ガンダムビルドダイバーズ REBOOT 作:キラメイオレンジ
果たして年内、あと何回投稿できるやら……。
ゼロクアンタライザーの試験運用に端を発したヴァイス・ユニオンとのゴタゴタやクジョウさんやミズキさんとの出会いから一夜明けた金曜の早朝。
俺のスマホには深夜に受信したユナからのメッセージが届いていた。
[ししょー、ししょーはどうして、ししょーなんですか?]
「何故にロミオとジュリエット??」
一体全体どういう心境で送ってきたのかさっぱり分からない文学的……? というか哲学的? なメッセージ。
単なる『深夜のテンション』で送っただけというならスルーすれば良いだけの話だが、そもそもユナは夜の22時には床に就くのに、送られた時間は夜中の1時。
勉強していたにしても、夜更かしし過ぎだろう……。
もしかするとユナは、あまり勉強が捗っていない?
……否、ひょっとすると体調が悪い!?
或いは思春期真っ盛りの同級生の
クソが! 盛りの付いたオスザル共め、もし俺の可愛い愛弟子に妙な真似してみろ? 刑務所送り覚悟でぶっ殺してやる!!
・・・・・・
漠然とした不安。
それは1度でも抱いてしまうとなかなか振り払う事が出来ない心にかかった呪いの様なものだ。なまじ何の根拠がないだけに否定しきることも出来ず、ひたすらモヤモヤする。
「……ユナにあいたい」
仕事半ばの昼休み、そんな呟きが自然と口から零れる位には、俺の頭はあの子の事でいっぱいだった。
ユナに会いたい。
元気かどうか確かめたい。
あのこの世の穢れを全て浄化する天使の様なな笑顔を見たい。
平日の真っ昼間っから、女子中学生の事でここまで頭がいっぱいになる成人男性など、全国にそうはいないだろう。分かっている。今の俺は相当ヤベェ奴だ。
だが、敢えて言おう。――それがどうした? と。
大切な愛弟子が心身共に健やかな状態であることを願うなど、師として当たり前ではないか? 出来るならずっと笑顔で、幸せであって欲しいと思うのはごく普通。俺は健全だ!!
だが、だからといって……否、だからこそ、衝動のままユナに会いに行くわけにはいかない。
それは俺自身が言い渡した約束に対するけじめでもあるし、ここで会えばきっとあの子は、今以上に俺に依存してしまう。
それはあの子にとっても俺にとっても、良くない事だ。
元気かどうかは確かめたい。しかし直接顔を会わせるのは憚れる。
ああ、本当に悩ましい!
俺の頭の中は、あの娘のことでいっぱいだ!
うん、やっぱりちょっと気持ち悪いよね俺!!
・・・・・
悩みに悩んだ結果、俺の出した結論。
それはズバリ、喫茶暁に行ってユナのご両親から様子を聞くという何とも捻りのないものだった。
4時半の退勤後、俺は久しく使っていなかった(徒歩通勤の為)電車で30分程の場所にある駅近くにある最近ニュースで取り上げられた洋菓子店へと足を運んでいた。
所謂『本場パリで修業を積んだ1流のパティシエが立ち上げた店』である。
ケーキが1個1500円前後とごきげんだが味は間違いない。
勉強を頑張っているであろう愛弟子への差し入れとしては申し分ないだろう。
俺はアキナさんとゴウザブロウさんの分を含め3種類のケーキと、自分用に別の箱でプリンを1つ購入。
合計で5600円と中々の出費だが、今も頑張っているあの娘の癒しになるなら安い物だ。
何だかんだアキナさんたちにもお世話になっているしな。
ケーキを購入した後は速やかに電車でUターンし帰還。
喫茶暁の戸を開いた俺は、そこで『笑顔の魔人』にエンカウントした……。
・・・・・
「――というわけで、今現在ユウナは勉強がまったく手につかない状態です。ああ、可哀そうなユウナ! このままじゃ来週のテストは全教科赤点で中学1年で留年確定! 仲の良い友達を先輩と呼ばなきゃいけなくなっちゃう! …………誰かさんが10日も合わないなんて言った所為で」
「いや、中学は基本留年ないですよアキナさん?」
「誰が意見をしていいと言いましたか?」
「す、すみません……」
今現在、俺は喫茶暁の床(店内は暖房が聞いているが、床下は冷たい)に正座しながら、アキナさんからお叱りを受けていた。
怖い。実に怖い。
何が怖いって、表情だけはいつもと変わらない満面の笑みなのに“ゴゴゴゴゴゴ……!”とか少年漫画的な擬音が聞こえそうな闘気がヒシヒシと伝わってくるのが、マジで怖い。
因みに現在、店内にはお客さんがいない状態だが、俺とアキナさん以外に1人、ホットココアを飲む少女がいた。恐らく、ユナの友人だろう。
「……あー、どうもです」
視線があった瞬間、会釈をする少女。
雰囲気からするとユナより少し落ち着いた雰囲気を持つが……なんでだろう? 初対面の筈なのにその顔には何故か、既視感を覚えた。
誰かは思い出せないが、最近よく顔を会わせる人物に似ている気がする。
「私の話を聞いてますかダイチさん? ユウナが何故、こんな状態に陥ってしまったか。お分かりですか?」
「……えーと、ようやくちゃんと始められたGBNがずっと出来ないストレスで勉強が手につかなくなった。からですか?」
「人の話を聞いてましたか!? まったく、そんな理解力でよく社会人できてますね!」
「すみませんすみません! 察しが悪い木偶の坊でマジすみません!!」
理不尽な叱責を受けていると理解している筈なのに、アキナさんが発する圧に屈服してひたすら平身低頭で謝ってしまう! 我ながら情けない!!
なまじ見た目が美人だと、怒った時とか余計に迫力あるんだよ……。
「ハァ、まったく……。実の母親がこんな事言うのもなんですけど、少し四角四面に考えすぎじゃありませんか? お勉強をしっかりしろという考えは分かりますけど、私には少し極端な措置だと思います」
ひとしきり怒って気が済んだらしいアキナさんは、殺気を引っ込めた上で、改めて俺が出した10日の接触禁止に異議を申し立てた。
「ダイチさん。真面目な話、ご自分があの子から慕われているという自覚はありますよね?」
「…………はい。まあ、何で俺みたいなのにあそこまで懐いてくれてるかはイマイチ分かりませんけど」
「うんうん」
アキナさんからの率直な質問に対し、少し気恥ずかしさと理解のできない本心を含め返答。
店の端ではユナの友人の少女が『それな!』という感じで頷いている。分かるけど、少し悲しい……。
「フゥ、懐いているレベルの話じゃないのですが……まあ、今は一先ずいいでしょう。――ダイチさん。あの娘は観ての通り明るくいつも元気ですが、実はとても寂しがり屋で甘えん坊です」
「それも、まあ……分かります」
まだ知り合って2週間も経ってないが、ユナという女の子の明るさの中に秘めた他者に対する愛情の強さ。……依存、という言葉は使いたくはないが、それと似て非なる感情。
「ダイチさんは、あの娘からミナちゃんの話は聞いた事ありますか?」
「はい、中学進学の時に遠くの学校に行ってしまった親友ですよね? 元々GBNを始めたのもその子とまた一緒に遊ぶ為とか」
断片的ではあるが知りえた情報を話すと、アキナさんは首肯。
「今のユウナの状態は、ミナちゃんが居なくなってしまった去年の春先にとてもよく似ています。会いたくて会いたくてたまらない人に会えない。余計な負担にしたくないから、その気持ちを相手に伝えることも出来ない。元来、あまり深く物事を考えないおバカさんなあの子には、これは相当のストレスです」
「さ、流石にあって間もない俺と無二の親友を同列に捉えるのはどうなんでしょうか?」
「この期に及んで責任から逃れようなんて虫が良すぎますよ! 恥を知りなさい!!」
「は、はいっ! すみませんでした!!」
少し落ち着いたかと思って意見を述べたら、また有無も言わせぬ威圧感に土下座を余儀なくさせられてしまう。
「――話を戻します。とにかく、母親としてはこれ以上娘のあんな姿、見ていられません。そこでどうでしょうダイチさん? ここは1つ、明日ユウナとお出かけしてもらえませんか? 1日あなたと楽しく過ごせば、明後日からはまた勉強に集中できる筈です。その方が合理的じゃありませんか?」
アキナさんからの思いがけない提案。試験期間中にまさかの親公認のお出かけの許可。
――確かに、アキナさんの言う事も一理ある。
全く集中できない状態でダラダラと2日勉強するより、リフレッシュした状態で1日がっつり勉強した方が効率が良いのも確かだろう。
「すみません。それは出来ません。テスト2日前の遊びに出かけるなんて、あの子のししょーとして、看過できません」
しかし、それでも――俺の答えは変わらなかった。
例え結果として弟子を苦しませてしまったとしても、俺にも師として譲れないものがある。
「……それは世間体を気にして、ということですか? ユナの心の変調よりも周囲の視線を恐れている。と」
俺を見つめるアキナさんの視線と声音から熱が引いていった。
しかも今度は笑顔すら消えて完全な無表情、その整った目鼻立ちが余計に迫力を感じさせる。それでも、譲れない。
「アキナさん。俺とユナの関係は傍から見たら歳の離れたゲーム仲間です。いくらやましい事なんて何1つなかったとしても、誤解を受けやすい。百歩……いや、百万歩ゆずって俺が周りから何か言われるのは構いません。けど、ユナがそういう風に思われたり言われたりするのは、絶対に許容できません。誰にも後ろ指さされることなく、胸を張ってあの子と一緒にいたい。だから俺は今、ユナには会えません」
そう。エラそうに勉強がどうだ将来がこうだ言ったが(無論、大事な事だとは思うが)、結局は全部、俺自身の為だ。
ユナと一緒に居たい。
それも明日丸1日などという刹那的なものではなく、あの娘が俺を拒まなければ、時間が許す限り長い時をGBNの世界で共有したい。
だがその為には所謂世間体という奴も気にしなければならない。
一時の情動に身を任せて共にいたとしても、そこには未来はない。
だから例え寂しくても、恋しくても、分別はしっかり付けねばならないのだ。
日々の生活を健やかに送り、現実の課題や仕事に対し誠実に取り組む。
そうして現実の基盤を整えた上でこそ
そんな俺の言葉に、厨房から様子を伺っていたゴウザブロウさんは優しい微笑みを浮かべて頷き、共感してくれた。
そしてアキナさんはしばし熟考した末に――
「…………つまり、ダイチさんは将来的にもあの子の傍にいることを見据えていると?」
「そ、そのつもりです……」
若干ニュアンスが異なる気もするが、概ね間違っていないので肯定する。
「つまり目の前のCカップ少女より、未来にいるF~Gカップのあの子を美味しくいただきたいと?」
「全然違うわっ!!!」
大きく解釈がずれたので、俺は敬語も忘れて全力で否定した。
――って、ユナってCカップ? 確かに抱き着かれた時の感触は見かけによらず……って違う! 今そこは重要じゃない!! 将来楽しみだけど、今その情報は関係ないから!
ちくしょう何故だ?
俺なりに言葉を選び、誠意を以て答えたつもりなのに、どうしてこう捻じれた解釈をされる!?
これじゃあまるで、俺が筋金入りのロリコンみたいじゃないか!?
「フフッ、冗談ですよ半分は。ダイチさんの気持ちは分かりました。――正直、『部屋に連れ込んだんだからとっとと手を出して責任取れよこのヘタレ』って思わなくもありませんが、良いでしょう。貴方なりにユウナの事を本気で考えているのだけは伝わりましたから“今は”それで十分です」
そんな頭を抱える俺に対し、アキナさんはいたずらっぽい笑みを浮かべて答えた。
……何だか“半分は(本気)”とか、“今は”とか所々不振なワードが気がかりだが、取り敢えずお許しいただけてよかった。尚、責任云々の戯言は完全スルーとする。
「そ、それじゃあ俺はこれで失礼しますね。ケーキ、皆さんで食べてください」
「あっ、ちょっと待ってください。申し訳ないのですが帰るのでしたら途中までカスミちゃんをお宅まで送って行ってもらえませんか? ご近所とはいえもう暗いですし」
「えっ、わ、悪いですよそんな……」
アキナさんの申し出に対し遠慮するユナの友人もといカスミさん。
確かに時間は気が付けば夜の19時半、女の子を1人で帰すのは少し躊躇う時間帯だ。
俺はその頼みを快諾し、店の扉に手を懸けたところで、最後にふとある事を思い出した。
「アキナさん、俺からも1つ、ユナに伝言をお願いしていいですか? 昨日の夜中に送られてきたメッセージ、返信しないままだったので」
それは今朝方読んだ[ししょーはどうして、ししょーなんですか?]という哲学的なメッセージへの答えだった。
どういう意図で送られた言葉なのかは今も分からないが、俺なりに今日1日考えた結果、その問いかけに対して答えは出た。
……出はしたのだが、メッセージで送るには些か気恥ずかしい、ちょっとキザとも捉えられかねない答えだった。なのでこうして、母親ずての伝言という形にすれば、そんな小っ恥ずかしい印象も緩和できるかと考えたのだ。
「? 別に構いませんけど、どんな言葉ですか」
「ありがとうございます。それじゃあ『俺がししょーなのは、キミが俺を見つけてくれたからだよ』って伝えておいてください。それじゃあ」
改めて口にするとやっぱり恥ずかしいと自認しつつ、俺は足早に店を出てしまった。
だがまあ、本人に面と向かって伝えたり、痕跡が残るメッセージに比べればマシか。
……ユナに『無駄にカッコつけててキモい』とか思われませんように!
・・・・・
アキナside
「『キミが俺を見つけてくれたから』――フフ、小心者な割に結構気取ったことを口にするのねダイチさんってば、――――ねえ、ユウナ?」
カスミちゃんと
どうやら先程まで寝不足でうたた寝していたこの子は、私がダイチさんを怒鳴った声で目を覚まし、少し前から話の一部始終を聞いていたようだ。
「~~~~~~~~~っ!」
5日ぶりに大好きな“ししょーさん”の声を聞き、彼がどれだけ自分の事を考えてくれているか知った娘は真っ赤になった顔を手で覆っている。
嬉しさと恥ずかしさ、そしてここ数日の体たらくに対する不甲斐なさが混ざったそんな表情だ。
「どうする? 今すぐ出れば、挨拶できると思うけど?」
「…………行かない。部屋に戻って勉強する。――私も、ししょーとは胸を張ってずっと一緒に居たいから」
そう言って私の誘惑など歯牙にもかけず階段を上るユウナ。
フフ、ダイチさんからしたら皮肉よね? 徹底的に会わない様にしてたのに、結果的に本人の言葉がこの子のスイッチになったんだから♪
そんな娘と娘が選んだ男性の関係性を見守ったりちょっかいかけたりするのが今ではすっかり生き甲斐になってしまった私は、もう少しだけ、意地悪な質問をした。
「けど、ダイチさんってちょっと将来一緒になるには微妙よね? 優しいしいい人なのは間違いなさそうだけど、ちょっと利他的って言うか。自分よりも人の心配ばっかりして損しそう」
するとユウナは立ち止まって振り返り、親の私も見た事のない真剣な眼差しで応えた。
「……ししょーはあれでいいんだもん。ししょーが周りの皆を大切にするなら、私がその分、ししょーを他の誰よりも大切にするから」
「あらそう♪」
非常に満足のゆく言葉を聞いた私はお店に戻り、勉強を頑張る娘の為にコーヒーを入れてあげる事にした。
娘が誰よりも大切にすると宣言した人が差し入れに持ってきてくれたケーキと共に。
【ゼロクアンタライザーの基本装備】
GNドッズライフルⅡ
・ガンダムAGE-1の主武装をベースに、太陽炉搭載機用に改造したオリジナル装備。粒子消費量を抑えつつ、高い貫通力を誇る為に採用した。
・外見は通常のドッズライフルと大差はないが銃内部に本体から供給されたGN粒子を蓄積できるGNコンデンサーを搭載したことで第1形態で課題だった連射性を向上させ、銃身内部には真鍮線を埋め込むことでトランザム使用時の増幅した粒子ビームに耐えられる仕様となった。
・ダイチは基本的に後述のGNセイバーと併用して使用する想定で設計した為、銃身は原型に比べ若干短くし、連射性は上がるが射程と威力は70%(それでも通常のビームライフルより高威力)程の【シングルハンドモード】と、サイドグリップを展開し、連射性は落ちるが威力と射程が100%になる【ツーハンドモード】を使い分ける。
GNセイバー
・オリジナルの近接格闘用刀剣装備。GNソードVと同じクリアグリーンの刀身を日本刀に近い形状で成型。柄は軍刀をイメージしたナックルガード状にしている。
・GNソードとは異なりライフル機構をオミットしている完全近接装備だが、その分軽量に仕上がり取り回しは良好。刀身の構造は日本刀と同様なので正面からの衝撃には強いが 横からの衝撃には脆い。
・実は本編ではまだ未使用の隠しギミックがあり、万が一戦闘中に折れた際には残った刀身を飛び道具として射出する機構が存在。また、残されたナックルガード部にはGNフィールド発生装置が内蔵されており、GNガントレットをオミットした状態にあっても拳打【GNフィスト】を発動できる。
ライザーウィング
・オーライザーの両翼を直接結合させたシンプルなゼロクアンタライザーの唯一最大の特徴である総合武装ユニット。
・機動力を飛躍的に向上させるスラスター。GNフィールド発生装置。GNサブマシンガン及びGNマイクロミサイルを搭載した武装コンテナの攻・防・速の3つを極力機体重量を上げずに底上げしたいというダイチの発想か搭載された。
・また、本来は偵察機の役割を担う筈だったオーライザーの機能が反映されており、ツインドライブ制御用に調整された大型のクラビカルアンテナは、優れた索敵能力及び粒子制御能力を発揮。結果として狙撃型並の視野の広さとより効率的な粒子運用で燃費が更に改善されることになったが、それらについてはダイチが意図したものではなく偶然。
GNビームサーベル/ダガー
・リアスカートに懸架されたダブルオーガンダムのビームサーベル。性能は原作準拠。
スラスター付きGNコンデンサー
・両膝の外側および背部に搭載する機動力及びエネルギー向上の為のオプションパーツ。
・発想として元になったのは劇場版00に登場するプトレマイオス2改の外付けブースター。会敵前の移動時に掛かる本体の粒子消費を抑えつつ『序盤からトランザムによる大火力攻撃』など大胆な戦術を行う際のリスク軽減などの効果がある。
・スラスターは安易に増加すると却って機体重量が増え、燃費や格闘時の取り回しが劣悪になるので着脱式を採用。移動や砲撃時は搭載したまま粒子消費を抑え、近接戦に移行時は即座にパージする事で可能な限りリスクを軽減している。