戦車道はチハたんと共に   作:エタノールの神様

4 / 33
前回のあらすじ
前回読め


第四話 ねえ今どんな気持ち?今どんな気持ち?

矢山『まだ見つかってないけどどうする?』

由比ヶ浜『ヘミヘミー届く?』

逸見「届かない。完全に射程圏外。」

与木『どうするんだ?副隊長』

狭間「相手は一両だ。単騎で通信手は必要ないから観測か偵察に来るだろう。」

矢山『それをどうするって?』

狭間「捕らえろ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

矢山『無線が不調のようだ。もう一度お願いできないか?』

 

狭間「だから、観測に出てくるであろう通信手を捕まえて尋問しろ。気づかれないように。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

矢山『つまり相手の通信手が出てきたら誘拐して相手の出方を聞き出せと?しかもファイアフライに気づかれないように?』

狭間「そうだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

与木『あんた変態か?』

狭間「男子高校生なんてみんなそんなもんだろ。」

矢山『そもそも通信手出てこないし。』

狭間「じゃあ仕方ない。氷川、仰角を稼ぐからどっか乗り上げて」

氷川「了解。」ブロロン ギャリギャリギャリ

逸見「仰角足りたよ。」

狭間「信管設定完了。本田、装填して。」

矢山『狭間!シャーマンファイアフライ砲塔旋回中!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福原「シャーマンファイアフライ砲塔旋回中だって!見つかったぞ!」

本田「装填完了」

逸見「撃ちます」ドゴン

矢山『シャーマンファイアフライ発砲!』

狭間「こっちの榴弾の爆発と同時に履帯を切って後ろに回れ!氷川!全速後退!左へ!」

氷川「言われなくてもやってるよ!」

ドシーン

矢山『ファイアフライ次弾発砲!』

狭間「ウッソだろ!氷川停車!」

氷川「ふんぎーーーー」

ひゅーーーーーん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドカーン

 

『水島高校戦車道部、海軍短十二センチ自走砲、行動不能!』

 

 

 

 

 

矢山「由比ヶ浜!弾着まで三秒!」

由比ヶ浜「三、二、一、足止め!」ドン

 

 

 

ドカーン

ナオミ車車長「履帯を切られた!ナオミ!砲塔だけで何とかできる?」

ナオミ「やってみる。」

 

 

 

 

矢山「よし!吶喊!マワすぞ!」

与木「NDKやるのか…どうせ抜けないのに。」

 

 

 

 

 

 

 

結論。勝った。

 

 

 

『サンダース付属高校、シャーマンファイアフライ、行動不能!』

 

『よって、水島高校の、勝利!』

 

 

 

 

 

 

 

朝木「回収車来るのおっせえなあ」

大川「きて回収してくれたからいいじゃないか。」

遠藤「あの履帯切ったシャーマンどうやって撃破したんだ?履帯しか射撃してないのに。」

井上「お前まだわからないのか」

植田「地雷だ」

狭間「ちげえよ対空弾だよ。」

植田「ちっ」

遠藤「対空弾?」

狭間「日本の対空弾は近接信管がついてねえんだよ。だから時限信管で爆発時間を設定して敵機の前に着いたら作動するようにしてるんだな」

遠藤「???」

狭間「それを利用して着弾してもしばらく作動しないように時間を設定すればこの榴弾砲は地雷投射機になるのさ。」

朝木「それでちょっと早くきたかなって感じて砲弾の上にシャーマンが来たときに履帯を切れば地雷の上で擱座したシャーマンの完成、ってわけ。」

遠藤「なるほど」

 

 

 

ケイ「エキサイティング!いい試合だったわ!」

朝木「いえいえ。最初の突撃に冷静に対応されたら一瞬で負けるかもしれませんでした。」

ケイ「うちは鍛え直さないとね。突撃されただけであんなに取り乱しちゃうなんて…」

朝木「そういえば最初に突撃したときなんですけど」

ケイ「what?」

朝木「なにか踏み潰したと思って後ろ向いたらコカ・コーラ(2L)のペットボトルだったんですよね。あと、とあるM4の横を通りすぎたときにコーラの匂いがしたんですよ、砲塔の辺りから」

ケイ「…」

アリサ「ぁぁ。」

朝木「それにあのシャーマンめっちゃ射撃はずしてるんですよ。てかめっちゃ撃ってるのにこっちには当たってないんですよ。あれは誰だったんですか?」

ケイ「アハハ」

ケイ車砲手「コーラをこぼしたのはうちの車長です…」

アリサ「ほんっと、試合中に飲むのは控えてとあれほど」

朝木「あれケイさんだったの!?」

ケイ「恥ずかしながら…」

朝木「なにはともあれ、練習試合、ありがとうございました。」

アリサ「ええ、こちらこそ。」

 

 

スタスタスタ

 

ナオミ「ケイ、帰ったら反省会だ。」

ケイ「ううううううう」

 

 

ちなみにしれっと狭間がナオミとアドレス等々を交換したらしい。交換してどうするんだろ。

 

 

 

 

 

 

 

デーン(音割れなしですさまじく音量をあげられたソビエト)

朝木「はい、もしもし」

植田「それ着信音!?」

朝木「はい、はい、はい、……………はぁっ!?」

 

 

朝木「みんなよく聞いてくれ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝木「対空戦車道部が援軍を頼みたいって。」




さて戦車道部の運命やいかに!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。