けいおん 「おい!これってセクハラじゃねえよな?」そして俺はジェーンと恋をした   作:平沢喜市

14 / 24
第14話

音響機器はライブハウスに負けてるが、演奏は今までで一番良かったんじゃねえかな? やっぱり、あいつら頑張ってたな!  「諒治さん、やっぱりいいね!青春だね!」     「ああ、皆輝いているよな!」  そして大盛況でライブは終わった 満足感に浸って講堂を出ると、さわ子がいた  「兄ちゃん」  ドヨーン  「お前、無理したんだろ?いくらだ?」     「ごめんなさい、どうしても3万円程足りないの!」     「そうか、ほら!」     「えっ!これ5万円あるわよ?」     「お前も大変だろ?飯位ちゃんと食えよ!」 「兄ちゃん、ごめんね」 グスン  「泣くな、お前の気持ちは分るからよ!」 「じゃあ、帰るからな!」  そして数日後、俺は葵のお袋さんに挨拶に行った 「初めまして!西田諒治です!宜しくお願いします!」     「うふふ、西田さん、堅苦しい挨拶はいいのよ!」     「そうだよ、諒治さん」   「あ、ああ」     「それでね、西田さん、1つだけ聞きたいのだけど」 「はあ?」     「もう戦いには行かないわよね?」     「もちろんです!でも、もし日本が戦場になったら、俺は葵や家族のために戦います」   「そうね、分かったわ!でも、西田さんのご両親は?」     「ああ、凄く喜んでくれると思いますよ!」     「じゃあ、葵の事、宜しく頼みますね!」     「はい!ん?」     「諒治さん、どうしたの?」   「そう言や、まだプロポーズしてなかったよな?」     「そうだよー!」 「あははは」     「ガハハ」     「まあ、それは改めて、遊園地の観覧車の中でどうだい?」     「うん!」     「まあ、西田さんってロマンチストなのね!」     「そうですか?ガハハ」  葵のお袋さんは似たもの親子と言うか、小柄で可愛らしい人だった 優しいとこも一緒だな ひょっとして嫉妬深いとこも? まあ、仲良くなれそうで良かったと思った  「葵!これからは、ちゃんと西田さんのお世話をするのよ!」     「うん、じゃ今夜は泊まってくるね」     「何っ!」     「諒治さん、私達はもう婚約者だよ」     「あ、そうだったな」     「じゃ、お風呂に入って行くから待っててね!」     「ああ」  何か上手く行き過ぎて頭がついてこない感じがする やっぱり葵は勝負下着で来るのか? そんな事を考えてたら葵が来た  「葵、ちょっと聞きてえんだが?」     「どうしたの?」    「この前、俺の事、一目惚れとか言ってたけどマジか?」     「うん、あの時に皆で諒治さんがいたバンドの動画見てさ、確かにボーカルの人はカッコ良かったけど、ベースを黙々と弾いてる諒治さん見て痺れちゃったの!」     「随分と、ご趣味がお悪いようですなー!」     「あはは、でも私には諒治さんが1番輝いて見えたの!」     「ありがとうな!葵がいたから俺も人並みに結婚出来そうたい」     「諒治さん!」 モジモジ   「ん?やっぱ勝負下着か?」     「もー、馬鹿っ!」 ポカ  「すまんすまん、ガハハ」 「その、まあ、こうゆうのは随分と久方ぶりでな!」     「私もだよ!」 「葵!覚悟は出来てるか?」     「ずっと前から出来てるよ」 ブチューッレロレロ  そして俺は葵の愛と優しさに包まれながら無我夢中になった  葵は疲れ果てて俺の腕の中で寝ている  あ、この匂いだったな! 盆休みのバンガローでの朝と同じ匂いだ  愛おしいってこうゆう事か?  そんな事を考えてると深い眠りに落ちていた  その日から毎日のように葵が俺のとこに来たり、俺が葵の家に行ったりするようになった  俺は葵の画像をお袋に送り、婚約した事を両親に伝えた どうやら、ビックリしていたみたいだが凄く喜んでくれて、すぐに葵のお袋さんに電話して長話をしたようだ  それから、さわ子にもお礼の電話をしたらしく、さわ子は凄く恐縮したって言ってた  気付けば12月も半ばになってた  正月は葵を連れて帰ろうかと思っていたが、葵のお袋さんが高熱を出して寝込んだので帰省はやめにした  桜高には週2くらいで、あずにゃんの練習を見に行ってた  「西田さん、ごめんなさいね!」     「いえ、もう家族ですから、気にしないで下さいよ!年末に九州から魚を送ってもらうんで、正月は一緒に食いましょう!」  ところが中々熱が下がらず肩と腰が痛いようだった  「葵、俺は熱を下げるツボは知らんが肩と腰なら何とかなるかも知れんぞ!」 「諒治さん、お願い、やってあげて!」     「分かった、お袋さんに説明しといてくれ!」  その夜、葵の家  「お袋さん、痛いのは一瞬だけだから我慢して下さいね!葵、押さえといてくれ!」     「う、うん」  俺は入念にツボの位置を確認して、両親指で肩と腰の四ケ所を押した  グッ  「ああっ!」     「終わりました、取り敢えず、ゆっくり寝て下さい」   「西田さん、ありがとう!少し楽になったわ」     「諒治さん、どうなの?」     「明日の朝になったら痛みが取れてるはずたい、心配だから泊まってくぞ!」     「うん!」  翌朝になると、お袋さんはケロッとしていた だが、まだ熱が少しあるみたいなので、絶対に無理はしないように言って仕事に行った  その日の夕方、音楽準備室  「よう、あずにゃん!って、3年生も来てたか」     「諒ちゃん、お久しぶりぶりー!」     「西田さん、こんにちわ」     「律と唯は、ちゃんと勉強やっとるか?」    「西田さん、私には巨乳家庭教師が付いてますからバッチリ!」     「巨乳?」 チラッ  「ああ、そうか!」     「西田さん、今、私を見て納得しましたね!」     「すまん澪、ガハハ」     「諒ちゃん、私もバッチリだよー!」     「唯には和先生が付いとるんだな?」     「えへへ、うん!」   「律も唯も良い幼馴染がおって良かったな!」       

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。