けいおん 「おい!これってセクハラじゃねえよな?」そして俺はジェーンと恋をした 作:平沢喜市
「それで、今、学校か?」 「うん、部室にいるよ」 「よし、待っとけよ!」 「葵、あいつら合格したみたいたい!学校に行くぞ!」 「わあー、うん!」 音楽準備室 「よう!お前ら頑張ったみてえだな、おめでとう!」 「皆、おめでとう!」 「西田さん、葵先輩、ありがとうございます」 「そんで、さわ子は何で元気ねえんだ?」 「さあ?」 「おい、さわ子!」 「あっ、兄ちゃん」 「お前、ひょっとして浩と上手くいってねえのか?」 「それは.....」 「まあ良いたい」その夜 プルルルル 「おう、浩か」 「西やんね」 「お前、さわ子と何かあったんか?」 「実はデートした日に、さわ子ちゃんのアパートで飲みよったんよ、そしたら、いきなり押し倒されてさ」 「そんで、やったんか?」 「うん、その日は良かったけど、次の日から、さわ子ちゃんが気まずいみたいでさ」 「何や、そげな事か、任せとけ!」 「俺、さわ子ちゃんが好きやけん頼むね!」 「ああ、分かった」 次の日の音楽準備室 「おっ、皆、来とるな!」 「西田さん、こんにちは!」 「律、さわ子を呼んで来てくれ」 「へーい」 「兄ちゃん」 「おう、さわ子、話しがあるったい」 「うん、会議室に行きましょう」 会議室 「まあ、事情は浩から聞いたけど、お前はどげんしたいんか?」 「私はその.....」 「気まずいんか?」 「う、うん」 「やっぱしそうか、じゃあ今日、帰って浩に電話せい、それで解決たい!」 「えっ?」 「浩は、お前の事が好きだって言うとったぞ!」 「そうなの?」 「そうゆう事たい!」 「兄ちゃん、ありがとう!」 それから さわ子は元気になったようだ 2月下旬の音楽準備室 「よう!」 「西田さん、こんにちは」 「諒ちゃん、おいすー」 「皆、卒業ライブをやる気はあるか?」 「わあー」 「やりたいでーす」 「でも、会場の経費とかは、どうするんですか?」 「澪は最後まで、そんな事を気にするんだな、まあ、心配するな!」 「は、はあ」 「西田さん、実はその事でさ、西田さんに相談しようと思ってたんだー」 「律、さすがは部長たい!」 「たはは」 「一応、去年から川上ちゃんに相談しとった、今日は日にちを決めるぞ!」 「おおーっ!」 「西田さん、それでさ私達イギリスに卒業旅行に行くんだー、梓も一緒に」 「ほう、お前らは幸せたい!」 「うん、それで何かアドバイスは無い?」 「うーん、イギリスは規制で銃を持ってる奴は殆どいねえだろうけど、遅い時間は出歩くなよ!」 「はーい」 結局、卒業式の翌日に卒業ライブをやる事になった 3月上旬の音楽準備室 「よう!」 「西田さん、こんにちは」 「諒ちゃん、こんちゃ」 「明日からイギリスだな!」 「うん、凄く楽しみー」 「唯は寝坊しそうだから憂に頼んどけよ!」 「諒ちゃん、しどい」 「あははは」 「西田さん、ところでさ、頼みがあるんだけど」 「ん?どうした律」 「あのさ、卒業ライブの時に歌ってくれない?」 「そんな事か、3曲で良いな?」 「やったー!皆ね西田さんの歌が好きなんだー」 「そう言ってくれるんなら頑張ってやるったい!」 「諒ちゃん、大好き!」 ダキッ 「おいおい、あずにゃんがジト目で見て待ってるぞ!」 「へっ?」 「あーずにゃん!」 ダキッ 「もーう、唯先輩、駄目ですー」 「あずにゃん、嬉しそうな顔して何言ってんだ!」 「あははは」 「ガハハ」 そして卒業ライブの日 貸し切りにしてもらったので20時スタートになった当然、入場無料で3年2組のクラスメイトが多数来ていた 俺は放課後ティータイムの前座でステージに上がった 「皆、卒業おめでとう!これからは、今まで以上に辛い事があると思うけど、そんな時こそ今までの楽しかった事を思い出してくれ、そして辛い事を克服したら、また楽しい事があると信じて頑張ってくれ!」 俺は昭和チックなアップテンポの曲を2曲やって最後に去年ココでやった桜舞い散る頃のせつないラブソングを歌った 「皆、ありがとう!」 俺は顔を上げると、ほとんどの人達が泣いていた、放課後ティータイムの皆も泣いていた 「諒ちゃん、ズルいよ、こんな歌、皆泣いちゃうよ」 グスン 「西田さん、駄目ですー」 グスン 「西田さん、うわーん」 グスン 「選曲ミスだったか?じゃあ、もう1曲だけ付き合ってくれ!」 俺は最後に、恋人を想って花を届けに行くアップテンポなラブソングを歌ってステージを降りた 葵がすぐに駆け寄って来た 「諒治さん、良かったよ!選曲ミスじゃないけど、湿っぽいままバトンを渡せないもんね!」 「ああ、葵は分ってくれたんだな」 「だって私は諒治さんの奥さんだもーん」 ダキッ 「お前、唯に似て来てねえか?」 「私は諒治さんにだけ抱きつくの!」 「そうだったな、ガハハ」 放課後ティータイムのライブが始まった 皆、楽しそうに演奏していた 3年2組のクラスメイト達もノリノリで声援を送ってる 「えーっと、これで最後にします」 ラストナンバー YOU & I か良い曲だ そして アンコール アンコール 「皆、ありがとう!この曲は、あずにゃんに贈った曲なんだけど、諒ちゃん、聴いて下さい!」 「おう!」 こうして卒業ライブは終わった 「皆、良かったぞ!まあ最後の曲は俺だったら、仔猫にふれたよ、にしてたけどな」 「あははは」 「ガハハ」 「西田さん!」 フギャー 「あずにゃん、冗談たい!引っ搔くなよ!」 「あははは」