けいおん 「おい!これってセクハラじゃねえよな?」そして俺はジェーンと恋をした 作:平沢喜市
「それでね、24日に唯ん家でクリスマスパーティやるんだけど、西田さん、来れない?」 「うーん、お誘いは有難えが、葵のお袋さんの具合がまだなあ」 「えっ?」 「あ、いや、実はな葵と婚約したったい!」 「うわー!」 「西田さん、おめでとうございます!」 「西田さん、やったね!」 ニシシ 「ねえねえ、諒ちゃん、プロポーズは何て言ったの?」 「それがな、お袋さんとこに挨拶に行ったら、あっさり葵を頼みますって言われたもんだからよ、まだなんたい」 「ええーっ!」 「まあ、年が明けたら、ムードがある所でな!」 ヒューヒュー 「でも何だか、ややこしいね!」 「まあ、ケジメたい!」 「じゃあ、西田さんと葵先輩の婚約パーティにもなるよね!」 「お袋さんの具合が良くなったら、葵と一緒に行くからよ!」 「諒ちゃん、待ってるよ!」 「ああ」 それから、葵のお袋さんは食欲もどんどん出て24日には、すっかり元気になっていた 「本当に西田さんのお陰で無事に正月を迎えることが出来そうよ」 「いやいや、お袋さんに治癒力と気力があったからですよ!」 「諒治さん、それって?」 「うーん、簡単に言っちまうと、まだまだ若いって事たい!」 「あらあら」 「じゃ、お母さん今夜は諒治さんとパーティに行ってくるね!」 「行ってらっしゃい!」 唯の家 「よう!」 「こんばんわ」 「西田さん、葵先輩、こんばんは」 「良いか皆?」 「お、律、どうした?」 「せーのっ!」 「西田さん、葵先輩、婚約おめでとうございます!」 「皆、ありがとうな!」 「皆、ありがとう!」 「西田さん、はいコレ私達からのプレゼント!」 それはペアルックのトレーナーだった 「照れ臭いけど皆ありがとうな!」 「私まで、ありがとうね!」 「まあ、クリスマスだしな当然、俺からもあるぞ!」 俺はバイク用を改良したと言う手袋を作業服屋で見つけて10組程、用意していた 「皆、同じ物で悪いけど即使えると思うぞ」 「わー、これ暖かーい!」 「諒ちゃん、凄いねコレ」 「おう、憂と和の分もあるぞ!」 「わー、ありがとうございます!」 「西田さん、ありがとうございます!」 「それと、その子は?」 「あっ、憂と梓の同級生で鈴木純です」 「そうか、宜しくな!純の分もあるからな!」 「やったー!ありがとうございます!」 「兄ちゃん!」 「さわ子にはコレたい!ショッピングモールの商品券」 「兄ちゃん、ありがとう!」 「諒治さん!」 「ああ、葵には勝負下着を」 「もー!」 ポカポカ 「冗談たい!ガハハ」 「あははは」 「まあ、後で帰ってからな!」 「うん!」 「西田さん、相変わらず熱いっすねー」 「おいおい、今から冷めてたら結婚なんて出来ねえだろ?」 「あははは」 それからは本当に楽しいひと時だった 葵も皆に懐かれて楽しそうにしていた 見渡せば周りは皆女の子だ 男は俺だけ こんな状況に違和感を感じないって俺は変わったのか? そんな事を考えていると 「兄ちゃん、唯ちゃん達が卒業しても来てくれるんでしょ?」 「ん?まあ、そりゃ部長になる、あずにゃん次第だろうな」 「西田さん、来るですよね?」 「どうすっかなー」 「来るです、来るですー」 グイグイ 「分かったから引っ張るな!しかし、お前は本当にツンデレニャンたい!」 「あははは」 「まあ、初心者がドラムで入っても葵がいるからな!」 「諒治さん、大丈夫だよ」 「あとは、あずにゃんが新入部員を入れたら安泰たい!」 「ううっ、私一人だから不安です」 「そう心配するな!俺も出来る事は何でもやるし、あと憂と純も助けてくれるよな?」 「はい!」 「良かったな!あずにゃん」 「よーし、やってやるです!」 「その意気たい!」 「梓、西田さんは本当に何でもやってくれるから大丈夫だぞー!」 「律、しかし、劇の練習は恥かしかったぞ!」 「たはは、でもね、あれから澪の奴、全然緊張しなくなって上手くいったんだー」 「そうか、役に立ったか」 「うん、皆さ西田さんが来てくれて良かったって思ってるよ!いっそ先生で来てくれれば良かったのになー」 「おいおい、それじゃ俺が気疲れして早死にしそうたい!」 「あははは」 「じゃ、皆そろそろ帰るからな!3年生はまた明日から頑張れよ!」 「はーい」 皆、泊まるようなので安心して帰った 葵の家 「諒治さん、今日の料理、美味しかったね!」 「ああ、ありゃ全部、憂たい」 「えっ、あんな子がライバルだったの?」 「だから違うだろ!」 「あと、澪ちゃんも綺麗だしさ!」 「何だ!今さら嫉妬か?」 「だってー」 モジモジ 「葵、こっちに来い」 「うん」 ブチューッレロレロ 「ほら、これは九州から取り寄せた物たい」 「うわー真珠のネックレスだ!」 「ささやかだがな、メリークリスマス!」 「諒治さん、はいコレ」 「ん?おーGのソーラー電波時計か、こりゃ便利だな!金使わしちまって、すまねえな!」 「ううん、私は諒治さんの奥さんだもん!」 それから俺は、お袋さんにプレゼントを渡して、葵と一緒に深い眠りについた そして大晦日、九州から送ってもらった魚を選別していた 「こりゃ凄えマグロだな!話と随分違うぞ!」 「諒治さん、これ3人じゃ、とても食べられないね!」 「うーん、どうしたもんかな?」 と考えてると プルルルル 「もしもーし、諒ちゃん?」 「お、唯!魚は好きか?」 「うん、好きだよー」 「よし、好きなだけ食わせてやるから、夜に憂と一緒に来い!」 「えっとー、りっちゃん達も呼んで良い?」 「ああ、良いぞ、葵の家だからな、間違うなよ!」 「ほーい」 よし、これで魚は捌けるな!