剣士×は×ハンター   作:WATAHUWA

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会長選挙
ゴン×ノ×キキ


キメラアントとの戦闘は一応終わった。蟻たちの王はネテロの命よって爆発させた毒がある爆弾によって少しずつ弱っている。しばらくすれば死ぬだろう。ピトーはというとゴンに倒された。カイトは死んだ。直すのは無理だった。それによりゴンは怒り、クラピカ以上に厳しい制約と誓約によってピトーを倒したのだ。

 

ただし

 

 

シュー

 

シュー

 

ゴンは死にかけている。体はミイラの如く干からび、呼吸はまさに虫の息。

 

「キルア カオル」

「ノヴさん」

 

パームの師匠・ノヴが現れた。ゴンを救うために医療チームを結成するので一緒に来るかと誘って来た。キルアは拒否する。理由はこれ。

 

「オレがゴンを助ける」

「!?」

「え!?」

 

その言葉にノヴとカオルは驚いた。

 

「医者の方は頼むよ。それも必要だ。オレが戻るまでは」

「キルア!?」

「キルア!!当てがあるの!?」

 

カオルは慌てて聞く。

 

「ああ。だからカオル。オレがそいつを連れてくるまでゴンの事頼む」

 

キルアの表情は真剣だ

 

「………うん。必ず戻ってきてね!キルアとその人が怪我して戻ってきたら物凄く怒るから!お仕置として頭突きかますから!」

「ああ。約束する」

 

するとキルアは親指の皮膚を噛み、血を出す。ゾルディック家流の指切りのようだ。カオルもキルアの真似をして親指の皮膚を噛み、血を出した。そして2人はその親指をお互いの指に押し付ける

 

「それじゃあ頼んだぞ」

「うん。任せて」

 

こうしてキルアはその人物を連れてくるために病院を出た。

 

 

しばらくして

 

ダダダダダダダダダダダ

 

 

「ゴ―――ン!!キルア―――!!カオル―――!!」

 

「モラウさん!?」

 

病院の廊下を走ってきたのはモラウだった。

 

 

「ぜーぜー 聞け…実は ぜー」

「モラウさんとりあえず落ち着いて下さい!ハイ深呼吸!」

 

カオルに言われ、モラウは「ス――――ハ――――…ス――――ハ――――…」と深呼吸する。

 

「落ち着きました?」

「カオル!!落ち着いて聞け!!」

「はい」

 

「カイトが生きている!!」

 

・・・・・・・・・・。

 

ぽん

 

「………熱は無いですね」

「いやいや気持ちはよーくわかるから!!熱はねぇ!!」

 

熱を出したんだなと勘違いしたカオルにモラウはツッコむ。

 

「実は王に妹がいる。」

「え?どういうことです?」

「王はまだ生まれる時じゃねぇのに女王蟻の腹を突き破って生まれたそうだ。当然、女王蟻は死んだが腹に栄養をほとんど取られたせいか未熟児の妹が残されていた。そしてその子はレイナってかわいい名前を付けられたんだが名前が違うって言うんだ」

「ちがう?」

 

カオルは疑問符を浮かべる。

 

「電話の向こうでその子は大声で言ったんだよ」

 

『あたちの名前はカイトです!!』

 

「……ウソォ!!つまりカイトさん生まれ変わったってことですか!!?」

「まーそうなるな。それでこれをゴンに言えば」

 

ゴンに言えば何か反応があるかもしれない。

 

「ゴン!ゴン聞こえる!!カイトさん生きてるって!!」

「女の子になったけど元気に生きてるぞ!!」

 

2人は必死に言ったがゴンは無反応だった。

 

「ダメかー」

「ダメだったな」

 

 

数日後

 

ばさ

 

ばさ

 

1匹の鳥が手紙を持ってきた。

 

『ネテロ会長がお亡くなりました。なので第13代会長総選挙を開始します。詳しくは2枚目の手紙をご覧ください。』

 

しかしカオルは興味ない。今1番大事なのはキルアと彼が連れてくる人物。ゴンだけだから。なので

 

ビリビリ

 

思いっきり破り捨てた

 

その後、選挙の合間を縫ってビスケやウイングなどゴンと親しい人たちが来てくれた。しかし彼女たちの声でも反応してくれない。

 

ドドドドドドドドドドドドドドドド!!

 

『!』

 

「ゴン!!キルア!!カオル!!」

「レオリオ!!」

 

レオリオも来てくれたのだ。

 

「すまねえカオル!ゴンがあぶねぇっていう時にオレは呑気に勉強なんてよー(泣)」

「ううん。レオリオは医者になるために頑張って勉強してるんだよ。」

 

医者になるための勉強をほっぽり出してゴンのもとへ来てくれた。カオルはそれだけでも十分嬉しかった。

 

「ん?キルアはどうした?いる筈だろ?」

 

キルアが居ないことに疑問を持ったレオリオは聞く。

 

「キルアはゴンを助けられる可能性がある人を連れてくるって。だからその間、「ゴンの事頼む」って言われたの」

「そうだったのか。それじゃあ様子を聞いてみるか」

 

レオリオはキルアに電話をかけることにした。

 

「あ、キルアか?……え?キルアの携帯じゃねーのか?……じゃあなんでキルアが出ねーんだよ。……誰だテメェ!!」

 

 

レオリオはキルアじゃない人物と口論した後無表情で電話を切った。

 

ピッピッ

 

またキルアへ電話するために深呼吸しながらボタンを押す。

 

(あ!まさか!)

 

その様子に気づいたカオルは急いで耳をおさえた。

 

「こちらレオリオと申しますがァァ―――ア!!!キルア君に代わっていただけますかアア――――――!?」

 

こうしてレオリオはやっとキルアに代わってもらった。

 

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