剣士×は×ハンター   作:WATAHUWA

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キケン×ナ×デート

始まった割符争奪戦。その結果

 

 

「約束だよ!!カイトを…カイトを絶対助けてね!!」

「ナックルさん!!私たちの分までお願いします!!」

「任せとけ必ず連れて戻る この割符に誓ってな!!」

 

後一歩のところでゴン達は負けてしまった。なのでゴンとカオルは必死に討伐隊に入った3人にお願いする。そんな2人にナックルは応えNGLへ向かった。

 

帰り道のトラックの中、ゴン、キルア、カオルは最初の内は悔しくて落ち込んでいたが立ち上がった。いつまでもこうしていたら絶対カイトに怒られるだろうから。………ただし3人はその前にある事をやらないといけない。建物からパームの怒りがあふれ出ていた。

 

(怒ってる!パームさん物凄く怒ってる!!)

 

3人はパームの怒りがこもったオーラを感じ取り、引いていた。実際に部屋に入るとたくさんのゴン人形が破壊されていた。刃物を使ってゴン人形を破壊するその姿はまさに鬼。

 

(ヨリマル様。絶対鬼って勘違いするな)

 

カオルは鬼滅日ノ神流の開祖・ヨリマルはパームを鬼と勘違いすると思っていた。パームはあることを提案する。

 

「私とつきあって」

 

恋人になることだった。しかもすぐにデートすることにした。とりあえず明日まで鍛えていた時だ。

 

 

 

プルルル

 

 

「「「!」」」

 

 

ゴンに電話が来た。ナックルからの電話でカイトを保護。その代わり、カイトはキメラアントに操られている状態らしい。でもカイトが生きていて保護された。それだけでも十分嬉しい。

 

「いやったぁ―――!!やっぱりカイトは生きてたあ――――!!」

 

ゴンは大喜び。キルアとカオルも「よかったな」「ホント生きててよかったぁ」と嬉しそうに言う。カイトが生きててくれたことに喜ぶ3人は更に気合を入れるのだった。

 

 

翌日

 

ゴンとパームはデートすることになった。そしてキルアとカオルはというと

 

(裸同然のゴンを放っくわけにはいかねーからな)

(パームさん邪魔だけはしませんから!)

 

実はゴンはナックルの念能力により、しばらくジャジャン拳が使えないのだ。なのでキルアとカオルは簡単な変装をして護衛をすることにした。

 

ただし

 

「誰だよ!?」

「え――――!!パームさん美人――――――!!」

 

貞〇並みに恐ろしい外見と性格のパームが美女になっていた。身なりをちゃんと整えればかなり美人だったのだ。さら「に恋をすると可愛くなる」と言う言葉もあるほどだ。一方、ゴンは「すっごいキレイ」と素直に褒め、真っ赤に照れたパームに押されて出発した。

 

***

 

水族館に行ったり、喫茶店に行ったりするゴン達。キルアは心の中で(俺たちの方がストーカーじゃねーかよ)とぼやいてしまう。

 

 

「?」

「!」

 

何かに気づいたパーム。それに気づいたキルアはガシっとカオルの肩を掴んで方向転換する。

 

「ほらサラこれお前に似合ってんじゃね?」

「え!ホント!?嬉しいなー!!」

 

声色をできる限り変えて話すキルアとカオル。するとゴンが「パームどうしたの?」と話しかける。

 

「あらごめんなさい。気のせいみたい」

 

そう言ってパームはゴンと共に進んだ。

 

「……行ったか?」

「……うん。行った」

 

バレていたら確実にパームにやられていただろう。胸を撫で下ろした2人だった。

 

「あ、そろそろ行かなくっちゃ」

「どこ行くの?」

「絶対喜ぶ場所!」

 

ゴンはパームを山奥へ案内する。

 

((いる))

 

キルアとカオルは兵隊蟻の気配を感じ取ったのだ。

 

(気配はほんの幽か。でも遭遇の可能性が高い!本当はゴンを安全な場所に連れていきたいけど確実にパームさんは怒り狂う。……なら)

 

キルアとカオルは頷き合う。

 

((自分達でなんとかする))

 

2人はすぐにその場から離れる。兵隊蟻の気配もキルア達を追いかけた。

 

 

ブブブブブブブブブ

 

「待て待て待て待て―――――――!!」

 

カオルを追いかけてきた兵隊蟻は蜂だった。ただし

 

『陽華突』

 

ドス

 

「ぐは!!」

 

「ゴンとパームさんの邪魔しないで」

 

『烈日紅鏡』

 

ドスドス

 

そう言ってカオルは烈日紅鏡で止めを刺した。

 

「キルア!?なんでボロボロ!?なにがどうしてそんな風になったのさ」

「大丈夫大丈夫!おかげで解放されたし!」

 

心配するカオルに笑顔で言うキルア。なんだかスッキリした様子だった。ゾルディック家の教育のせいでちょっとでも強い敵が現れたらすぐに戦闘をやめさせることを教え込まれたキルア。ビスケはそこを指摘したがやはりすぐに治せない。しかし先ほどの戦闘で頭に刺されたイルミの針(逃げる原因の一つ)を抜いたおかげで逃げない男になったのだ。

 

「とにかくゴン達の下へ行こうぜ!」

 

2人はゴン達の下へ戻るのだった。

 

「あれ!?いない!!」

 

カオルの言う通りゴンとパームがいなくなっていた。

 

「もしかしたらパーム、ゴンを連れて逃げているかもしれねぇ!」

「あ、確かにそうかも」

 

パームは必ずゴンを連れて退避しているかもしれない。なのでいる可能性が高い家へ向かった。

 

「うお!!」

「う…わ…」

 

部屋中、墨で書かれた謝罪文が散らばっている。その中心にそれを書いているゴンとその様子を見張るパームが居た。

 

「あの―――パームさん?」

「何してんだよ」

「あ?」

 

カオルとキルアに気づいたパームは「罰を与えているのよ」と説明する。

 

「ふざけんなよ無理難題ふっかけてんのお前の方だろ」

「パームさん。お願いです。ゴンにはゴンの事情があるんです」

 

でもパームは「関係ないでしょ」と一蹴。そんな彼女にキルアは怒鳴る。そしてとうとう

 

「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!」

 

怒り狂う鬼女になった

 

「ごろず!!あ゛っ!!ごろ゛ず!!!ゔあ゛あ゛あ゛あ゛っ」

「捕まえてみろよバーカバ――――カ!!」

「キルア煽っちゃ駄目!!パームさんは深呼吸!!せっかくの美人なのにもったいない!!(汗)」

 

キルアはゴンを脇に抱え、カオルの手を引いて走る。カオルは煽りまくるキルアや怒り狂うパームを落ち着かせるために叫んだ。

 

ー後日ー

 

ナックル達が帰ってきた。カイトは傷だらけ。ナックル曰く兵隊蟻の訓練人形にされたらしい。ゴンはカイトをこんな姿にした蟻を必ず自分の手で倒すと決めた。

 

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