俺の四式こんなにぼろかったっけな?」
由比ヶ浜「知らね」
そして土曜日
ケイ「ヘーイミスター朝木!」
朝木「ようこそ岡山へ、ケイさん。」
試合の場所が岡山、と聞いてみなさんどうおもうだろうか。
水島高校の本籍地は倉敷。そこで試合をするとなると美観地区、水島コンビナート、…うっ!頭が!
そんなことを回避すべくまさかの県知事が行ったのは、
「ダムの水全部抜いてそこの建物立て直してそこを試合会場にする作戦」
である。
さすがにダムは取り壊せないためダムへの発砲は禁止である。そしてそのダムとは
建設反対運動や民意を完全無視した建設、金での吊り上げで有名な苫田ダムである。
(史実よりひどかった世界線。でも調べたところ史実とあんまり変わらないっぽい。)
朝木「まさかの一騎討ちのためにここまでされるとはな」
ケイ「オーウさすがにやり過ぎだとおもうわ。」
結論。土地勘を全力で生かして朝木たちが勝った。まさかの祖父の旧自宅で待ち伏せしてた。
朝木「じいちゃんの家の車庫って隠れやすいな。」
遠藤「でも何でこんなところに隠れたの?偽の履帯跡までつけて」
井上「ここが一番隠れやすいからに決まってんだろ。」
植田「退路があるからだバカ、どんな作戦にも逃げ道を作っておかないと無理だろ」
大川「単に朝木のじいちゃんのお願いじゃないか」
朝木「」ギクッ!
↑
メントスコーラまみれ
ケイ「ごめんねー。メントスコーラミサイルなんか撃って」
朝木「…カラーボールの雨あられを浴びたダージリンさんの気分がわかった気がする。」
県知事「水抜いて建物建て直してそこでやるのが一騎討ちかよ!…仕方がない、タンカスロンの試合でも開催するか…」
この時の知事の企画が「強襲豆戦車競技湖底杯」の第一回大会となることは全国知事会の面々でさえわからなかった。
唐突な翌日朝木side
日曜日(翌日)
あーもう何でだよまー納得いくけど。
『戦車道部は休みを増やすべき、部員の放課後や休日が奪われている』
何て部長会で指摘されたらまあ休みをもうけるしかないわな。
課題も終わらせたし飛行機は陸にあるしやることねーなー
そうだ無線いじってみよう。
なんか各校隊長から『なにかあったときはこの周波数でモールス流すから受信だけはできるようにしておきなさい』
なんて紙を渡されてるけど……
それを受信する専用のアンテナたてただけで全然モールスこんじゃないかい!
受信専用無線機「--・-- -・-・・ ・・-- --・・- ・・-- ・-・・・ ・-・- ・-・-・ ・・-- -・ -・・・- ・- -・-・・ ・・-- --・・- -・ --・・ ・・ -・--・ -・-・ ・・-・- -・-・ --・-・ ・・-・- ・-・-- ・・- ・・・ ・-・・ ・・ ・-・ --・-・」
朝木「秋の日のヴィオロンのためいきのひたぶるに身にしみてうら悲し?ノルマンディーに乗り込みマンディーじゃねえんだから…」
事態は大きく動き出す
さて、新章突入です。