けいおん 「おい!これってセクハラじゃねえよな?」そして俺はジェーンと恋をした 作:平沢喜市
土曜日いつものように仕事をこなして終わったのが16時半だった 明日は休みなので皆いそいそと帰ってる さて俺も帰るかな あっ酒屋に寄らにゃならんな いつもの中島酒店に寄った 「あ、西田さん!いらっしゃいスコッチで良いですか?」 「ああ覚えてくれたみたいだな、実は今夜は信代達の先生と飲み会だ」 「そう言えば、さわ子先生の従兄弟でしたね?先生はやっぱり飲んでる時もお淑やかなんですか?」 「いや絶対そうじゃないと断言しておく!これ以上は本人のプライベートだから言えねえけどなガハハ」 「あはは、そうなんですね」 「じゃあ、また来週な!」 「はーい!ありがとうございました!」 さわ子のアパートは分かり易い所にあって時間前に到着した ピンポーン 「兄ちゃん、いらっしゃい!皆来てるわよ」 「こんばんわー」 一斉に3人が挨拶してきた 「皆さん、こんばんわーさわ子の従兄弟の西田諒治です宜しくね!」 「兄ちゃんはジェーンの横に座ってね」 「こちらにどうぞー」 小柄で可愛らしい人が笑顔で座布団を勧めてくれた 「じゃあ皆自己紹介して!」 「クリスティーナこと河口紀美でーす」 派手な感じだが綺麗だな 「デラこと豊坂依子でーす」 うん綺麗だ 「ジェーンこと大久保葵です」 やっぱ可愛いな 「それじゃカンパーイ」 「あ、さわ子!俺は飲まねえけど一応ビール持ってきたから、ビール党がおるだろ?」 「あら紀美、良かったわねー兄ちゃんがビール持って来てくれたわよー」 「やったーこれで今夜は安泰だー西田さん、ありがとう!」 「ガハハ、そりゃよかったな!」 「あのー、西田さんもバンドやってたんですよね?」 「ああ、ベース弾いてた」 「兄ちゃんがいたバンドって確かCーBANDだったわね?」 「ああ」 「どれどれ?」 あっ動画サイトで検索してやがる 「ああーこれね」 ポチッ皆パソコンのモニターに注目してやがるよ 「兄ちゃん、ちょっとカッコイイじゃない」 「ガハハ」 苦笑いしか出来ねえよ 何故かジェーンこと葵ちゃんだけ目を輝かせて見てた 「あら兄ちゃんボーカルもやってたの?」 「ああ、どうしてもって言われて毎回バラードを1曲歌ってた」 「てかメインボーカルの人より兄ちゃんのほうが歌上手いじゃないの!」 「本当だー」 葵ちゃんが手をたたきながら言ってた 「ガハハありがとな!」 「それで西田さん今は音楽は?」 葵ちゃんが聞いてきた 「バンド辞めたけど音楽まで辞めたくなかったからギターを練習して弾き語りでたまーに地元のライブハウスに出してもらってるよ、最近はさわ子の件で軽音部の練習見てるからウズウズしてな、今度エレアコを家から送ってもらうんだ」 「じゃあ今度ジャニスのとこに出てみれば?」 紀美ちゃんが言った 「兄ちゃん、私たちの同級生で川上ってのがライブハウスのマネージャーやってるのよ」 「よしっ後でライブハウスの住所と電話番号頼むな!」 それから皆、酒が進んで宴もたけなわとなって さわ子が変態モードに変わりそうだったので帰る事にした 「じゃ、さわ子そろそろ帰るからな!」 「あら兄ちゃん泊まって良いのに」 「いやいや俺あイビキがうるせえから迷惑かけるし、お前が変態モードになったら大変だからな!」 「あーっはっはっはっ」 紀美ちゃんが大笑いしてるよ 「私も帰るね!明日もお店があるし」 と葵ちゃん 「兄ちゃん達、さっきコソコソやってたけど何処かにシケコムんじゃないのー?」 「おい、俺あナンパ野郎じゃねえぞ!」 「怪しいなー」 紀美ちゃんまで言いだした 「葵、白状しなよ!」 依子ちゃんまで言ってるよ 「ち違うよー!」 「葵ちゃん、あいつら酔っ払いエロ軍団になったみたいだ、とっとと帰ろう!」 「は、はい」 「いよっ、送り狼ー!」 ガチャバタン 「くそー、さわ子の奴言いたい放題言いやがってー今度お仕置きしてやる!」 「あはは、まあまあ、今のさわ子は酔っ払いですから」 「いや、今こそ本音を言ってるんじゃねえか?」 「あはははは」 「じゃ送っていくからな!家は近所か?」 「歩いて10分位です」 「おー俺が借りているアパートもそれ位の距離だ」 テクテク 「あ、私の家ココです」 「何っ、俺のアパートの真ん前」 「えーっ」 「ガハハ凄え偶然だな」 「ん?大久保生花店か」 軒先に看板が見えた 「だから店がって言ってたんだな」 「はい、ウチはお母さんしかいないから高校出てずっと手伝っています」 「そうか、偉いな!」 「そ、そんな当たり前の事ですよ」 「まあ俺達ゃ高卒仲間だな!俺は男子高だったけどなガハハ」 「じゃ超ご近所だって事で、これからも宜しくな!」 「はい、こちらこそ宜しくお願いします」 「おう、またな!」 「おやすみなさい」 可愛いくて優しくて明るくて良い子だな!あんな良い子だから絶対彼氏いるよな!って俺は何考えてるんだ、この町には仕事しに来てるだけなんだ!って俺は自分に言い聞かせて寝る事にした