けいおん 「おい!これってセクハラじゃねえよな?」そして俺はジェーンと恋をした   作:平沢喜市

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第17話

「ねえ、諒治さん、さわ子は大丈夫かな?」     「うーん、こればっかしは出たとこ勝負たい」  それから新学期も始まり俺は相変わらず週2位で、一人ぼっちの、あずにゃんの練習を見に行っていた 別に俺が今さら教えられる事も無いが 近づいて来る先輩達との別れを敏感に感じていた、あずにゃんの寂しそうな顔を思い出して 俺の足は桜高に向かっていた  音楽準備室  「よし、今日はもう帰るぞ」     「はい」     「何だ元気ねえな、よし、鯛焼き屋に寄ってくぞ!」     「西田さん、いつもありがとうございます」    「礼なんか良いからよ、元気出せ!」  葵の家  「あ、諒治さん、おかえりなさい!」     「おう、コレ土産たい」     「あー、梓ちゃんと一緒だったんだね」     「ああ、あずにゃんの奴、最近元気がねえからな」 「そうなの、ちょっと心配だね」     「多分、もうすぐ先輩達がいなくなるから不安なんだろうな」  そして1月も半ばになろうとしていた  プルルルル  「あ、西やん、今度の連休に行くけんね!」     「ああ、土曜の夕方までに来てくれ」     「分かった、楽しみばい!」     「じゃあ、週末な!」  プルルルル  「あら、兄ちゃん!」     「おう、さわ子、土曜の夕方に浩が来るからな!」     「分かったわ、でも私、何着て行ったら良いの?」     「あー、普通で良いぞ、あんましめかしこんで行ったら浩が引くぞ!」     「う、うん」     「それからな、日曜は二人で何処かに行って来い、場所はお前に任せるからよ!」     「大丈夫かな?」  「浩は気難しい奴じゃないけん大丈夫たい!」    「うん、じゃあ週末ね」 「ああ」  そして週末  俺と葵は駅で浩を待っていた  「おう、浩こっちたい!」     「おお、西やん!って、何ね可愛い子連れてから、あんたまさか?」     「ああ、この街で宝物を見つけたったい」     「諒治さんったら」 テレテレ  「うわー、羨ましいばい」     「あのー、先月、諒治さんと婚約しました、大久保葵です宜しくお願いします」     「あ、宇藤浩です宜しくね」     「よし、さわ子も来てると思うけん行くぞ!」 「おおーっ!」  居酒屋  「お、さわ子、待ったか?」     「ううん、さっき来たのよ」     「こいつが、宇藤浩たい」     「西やんとは付き合いが長いけん宜しくね!」     「山中さわ子です、宜しくお願いします!」     「さわ子、硬いよ!あはは」     「もう、葵、冷やかさないでよ」     「さわ子、お見合いじゃねえんだから、ざっくばらんで良いだろ?」     「う、うん」     「あー、俺もそれが良いばい」   「浩はこんな奴だからよ!」  それから浩とさわ子は話をしだして打ち解けてきたようだった  「よし、久しぶりに川上ちゃんとこに行くか?」      「うん」     「西やん、何処ね?」     「ライブハウスたい」  「酒はあると?」     「あるけん心配せんで良いぞ」  そしてライブハウスに向かっていると  ガシッ  俺は突然何者かに腕を掴まれた  「西田さん、いやあ会いたかった!」     「ん?平沢さんじゃないですか!」  「一刻も早く連絡したかったんだが、西田さんの連絡先を家に忘れてたもんだからね」     「ひょっとして、唯のドジは平沢さん似ですか?」     「ワハハ、そうかもね」     「西田さん、今さらウチに来て一緒に飲まない?」     「いや、今日は、勘弁して下さい」     「じゃ、じゃあ明日なら良いかな?」     「分かりました、良いですよ!」     「平沢さん、こちらが唯の担任の山中さわ子です」     「ええーっ!どうゆう関係なの?」     「さわ子は俺の従姉妹なんですよ」     「へえー、あ、先生いつも唯がお世話になってます!」     「いえいえ、唯ちゃんとは、いつも楽しくやってますよ」 ニコニコ  「そして、この子が俺の婚約者の大久保葵です」     「平沢さん、宜しくお願いします!私も唯ちゃんと憂ちゃんの友達なんですよ」     「まあ、葵は唯達の先輩でもあるんですよ」   「はあー、じゃ明日話を聞かせてね」     「はい、唯と憂が待ってますよ!」     「そうだね、じゃ明日」     「うふふ、西田さん待ってますからね」  平沢夫妻は帰っていった 腕組んでラブラブ夫婦って本当みたいだな  「西やん、今の人達は誰ね?」     「ああ、事情はさわ子に聞いてくれ」  ライブハウス  「よう、川上ちゃん、久しぶりだな!」     「西田さん、葵と婚約したらしいですね」     「ああ」     「おめでとうございます!」     「ありがとうな!」     「それで、さわ子と一緒にいるのは?」     「ありゃ俺の同級生で今日、さわ子に紹介した宇藤浩たい」     「うわー、紀美が寂しがるかも」     「ん?」     「ほら、あそこ」  向こうのカウンターで紀美ちゃんがビールを煽っていた 「よう!」     「あ、西田さん、久しぶり」     「何だ元気ねえじゃねえか」     「さわ子に彼氏を紹介したんでしょ?」         「まあ、付き合うかどうかは分んねえけどな」        「そんで寂しいのか?」     「そんな事!  あるかも」 シュン  「まあ、紀美ちゃんはバリバリのイケメンが良いんだろ?」     「そんな事ないよ!私は西田さんみたいな人がタイプだもん」     「おい、趣味が悪いな!」      「紀美、諒治さんは絶対に渡さないからね!」 キッ  「葵、だから西田さんみたいな人って言ったじゃん」     「葵、落ち着け!」   「だってー」 やれやれ本当に嫉妬深えな     「うーん、1人思い当たるが、あいつは、こっちに来ねえだろうしな」     「どんな人?」   「興味あるか?」 「うん」     「やっぱり同級生でな相原洋介って名で空手の達人で仕事は山小屋で焼物を作っとる     「焼物って皿とか壺とか?」     「ああ、それたい」     「ふうーん」  何だか興味ありげだぞ! 

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