必要悪と彼は呪霊を嘲笑う   作:青い灰

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『いよっしゃあ!オレも世間様の波に乗るぜ!
 なんでも呪術廻戦ってのが流行ってるな、
 呪いと言えばオレじゃねぇか!ぶっこめ!』

ってことで書きました。
私の原作知識はちょっとしかありません。
呪術廻戦にアンリぶっこみました。
暖かい目で見守ってください。




一度の死 再始の契約

 

 

 

 

俺は今日、学校で死んだ。

 

 

「……………いやいや、マジかよアンタ?

 死んじまったってのに

 普通そこまで平然としてられるか?

 もしかして頭おかしいんじゃないの?」

 

 

だがなんだコイツは。

意味の分からない真っ暗な空間で

真っ黒なソイツはヘラヘラと流暢に

喋っていた。

 

 

──人が死んでるのに不謹慎だとか思わないの?

 

「そこかよ!?」

 

──そこだろ。

  ていうかアレか、考えは分かる的な。

 

「あぁまあ確かにそうなんだが………

 おたく、変わってる上に……なんつーかな。

 おかしいな、色々と。身体とか」

 

──人の身体乗っ取ろうとして失礼じゃねぇか?

 

「わぉ、そこまでバレてた?

 なんでか知らんがあの記憶があるし………

 まぁた面倒ごとに巻き込まれるのかよ……」

 

──知らんがな。とっとと身体を返せ。

  半分くらい言うこと利かねぇし。

 

「まぁ別に良くね?

 どうせ死ぬし………おっ、良いこと思い付いたぜ。

 なぁアンタ、オレと交渉しないか?」

 

──ヤだね。

 

「即答かよ!?

 まぁ確かに悪魔との契約みたいっつーか

 悪魔との契約そのものなんだが、

 多分、アンタも死なずに済むかもな」

 

──さっさと契約しろ。

 

「手のひらクルクル。

 まぁ良いや、身体の半分をオレに寄越せ。

 制御権はそっちのもんだが、

 オレはアンタの精神に居座る。

 契約の内容はこんくらいだが、どうだ?」

 

──………お前にメリットはあんのか?

 

「別にあるぜ?オレは人間が好きだしな」

 

──随分と達観してんだな。

  お前は人間じゃねぇのか?

 

「絆レベル5で情報を開示します、なんつって。

 好感度不足だ。もうちょい悪魔に貢献しろよ?」

 

──どっちかっつーと呪い……アイツらに近いな。

  人間みたいな感じはあるけど。

 

「あれ、スルー?スルーしちゃうの?

 呪いってのは的を得てるけど」

 

──……まぁいいか。

  やり残したこともある。力を貸してくれ。

 

「おっと、願いとかある感じ?

 オレならそれ、叶えてやれるぜ?」

 

──…………胡散臭ぇ。

  力を寄越せ。呪いを蹴散らせるくらいの。

 

「は?そんなんで良いのか?

 ていうかお前元々がおかしいだろ」

 

──強くなきゃ何も助けられん。

  誰かを助ける前に自分の身ぐらい

  守れないといけねぇだろーが。

 

「ヴォエッ!?マジかよ!?

 まさかの正義の味方系な感じか!?

 吐く!ゲロる!腹痛がガガガ………」

 

──正義の味方ぁ?

  興味ねぇよ、俺は正義じゃねぇし。

 

「あ、さいですか。

 良かった………次の奴もヤベェ奴とか

 洒落にならねぇしな。

 お前は比較的アイツよりまともそうだ」

 

──誰のことを言ってんのか知らねぇけど、

  さっさと契約してくれ。

  あとすぐに戦えるくらいにしろ。

  また死ぬからな。

 

「おっけーおっけー。万事任せときな。

 なんせオレは最弱英霊ですしおすし」

 

──ダメじゃねぇか!

 

 

 

 

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