「いたいたまた発見――――!!」
「おっとこっちも見っけ」
「私も居た――!!」
ゴン、キルア、カオルはカイトと仲間のアマチュアハンター6人(カイト曰くアマチュアだけど優秀)ともに現在位置であるアイジエン大陸の真ん中。カキン国の奥地で新種・珍種を探している。念を習得したゴン、キルア、カオルは新種・珍種をカイトの仲間曰くガンガン見つけていた。
「よし!捕まえた!」
カオルは蝶を1匹捕まえ、すぐに虫かごに入れる。
「んー?……電話番号?」
カオルが捕まえた蝶の羽根に電話番号が書かれていた。
「どうしたのカオル」
「あ、ゴン見て。蝶の羽根に電話番号が書いてあるの」
「ホントだー!」
「ん?なんか認識番号もあるな」
キルアの言う通り、認識番号(Aー11とあった)も書かれていた。
「こういうのはやっぱり」
「うん」
「そうだな」
こういう時はやっぱり
「「「カイト(さん)これ見て―――――!!」」」
先輩であるカイトに聞くことだ。
「どうした?」
「私が捕まえた蝶に電話番号と認識番号が書かれているんです」
「1回人が捕まえたってことだよな?」
「カイト意味わかる?」
3人に言われ、カイトは虫かごに入っている蝶を確認する。
「ああ!ヒスイマダラチョウか!」
「ひすいまだら?」
確認したカイトはカオルが捕まえた蝶について説明をする。
「こいつはヒスイマダラチョウっていって燕やカモのように遠くへ渡りをする蝶なんだ。しかしその渡りのルートなどまだまだ分からない事が多い。なので研究者たちは蝶の羽根にマーキングして調査をしているんだ。」
「じゃあ、私が捕まえたその蝶はその内の1匹なんですね?」
カオルの問いにカイトは「そうだ」と頷く。
「だからこの蝶を捕まえたカオルはこの電話番号にかける義務があるってことだ。できるな?」
「はい!」
カオルは早速蝶の羽根に書かれている電話番号にかけてみる
《はい。こちらアラン国立大学・昆虫研究室です。ご用件はなんでしょう》
「初めまして!カオルと言います!電話番号とA-11って書かれたヒスイマダラチョウを捕まえたのでお電話しました!」
そう説明すると《A-11のヒスイマダラ!?》《君メモとってメモ!!》《地図どこー!?》と慌てる声が聞こえてきた。
《はい失礼しました!さてその蝶を捕まえたところはどこかな?》
「アイジエン大陸の真ん中。カキン国の奥地です」
カオルは偽りなく答える。
《え?………お嬢ちゃん嘘はいけないよ》
「え――!嘘じゃないですよ!!」
「どういうこと?」
「きっとあれだ!本来子供が来る場所じゃねーから嘘だって勘違いされてるんだ!」
慌てる3人。カイトはある人物を呼ぶ
「リン!ちょっと来い!」
「はははははいどうしました?」
この人物はアマチュアハンターの1人、リンだ。そして虫にとても詳しく、1019種の新種発見をした実力者である。
「アラン国立大学・昆虫研究室に知り合いはいるか!?」
「ははははい!いますよ!」
「よし!カオル代わってくれ!」
「はい!」
カオルはカイトに言われ、すぐにリンに携帯電話を渡す。
「もももももしもし?室長ですか?リン=コウシです」
《あ!リンくん!?》
リンが出たことに室長は驚く。
「かかかか彼女の言葉に嘘はありません。彼女と自分たちもカキン国の奥地にいます。ちゃんと目の前にヒスイマダラチョウがいます」
《え――――!!そうだったの!?》
「やっと信じてくれた」
「災難だったねー」
「大変だったな」
「次マーキングされた虫を捕まえたら大人を通した方が良いな」
場所によっては信じてくれないとしみじみと思った3人であった。