やはり東方の青春ラブコメはまちがっている。   作:セブンアップ

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そして、彼は働かざるを得ない。

 

「いって……」

 

 俺は首を押さえながら、紅魔館の廊下を歩いている。フランドールに絞められた際、鋭い爪が食い込んでいた。その跡が、外気に触れて痛い。

 

 時間は夜。

 フランドールの部屋から出て行った後、十六夜に休んでていいと言われたので、ノーレッジ先輩がいる大図書館に行って本を読んでいた。

 

「…にしても、フランに襲われてよく生きていたわね」

 

「ゴキブリ並みにしぶといってことなんじゃないんですか?」

 

「ならスリッパで叩けば一発かしら?」

 

「一応人間はやめてないんで。勝手にゴキブリ扱いするのはやめてくださいね」

 

 今俺が相手してるのは博麗かな?この人も中々俺に対して厳しいよ。

 ノーレッジ先輩の軽口に俺が返すと、そこに十六夜がやってくる。

 

「パチュリー様、夜食の準備が整いました。八幡、手伝って」

 

「はいよ。…それじゃあ、先に行ってるんで」

 

「えぇ」

 

 俺と十六夜は一足先に大図書館を退出する。手伝うというのは、今日の夜ご飯を給仕することだ。夜ご飯自体は、十六夜が作っている。

 キッチンに向かうと、出来上がった料理がずらりと並んでいる。

 

「…何これ。高級レストランのフルコース?」

 

 我が家の食卓には絶対並ばないような料理が、俺の目の前に置かれていた。金持ちって毎日こんな飯食ってんのかよ。すっげ。

 

「今日は貴方も来ているから、腕によりをかけたわ」

 

「や、別に気合い入れなくても良かったんだが……。まぁ、あんがとな」

 

「ふふっ。さぁ、早く運ぶわよ」

 

 俺達は食事専用の部屋へと、料理を運んでいく。部屋に入った瞬間、そのあまりにも長いテーブルクロスを見た俺は、呆れ笑いしか出なかった。

 

 スケールが違い過ぎるわ。

 

「お待たせしました、パチュリー様」

 

 十六夜と俺は、席についているスカーレット先輩達に料理を給仕する。淡々と仕事をしていた俺に、スカーレット先輩が声をかける。

 

「あら?料理を給仕する際、執事はお嬢様に何か言うことがあるのではなくて?」

 

「え、そんなのあるんですか?」

 

 そんなこと全然聞いてないんですが。

 

「さっき咲夜が言っていたでしょう?」

 

 十六夜が?

 …あぁ、あれか。似合わない服装に似合わない仕事、挙げ句の果てには似合わないセリフときたか。

 

「…お待たせしました。お嬢様」

 

「ふふふ、よろしい」

 

「あぁっ!お姉様だけズルい!お兄様、私にも私にも!」

 

「十六夜が届けてるでしょうが」

 

 一体これは、どこ向けのサービスなんだろうか。需要なさすぎるんだが。

 というか、それよりも。少し見ない間に、スカーレット姉妹は仲良くしている。どうやら、あれからきちんと話し合って、仲直りしたようだ。めでたしめでたし、である。

 

 料理を全て給仕し終えると、空いた席に座った。隣には、スカーレット姉妹が座っている。

 

「それでは、いただきましょうか」

 

「いっただきまーす!」

 

 スカーレット先輩の合図で、各自、給仕された料理を食べ始めていく。しかし、目の前の豪華過ぎる料理を前にして、俺は未だにナイフとフォークを持てずにいる。場違いにも程がある。

 

「?お兄様、食べないの?」

 

「…なんか場違い過ぎてな。両手が動かん」

 

「じゃあ私が食べさせてあげる!はい、あーんっ」

 

「や、大丈夫だ大丈夫。つかそのあーんやめろ。軽く死ぬ」

 

 クソ可愛いじゃねぇかよ。キュン死させる気かお前は。死因がトキメキとかダサ過ぎる。

 

 俺はナイフとフォークを握って、目の前の料理に手をつける。口に含むと、今まで味わったことのない極上の味が広がる。

 

「美味すぎるだろ。金取れるレベル」

 

「あらありがとう。そう言ってもらえると嬉しいわ」

 

 流石は長年、紅魔館のメイドを務めているだけはある。家事全般完璧とか、これもうアレだな。十六夜はいいお嫁さんになるな。

 

「八幡」

 

「?なんですか?」

 

 スカーレット先輩が俺を呼んで、こちらに向けて微笑む。

 

「…ありがとう。おかげでまた、フランと一緒に過ごすことが出来るわ」

 

「…そうですか。それは良かったですね」

 

「八幡が私の従者で良かったわ。…もし貴方さえよければ、このまま私の従者にならないかしら?咲夜や美鈴はどう思う?」

 

 スカーレット先輩は、十六夜と紅に尋ねる。

 

「私は異論ありません。八幡ならば、喜んで受け入れます」

 

「私も大丈夫ですよ。仕事の負担も減りますし」

 

 十六夜と紅は理由は違えど、俺が従者になることに賛成なようだ。

 

「パチェは?」

 

「…別に構わないわ。彼とは本の話も出来るし。いいんじゃない?」

 

「フランは……」

 

「私は大賛成だよ!お兄様とずっと遊べるから!」

 

 ノーレッジ先輩、フランドールも賛成派であった。

 

「…さぁ、答えを聞かせて?」

 

 これはあれだ。ファイナルジャッジメントだ。俺の答えによって、これから先の生活が変わってくる。しかし、すぐにそんな答えが出るわけもなく。

 

「あの、すみません。ちょっとよく考えさせてください」

 

 はぐらかしました。

 

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「やっべ……」

 

 今日の従者の仕事は粗方終わり、自由時間というところである。鞄の中に入れっぱなしだったケータイの電源を着けると、多量の通知が流れてくる。主に封獣からであったが、小野塚先輩や四季先輩、生徒会の面々からの通知も中々に多かった。

 

「…すいません。急用で連絡出来ませんでした、と…」

 

 とりあえず、生徒会長である四季先輩には端的に理由を送信した。すると、その瞬間に四季先輩から着信が入る。

 

「…はい」

 

『急用とはなんですか。答えなければ貴方の罪は更に重くなりますよ』

 

 四季先輩の声色で察した。この人、怒っています。

 

「…えーっとですね」

 

 転校生に拉致られたって言っても、そんなこと信じてもらえるわけがない。

 

「…妹が熱を出したので、急いで帰りました」

 

『妹が…?確かにそれは急用ですね…』

 

 悪いな小町。お前を引き出しにして誤魔化させてもらった。ただ詐欺紛いにあっさりとOKしたので、文句は言わないでください。

 

『…ですが、それは変です』

 

「え、変?」

 

『確かに妹さんが熱を出したのなら、それは急いで帰らなければなりません。ですが、貴方が今連絡してきたのは夜の10時半。いくら看病していたとはいえ、もっと前に連絡出来たのでは?』

 

 全くもって正論でございます。

 

『…貴方、まさか私に嘘をついたのですか?生徒会長たるこの私に』

 

 尚更、四季先輩を怒らせてしまった。もうどうしろっていうんだろうか。言えないわけではないが、言ったところで余計に嘘だと思われてしまう。

 言いあぐねていた俺に苛ついたのか、四季先輩は。

 

『……いいです。明日からもう生徒会室に来なくて結構です。では』

 

 そう告げて、一方的に通話を切られてしまった。完全に四季先輩を怒らせてしまったのだ。

 

 これは俺が悪い。信じてもらえないと勝手に思って、嘘をついたから。

 俺がのこのこと生徒会室に行って会長に謝っても、すぐに許してもらえるとは限らない。ほとぼりが冷めるまで生徒会室に行かない方がいいのだろうか?

 だが、悪いことをしたのなら謝るのが筋だ。

 

 なら信じてもらえないと仮定して、話せばいい。信じてもらえればそれでいいし、信じてもらえなければ、今後一切生徒会室に行かないようにしよう。嘘つきの俺を、生徒会に(とど)める必要なんてないだろうしな。

 

 話せば分かる、なんてのは幻想なんだ。話して分かってくれることもあれば、分かってくれないことだってある。

 

「…それはそれで」

 

 とりあえず、四季先輩のことはひとまず置いておこう。置くわけにはいかないが、とりあえず。

 今も尚、俺に対してメッセージを送信している封獣に連絡しなければならない。

 

「…悪い。急用で連絡出来なかった、と…」

 

 そう文字を打っていたときに、彼女から電話がかかってくる。

 

「…もしもし」

 

『…なんで返信くれなかったの?なんで既読すらしなかったの?私のこと、やっぱり嫌いなの?』

 

「いや、ちょっと急用が……」

 

『急用って何?私より優先する急用って何?生徒会も終わってるはずなのに、全っ然返信しなかった。私のこと、もうどうでもいいんだ?』

 

「だから違うっ…」

 

『八幡にとって私は何?鬱陶しい女?それとも都合の良い女?』

 

「聞けって!」

 

 封獣は俺の言葉を遮りながら、一方的に話し続けていた。流石に問答が出来ないのはまずいと思い、力を込めて強く声を発した。

 

「言ったところで信じてもらえるわけがない。だから内容は伏せるが、ケータイを使えないほどの急用だったんだ」

 

『……じゃあ一つだけ聞かせて。私が鬱陶しいから、嫌いだから無視したわけじゃないんだよね』

 

「今になって返さないなんてことはしねぇよ」

 

『…分かった。その言葉、信じるよ』

 

 封獣が俺の言葉を信じるとは思わなかった。被害妄想が激しい彼女は、もう少し荒ぶると思ったのだが。

 

「……助かる」

 

『その代わり、私の言うこと一つ、何でも聞いてよ』

 

「過激なやつ以外ならな」

 

 封獣のことだから、絶対エッチいやつを要求してくる。この間、何もなかったことが奇跡なレベルだった。

 

『…そういえば、今八幡どこにいるの?家じゃないでしょ?』

 

「…え、うん。なんで知ってんの?」

 

『この間、八幡と連絡交換したでしょ?あの時に、GPSもついでにね』

 

「…マ?」

 

『マ』

 

 ということは、封獣は俺がどこにいるかを把握出来ることになる。俺がふなばしアンデルセンに行ったことも、ららぽーとに行ったことも、今紅魔館にいることも。

 

「…お前、やべぇな」

 

『言ったでしょ。八幡のことは全て知りたい。知らなきゃいけないの。八幡が今どこで何してるか知らないと、私は落ち着かない』

 

「……そうだったな」

 

『だから聞くよ。どこにいるの?店とかじゃあないでしょ?」

 

「…知り合いの家だ」

 

『知り合い?誰?』

 

 封獣のことだ。家の名を教えようが教えまいが、封獣は紅魔館にやってくる。余計に面倒なことになるに違いない。

 

「…十六夜だ。今日一緒にいたやつ」

 

『あの女かッ…!八幡、なんであの女の家にいるの?…まさか、あの女と付き合ってるとかじゃ……!』

 

「違ぇよ。さっき言ったろ。急用で十六夜の家にいただけだ」

 

『…じゃあ今からそっち行くから。待っててよ』

 

「え、嘘だろ?」

 

 しかし、時すでに遅し。封獣から、通話を切られてしまった。このままでは、封獣はマジで紅魔館に来る。

 どうしよう。面倒な未来しか見えねぇ。

 

「…どうしたの?八幡」

 

「…十六夜か」

 

 そう悩んでいる時に、仕事を終えたであろう十六夜がこちらにやってくる。

 

「何かあったの?」

 

「…正しくは、これから起きる話なんだけどな」

 

「?どういうこと?」

 

「封獣……昼間の黒髪の女の子がいるだろ?あいつが今から紅魔館に来るんだと」

 

「あぁ……。何しに来るの?」

 

「分からん。ただ、場所はもう知られている。あと十数分もすれば、封獣が来るだろうな」

 

 多分、目的としては十六夜との接触だと思われる。紅やスカーレット姉妹のことはまだ知られていないし、十六夜の家と言ってしまったしな。

 

「…まぁ、別にいいわよ。流石に強行突破は出来ないし、私も出るからね」

 

 そしてその15分後。紅魔館の正門から揉めるような声が聞こえてくる。上の階の廊下の窓から覗いてみると。

 

「八幡ッ!八幡はどこなの!?」

 

「ちょ、いきなりなんなんですかあなた!」

 

「お前に聞いてないんだよ!八幡、返事をして!八幡!」

 

 正門では、門番の紅と封獣が騒ぎを起こしている。その騒ぎに気付いて、十六夜までが正門へと向かった。

 

「…貴女、昼間の子よね。こんな時間帯に騒ぎに来るだなんて、常識がなってないわね」

 

「八幡はどこだッ!八幡がここにいるのは知ってる!」

 

「あまり騒がないでもらえる?レミリアお嬢様にご迷惑がかかるから」

 

 このまま騒ぎを大きくすれば、最悪この館の前を通る人が警察に通報する可能性がある。

 原因が俺であるなら、俺が終息させなければならない。俺はそう思い、紅魔館の正門へとひた走る。紅魔館の玄関から飛び出し、正門に向かうと、こちらを見た封獣が目を光らせる。

 

「八幡!」

 

「…別に出てくる必要はないわよ」

 

「この揉め事は俺が原因なんだ。俺が出なきゃならんだろ」

 

 封獣は勢いよくこちらに向かって抱きついてくる。もう幾度となく彼女に抱きつかれたせいか、少し耐性を付けることができ、理性に余裕を持たせることが出来た。

 

「八幡…八幡……」

 

「…元はと言えば貴方がそんなに甘やかすから、こうなったのではないの?」

 

「…耳が痛いな」

 

 正論過ぎてぐうの音も出ない。封獣がこれほど依存したのは、俺が中途半端に甘やかしたから。だが元からこいつは依存傾向にある人物だった。

 

「…八幡、なんでここにいるの?もう夜だよ」

 

「それは……」

 

「彼がレミリアお嬢様の従者、だからね」

 

「……は?」

 

 封獣の問いになんと答えようかと考えていると、十六夜が先にネタバラシをした。それを聞いて、封獣の瞳はすぐさま淀み始める。

 

「…従者って、誰かに仕えるってことだよね。八幡、そのレミリアとかいうやつの言いなりに…?」

 

「言い方に悪意を感じるけど、まぁそうなるわね。私も、そこの中国も、そして八幡も。レミリアお嬢様のものなの」

 

「…もしかして、今日連絡出来なかったのもその従者の仕事があったから?」

 

「…そうだな」

 

「…そうなんだ」

 

 封獣は見上げた顔を俯かせて、突如、不気味に笑い始める。

 

「…八幡ってさ、押しに弱いよね」

 

「…え?」

 

「稗田阿求が八幡に生徒会に入れって言って、八幡は結局入ったんでしょ?私の我儘も聞いてくれる。ここにいるのだって、どうせそこの女とグルのやつらが八幡を無理矢理連れて行ったんでしょ?」

 

「俺が押しに弱いわけじゃない。お前らが強すぎるだけだ」

 

「どっちも変わんないよ。要するに、ゴリ押しすれば八幡は言うことを聞いてくれる。だって、八幡は優しいもん」

 

「…何が言いたいんだよ」

 

 封獣の、遠回しに言ってくる言葉に、少しだけ苛立ちを感じた。

 

「やっぱりさ、私嫌なんだよ。八幡が誰かのものになるなんて。死んでも嫌。こんな陰気なところの従者じゃなくてさ、命蓮寺に来なよ。一生、私だけの従者になってよ。レミリアとかいうやつの従者になってるんだから、私だっていいでしょ?」

 

「俺がそれをイエスと言うと思ってんのかよ。家には小町がいる。百歩譲って1週間は良いとしても、一生は無理だ。両親は帰ってくるの遅くなるし、実質あいつは一人になる。小町を一人にさせたくはない」

 

「じゃあ1週間でもいいよ。行こっ」

 

 封獣は俺の右腕を掴んで、無理矢理引っ張って行こうとする。しかし、そうは問屋が卸さない。

 終始見ていた十六夜が、反対側の左腕を掴んで引き止める。

 

「…あのさ、いい加減お前ウザイんだよ。八幡にベタベタくっついてさ。八幡に触んなよ」

 

「貴女の束縛もいい加減にしたらどう?ベタベタくっついているのは、一体どちらかしら?」

 

「…離せよ」

 

「それは出来ないわ。八幡は、お嬢様にとって必要な人間。紅魔館にとってもね」

 

「こんなバカでかい館に八幡なんていらないだろ。どうせお前みたいにレミリアとかいうやつに従うやつはいるんだろうし、八幡に拘る必要ないじゃん」

 

「八幡でなければならないの。他の従者よりもね」

 

「…お前も八幡を束縛してるじゃんか」

 

「貴女と違って私利私欲のために八幡を束縛したりはしないわ。お嬢様の命令は絶対だから」

 

 俺を挟んでのこの問答。なんの関係もない紅があわあわと慌てている。

 

「……なら、これならどうだ。とりあえず現状は紅魔館の従者。次に命蓮寺。期限は1週間だ。どっちともな」

 

「それは貴方が決めることじゃないわよ。お嬢様が…」

 

「これぐらい呑んでくれてもいいだろ。大体、無理矢理ここに連れて来させられたんだ。元はと言えば、あんたのとこのお嬢様の悪戯みたいな理由で来たんだから。聞いてくれなきゃ流石に割りに合わないと思うんですが」

 

 そもそもの理由として、俺働くのが嫌いだ。専業主夫を希望しているのもそんな理由だからだ。

 

「私はいいよ。ずっといてくれないのは嫌だけど、1週間八幡と過ごせるなんて、楽しみだもん」

 

「…分かったわ。こちらから掛け合ってみるわよ」

 

 少なくとも、今日この日から2週間働くことが確定した。その場凌ぎで出した提案とはいえ、流石にキツイな。ブラック企業かよ。

 

「とりあえず、貴女は帰りなさい。まだ帰らないようなら、私が叩き出してあげるわ」

 

「……いいよ。仕方ないから帰ってあげる。八幡っ」

 

「ん?…うぉっ」

 

 封獣は再び、俺に向かって抱きついてくる。そして、すぐに離れる。

 

「ばいばいのハグだよっ」

 

 封獣はそう言って、紅魔館から去って行った。

 

「じゃあ、私は今の件をお嬢様に伝えるから。八幡はもう部屋に戻っていいわよ」

 

 十六夜は、さっきの件をレミリアお嬢様に伝えに行くために、紅魔館の中へと戻っていった。

 

「女同士の修羅場って、怖いですね。私ずっと空気でしたけど」

 

「…それな」

 

 肉体的にも精神的にも、今日は疲労が溜まり過ぎた。とっとと部屋に戻って、寝るとしよう。

 

 


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