けいおん 「おい!これってセクハラじゃねえよな?」そして俺はジェーンと恋をした 作:平沢喜市
翌週金曜日 「皆、練習してるー?」 「何だ、お前来たんかい!」 「あら失礼ね、私だって軽音部の事は気にしてるのよ」 「先週は言いたい放題言いやがって」 「あら何の事?」 しれっ 「兄ちゃん達のライブ動画見たあたりから記憶がないの」 「やっぱり酔ってやがったか!まあ良い、で明日は来るのか?」 「うん、もちろん行くわよ」 「明日は飲むなよ!皆を送ってやれよ」 「ええーっ、兄ちゃんー」 ぐすっ 「泣いたふりしても無駄たい!俺も明日は飲まん、そんでお前の分も金は全部出すから、それで良いだろ?」 「うん、兄ちゃんいつもありがとうね!」 「何の事だ?」 「私、一応あの子達の担任だから色々と聞いてるのよ、親身になって教えてるみたいだし皆、兄ちゃんの事が好きみたいよ」 「まあ嫌われるより良いよな?」 「この前なんか、あのおとなしい澪ちゃんが絶対に西田さんをクビにしないで下さい!って凄いけんまくで言って来たわよ」 「ほう、そりゃ有難い事だな、でも俺が教えられる事は、もう殆どねえんだ」 「良いのよ、たまにでも気付いた事をいってあげるだけでも、それから絶対に私から兄ちゃんの事クビになんてしないわよ、澪ちゃんに誓ったしね!」 「分かった、まあ今の現場は再来年の3月迄の契約だしな」 「ねえねえ二人で何ヒソヒソ話してるの?」 「ああ、明日の事でちょっとな、唯、ご馳走が待ってるぞ!」 「わーい」 「あ、あの西田さん?」 「どうした澪?」 「明日の費用って?」 「そんな事は心配せんで良い!」 「でっ、でも」 「兄ちゃんはバリバリ稼いでるんだから甘えなさーい」 「はい」 澪は心配性だな そして翌土曜日、桜ヶ丘駅前に最近出来たファミリーレストランがえらく評判が良いので、その店を予約しといた 「あー、ここ1回来てみたかったんだー」 「そうか唯がいるからバイキングコースを予約してるからな!ケーキもあるぞ!」 「わーい諒ちゃん大好きー」 ダキッ 「おいおい唯は食い物くれる人は皆大好きなんだろ」 「諒ちゃん、しどい」 「あはははっ」 今日も賑やかだな。唯のお願いで唯の妹の憂が今日は来ていた 「あの本当に私も来て良かったんですか?」 「おう、気にするな!噂は聞いてるぞ!料理がプロ並みで家事も勉強も出来るらしいな!皆も世話になってるみたいだし今日は腹一杯食って行ってくれよ」 「そんな私は」 俯いて顔を赤くしていた、純情乙女って感じの子だな。そして二時間後、皆満足そうな顔をしていた 「じゃあ帰るか、さわ子!律と澪とあずにゃんを頼むな、ムギは迎えが来るみたいだ、俺は唯と憂を送るから」 「分かったわ」 さわ子が車を取りに行った、皆笑顔で談笑している、その時変な動きをした車がこっちに向かって来た。ん?憂の方に突っ込んで来る 「危ねえ!」 俺は憂を引っ手繰るようにして抱えながら反転して背中から後ろのシャッターに激突した ガッシヤーーーン車は電柱に突っ込んで熱くなった冷却水を噴き上げていた 「おい大丈夫か?」 「は、はい」 憂は震えていた、皆啞然として見てた 「ちょっと、どうしたの?兄ちゃん大丈夫?」 さわ子が走って来た 「ちょっと待ってくれ」 ゆっくり立ってみた 脊髄は大丈夫そうだ、それから腰の回りを触ってみた、うっ!腰骨がずれたらしいな 俺は思いっきり腰を捻った 「うおーーりゃーーー」ゴキゴキッ 「ガ八ッ!」 激痛だったが応急処置成功みたいだ 「よしっ、もう大丈夫たい!」 皆また啞然としてた、それから事故処理を終えて俺は唯と憂を送っていた 「西田さん、本当に大丈夫ですか?」 「ああ内出血とか腫れがでるかも知れんが大丈夫だ!」 「それに俺あサイボーグだから死ぬ事は無い!」 「ええーっ!」 唯の奴真に受けてやがる 「冗談たい!ガハハじゃあ、また来週な!」 「おやすみなさい」 今夜は遅くなっちまったからライブハウスは来週にするか! そして帰宅した、あ湿布がねえ!まあ今夜はこのまま寝るかと思っていたらピンポーン こんな時間に誰だ?あれ葵ちゃん 「西田さん大丈夫ですか?大変な事故だったみたいですね!」 「ん?さわ子から聞いたのか?ここにゃ何にもねえから明日にでも湿布買いに行こうと考えとった」 「そうですか無事で良かった!それで湿布を持ってきました」 「おおーそりゃすまねえな大助かりたい!」 「あの貼ってあげましょうか?」 「いやいやカワイ子ちゃんにそんな事させられねえよ!」 「そんな」ポッ 赤い顔して可愛いな! 本当は手榴弾で吹っ飛ばされた時の傷を見られたく無かった 「今日はすまなかったな!近いうちに飯でも食いに行かねえか?都合は合わせるからよ」 「えっ、良いんですか?私はいつでも良いですよ!これ私の番号とアドレスです、いつでも連絡して下さい!それじゃ今夜はこれで」 「こんな時間にわざわざすまなかったな、来週な!」 「おやすみなさい」