けいおん 「おい!これってセクハラじゃねえよな?」そして俺はジェーンと恋をした 作:平沢喜市
「それで、西田さんは何をしていたんですか?」 「ああ、朝の体操みたいなもんだ、桜ヶ丘の公園でもやってるがな最近は田井中聡って少年と良く一緒にやっとるよ」 「えっ!それって律の弟ですよ」 「ん?ああーそうか、そう言や聡は律に似て可愛い顔してるな、ありゃイケメン君になるぞ!ガハハ」 「あははは」 澪が明るく笑ってた それから朝飯を食って、合宿最後の練習 「皆、今回も良い感じだな!1週間後ライブだから体調を整えとけよー」 「おおーっ!」 こうして合宿は終わった、そして1週間後ライブハウス 「よう、川上ちゃん、今日も宜しくな!」 「あら西田さん、放課後ティータイム最近人気が上がってますよ!CDを作ってみたらどうですか?」 「なるほど、皆に話してみるか」 「律、ちょっと来てくれ」 「へーい」 「あのな、今度CDを作ってみねえか?」 「えっ!でもスタジオ代とかが」 「そんなのは気にせんで良い!来週にでも録音しに行くか?」 「う、うん!」 律が皆の所に戻って話しているようだ すると皆の目が耀きだして俺の方に走って来て抱きついた 「おいおい!おしくら饅頭かよ!周りの視線が痛えから勘弁してくれい!」 「兄ちゃん相変わらず大人気ね!」 「さわ子、いつ来た?」 「あら、さっきからいたわよ」 「お前は気配を消すのが得意だな!」 「そんな事ないわよ!まあ、あの子達の為に頑張ってくれるのは有難いんだけど、葵は寂しいみたいよー」 「何っ?」 「んもう、兄ちゃんは鈍いんだからー」 「鈍いって?ああ、葵ちゃんには世話になってるからな!今度、飯でもご馳走するか」 「ちゃんと誘ってあげてよー!」 「ああ」 何で、さわ子が葵ちゃんの事を?親友だからか? その日のライブも結構盛り上がって終わった 夏休みの間は週3回程練習するようだが午前中なので俺は行けなかった そして録音も何とか終わり 俺は原盤をアパートに置いてるパソコンでコピーしていた、ジャケットはさわ子に頼んでた 「ふぅ、50枚か結構掛かるな、でも、あいつらの為たい!」 ピンポーン 「ん?」 カチャ 「こんばんわー」 「おー、葵ちゃん!久し振りたいな」 「今、軽音部の子達のCDを制作中でな、ちょっと聞いてみるかい?」 「うん」 俺は持って来ていた小型プレーヤーの再生ボタンを押した 「うん、ガールズポップバンドって感じ!」 「葵ちゃんにゃおとなし過ぎてつまんねえかもな」 「ううん、さわ子も私もメタルやる前はこんな感じの曲やってたんだーでも紀美が強引にメタルやるって言い出してデスデビルが出来たの」 「なるほど、元凶は紀美ちゃんか」 「あははは」 「ところで西田さん、さわ子が言ってたけど軽音部の合宿に行ったの?」 「ああ」 「さわ子と一緒に?」 「いや、さわ子と俺は入れ違いだった」 「ええーっ!女の子の中に一人で?」 「ああ」 「駄目だよー!」 それから合宿の時の事を色々と聞かれた、澪が腰抜かして抱っこして戻った事を言うと 「もーう!」 ポカポカ 「お、おい暴力は」 「悔しいー、負けないんだからー!」 「おーい!、何を言うとるんだ?」 「西田さんの鈍感!」 キッ 「怖え顔してどうしたんだい?可愛い顔が台無しじゃねえか!」 「えっ!」 ドキドキ 「何だか良く分んねえけど、俺が悪かったんなら謝るからよ!」 「じゃあ、近い内に何処かに連れて行って!」 「いや、俺も飯にでも誘おうと思ってたから」 「本当に?」 ニコッ 「嘘は言わんよ」 「じゃあ、連絡待ってるからね!お邪魔しました」 「ああ、またな!」 はぁ、また鈍感かよ!葵ちゃんも結構疲れる子だな!何であんな怖え顔してムキになってたのかね?分からん プルル 「あ、西田さん!」 「おう、律か」 「CDはどうなってるの?」 「ああ、半分位出来てるぞ」 「じゃあさ、ちょっと皆で聞いてみたいんだけど」 「分かった、明日の朝にでも聡に預けとくからな!」 まあ、あいつらが一番楽しみだろうな それから盆休み結局俺は九州に帰らずに桜ヶ丘でのんびり過ごす事にした プルルルル 「あ、西田さん」 「よう、葵ちゃん、盆休みはあるのかい?」 「うん、13日から15日までだって」 「そうか、じゃ都合が良い日に何処かに行くか?」 「やったー!泊まりが良いなー」 「あ、いや、二部屋いるし予約が取れるかどうか?」 「えっ、一部屋で良いよー!」 「何っ!そりゃまずいだろ!俺達ゃ婚約とかしてる訳じゃねえだろ、お袋さんに怒られるぞ!」 「あ、じゃ、じゃあさ私が探して予約しておくから心配しないで」 「すまねえな、頼むよ」 そして13日俺は現場に置いてあるレンタカーを出して、葵ちゃんを乗せて隣県のキャンプ場に向かった、渋滞は殆ど無いらしいし、生活用品の揃ってる二部屋のバンガローを予約しているらしい 途中で食材や酒類を買って3時位に着いた 「おお、良い所だな!星が良く見えそうだ」 「うん」 そしてバンガロー ガチャ 「ん?おい、一部屋じゃねえか!」 「あ、あはは、まあ良いじゃん!」 「まあ良い、俺が車で寝ればすむ事たい!」 「絶対駄目ーー!」 キッ また怖え顔してるよー