後日・依頼人の下へ到着したカイトたち。カイトたちが作った資料を見て依頼人は「素晴らしい!」と褒める。曰く国の調査機関の200年分の仕事に当たるそうだ。そのためかボーナスを払えないのが心苦しいとのこと。その代わりに親しい国の関連省にカイトたちを強く推してくれるそうだ。すると依頼人は興味深いことを話す。
「サザンピースに奇妙な生物の一部が持ち込まれたらしいな」
奇妙な生物の一部。ハンターとしてかなり興味がある。ゴン達はその生物の一部を見るためにサザンピースへ向かった
***
「へェーここかぁサザンピース」
「おっきいねー」
まるでホテルのような大きい建物に到着したゴン達。カイトが受付嬢に話しかける。
「プロハンターのカイトだ。カキン国の役人・ウォンさんの紹介で来た」
そう言ってハンター証を見せるカイト。受付嬢は確認した後、電話で「プロハンターの方が到着しました」と担当者に連絡する。少しすると男性が現れた。
「ようこそサザンピースへ。さっそく例の物を見ますか」
「ああ。頼む」
話しが通っているのでスムーズだ。少しして例の奇妙な生物の一部がある部屋に到着した。
「こちらでございます」
見せられたのは昆虫の物らしき足。ただし大きかった。
「おっきいね」
「うん」
「人と同じくらいだな」
キルアの言う通り、人と同じくらい大きい。サンプルとして指先を貰ったり、発見された場所を調べることにした。ゴンはサンプルの匂いで、カオルが凝で探す。
(んー。怪しい物は特にないなー)
凝を使っても怪しい物は無い。海の波打ち際で漂っていたそうなので本体は潮で流されたのかもしれない。するとサンプルの遺伝子などを調べた結果、キメラアントの女王蟻と判明された。キメラアントとは第一級隔離指定されている蟻だ。しかも女王蟻は他の生物を食べることにより、その生物の特徴を次世代に反映することが出来る。強い遺伝子を取り込み、種の保存を図ろうとする女王蟻は気に入った種が絶滅するまで摂食することもあるそうだ。しかし問題が発生した。普通のキメラアントの女王蟻は10cm。今回見つかった足はキルアが言った通り人の腕と変わらない大きさだった。つまり今回の女王蟻は2mはあるということ。
「こいつ多分2m以上あるぜ。人間でも食えそうだ。」
「そうなる前に退治した方が良いと思います」
本体は腕の大きさからみて2m。さらに食いしん坊なら虫だけではなく大きな動物。最悪人間も食べるかもしれない。キルアとカオルの言葉にカイトも同意したのか「探そう」と言った。カイト曰く人間に目をつけたのなら集団失踪事件が起きているはずだそうだ。調べた結果、機械文明を捨てて自然の中で生活しようする団体NGL自治区にいる可能性が出てきた。