キメラ=アントを倒すため、奴らがいる国へ密入国したゴン達は一旦別れてこうどうすることになった。
「おうおうなかなか柔らかそうな人間だなぁ」
じゅるりとよだれを垂らすのは虎型のアリだった。
「すっげー美味そうだ」
「あんたに言われたくない。さっさとどいて」
「どかねぇよ!!!」
虎型のアリ。ただし
『幻日虹』
すか
「幻覚!?(くそ!どこだ!!)」
「ここだよ」
『斜陽転身』
ゴオォォォン
「ぎゃあああ!!熱い!!熱い!!」
カオルの一撃。そしてオーラで作った炎で燃えるアリは走り回る。
「人間だからって弱くないの」
『円舞』
ゴオォォォン
こうしてアリは倒された。
(早く行かないとアリが近づいてくる)
カオルはすぐに移動した。
***
(! 殺気)
カオルが跳ぶと
ゴオォォォン
「ち!残念」
脚は全部カマキリの鎌の大百足だった。
(鎌で獲物を押さえつけ、毒を与える。その隙に捕食ってことだね)
「さあ、さっさとオレに食べられちゃいなよ。」
「食べられたくないね。」
一気に間合いを詰めるカオル。アリは鎌で迎撃する。
「はははははははは!!俺の脚は全部鎌!つまり一体多数の状態ってことよ!」
「だったら龍にやられちゃえ」
「へ?」
『日暈の龍・頭舞い』
(ほ、炎の龍)
ゴオォォォン
こうしてアリは日暈の龍・頭舞いによってぶつ切りにされた。
ブーブー
「!」
バイブにしていた携帯電話が震える。
ピ
「もしもし?」
《あカオル!》
ゴンからだった。
《実はナックルから一旦合流しようって連絡が来たんだ。》
「そっか。場所はどこに決まったの?」
《マンダイ市ってとこ。》
「わかった。すぐに行くよ」
ピ
カオルは携帯電話に付属されている地図で場所を確認する。
「よし」
カオルはゴン達と合流するために走った。
***
「・・・・・・・・・どなた?」
「メレオロンだよ!」
そこにいたのはカメレオン人間だった。
「キメラアントだよね?どうしてここに?」
「実はね」
ゴンは説明する。メレオロンはカメレオン型の蟻。蟻王に殺された蟻が人間だった頃の自身の里親であったことを思い出し。そこで王への復讐を果たす為ゴンに接触、意気投合した(しかもナックルと仲良くなった)。
「そっかなんか視線を感じるって思ったらあんただったのね」
「そういうことだ。」
「とりあえず理由はわかったけど……キルアはどうしたの?」
カオルはこの場にキルアが居ないことを指摘する
「実はキルアと連絡取れないんだ」
「え?携帯電話に出ないの?」
「うん」
2日以上経過した
キルアはまだ来ていない。
ブーブー
『!?』
ゴンの携帯電話のバイブが鳴った。この状況の電話。すぐに電話に出た。
《もしもしオレ》
「「キルア!?」」
キルアからの電話だった。やっと来たキルアからの連絡にゴンとカオルは安心する。なんでもかなり手強い相手のせいで病院送りにされていたそうだ。入院費を振込したら今日中に合流できる。
「タコだ」
「タコだね」
「タコ言うなー!!」
キルアと現れたのはタコだった。彼の名はイカルゴ。蟻で仲間想いで人情に厚い性格。自分の事を認めてくれたキルアを助けてくれたのだ。
「そうだったんだ!キルアを助けてくれてありがと!」
「見た目は可愛いけど中身はカッコイイね!」
「か、かっこいいゆーなよ」
カオルの言葉にイカルゴは照れる。
「まあイカルゴらしいっちゃらしいな」
「俺も意外だったぜメレオロン」
こうしてゴン達は2人(匹)の念能力も入れた作戦を考える。計画実行は2日後だ。