けいおん 「おい!これってセクハラじゃねえよな?」そして俺はジェーンと恋をした 作:平沢喜市
「あのな、女の人ってのはデスデビルのドラマーだったジェーンこと大久保葵ちゃんだ!さわ子のとこでやった飲み会で知り合って送って行ったら家がお向かいさんだったんだ、で、この前に怪我した時に世話になったりしたから、お礼がてら飯食いに行ってライブハウスに案内してもらっただけだぞ」 「そしてお互いのお家を行き来して愛を育んでいるんですね!」 ハァハァ 「おいムギ、興奮して何言ってやがるんだ!」 「俺あ彼女見つけるために来てる訳じゃねえからな勘違いしねえでくれよ!」 「とにかくライブが決まったからにゃ気合い入れて練習たい!」 「おー!」 その帰り道の律と澪 「澪、なんだか元気がないな、澪は西田さん大好きーだからか?」 「」 「(あれっ、澪の突っ込みが無いや)」 「ひょっとしてジェーンさんの事が気になるのか?」 「う、うん」 「まあ西田さんはイケメンじゃないけどさモテると思うぞ!捕まえときたいなら予約しなきゃな」 「予約って何だよ?」 「婚約だよ卒業と同時にとかさ!お付き合いは成人になってからとか言ってたら絶対無理だと思うぞ!」 「ううっ、りーつー」 グスン 「おーよしよし」 ナデナデ そんな事を知らない西田は唯に付き合わされていた 「おい、もう帰んねえと憂が心配してるだろ?」 こいつだけは、どんだけ食うんだ?たこ焼き20個ペロッと食いやがって そんで今から飯かよ あずにゃんは鯛焼き買ってやったら喜んで帰ったけどな 「まだ大丈夫だよー」 「良いから帰るぞ」 グイッ 「ああーん、諒ちゃんのいけずー」 「バカタレ早よ来い!」 そして平沢家の玄関 「西田さん、いつもお姉ちゃんがお世話になってすいません!あの良かったら晩御飯食べて行かれませんか?」 「いや、気持ちは嬉しいけどな女の子だけの家にあがれねえよ」 「いえ、今日は両親が帰ってまして西田さんに是非お礼が言いたいそうなんです」 お礼?考えてるとバタバタと音がして来て 「あなたが憂の命の恩人の西田さんですか?この度はありがとうございました!」 と平沢父 「いえ、そんな大袈裟ですよ!」 「あら、やっぱり逞しい方なのね!いつも唯と憂がお世話になっております!さあさ上がって下さい」 と平沢母 結局上がる事になった 俺は傭兵時代の観光地近辺での事を面白おかしく話した 表向きはバックパッカーだった事にしている 嬉しい事に高級スコッチをご馳走になった それにこの料理は憂作だな最高に旨い 「グァテマラで絶世の美女に声掛けられてノコノコついて行ったら実はゲイバーでしてね途中で気づいて何とか勘定払って逃げ出したのは良かったんですが」 「ワハハそれで、どうなったの?」 「小さな町だったので昼間買い物をしてたら追い掛け回されまして往生しましたよ!」 「ワハハ、大変だったねー」 「うふふ、オカマの人って逞しい人が好みなのかしら?」 「何故かどの国に行っても寄って来るのはそんなのばかりなんですよ!女の人なんて全然寄り付きませんでしたからねガハハ」 「いや、そうでもないんじゃないかな?」 と憂を見て言ってた 憂は俯いて顔を赤くしていた 「あ、もうこんな時間だ、ボチボチ失礼しますね」 「西田さん、また来てくれるかな?」 「あ、それなら平沢さん今度は居酒屋でどうですか?」 「ああ私は近所に友達が殆どいないから嬉しいよ!」 「じゃあ今度是非!」 と言って俺は平沢父に連絡先を渡して帰った そして翌日の音楽準備室 「あっ諒ちゃん昨日はお父さんとお母さんが楽しかったって言ってたよー!」 「そうか、ご両親に宜しくな!」 「ちょっと唯こっちこっち」 律が呼んでやがるよ 昨夜の事を事情聴取だな!面倒臭え奴たい 「よしっ、唯隊員ご苦労!」どうやら終わったか 「西田さーん!」 律がニヤニヤしながら来やがった 「何も聞くな!」 「えーっ、西田さんのけちぃー!」 「誰がケチだとー!」 ボキボキッ俺は大袈裟に拳を鳴らした 「ごめんなちゃい!」 ピューッ 凄い速さで逃げて行きやがった 「冗談たい!ガハハ」 「唯、律を呼び戻してくれ」 「ほーい」 そして律と唯が戻った直後コンコン ガチャ 「失礼しまーす」 と憂が来た 「あ憂ー」 「皆さんこんにちは!あ、西田さん昨夜は父も母も御機嫌で父なんか、こっちの友達が出来たってはしゃいでましたよ。ありがとうございました!」 「いや、俺の方こそご馳走になっちまって最高の酒と料理だったぞ!料理は憂だろ?」 「はい」 「即開店出来る位に旨かった」 「そんな、私なんか」 また俯いて顔を赤くしていた 「また機会があったら宜しくな!」 「はい!いつでもどうぞ、皆さん失礼しまーす」 バタン 「おい澪!またライバルが増えたみたいだぞ!」 「憂ちゃんまで、もうダメだー、りーつー」 グスン あれっ?何で澪が律に泣きついてるんだ?