剣士×は×ハンター   作:WATAHUWA

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ボマーイチミ×ト×セントウ

キイイイィィィ

 

遠くから音が聞こえてきた。

 

「来たね」

「ああ」

 

とうとうゲンスルー達が来た。相手はゴン達と同じく4人だ。

 

「何のようだ?」

「まぁそんなにトンガるなよ 取引しに来たんだ」

 

でもいろんな人たちを殺したことを知っているため、ゴン達は嘘だとわかっている。なので拒否していると

 

 

「ゴチャゴチャ言わずカードをよこせ ぶっ殺すぞ」

 

やはり恐ろしい正体を出した。

 

「「同行」使用!!ソウフラビへ!!」

 

こうしてカードを使った鬼ごっこが開始された。そしてとうとう

 

「くくくどうした 鬼ごっこは終わりか?あきらめてカードをよこしたらどうだ?」

 

 

(よし。上手く騙されてる。後は少しずつ引き離すだけ)

 

するとキルアがそのうちの1人に攻撃を仕掛けた。

 

「ビスケ!!カオル!!お前らは逃げろ」

「でも…でも…」

「キルア怪我してるでしょ!!」

 

ビスケとカオルは演技で怯えたり、心配したりする

 

「いいから行け!!」

 

キルアの言葉にビスケとカオルは走った。当然2人が追いかけてくる。残されたゴン達も戦闘を開始した。怯えて逃げる演技をしたカオルとビスケは顔を見合わせ、二手に分かれる。

 

(なんだ?)

(二手に分かれる?)

 

相手の男2人は疑問を浮かべつつも二手に分かれ、カオルとビスケを追いかける。カオルと男がビスケから大分離れた時だ。

 

「(大分離れたね。それじゃそろそろ)ブック!」

 

ボン

 

カオルは本を出した。

 

(なんで本を?移動系使いきったはずだろ?)

 

カオルは本から一枚のカードを出す。その瞬間

 

ボン!!

 

違うカードに変わった。ゴン達は移動系カードを使い切ったふりをしたのだ。

 

「「同行」使用!!アイアイへ!!」

 

カードに向かって叫ぶカオル。それによってカオルと男はアイアイへ飛んだ。

 

ザザザ…

 

アイアイに飛んだカオルと男。男は周りを確認する。相手は子供。そのため実力のある大人を集めたと思ったが周りは誰一人いなかった。

 

「一体どういうことだよ嬢ちゃんよぉ」

「ゴンの邪魔したくないだけ」

 

そう言ってカオルは鉄刀を抜いて睨む。ハメ組の頃の様に頑張って集めればクリアできたのにゲンスルー達はたくさんの人達を騙し、殺したのだから。

 

 

「まあいい。嬢ちゃんは両手、両足折って人質にするか」

 

そう言って男はオーラを出す。オーラはだんだんと大きく、そして形が変わっていく

 

 

(念獣)

 

出来上がった念獣は鬼だった。

 

「どうよ!嬢ちゃんからすればこえーだろ?」

「全然怖くないよ」

 

ゴオオオオォォォォォ

 

(剣が燃えている)

 

炎で赤々と染まった鉄刀を持ち、カオルは走る。

 

「(速い!!)行け!襲え!!」

 

男は念獣に命令するがカオルの方が速かった。

 

『輝輝恩光』

 

ドゴオオォォン!!

 

「なあ!?」

 

渦巻くように回転しながら念獣に突っ込むカオル。そのおかげで念獣の腹には巨大な穴が開く。そのことに驚く男。その隙に今度は男を倒すためにカオルは走る。

 

ビュッ

 

「く!(よかった!ギリギリ避けられる)」

 

鉄刀の間合いがほんの少しだけ届いていない。これなら避けられると高を括る男。しかしだ。

 

『飛輪陽炎』

 

バキィ!!

 

「グハァ!!(け、剣が伸び…た?)」

 

ドサ

 

 

飛輪陽炎は刀の長さを錯覚させ、相手を斬りつけることができるのだ。

 

「こいつらに殺された人たちへ。一人討ちました。安心して成仏してください」

 

カオルは空に向かって「南無南無」と手を合わせた後、男を引きずって歩いた。

 

 

合流地点

 

「カオル!」

「あ!キルア!ビスケ!」

 

合流地点にはキルアとビスケが居た。

 

「勝ったんだな!」

「うん!ハメ組達の仇討った!」

 

そう言ってカオルは引きずってきた男を見せた。

 

「後はゴンだけだね」

「ああ」

「喉を潰される前にやってほしいだわさ」

 

キルアが考えた作戦はあらかじめ巨大な落とし穴とそれを塞げるぐらいの巨大な岩を用意。落とし穴に落ちてすぐゴンは真横に掘った穴に逃げ、そしてカード化を解除した巨大岩をゲンスルーの真上に投げる。当然、ゲンスルーは急いで横穴に逃げるはず。岩で退路を塞いぎそこでゴンは休ませる隙を与えず渾身のジャンケン・グーを放つ作戦だ。

 

ボン

 

「「「!」」」

 

キルアの本が現れた。

 

《他プレイヤーがあなたに対し「交信」を使用しました》

「ゴンだ!」

 

ゴンからの交信だった。

 

「遅いーよ!!大丈夫か!?どうなった!?」

「ゴン大丈夫!?怪我は!?」

 

キルアとカオルはゴンに確認する。

 

《大成功 左手ふっとばされちゃったけど》

 

その説明に3人は固まる

 

「ひだりてふっとばされた?」

「何 言ってるかわかんねー」

「やっぱりノド潰されちゃったんだわさ」

 

喉を潰されたため上手く発音できないと思った3人。とりあえずゴンと合流すると本当に左手が吹っ飛ばされていた(汗)

 

しばらくしてゲンスルーが目を覚ました。ハメ組を裏切って手にしたカード全部返して貰う為、本を出すことを命令する。するとゲンスルーは両隣で倒れる仲間を見て言う。

 

「条件がある…「大天使」でバラたちを治してやってくれ…「複製(クローン)」はある」

 

敵に対しては鬼のようなゲンスルーだが心から信頼する仲間に対しては優しい。そのためボロボロの姿を見てお願いした。

 

「安心しろよ はじめっからそのつもりだから」

「こっちはあらかじめ8人分の「複製」用意してたわさ」

 

キルアとビスケの言葉に安心したのか本を出した。

 

「ゲイン!」

 

ビスケが言うと美しい女性が現れた。

 

「わらわに何を望む?」

「コイツの両手とノドを元通りに治してもらいたいんだけど つかできれば悪いトコ全部治してもらえる?」

 

大天使は「お安い御用」とあっさり治してくれた。男たちも「大天使」に治してもらった。その後ゴレイヌが来たことにより「ゲンスルー達に大天使を使う必要があるんだ」とごねられたり(キルアとゴンの説得のおかげでゲンスルーは直された)、バッテラ氏の違約金を6人で10億円ずつ山分けすることに脅かされた。そして今、一番大事な話に入る。

 

「カードが99種そろったら一体どんなイベントがおきるのか皆の興味が完全にそこへ集中してきてるんだ」

 

ゴレイヌに促され、ゴンはすべてのカードを本に納める。

 

《プレイヤーの方々にお知らせです》

 

あるプレイヤー、つまりゴンが指定ポケットカードを揃えたことを説明し、それを記念して全員参加のクイズ大会(問題は全部指定ポケットカードについて)を開始されると発表した。そして賞品は

 

《No000カード「支配者の祝福」が贈呈されます》

 

「支配者の祝福」だった。

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