ミミック派遣会社 ~ダンジョンからのご依頼、承ります!~   作:月ノ輪

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顧客リスト№58 『おもちゃの兵隊のおもちゃ部屋ダンジョン』
魔物側 社長秘書アストの日誌


とあるところにある、一軒の小屋。外壁の至る所に可愛らしい落書きが施され、屋根はまるで積み木のよう。

 

 

変わった外観だが、臆する必要はない。気軽に扉に手をかけ、中に入ると……あら不思議!

 

 

 

 

 

一瞬にして、周囲の景色はがらりと変化。雰囲気はまさにメルヘン&ファンタスティック。可愛くて格好いい。

 

 

小屋の中とは信じられぬ、遠くまで見通せるほどに広いここには、山や川、丘や家、花壇や階段、滑り台などなどが色んな所に。 

 

 

 

―――けど…それらはぜーんぶ、『おもちゃ』なのである。

 

 

 

 

 

 

そう、どれもこれもが綺麗な色した作り物。 大きさは様々で、子供サイズのものから、私サイズのもの、それよりもっと大きいまで。よじ登ったりくぐったり、なんでもできちゃう。

 

 

 

足下をチラリと見てみると、そこは地面…ではなく、カラフルなジョイントマット。転んでしまっても安全設計。

 

 

しかも場所によっては絨毯になっていたり、クッションになっていたり。中には砂場やボールプールになっているところだってある。

 

 

 

今度は逆に見上げてみる。するとそこには雲や星が浮かぶ、高い空が…―。 いや、高くはあるのだが…やはり『本物の空』ではない。

 

 

正しくは、空色の壁紙。 でも、これまた場所に応じて様々な色に自在に変化している。たまに普通の空じゃ中々見れない色…ピンクや緑、虹色になっているところも。

 

 

そして浮かんでいる雲は、ふわふわの綿。輝いている星は、キラキラ光る金銀折り紙。更に、張り子の太陽と月が吊るされてもいる。

 

 

けれど、どれもこれもが本物のよう。雲は動き、星は瞬き、太陽と月は心地よい光を放っている。

 

 

 

 

そしてそして―。そんな空を、折り紙の鳥や蝶が。そんな床を、おもちゃの車たちが。色んな物の影から、ぬいぐるみやお人形たちが―。

 

 

来訪者を老若男女問わず歓迎するように動き、手を振っている―! なんとも素敵な、不思議な空間!

 

 

 

 

ここもまた、ダンジョン。その名を『おもちゃ部屋ダンジョン』というのである――!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――ということで、私と社長はそのおもちゃ部屋ダンジョンを訪問中。とうの昔におもちゃ離れとかしている年だとはいえ…なんだか、楽しくなってしまう…!

 

 

「アストちゃーん!ぎゅーぅ!」

「僕も僕もー!」

「「私たちも~!」」

 

 

なにせ…愛くるしい声と仕草で、ぬいぐるみたちがてこてこ寄ってきてくれるのだ。彼らは床に座る私を囲み、もふんと擦り寄ってくれる。

 

 

そんなぬいぐるみたちを恐る恐るながらもぎゅうっと抱きしめると、楽しそうに手足をパタパタさせてくれる。私の気分は子供。つい童心帰り。

 

 

 

……実家に残してきたぬいぐるみたち、ちょっと恋しくなってしまう。今度帰った時、洗ってあげようかな…。

 

 

いや、それはメイドたちが頃合いを見てやってくれてそう…。 なら…幾つか、会社の自室に連れて来てあげるのもいいかも?

 

 

 

――おっと…! 人形遊びにずっと興じている訳にもいかない。 今回もまた、依頼で来たのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ『おもちゃ部屋ダンジョン』は、その名の通り見た通り、おもちゃ部屋。魔法で形作られている、広い広い広~い一部屋で構成されている感じ。

 

 

先程説明したように作り物の山や家、他にも仕切り壁とかがあるが、どれもこれもそんなに重厚なものではない。来訪者の意思でよいしょと形を変えることもできる。

 

 

 

―そう、来訪者。ここは諸人に開放されているダンジョンの一つ。故に、色んな人がやってくる。

 

 

そのメイン層はというと…。想像通り、子供達。 なにせここ、子供の楽園と言っても良いのだから。遠路はるばる遊びに来る子も沢山。

 

 

その他にも、その子供の親御さんや、私のような大人とかもやってくるらしい。かつて楽しみ、今やどこかへいなくなってしまった『過ぎ去りし時(子供時代の思い出)』を求めて。

 

 

 

 

そして、そんな人々を迎えるのが…このたっくさんのおもちゃたち。ぬいぐるみにお人形、パズルにブロック、砂場道具に変形おもちゃ、ボールにクレヨンなどなどなど!

 

 

全部が全部意思を持ち、遊んで(もてなして)くれるのだ。それこそが至上の喜びだと言うように。

 

 

 

 

彼らおもちゃは、『ポルターガイスト』『付喪神』などと呼ばれる存在に近しい、物に魂が宿った存在。

 

だから我が社の食堂担当の調理道具ガイストたちのように、『作られた目的を果たす』ことが大好き。

 

 

おもちゃは、子供達を…人を喜ばせるために作り出された代物。だからこそ、このようなダンジョンを作り、子供達に来てもらうことを生業としているのである。

 

 

 

 

 

 

―――へ? ところで社長はどこかって? それは…あそこに。

 

 

 

「おもちゃの~♪」

 

 

「「「ちゃちゃちゃ!」」」

 

 

「いえーい♪ さあ行こう!無限の彼方まで! せーの!」

 

 

「「「ひゃー!」」」

 

 

 

……近くにある滑り台から、滑り降りて遊んでる。自身の箱の中に、おもちゃたちを沢山入れて。

 

 

そのため、社長の半身は完全におもちゃの中に埋もれている状態。もう完全に宝箱というか、『おもちゃ箱』そのものである。

 

 

そして見た目が少女ゆえに、とんでもなくお似合い…というのは言っちゃいけない。完全に『おもちゃ箱の中に身体を潜ませ楽しんでいるお転婆娘』感しかないけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――あ、それで…。一旦、子供化社長は置いとくとして…。肝心の依頼理由なのだが―。

 

 

「アスト姫様! お楽しみ頂けておりますでありますか?」

 

 

ふと、どこからともなく聞こえてきた声、そして目の前にカチャンと金属音を立てて着地する小さな音。現れたのは…手乗りサイズの、甲冑兵隊。

 

 

そして音が示した通り、その身を構成するのはスズ。つまり、『おもちゃの兵隊さん』である。

 

だから私達『姫様』付けで呼んでくれ、因みに男の子たちへは『王子様』呼びらしい。

 

 

 

名前は『ティンソルダット』さん。…大きさ的に、間違えて踏まないように注意である。

 

 

彼ら(おもちゃ)に痛覚は無いらしいが、どこかは曲がってしまうだろうし……多分、踏んだ側のダメージが最も大きい……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい、ティンソルダットさん! すごく懐かしい気分に浸れています!」

 

 

「それは良かったであります! そのお言葉、自分らにとっては至上の喜びであります!」

 

 

私がそう返事をすると、小さい(おもちゃの)剣を構え、チャキンと敬礼を魅せてくれるティンソルダットさん。私を包んでくれているぬいぐるみたちも、わいわいきゃっきゃっと。

 

 

そんな彼らをむにむにと撫でつつ、私はティンソルダットさんへもう一つ返した。

 

 

「でも…。本当に私達で―、ミミックで良いんですか? ご依頼の件…『子供達の遊び友達兼見張り係員として、雇いたい』というのは…―」

 

 

「なーに言ってるのよ、アストったら!」

 

 

 

 

 

 

私の問いかけを遮ったのは、滑り台を遊び終えた社長。やっぱりおもちゃ箱状態のまま、こちらへと跳ねてきた。

 

 

「うちの派遣オプションに『子供達の相手をする』メニューあるの、忘れたの? 実際それを用いた派遣もしてるし!」

 

 

「いや、それはそうなのですけど…。既に他にもそういう方々は雇われているようですし……ぶっちゃけ、ミミック、怖がられません? まさしく『びっくり箱』になりません?」

 

 

私はそう不安を口に。すると社長は…笑い飛ばした。

 

 

 

「考え過ぎよ~! 今まで色んなダンジョンを訪ねて、それこそ子供達と接する機会は幾らでもあったじゃない? でも、びっくりはともかく、恐怖に慄いた子なんていなかったでしょう?」

 

 

それに、びっくり箱だっておもちゃだしね~! と、社長は一緒に箱に入っているおもちゃたちをなでなで。 …まあ、言われてみれば確かに。

 

 

 

ミミックの生態云々に驚かれこそするが、恐怖する様子の子供達はあんまり見たこと無いかも。ミミックを見て青ざめるのは彼らではなく……―。

 

 

「そ!ミミックを怖がるのは、仕置きを食らった欲深な悪漢だけ! ピュアな子供達にとって、ミミックは『おもちゃ箱』と同義。 即ち、『ドキドキが詰まった秘密の箱』ってね!」

 

 

……ミミックのドキドキ(緊張感)を、おもちゃ箱のドキドキ(高揚感)と並べていいかは怪しいとこだけど…。

 

 

「自分もミミン姫様に賛同するであります! 子供達は、結構怖いもの知らずでありますから!」

 

 

ティンソルダットさんもそう言うのならば、大丈夫なのだろう。 ぬいぐるみたちも同意してくれるみたいだし。

 

 

 

……あれ? ティンソルダットさん、急に(スズ)の輝きが鈍くなったような…?

 

 

 

「それに……派遣をお願いしたいのには、もう一つ別の理由がありまして…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「おもちゃ泥棒!?」」

 

 

「はい…そうなのであります。 大人たちにも童心に帰って遊んでもらうため、入場料こそちょっと頂いてはいるものの、歓迎しているのでありますが…」

 

 

素っ頓狂な声をあげてしまう社長と私に、ティンソルダットさんは語ってくれる。そして、更に身体をくすませて…。

 

 

「中には、自分らおもちゃを誘拐し、売り飛ばそうとする輩がいるのであります…」

 

 

 

 

 

「何分自分達は、このダンジョンの魔法のおかげで命尽きるまで身綺麗のまま。端っこが折れても綿が飛び出しても汚れに汚れても、少し経てば元通りなのであります」

 

 

是非試してみて欲しいであります。 と、ティンソルダットさんは言うが…流石におもちゃを壊すのは忍びない。

 

 

 

ということで、名乗り出て?くれたスリンキー(バネのおもちゃ)と、ルービックキューブで試してみることに。

 

 

社長がスリンキーをわちゃわちゃに絡ませて…、色が揃っているルービックキューブを適当にがちゃがちゃして、放置と……。

 

 

…おー…! 本当だ、勝手に直っていく…。絡まりが解けて、揃った色に戻っていく……!

 

 

 

……ん? ルービックキューブの方はそれだとマズいんじゃ…? いや流石に遊ばれていない時に戻るのだろうけども。

 

 

 

 

 

――とにかく、凄い魔法がかけられているのはわかった。ティンソルダットさんは自慢げであったが、すぐに(Tin)鬱な様子に。

 

 

「この魔法を逆手に取られ、『プレミア価格のおもちゃが、新品同然で手に入る』とされてしまい…捕まってしまうのであります…」

 

 

なるほど…。因みに、私の魔眼を発動してみると…。わあほんとだ…。どの子も、結構な値段する…。これおもちゃの値段…??

 

 

 

流石は魂を宿すほどのおもちゃたち。貴重な存在である。 おもちゃとしても高いし、依り代や使役系の魔法の素材にもされてしまうだろう。

 

 

そんなことを聞いてしまえば、この派遣依頼…! ―と、社長がにっこりと笑い…。

 

 

 

「ふふふのふ…!ちゃちゃちゃのちゃ! それこそ我が社にお任せあれ! ――いえ…!」

 

 

何故かコホンと咳払い。そしてなんでか、言い換えて…―。

 

 

「『俺がついてるぜ!』とでも言いましょうか!」

 

 

「おぉ…! それはつまり…そういうことでありますか…!?」

 

 

金属の輝きを取り戻すティンソルダットさん。社長は…何故かカウボーイハットを取り出し、一時的に被って…。

 

 

「えぇ! まさに『君はともだち』! おもちゃの物語(Toy Story)、しっかり私達が守ってみせましょう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――ところでアスト。 いつまでそんな、野暮ったい服着てるわけ?」

 

 

「へ? え?あ、あの…? いつものスーツなんですけど…?」

 

 

契約書を頂いた直後、不意に社長がそんな意味不明なことを。だってこれ、普段通りの秘書服……。

 

 

「ふふふ…えーとゴホン…。  あすとちゃん! 敵が迫ってるミン! 今すぐ変身するミン!」

 

 

ほえっ!? 社長が突然変な声を!? そして何かを(おもちゃ)箱の中から取り出して……。

 

 

「えっ…これ…? ステッキ?」

 

 

手渡されたのは、短杖。けど、やたらと可愛いデコレーションが施してあるし…なんか光ってる…。

 

 

「それを振りながら、『ミミッラクル☆チェーンジ!』と口にするミンよ!」

 

 

「え、いや…ちょっ…!? どういう…」

 

 

「早くしなきゃ、今月の給料無しミン☆」

 

 

えぇええ…!? よ、よくわからないけど……!

 

 

 

「み、『ミミッラクル☆チェーンジ』…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

―――刹那、杖から虹の光が発せられ…えっ!? ぜ、全身がその光に包まれて…!

 

 

わっ…!さ、更に…小っちゃいミミックみたいな光の宝箱が複数現れて…!足先とか手先とかからもぐもぐされて!?

 

 

で、でも食べられてるんじゃなく…そこが別の服に変わっていって…!残ってた宝箱の一つから、アクセサリーみたいのが幾つも飛び出して……!

 

 

「ちぇ、チェンジ完了!『ミミッキューティー☆アスト』! ……へっ!?」

 

 

なんか、勝手に口が動いちゃった!? って……何この服!?!?

 

 

「すっごいフリフリなんですけど!?」

 

 

 

 

 

 

 

変身?が終わると、なんと着ていたスーツがたっぷりフリル付きのキュートなドレスに…! ステッキの魔法…!?

 

 

「すっごく可愛い『バンクシーン』だったわよ! ……あ、ミン!」

 

 

よくわかんないけど、社長は褒めてくれている……のかなこれ? 

 

 

「やっぱりおもちゃといえば、こういう『変身アイテム』が強いですよね~!」

 

 

「流石ミミン姫様、お目が高いであります! 子供達にも人気の一品であります!」

 

 

そして、ティンソルダットさんとそう話す社長。…あ。私が持ってるステッキ、自身満々にフンスと胸…もとい柄を張った…。

 

 

 

 

 

 

「では、ミミン姫様もご変身召されるのでありますか? それとも、アスト姫様…いえ、『ミミッキューティー☆アスト』様のマスコット的な立ち位置に?」

 

 

ふと、そんな問いかけをするティンソルダットさん。しかし社長は首を振り…。

 

 

「ううん、私は……―」

 

 

そこで言葉を切った社長。するとおもちゃ箱状態のままパタンと蓋を閉じ…さっき遊んでいた滑り台の頂上まで飛びあがり……――。

 

 

 

 パカッ!

 

 

 

「ふはははは! ミミッキューティー☆アスト! ここで会ったが百年目!(われ)、『ミミン悪総統』が倒してやるぞォ!!」

 

 

 

 

 

あっ!! 変な角みたいなのと帽子とマントみたいなのをつけて、キッズコスメでなんか顔に模様を施した社長が、明らかに悪人台詞で出てきた!?

 

 

しかも、さっきまで社長と一緒に入っていたおもちゃたちが、示し合わせたように社長…もといミミン悪総統の兵隊みたいに飛び出した!?!? 

 

 

 

「ならば…僭越ながら自分が相棒役を務めるであります!」

 

 

私が唖然としていると、ティンソルダットさんが肩にぴょいんと。そして剣を引き抜き、ミミン社長…もといミミン悪総統へ向けた。

 

 

「ミミッキューティー☆アスト様! あれこそがラスボス、ミミン悪総統であります! この『おもちゃ部屋ダンジョン』の平和のため、打ち倒しましょう!」

 

 

あ…そういうこと…! どうやら、前に『遊園地ダンジョン』で観たようなヒーローショーが始まったみたい。 なら私も……!

 

 

「えぇ!ティンソルダットさん!  今日こそ年貢の…給料の納め時! 覚悟してください、ミミン悪総統!」

 

 

「ふふふ…!良い気迫だ、ミミッキューティー☆アスト…! 今日こそ(われ)が、お前を倒す! そして自慢の触手でぐちょぐちょのぬちょぬちょに……!」

 

 

 

「…………社長、せめて全年齢版でお願いします……」

 

「自分からも、お願いするであります……」

 

 

 

「てへっ! はーい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『ミミッラクル♡チェーンジ』!! チェンジ完了!『ミミッキュート♡ミミン』!」

 

 

――ということで…。…何が、ということで…? えっと……。

 

 

ミミン悪総統は倒され改心し、新たなる戦士ミミッキュート♡ミミンとして生まれ変わった…のである…!

 

 

 

 

……何この茶番……。 ……いや実を言うと、結構楽しかったのだけど…。 遊びに来ていた子供達が、ピカピカ光るライト片手に応援してくれもしてたし……。

 

 

 

「ミミッキュート☆アストは、魔法をキラキラ操る美人魔法戦士! そして私、ミミッキュート♡ミミンは…初代みたいな美少女ぶん殴り戦士!」

 

 

……そして社長は、恒例の如くよく意味が分からないことを口走ってる…。あぁそして、観客の子供達を次々(ミミッラクル)(♡チェーンジ)させていってるし…!

 

 

 

 

続々と増えていく変身っ子たちと、その周りでマスコットを務め出すおもちゃたちにちょっと茫然としていると…。 社長…じゃなくてミミッキュート♡ミミンが、私の腕を引っ張った。

 

 

「さ!ミミッキュート☆アスト! たっくさ~ん遊ぶわよ~!」

 

 

「え゛。この格好のままですか!? なんか恥ずかしいんですけど…!」

 

 

「なーに言ってるの! ここは『おもちゃ部屋』!皆が子供に戻れる、不思議な空間なんだから!」

 

 

 

言うが早いかミミッキュート♡ミミンは、ブロックおもちゃたちが組み合わさって敵になってくれているステージへ、一直線。

 

 

子供達も続くように駆け出して……。…うん! 

 

 

 

「ミミッキュート☆アスト様! 自分達も追いかけるであります!」

 

 

「はい!ティンソルダットさん! おもちゃ部屋の平和は、私達みんなが守ります!」

 

 

 

恥ずかしさは全部投げ捨て、このひと時だけは『子供』として。 私も目を輝かせ、遊びに向かうのであった――。

 

 

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