剣士×は×ハンター   作:WATAHUWA

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ウデズモウ×デ×カネカセギ

「まずは宝石を買う!」

 

「「「宝石?」」」

 

レオリオはまず宝石を買うというのだ。

 

「なのでカオル。買うの手伝ってくれ。買う理由はおふくろの誕生日だって設定してな」

「わかった」

 

 

ー宝石店ー

 

「いらっしゃいませ!どのような物をお探しでしょうか?」

 

店員が話しかける。

 

「お母さんに贈りたいんです!」

「いつも頑張っているおふくろの誕生日がもうすぐなんだよ。良いのあるか?」

 

設定通りに話すカオルとレオリオ。2人に騙された店員は「それならこちらの品がおすすめです」とおすすめのダイヤモンドを見せる。お金は300万ジェニー。これなら大丈夫だろう

 

「よし!それを買おう!!」

「お母さん喜ぶかな!!」

「きっと喜びますよ」

 

こうして2人は300万ジェニーのダイヤモンド(鑑定書付き)を買った。そして次に用意したのはテーブルと椅子。

 

「なんでテーブルと椅子?」

 

ゴンの問いにレオリオは答える。

 

「俺たちがやるのは条件競売!落札条件は腕相撲だ!ゴンとカオルに勝った者にダイヤモンドが与えられるって内容だな。参加費は……1万ジェニーと1万5000ジェニーにするか。その稼ぎがオークションの金になる」

 

考え方自体はいいがこの場合100万回は勝たないといけなかった。

 

「さぁ―――!!いらっしゃいいらっしゃい!条件競売がはじまるよ―――!!」

 

レオリオが客寄せを始める。

 

「落札条件は腕相撲!最初にこの少年少女に勝った者に与えられます!!参加費用は1万ジェニー!少女の場合は1万5000ジェニー!!」

 

男たちはお金を払う。ただしカオルへの挑戦が多かった(確実に下心はある)。

 

「それではオークションスタート!!」

 

カオルとゴンは指示されたことを思い出す。

 

(①相手の力具合を見て手加減すること)

(②時々苦しいフリをすること)

 

「レディーゴー!!」

 

その合図にゴンとカオルは腕相撲を始めた。当然2人は勝っていく。どんどん現れる挑戦者とギャラリー。いつの間にか150人倒していた。

 

「ハイ負け――!!次の人どーぞ!」

 

レオリオの言葉に現れたのは眼鏡の女性。1万ジェニーを持っている。

 

「よ――し初めての女のコが挑戦だ!しかも少年の方に挑むか自信ありげだー!!」

 

それによりこの場は盛り上がる。

 

「さぁ~~レディ~~~~ゴッ!!!」

 

始まったゴン対女性の腕相撲。2人の腕相撲はなかなか決着がつかない

 

(この人意外と強い)

 

少ししてゴンがなんとか勝った。

 

「ハイ残念負けちゃった~~!!」

「よくやったネーチャン!」

「ボウズ!演技が上手いぜ!」

 

周りは女性の頑張りとゴンの演技(ちがう)を讃える。

 

「ありがとうございました」

 

女性はゴンに頭を下げた。

 

「今の、本気だったろ」

「ゴンを本気にするなんて強いね」

 

キルアとカオルの言葉にゴンも同意する。

 

「……うん、何者かなあのコ」

 

ゴンの言う通り、何者だろうか

 

「腕相撲の女世界チャンピオンじゃねー?」

 

 

翌日4人は話し合っている。レオリオのアイディアとゴン、カオルの頑張りにより275万ジェニー稼げた。

 

「しめて約800万の予算がある!」

 

しかし不安がある。理由は2人が勝ち過ぎたこと。後半はなかばやけになったリベンジャーしか挑戦してこなかったのだ。

 

「今日はもううわさが広まって誰も挑戦してこないよきっと」

「来ても観客だけだと思うな」

 

2人の言葉にレオリオは「いいんだよ、はじめからそのつもりだったんだから。」と言う。

 

「腕相撲はエサ撒きさ。地中のモグラをおびき寄せるためのな」

 

餌撒き。一体どういうことなのか

 

昨日と同じく競売が始まった。しかし来るのはギャラリーだけ。挑戦者はこない。ゴンとカオルの連勝に尾びれがつき、噂になっているのだ。

 

(でもゴリラに育てられたサル人間は失礼)

 

カオルがそう思っているとだ

 

「どけ」と現れる。現れた挑戦者はレオリオよりも身長が高く、ガタイの良い男性。連れの男性も顔つきが悪く、カタギではないことは一目瞭然だ。ガタイの良い男性はゴンの前に腰掛けたが…。

 

「ん~~?どうやって組むんだ?こりゃあよォ」

 

体格差があるため腕を組めないのだ。するとレオリオがゴンの代わりをする。

 

「ニイちゃん。ごねる気はねーが、そりゃ条件違反だろ?」

「分かってる。500万、プラスダイヤ!オレに勝てばあんたのもんだ。」

 

そう言ってレオリオは今まで稼いだお金と競売品のダイヤモンドを出す。これで許してくれた。

 

「カオル合図を頼む」

「わかった」

 

レオリオと男が組む。

 

「それではよーい…始め!!」

 

ゴッ!!!

 

レオリオが勝った。男の腕は折れ、テーブルはへこんでいる。そのせいで挑戦者はでなくなった。

 

「しゃーねー。店終まいすっか」

 

 

レオリオがため息をつくと挑戦しなかった方の男は何やら紙とペンを取り出した。

 

「いやァ強いねニイちゃん、気に入ったぜ」

「後ろの3人はもっと強いぜ」

 

レオリオはゴンたちを示す。

 

「……ほォ」

 

そして男は先程書き物をしていた紙をレオリオへ手渡す。そこには住所とその場所の名前。裏には地図と男のサインが書いてあった。

 

「今日ヒマだったら5時までに遊びに来な」

 

この紙には一体何の意味があるのだろうか

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