けいおん 「おい!これってセクハラじゃねえよな?」そして俺はジェーンと恋をした   作:平沢喜市

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第22話

ガチャッ  「兄ちゃん、お疲れ様」     「おう、さわ子、肌の色艶が良いみてえで、浩と上手くやってるみてえだな!ガハハ」     「もう、兄ちゃん、からかわないでよ!」     「すまんすまん、ところでな、ドラムセットがねえんだが部費で何とかならんか?」     「うーん、10万円位までなら大丈夫よ」 「よしっ、今日は楽器屋に行ってみるぞ!」     「はーい」     「なるほど、ココがムギの家の系列の店か」     「へっ?西田さん来た事なかったんですか?」     「ああ、俺は弦とか小物は殆ど通販たい」     「なるほど、ですね」     「おい、あずにゃん、あの現品限り98000円ってパールの良くねえか?」     「私は良く分りませんが、パールって有名ですし、値段も丁度いいですね!」     「よしっ、決まりだな!」  俺は交渉して学校までの送料をサービスしてもらった  「スミーレ、今日から俺が基本を教えるからな!そんで上達したら、葵に来てもらう」    「えっ、葵さんって?」     「葵先輩はね、さわ子先生と一緒にバンドやってた人で西田さんの婚約者なんだよ!」 「はあ、私、大丈夫でしょうか?」    「心配せんで良い、スミーレ育成プランは、ちゃんと考えとるからな!」     「西田さん、いつにも増して熱心ですね!」     「実はな盆休みにデスデビルがライブをやるったい!そんで前座に放課後ティータイムと、お前達に出てもらおうと思っとる」     「ええーっ!」     「どうだ?」     「やりたいですけど時間が」    「まあ、やってみりゃ何とかなるもんたい!」     「別にコピーで良いんじゃねえか?」    「そうですよね、皆、頑張ろう!」     「うんうん、あずにゃんは大好きな唯に会えるしな!」     「そ、それは関係無いですー!」     「おっ、ツンデレニャンのツンデレが出おったのー」     「西田さん!」 フギャー  「だから引っ搔くなよ!」     「あーっはっはっはっ!」     「純ちゃん、笑っちゃ悪いよー!」     「だって、憂、西田さん超うけるからさー」     「憂も笑いたい時は笑えよ!」    「あ、あはは」     「まあ、純は笑い過ぎて、頭が爆発してモップみてえになったんだろ?」     「西田さん、酷いですー!」     「くぷぷぷ」     「あー梓、笑ったなー」     「純だって、さっき笑ったじゃん!」     「あー揉めるな、よし練習たい!スミーレやるぞ!」     「はい」  さすがに菫は若いだけあって教えた事をどんどん覚えた  来月から葵を呼ぶかな?  まあ、そんなに時間もねえし家でも練習させた方が良いな  プルルルル  「はい、西田さんですか?」    「おう、ムギ元気だったか?」     「はい、毎日、皆と楽しくやってますよ」     「そりゃ良い事たい、そんでな、ちょっと聞きてえ事があるんだがな」     「はい?」     「菫って、お前の身内だろ?」     「あ、はい、菫は執事の斎藤の娘です」     「やっぱし、そうだったか、それだったら頼みがあるんだが」     「何でも、どうぞ!」     「ああ、菫が家でも練習出来るように電子ドラムを買ってやって欲しいったい」     「まあ、それは良い事ですわ」   「そうか、じゃあアンプも一緒に宜しく頼むな」    「はーい、分りましたー、また何かありましたら連絡して下さい」     「ああ、すまねえな!」  3日後  「あのー、西田さん」     「ん?、スミーレどうした?」     「お姉ちゃん、じゃ無くて、お嬢様から荷物が」     「おい、ココじゃ、お姉ちゃんで良いったい!そんで電子ドラムが届いたか?」     「あ、はい」     「そうか、セッティングは出来たか?」     「いえ、それが分からなくて」   「そうか、じゃあ今夜、葵と行くからな!」     「はい、お願いします」     「えっ、西田さん、スミーレの家に行くんですか?」     「ああ、電子ドラムのセッティングにな」     「私も行きたいなー!」     「お前は恥ずかしい先輩だから、やめとけ!」     「もう、西田さん、酷いですー!」     「冗談たい!ガハハ」     「くぷぷぷ」     「梓ー、また笑ったなー!」     「だから揉めるな!今日は平日だしバタバタ帰る予定だからよ、分かったか純!」     「はーい」  ムギの家の外観は見た事はあったが、中も凄かった  菫の部屋は狭い方らしいが普通に広かった  「じゃあ、諒治さん、ココとそっちもネジ締めて」     「ああ、後はシールドをアンプにつなぐだけだな」     「よし、スミーレ、出来たぞ!叩いてみろ!」   「はい」     「うん、諒治さんが言った通り凄い上達ぶりだね!」     「ああ、若いから覚えが早えな」     「いえいえ、そんな」     「葵、来週から頼むな!」     「うん」     「あの、西田さん」     「ん?」     「私、葵先輩が優しい人で安心しました、葵先輩、宜しくお願いします!」     「うん、宜しくね!」     「まあ、葵は他の人には優しいが、俺には怖えんだぞ!」     「もう、諒治さん!」 ポカッ  「ほらな!」    「あははは」     「さて、じゃあ帰るからな!」     「ありがとうございました!」  そして家の門の辺りで斎藤さんが待っていた  「西田様、娘が大変お世話になっております!」     「いえいえ、って斎藤さん、様はやめて下さいよ!」     「は、はあ」     「まあ、菫も軽音部に来たし、ムギも菫も俺の身内みたいなもんです」     「西田さんにそう言って頂けますと心強いです、お噂はかねがね紬お嬢様から聞いておりますので」     「そうですか?」     「何でも、サイボーグのようにお強いのだとか」     「えっ、そりゃ大袈裟な例えだから忘れて下さい!」     「いえいえ、私は信じていますよ」  やれやれ、唯の奴には滅多な事言えねえよ  「ガハハ、それよりも斎藤さん、今度、時間がある時にでも居酒屋あたりで一杯やりませんか?」     「あ、はあ、私なんかが行って宜しいのですか?」     「勿論!俺は斎藤さんと飲みたいんですよ!」     「では、宜しくお願い致します!」     「じゃあ、また!」  俺は斎藤さんに連絡先を渡して帰った

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