けいおん 「おい!これってセクハラじゃねえよな?」そして俺はジェーンと恋をした 作:平沢喜市
6月中旬、俺はアコースティックのイベントに出演のためライブハウスに来ていた
「葵ちゃん今日はありがとうな!」 「いえ私は西田さんの歌が好きなんです」 「おっ、じゃ俺のファン1号だな!ガハハ」 「えっ、軽音部の子達は?」 「まだ聞いた事ねえよ」 「本当に1号なんだ、あはは」 そして俺はステージに上がった、持ち時間20分で5曲やった 「西田さん、お疲れーっす」 「諒ちゃん、上手いねー」 「西田さん、良かったですよ!」 「本当に良かったですわー」 「今度からバラードの西田さんって呼ぶです!」 「おい、あずにゃん、恥ずかしいからやめてくれい!」 「あははは」 こいつらがいると賑やかだ 「じゃあ皆に紹介しとくな!この人が皆の先輩でデスデビルのドラマーだったジェーンこと大久保葵ちゃんだ」 「宜しくお願いします!」 「大久保葵です皆宜しくね!」 「さわ子先生の同級生なんすよね?」 「あ、さわ子の生徒なんだ!あはは」 「皆、今夜はありがとうな!次は皆の番だからな!」 「おおーっ!」 そして月末の金曜日 「よーし皆良い感じに仕上がって来たな!明日は、この感じを忘れねえようにな!」 「はーい」 翌土曜日 キャパ50人位のライブハウスだがオールスタンディングにして それ以上入ってた 桜高の子達だけで20人は来てるらしい 「今日はパンパンに入っているな!」 「諒ちゃん、澪ちゃんのファンクラブの子が来てるんだよー」 「澪、凄えじゃねえか!こりゃチケットノルマありでも良かったな」 「ううっ、西田さん、そんなんじゃ無いです」 「いやー澪は美人だから女の子にも人気があるんだろ!ガハハ」 「えっ!」 ドキドキ 「ちょっと律!あれが噂の西田さん?」 「ああ、聞いての通り、あの人ドキッとするような事を普通に言うんだよ!私も可愛いって言われてドキッとした事あるんだ」 「ふーん、それで澪も参ってるのね!あの人って女殺しかも知れないわね」 「否定はしないけどナンパ野郎じゃ無いよ、馬鹿正直って言うか、とにかく思った事感じた事を、そのまま言っちゃう人なんだ!でも鈍チンでさ3人から好かれてるのに気付いて無いんだぜ!」 「それってタチが悪いわね!」 「まあ、でも皆の事をちゃんと考えてくれて頼れる人だから私は感謝してるよ」 「あ、西田さん、紹介しとくね!この人、生徒会長の真鍋和」 「初めまして、西田さん、唯から噂は聞いてますよ、和って呼んでくださいね!」 「ああ、俺も唯から聞いてるぞ、知的で可愛いな!」 「えっ!」 ドキドキ 「律、あれは分かっていてもヤラレルわね!」 「だろ!たはは」 そして放課後ティータイムの演奏も大盛り上がりで終わった 「皆、どんどん良くなってるぞ!来月も頑張れよ!」 「おおーっ!」 「皆、朗報があるから来週楽しみにしとけ!」 「ええーっ何何?」 「西田さん、何ですか?」 「まあ、楽しみにしとけ!」 ニヤッ 翌週、音楽準備室 「皆、聞いてくれ!
実は俺の地元の同級生がな結構大きなリサイクルショップを閉める事にしたらしくて機材を二束三文で譲ってくれるみたいだ。まず、あずにゃん来てくれ」 「はいです」 「ええーっ、私は?」 「唯は後であずにゃんにゆっくり説明してもらえ!」 「このマルチエフェクターだがな、どう思う?」 画像を見せた 「あっ、これは1つ型落ちですけど人気の機種です、欲しいです!」 「流石あずにゃんだな!後で唯に良く説明してやってくれ、まあ取りあえず1台で何とかなるだろ?」 「はいです!」 「律、このスネアどう思う?」 律が食い入るように画像を見た 「これTMモデルだ、良いの?こんな良い物」 「決まりだな!」 「ムギはこのポータブルキーボードだが、どうだ?これなら誰の家でも持っていけるよな!」 「わー、可愛い!お願いしまーす」 まあムギはお嬢だから訳なく買えるだろうが喜んでるみたいだから良いだろ 「澪はこのプレシジョンベースだ」 黒いボディーにべっ甲ピックガードのレフティーの画像をやはり食い入るように見てる 「フェンダージャパンの物だが使ってみるか?」 「い、良いんですか?」 「レフティーは全然売れねえってボヤいてたから二束三文たい!」 「それでな律、送料だけ部費で出ねえかさわ子に相談してくれ!」 「へーい!」 「それからな、来月末にまたライブがある、今度は社会人と一緒だけど大丈夫か?」 「諒ちゃん、夏休みだから大丈夫だよー」 「そうか、でも勉強もせえよ!」 「大丈夫だよー」 「唯が一番危ねえ気がするぞ!」 「諒ちゃん、しどい!」 「あははは!」 「あ、西田さん、夏休みになってすぐ合宿するんだけど西田さんも来るよね?」 「金土日の二泊三日か俺あ土曜仕事だから日曜のみの日帰りだな!」 「ええーっ、土曜に来て一緒に寝ようよー!」 「お前は幼稚園児かい!今時、小学生でもそんなの恥かしがるぞ!」 「あははは!」