剣士×は×ハンター   作:WATAHUWA

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クモ×ト×ホリダシモノ

人は男に貰った住所を辿り、住所に会った店へ入る。人がかなりいる。レオリオは例の紙を場違いな雰囲気を醸し出す黒いスーツの男が2人に渡す。

 

「エレベーターで一番下まで降りな」

「すぐ始まる」

 

一体何をするのか。いわれた通り一番下まで降りる。すぐそばにあった扉を開けると、また人が沢山。しかし上の階とは明らかに違う顔つきの面々だ。真ん中にある大きなリングが天空闘技場を連想させた。するとリングに照明が点った。

 

「さて皆様ようこそいらっしゃいましたー!!それではさっそく条件競売を始めさせていただきます!!今回の競売条件は……かくれんぼ!!!でございます!!」

 

つまりターゲットを捕まえれば賞金を貰えるというやつだ。そのターゲット7人の顔写真を見て驚いた。

 

「おい、このコ確か」

「うん!腕相撲に来てた人だ」

「なんで昨日の人が!?」

 

昨日ゴンに本気を出させた女性の写真があったのだ。

 

「落札条件は標的を捕獲し我々に引き渡すこと!!!そうすれば標的1名につき20億ジェニーの小切手と交換させていただきます!!」

 

こうして始まったかくれんぼ。ただしこれはただの競売ではない。

 

「まさか…地下競売の品がこいつらに盗まれた…!?そこでしかたなく競売を装って盗っ人の首に賞金をかけたのか!」

「そ。マフィアのお宝盗むなんてこいつら頭イカレてるだろ。」

 

本来の競売(キルア曰くバトル)をする予定だったがこいつら7人に盗まれたのだ。そんなことができるのはあの組織だけ

 

ー幻影旅団ー

 

 

窃盗と殺人を犯す熟練ハンターですら迂闊に手が出せない危険度Aクラスの賞金首の集団。クラピカにとって同胞の仇だ。

 

***

 

情報収集をするが相手は幻影旅団。やはり収穫はなし。さらに問題がもう一つ。ジンの手掛かりになるゲーム・グリードアイランドだ。ゴンはハンターライセンスを質に入れて1億ジェニーを手に入れた。最後の軍資金を合わせてお金を稼ぐだけだ。まずはホテルに戻ってネットに情報提供求める伝言流す。帰る途中庶民的な雰囲気漂う市場を通る。レオリオ曰く「競売と蚤の市が合体したもの」。するとゴンがあることに気づく。

 

「どしたゴン」

「何それ?変わった形だね」

 

ゴンは興味を示したのはナイフ。カオルの言う通り変わった形だ。するとキルアが「何とかあれ、今すぐ手に入れてよ」とレオリオに言う。レオリオは疑問符を浮かべつつ得意の値切り交渉で手に入れた。300ジェニーで手に入れたナイフ。キルア曰くベンズナイフだそうだ。

 

「ベンニ=ドロン。100年くらい前の大量殺人鬼なんだけどさ、ベンズナイフってそいつのオリジナルブランドなんだ」

 

元々刀鍛冶だった彼は人を殺す度に記念として番号入りのナイフを製作していた。その数は288本にもなる。

 

「犯罪者が製作したってことで正当な評価をされにくいけど、その反面熱狂的なコレクターが結構いるんだ。隠れた名品だよ」

 

キルアの父もコレクションを持っているそうだ。

 

「で、そのナイフいくらするんだ?」

「名品ってことはけっこうするの?」

 

レオリオとカオルの問いにキルアは答えた。

 

「番号によって全然値段は違うけど……安くて500万」

「マジ!?」

「ウソォ!」

 

まさかの掘り出し物だった。しかしなぜゴンは見つけられたのか。

 

「う――ん、ちらっと目に入った時ね、なーーんか変な感じがしたんで「凝」で見てみたんだ」

 

凝を使って見ると僅かにオーラが出ていたのだ。おそらく製作者の気持ちだ。

 

「あ、そうだ!」「こんな方法があったか」

 

カオルとキルアは同時に言う。ずば抜けた才能の持ち主は知らず知らずのうちに念を使っている場合が多い。なので凝を使ってオーラが漂っている品を見つけ出せば、それはすごい天才が作った可能性が高い。つまり掘り出し物を見つけられる可能性があるのだ。

 

「その方法なら鑑定の知識がなくても埋もれた逸品を見つけることが出来るね!それをもっとグレードの高いオークションにかけて高く売る!」

 

こうしてレオリオは伝言サイトの情報チェックを。3人は掘り出し物探しに向かった。

 

***

 

「あ、発見!」

 

カオルはさっそくオーラが漂っている品を発見。なかなか品の良い花瓶だ。先客もそう思っているのか500ジェニーになっている。

 

(それじゃあ私は…)

 

カオルはキルアから教わった通り先客の2.5倍の値段を書いた。

 

(ゼパイルって人ごめんなさい)

 

カオルは先客に謝りながら去っていった。

 

「アレ?」

 

見つけたのはアンティーク人形。キルアの名前があったのだがゼパイルという人物が書き換えていた。

 

「まさか」

 

カオルは自分が見つけた花瓶を見に行く。これもゼパイルと言う人物が書き換えていた。

 

(私達と同じ事をしている!)

 

きっとゴンが選んだものにもゼパイルの名前があるだろう。カオルはキルアに連絡した。

 

「あ、キルア?カオルだけど」

《カオルもか!こっちもゼパイルってやつが俺達が選んだ奴を狙ってやがる!》

「この場合は時間ギリギリに書き直した方が良いよね?」

《ああ!こっちは3人だから最悪3つは落札できるからな!》

「それじゃあ私近くで見張っているね」

《わかった。それじゃあ後でな》

 

ピッ

 

「にしてもゼパイルって何者なんだろ。念が使えるのかな」

 

しばらくして

 

「この値段でお願いします!」

「まいどー!」

 

狙った花瓶は落札できた。ちなみにゴンとキルアはというと

 

「1つ負けちまった!」

「でも3つは落札できたよ!」

 

1つはゼパイルに落札されたがその他は落札できたのだった。

 

 

 

 

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