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名前:カオル
ゴンとキルアと同い年のジャポン人。
武器は 鉄刀 (捕具)。理由は元々鬼退治の剣術の為、相手(人間)の命を考えた結果である。真剣だったら彼女曰く「胴体真っ二つは確実」
それでは皆さん!剣士×は×ハンターをよろしくお願いします!
ザバン市。とある定食屋の前に男と風呂敷包みを背負い、鉄刀を腰に差した少女がいた。
「……ここ定食屋ですよね」
少女・カオルは怪物・財宝・賞金首・美食・遺跡・幻獣など、稀少な事物を追求する者、ハンターになる為に会場があるザバン市に来たのだが目の前はどう見ても定食屋である。試験会場へ案内するナビゲーターは「ああ、そうさ!ほら入るよ」とカオルに言った。
「いらっしぇ~~~い!」
店主が迎える。店主が「ご注文は?」と聞く。男は意味ありげに「ステーキ定食」と言う。それを聞いた店主は反応する。
「焼き方は?」
「弱火でじっくり」
(そっか。注文が合言葉なんだ)
二人の様子にカオルは理解した。そうしている内に店員が「奥の部屋へどうぞ!」と言う。
「それじゃあお嬢ちゃん、来年もがんばれよ」
「一発で合格します!」
「自信満々だねぇ」
ナビゲーターの応援を受け取ったカオルは奥の部屋へ入る。扉が閉まった時、揺れた。
「わあ!からくりになってるんだ!」
エレベーターになっているようだ。ジャポンにはないため、カオルは驚く。しばらくしてエレベーターは止まった。扉が開き、カオルは出る。そこは大きなトンネル。そしてカオルと同じくハンターを目指す者たちが沢山いた。
「どうぞ」
「ありがとうございます」
頭が豆の人物から札を受け取るカオル。402と書かれた番号札を胸につけているとだ。
「新顔だねお嬢ちゃん」
小柄な男が話しかけてきた。
「俺はトンパって言うんだ」
「新顔と言ったってことは去年も出たんですか?」
カオルの問いにトンパは自慢げに「もう35回も出ているからね」と答える。
「そ、そんな。カッコ悪すぎる」
「え?」
カオルの言葉にトンパは固まる。
「35回も不合格じゃないですか!カッコ悪すぎます!」
正論だ。
「…あ、あー。試験内容は毎年違うから面白くってわざわざ不合格になってるんだ」
「え?そうだったんですか。ごめんなさい。カッコ悪すぎって言ってしまって」
カオルはバツが悪そうに謝罪する。
「いやいやいいんだ。それより喉乾かないかい?ジュースがあるんだ」
トンパは缶ジュースを出すがカオルは「そろそろ開始になりそうなので遠慮します」と丁寧に返された。
「それではお互い頑張りましょう」
「あ、そうだね」
去っていくカオル。残されたトンパの正体は「新人つぶし」。あの手この手でカオルの様に初めて参加した新人を潰していくのだ(ちなみにジュースは強力下剤入り)。トンパの正体を知っているベテランたちはカオルに正論を言われたトンパの様子に一生懸命笑いをこらえていた。
ジリリリリリリリリリリリリリリ
「!」
ベルが鳴り響く。
「ただ今をもって、受付時間を終了いたします!」
そう言ったのは紳士服の男性。男性は「ハンター試験を開始いたします」と言った。やはりというべきかトンネル内に緊張が走る。でも男性の脅し文句でも逃げない。「こちらへどうぞ」と歩いていた男性・サトツに続いた。……でも。
「ん?速くなってねェ?」
一次試験の内容はものすごい速く”歩く”サトツについてくること。こうして今年、第287期ハンター試験が開始された。