ガンダムビルドダイバーズ REBOOT   作:キラメイオレンジ

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何だか過去話が楽しいのでまわり道。


幕間6 アカギダイチ、16歳の夏。運命の出会い?①

クロミネ・シュウジと邂逅し、彼と別れてしばらくした後――

 

「アレが月宮の暴君か……超怖ぇええええ! ヤクザに絡まれたかと思った! ホントに同い年!?」

 

俺は心底ビビりまくっていた。

 

東京予選突破の最大の障害である月宮工業に今年、力づくで部長の座を奪い取ったとんでもない1年生がいるとは聞いてはいたが、実物は思っていたより3倍おっかなかった。

 

ビビっているのが見透かされたらカツアゲとかされるんじゃないかと、なけなしの根性を振り絞って平静を装っていたが、事もあろうに自分の方からキレてしまった時は内心『あっ、俺死んだかも』と思ってしまった。

 

――まあ、あの発言そのものに対し、後悔はしていないが。

 

それにしても彼――クロミネくんは何でまた俺なんかに興味を示したのだろうか?

 

ヴヴヴ…ヴヴヴ…

 

などと考えているとスマホの震えている事に気づきディスプレイに目を向ける。

 

着信相手は……ゲッ!

 

「…………はい。もしもし――何ですかアマツカ先輩?」

 

『おっそ~い! 私の着信には3回以内に出ろっていつも言ってんでしょうが!』

 

通話に出るや否やダメ出しをかましてきたのは1学年上の先輩で、俺にガンプラ製作技術のイロハを叩き込んでくれた【アマツカ・ソウ】先輩だった。

 

美人で賢く。その……なんだ? 大変すばらしいおっぱ……いや、スタイルの持ち主で、性格も気さくで親しみやすいのだが、どういう訳か俺の事をやたらとパシリとして重宝し、何かと無茶ぶりしたりこき使ってくる。少し困った先輩だ。

 

部活絡みの雑用ならいざしらず、『飯代出してやるからパン購買でパン買ってこい』だとか、『見たい映画があるから週末付き合って。――えっ? 予定が入ってる? キャンセルしなキャンセル』。『ほーれほーれ、アンタの大好きなおっぱい、背中に当たってるよ~。――よし、堪能したわね? という訳で夕飯奢りよろしく!』などと事ある毎にちょっかいをかけては俺の休日やら財布の中身やらを消費していく。

 

果たして、今日はどんな無茶ぶりをふっかけられるのか……。

 

『いやほらさ~、大会も終わって暇が出来たじゃん? 折角だからプールで身体動かすのもいいかな~って思って。――つーわけで明日は10時に駅前集合ね。隣町にできたウォータースライダーあるトコ、行くよ』

 

今回は強制召集系か……。例によって俺の予定を一切聞きやしねえ。……今更か。

 

「あの、先輩。俺、土日はガンプラの修理にあてようと思ってるんですけど……」

 

『ハッ? そんなの別に後でいいじゃん! ていうか何なら明後日付き合ってやっからさ~明日は泳ごうよ~! アカギ、身体動かすの好きでしょ?』

 

「いや、まあ確かに嫌いじゃないですけど……」

 

実際、最近は大会に向けガンプラの調整や模擬戦ばっかりで少し体が鈍っていたし、泳ぐの自体はやぶさかじゃないが……。

 

かといって毎回毎回、この先輩の言う通りに付き従うのは面白くない。

俺はアンタの奴隷じゃないんだぞ! と、反骨心が芽生える!

 

『ねえ~だから一緒に行こうよ~~。……あっ、因みに今に“いく”はプールに“行く”であったアンタら男子が大好きな“イク”じゃないからね? お姉さんがうっかり漏らしたエロワード、おかずにすんなよ~~?』

 

「しませんよ! ていうか女の子がナチュラルに下ネタかますの止めてください! とにかく俺は行きませんからね!」

 

『えっ、イケないのアンタ!? その若さで!!?』

 

「そっちのいくじゃねえええよ!!」

 

『え~~そっちのいくってどっちのいく~~? 先輩、ピュアピュアな乙女だからわかんな~~い♪』

 

こ、この野郎……!

 

人が今まで女子とロクに会話したことない童貞男子なのをいいことにこれでもかという程おちょくりやがって……!

 

幾ら年上で、美人で、大っ変素晴らしい乳房の持ち主で、ぶっちゃけ俺の理想像みたいな女性だからって、あんまり調子に乗るなよ!? 性格は全然好みじゃないからな!

 

『とにかく明日は朝9時に駅前集合ね? ――来てくれたらすっげえエロい水着、おがませてあげるからさ?』

 

「――――――えっ? え、えええええええエロい水着ってなんですから??」

 

『アンタの好きな、真っ赤な色のビキニだよ? 弾けるFカップをがん見し放題! あ~でもちょっとキツめのサイズだから、遊んでたらうっかりポロっていっちゃうかな~?』

 

「明日9時に駅前でしたね!? 謹んでお供させていただきます!!」

 

『素直でよろしい♪』

 

くっ、悔しい!

でも仕方ないのよね? 哀しいけど俺、オトコノコだから……。

 

 

・・・・・

 

 

翌日、隣町の大型プール【アクアガーデン】

 

「いち、に、さん、しー。ごー、ろく、しち、はち!」

 

予定通り9時に先輩と合流し(俺は楽しみ過ぎて7時にスタンバっていたが……)、10時の開園と同時に入場。

 

現在、着替え中の先輩を待って気合の入れて準備運動をしていた。

 

べ、別に先輩の水着が楽しみ過ぎて落ち着かないとかじゃないから!

泳ぐ前に入念な準備運動をするのは、当然の事だから!!

 

「にー、に、しゃん、しー! ごー、りょく、しち、はち!」

 

と、プールサイドにいる他の誰よりも気合を入れて準備体操をしていると、いつの間にかすぐ横で4~5歳位の、フリフリがいっぱいついたピンクの水着を着た小さな女の子が俺に倣って身体を動かしていた。やだ超可愛い!

 

そしてそんな俺と女の子に触発されたのか、更衣室を抜けプールに飛び込もうとしていた他の子供たちも次々に俺の周りで準備運動を始めた。――なんか俺、プールの係員みたいになってない??

 

煩悩を鎮める為に始めた体操が、意図せず子供たちに安全な水遊びに繋がる。皮肉な話だ。

 

「スー……ハー……、よし、深呼吸おしまい! みんな~プールに入る時は飛び込んだりせず、他のお客さんの迷惑にならないように注意するんだぞー?」

 

「「「「「はーい!」」」」」

 

そうして準備運動が終わる頃にはすっかり学校の先生みたいな立ち位置になっていた俺は子供たちに注意を促しつつ、彼らを見送った。

 

――しかしアマツカ先輩は依然姿を現さない。一体どれだけ勿体付けるんだ……?

 

「待ってても仕方ないし、軽くひと泳ぎしてくるか」

「おー!」

 

バッチリ身体を解した俺はここの花形であるウォータースライダーや流れるプールと離れた競泳用のプールに向かおうとするが、そんな俺の後を、さっきの女の子がカルガモみたいについて来ようとした。

 

「…………えっ? なんでついてくるのキミ?」

「えっ? ………………おとーさんじゃない!??」

「間違えてたの!? お父さんと!!?」

 

だから一緒に並んで体操してたのか!

ていうか、この位の歳の子がいるって事は若くても確実に二十代後半だよな!?

……俺って、そんなに老けてるかなぁ? 地味にショック。

 

「うぇええええええええええええええん! おとーさんどこぉおおおおおおお!!」

 

「ちょっ!? な、泣かないでお嬢ちゃん! いったん落ち着こう! なっ? 一緒にさがしてあげるから!」

 

父親だと思って一緒に居た奴が知らないお兄さんで、1人になったと気づいた女の子は、当然の反応として大泣きした。

 

何だか俺がイジメて泣かしたみたいな絵面になって、非っ常~にマズい!

 

「ヤッホー、待たせたねぇムッツリ後輩。お楽しみのセクシー水着だぞ~鼻血出して跪……何やってんの?」

 

「わあああああああああああああああああん!!」

 

「ああ先輩! たすけ……ちょっ、パンツ引っ張らないでっ!!」

 

不安故に何かを握りしめたかったのだろうか?

手近にあったつかめる物=俺の海パンを掴んで引っ張る女の子。この子、歳の割に力強くない!?

 

「ちょっ、どういう状況なの? ていうかすんごいギャン泣き! 何とかしろアカギ!」

 

「な、なんとかって言われても……!」

 

この世の終わりみたいな大声で泣き叫ぶ女の子。

 

しかし、それも仕方ない事だろう。何しろこの位の子にとっては親は世界の全てみたいなものだ。

 

両親を探すにしても泣き止ますにしても、まずは安心させてあげなければならない。となると――

 

ぎゅっ

 

取り敢えず俺は、女の子を抱っこして、後頭部を撫でてみた。

 

「ふぇ……?」

 

「大丈夫だよ。キミのおとーさんとおかーさんは、俺とそこのおねーさんが絶対に探してあげるから。だからキミも、まずはお名前、教えてくれるかな?」

 

「…………ん。ゆーな、です」

 

「ゆーなちゃんか、いいお名前だね。おにーさんはダイチ、よろしくな!」

 

「…………(ポッ)ん♡」

 

名前を教ええゆーなちゃんは、自身の力でも俺にしがみつき身体を預けてくれた。どうやら信頼をしてくれたらしい。

 

「はぇー、よくあれだけギャン泣きしてた子をよく手懐けたねぇ。」

 

「両親が店に出てる間は6つ下の弟の世話とか良くしてましたからね。幼稚園の頃は結構泣き虫な奴だったんですけど、抱っこして心臓の鼓動とか聞かせてやると小さな子供って落ち着くんですよ」

 

一説には母親の胎内にいた時の記憶がどうこう、というらしいが俺はあくまで経験則に基づきやってみた。効かない子もいるだろうが。

 

尚、そうして小学校高学年のダイチ兄ちゃんに甘えっぱなしだったアカギ・カイくん(現在10歳)も今ではすっかり生意気なクソガキに成長し、最近はクラスの女の子を家に連れ込んだりして、高校生にもなって彼女の居ない俺を鼻で笑ったりしてる――あのガキャ!

 

「なるほどねぇ……私はてっきり泣いてる美幼女にムラムラして抱き着いたのかと思ったわ☆」

 

「んなワケないでしょ!? この位の子に欲情したらロリコン通り越して異常者だっつの!!」

 

「むらむらってなぁに?」

 

「いや、うん……おにーさんもよくわかんない。かな?」

 

小さい子は聞き慣れない言葉にスグ反応してしかも結構覚えてたりするから、あんまりアホなことを口走ってはいけないってのにこの先輩は……!

 

「いやいや。実際この子、メッチャ可愛いし、後12、3年したらとんでもなく美人になりそうじゃん? 同年代からまるで相手されない哀しいゴリラ男子が、今の内に自分に好意を抱く様に調教するとかさもありなんかな~って」

 

「どんな外道だソレ!? 後アンタまた人をゴリラって言ったな!? いい加減泣きますよ!?」

 

確かにぱっちりとした目鼻立ちでとても可愛らしい女の子だけど、だから抱っこしたとか名誉棄損は甚だしい! 憎い! 泣いてる子に手を差し伸べたら変質者扱いされる社会の風潮が憎い! 

 

後、仮に俺がイケメンだったらこんな扱い受けないであろうことが悔しい!!

 

「おにーちゃんって、ごりらさんなの?」

 

「そだよー。だよね? ゴリラ・アカギ・ダイチ」

 

「学名風に呼ぶな! ていうか子供に嘘教えんな!」

 

(※)ゴリラの学名は“ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ”です(マジで)。

 

「わあ! おはなしできるごりらさん!」

 

そして信じちゃったよこの子も! ゴリラとして受け入れちゃったよ!

何? 俺なにか割ることした?? 泣いてもいいかな!?

 

「ゆーな、ごりらさんとくまさん大好き! このまえ、おとーさんおかーさんと動物園いったとき、おウチで飼いたいっていったらダメって言われたの」

 

しかも何だかゴリラ認定されたら余計に懐かれちゃったし!!

もうゴリラとして生きた方がいいのかな?

 

「プフゥウウウ……! く、熊やゴリラと同カテゴリーにされてる……プクク……アカギ、あんた明日から部内でのあだ名“クマゴリラ”ね」

 

「人にキテレツ大百科に出てくるガキ大将風のあだ名をつけないでください!」

 

ブタとゴリラの合成獣(キメラ)よりはマシかもしれないけど、クマとゴリラの合成獣(キメラ)でも十分酷いから!

 

「くまごりら、カッコイイ!!」

 

好意的に受け入れられちゃったよ!

 

「アハハハハハハハハハハ!! もうダメ! 流石に爆笑は悪いと思ったけど耐えられんわ! カッコイイって言われて良かったねアカギ! アハハハハハハっ!」

 

そして笑いのツボに嵌り、狂った様に笑う先輩。

ちくしょう。俺が何をしたって言うんだ……?

 

・・・・・

 

 

その後、俺達は泣き止んだゆーなちゃんから事情を聴き、どうやら家族でプールに来た者の、この人込みの中ではぐれてしまい、父親と同じ海パンを履いていた俺に間違えてついてきたらしい。

 

俺と先輩がゆーなちゃんをつれて施設の迷子先輩に向かうと、そこには丁度、親御さんが係員に事情を説明している所だった。

 

「ゆーな!」

「おかーさん!」

 

今まで抱っこされていた俺から飛び降りたゆーなちゃんが、白いビキニに身を包んだ物凄い美人のお姉さんの(ご立派な)胸に飛び込んだ。

 

可愛らしい女の子の頭部が、たわわなお姉さんの果実をプルンと揺らす。

なんという眼福! ありがとうございます!!

 

しかし――

 

「ユ~~ウ~~ナ~~? 勝手にうろちょろしちゃダメって言ったでしょう? このおバカちゃん!」

 

「いふぁいいふぁい! おふぁーさんいふぁい!」

 

言う事を聞かずチョロチョロ動き回った挙句に迷子になった娘に対し、お母さんはその柔らかいほっぺを引っ張る。表情はニコニコ笑顔だが、怒りの“圧”が伝わってくる。

 

どうやら優しそうに見えて、怒らせると相当おっかない人らしい……。

 

「…………(ペコ)」

 

そしてそんな美人親子の背後には、物凄くガッシリした巨漢の男性が会釈をした。

 

状況から察するにゆーなちゃんのおとーさんなのだろう。俺と同じパンツだし。

 

しかし、そのガタイは俺よりふた回りはデカい。そしてヘタすると十代でも通用する見た目の奥さんと比較し、こちらは5歳位の子供が居ても違和感のない外見。――奥さんと並んだ姿にはほんのり犯罪の香りがする。

 

一体どういうドラマがあって、こんな厳めしい巨漢と美人がカップルになったのか?

 

「この度はウチのおバカちゃんを保護してくださり、本当にありがとうございます!」

「(ぺこり)」

 

そうしてひとしきり娘にお仕置きを済ませた後、ご両親は俺と先輩に深々と頭を下げてくれた。

 

「いや、そんなお礼なんて結構ですよ。当然の事をしただけですし!」

 

「そうですよ。それにこいつ今内心『お辞儀した時の奥さんの谷間たまらねえぜグヘヘ』とか思っただろうし」

 

「思ってねえよ!」

 

大人に謝られ恐縮する俺に、アマツカ先輩が援護射撃を装った意図的フレンドリーファイアをかます。

 

ち、違うんですお父さん! 自分は断じて奥さんの谷間をガン見してませんから!!

 

「ウフフ、お2人はとっても仲がよろしいんですね? もしかしてデートですか?」

 

「「いえ、違います」」

 

そんな俺達のやり取りを見てゆーなちゃんママは如何にもな質問をするが、俺達は完っ璧な同調をもって否定した。――お互い、『コイツとだっけは絶対ない』という一念だけは共通してる様だ。

 

「フフ、そうですか。けど何にせよこれ以上引き留めたら邪魔になってしまいますね。それじゃあ私達はここで――」

 

「ヤッ!」

 

別れを告げようとするママさんの言葉を遮ったのは、ゆーなちゃんだった。

 

俺達との別れを拒んだ彼女は、先程大泣きした時と同じ様に俺の海パンを思い切り引っ張り、そして混雑した休日のプールサイドで、俺のケツが晒された。

 

「ちょっ、やめっ……!」

 

「キャアアアアアアア! 変態がお尻だしてる~~~~~!!」

 

「誤解です!!」

 

タイミング悪く視界に俺のケツが移った若い女性が悲鳴を上げる。泣きたいのはこっちだよ!

 

「んまっ♡」「アラいい身体♡」「ウホッ! ツッコミ甲斐のありそうな引きしまったケツ♡」

 

そして、ごく一部のオバ様やらマダムやらゲイもまた、俺の尻に好奇の視線を送る。

 

俺の様なガチガチのマッチョは若い女子には受けがイマイチだが、ある程度歳のいったマダムや極々一部の殿方には割と人気がある。

 

中3の時、ガチホモな体育教師に身体の関係を迫られたのは忘れたくても忘れられないトラウマだ……!

 

「ワラアラ、ウチの主人ほどじゃありませんけど中々素敵な身体つきね♪」

 

「いやー確かにアカギは身体とケツのエロさだけは一級品だよね? 顔は30点位なんだけど、首から下は90点。――まあトータル60点で微妙なんだけど」

 

そしてどうやら身近にいた先輩やゆーなちゃんママ的にも俺の身体は“アリ”らしい。

 

内心ほんのちょっと嬉しいと思う反面、サラっと顔面に落第点を付けられたのがショックだ。

 

などと考えつつ俺は引っ張られた海パンを戻し、しゃがんで視線をゆーなちゃんに合わせる。小さい子と話す時は視線を合わせるのは基本。特に俺の様にデカく、無駄に威圧感がある奴は。

 

「どうしたのかな?」

 

「いっちゃヤっ! 一緒にあそんで! おわったら一緒におウチ行こう!」

 

……アレ? もしかして俺、プロポーズされてる? 5歳の女の子に?

 

「ちゃんとごはんもあげるし! お散歩もつれてくから! いいでしょおかーさん!?」

 

違った! これ捨て犬拾った子供の反応だ!!

そういや俺、この子の中では珍獣クマゴリラだった!

 

「アハハハハハハハハハハハッ! ヒィイ~~笑い死ぬぅううう~~~!」

 

そして再び大爆笑するアマツカ先輩。

 

やっぱどれだけ美人でも、この人とだけは絶対に付き合わねえ!

 




ダイチとユナ、そしてアマツカ・ソウの、本人たちも忘れた出会いの物語です。

8年前のダイチ
・16歳。高校1年生。思春期真っ盛りの為、現代よりもバカでスケベ。欲望に従順。
・ガンプラ製作の指南をしてくれるアマツカ先輩に頭が上がらない。彼女のパシリ。
・相も変わらず他人本位。自分の事で怒るのは苦手だが、人の不幸は見過ごせないお人好し。

8年前のユナ
・5歳。幼稚園児。当時は人見知りで少しわがまま。ゴリラや熊、おとーさんなど大きいものが大好き。
・おとーさんと間違えて出会ったダイチを本能的に気に入り、彼に懐く。

8年前のアマツカ・ソウ
・17歳。高2。陽成高校模型部内では最も腕の良いビルダー。但しファイターとしての実力は高くない為、試合には出ずガンプラ製作技術の指南や相手校のガンプラの分析役を担う。
・メガネをかけて見た目はクールな美人(Fカップ)だが、中身は大雑把で豪快、そして下ネタをかますフランクな性格。
・ダイチとは1年後に恋人関係になるが、現時点では『一緒に居て楽しい後輩』という認識。恋愛に発展する可能性は0だと豪語し、彼にパシリとしてこき使ったり、気まぐれであちこちに連れまわしたり、ごく稀にご飯を奢ったりする。尚、ダイチの顔は好みじゃないが、その筋肉質な身体は『エロい身体しやがってるなグヘヘヘ』と思っている。
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