剣士×は×ハンター   作:WATAHUWA

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オークション×ノ×ハジマリ

「一時はどうなるかと思ったが」

「ゴンの考えのおかげでなんとか出来そうだね」

「うん!後は参加するだけ!」

 

ゴンの作戦のおかげでオークションに参加できるようになった3人。しかしオークションに参加するにはそれにふさわしい衣装を着ないといけない。そんなわけで3人は服をレンタルすることにした。

 

「それじゃカオル後でね!」

「分かった!」

 

ゴン、キルアとカオルは一旦分かれる。

 

 

「わあ。いっぱい!うーん。迷うな」

 

カオルの言う通り、ドレスがいっぱい。どれにしようか迷ってしまう。

 

「何かお探しでしょうか?」

 

スタッフの女性が話しかけてきた。

 

「はい。ドレスを借りたいんですけど、どれがいいのか迷ってしまって」

「それでは一緒に選びましょう!」

 

カオルはスタッフの女性と一緒に選ぶことにした。……したのだが

 

「では今度はこちらはどうでしょうか?」

「このドレスを着るならこの靴がおすすめですよ?」

「せっかくなので髪型も変えてみますか?」

 

「お…お願いします」

 

いつのまにかスタッフ女性が数人集まり、カオルは着せ替え人形状態になってしまったのだ。さすがに疲れたので最後に持ってきてくれたドレスにすることに決めた。

 

 

「まあお嬢さん、ステキです!」

「それでは髪型も変えましょう!こちらへどうぞ。」

「はい」

 

 

カオルは鏡台の前にある椅子に座る。

 

「それではリボンを外します。」

 

スタッフがリボンを外す。カオルの赤みがかった髪が背中に広がった。

 

 

「お嬢さんの髪を櫛で更に綺麗にして上半分だけ結うと…完成です」

「わあ!ありがとうございます!」

 

「それではレンタル代は8万ジェニーになります」

(高!でも89億よりは安い)

 

代金を支払った後、カオルはタキシードを着たゴンとキルアと合流することにした。

 

 

「ゴン!キルア!お待たせ!」

「カオル!」

「お袋並みに遅かった……。」

 

ゴンとキルアは固まった。

 

「ど、どうかな?」

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

緊張気味に聞くカオル。ゴンとキルアの感想は……

 

「カオル似合ってる!!」

「ドレス姿も良いな!」

 

キルアの言う通りドレス姿もなかなか良かった。カオルも「ありがと!2人も凄くカッコイイ!」と2人に言う。こうして3人はオークション会場へ向かった。

 

 

ーオークション会場ー

 

名高いオークションのためか会場はとても大きく、参加者も多かった。

 

「レンタル料は高かったがタキシード借りて良かったな」

「普段着で来てたら浮くとこだったね」

「絶対「なんで一般人がここに?」なんて思われるよね」

 

3人はレンタル出来て良かったと安心する。

 

「でも結構みんなこっち見てるよ」

 

ゴンの言う通り、周りは3人を見る。

 

「ま、基本的に子供の来れるトコじゃないからな」

「相応しいおしゃれしても目立つよねー」

 

キルアとカオルが言っているとだ。

 

「「「ん?」」」

「お」

 

どこかに去ったはずの幻影旅団・フィンクスとフェイタンが居た(しかもタキシード着てた)。

 

 

・・・・・・・・・。

 

 

ドギュン!!

 

ゴン、キルア、カオルは全速疾走で逃げる。

 

 

「何でやつらがここにいんのさ!?」

「知るかよ!!」

「とにかく逃げるが勝ち!!」

 

 

「ヘイ」

「「「!!!」」」

 

ゴン達以上のスピードでフィンクスが先回りしていた。更にはフェイタンが3人の後ろを塞ぐ

 

 

「つれねーな、逃げるこたねーだろ。」

「いやあんた達相手だったら逃げるって」

 

カオルの言葉に2人は納得した。

 

「……それもそうだな」

「ごもともね。それと安心するね、別にお前達殺る気ないよ」

 

フェイタンの言葉の意味を説明する。

 

「今となっては鎖野郎を殺るわけにもいかなくなったしな」

 

フィンクス曰く念は死ねば消えるとは限らない。それどころか死ぬことで逆に強まる念があるらしい。つまり呪いだ。クラピカの念はまさにそれ。今クラピカを殺したらクロロは確実に死ぬので殺したくても殺せないのだ。

 

 

「ま、そんなわけでオレ達はお前らから手を引く。てなわけでオレ達は純粋に競売を楽しみに来ただけだ。他の連中はみんな本拠地に戻る気だしな」

「あの、パクノダさん……も?」

「あいつは死んだよオレ達に記憶を撃ち込んでな。」

 

その言葉に3人は驚いた。まさか自分の死の代わりに伝えていたのだ。

「……パクは、お前らに感謝してたぜ」

 

「「「…………」」」

 

***

 

 

サザンピークオークションがスタートし、数々の品が競り落とされていく。そしてメインともいえるグリードアイランドがスクリーンに映し出される。

 

《もうお気付きの方もいらっしゃいますでしょう!このハードは電力を使わず不思議な力で動いております!》

 

筋骨隆々とした大男がハンマーで壊しにかかっても無傷。くじら島の時と同じ様子だ。今回の入手経路は画面の男との契約によるもの。彼はプロハンターで7本ものグリードアイランドを所有していた。

 

 

彼は顧問弁護士にこう残している。

 

 

「もしも2000年1月1日までにグリードアイランドのクリアを公表し、それを証明するものが現れなかった場合、仮にその時点で自分を含めたゲームプレイヤーがプレイ中であっても、無償でハード機共にこのオークションに提供し、才能ある後輩にゲームクリアの夢を託す」と。

 

《このゲームは大変危険です。安易な購入はお勧めしません。覚悟のある方のみご参加下さい!それでは10億ジェニーから!》

 

どんどん増える金額。

 

 

《16番さらに倍!!120億!!》

 

とうとう120億に到達した。

 

「挙げた手の形で金額を表すんだね」

 

ゼパイルが「進行役がその中から瞬時に1番多く提示した者の金額を発表するんだ」と教えた。

 

「これは何を表すの?」

 

そう言ってゴンは先程120億を出した者と同じハンドサインをする。

 

《201番さらに倍!!240億です!!》

「えっ」

 

参加した状況になってしまった。

 

「そりゃ前の人と同じアップの合図だ!!コールされたが最後間違いでしたじゃ済まされねーんだぞ!」

 

さらに最悪なことに司会が《他、ありませんか?》と聞いてきた。これはマズイ。もうダメかと思った時だ

 

 

《16番250億出ました!!》

 

他の人がハンドサインを上げた。

 

「ほ~~助かった~~~~」

「ったく気ィつけろよ!!(オレもやるとこだったけど)」

「もう!ゴン手を上げるの禁止!」

 

最後はある2人が競り争いをする。その結果、バッテラという人物が勝った。実はゴンが考えた作戦はハンターサイトにあった情報からきている。大富豪バッテラがゲームとクリアデータに報酬をかけているというものだ。なので今回、競り合いに勝ったバッテラに雇われたら無料でグリードアイランドが出来るということだ。

 

 

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