やはり東方の青春ラブコメはまちがっている。   作:セブンアップ

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彼にも、勝利への執着心は存在する。

 鈴仙のストーカーを排除してから1週間が経った。あれから警察から感謝状やら何やら送られて大変で、自分で言うのもなんだが学校じゃあちょっとした有名人になってしまった。

 

 そんなことはさておき、今はもう期末試験期間である。

 

「…え、俺に?」

 

「勿論、あたいも教える。けど、あたいだけじゃちょっと手に負えなくてね…」

 

 放課後。

 火焔猫が突然、俺に頼み込んできた。曰く、霊烏路に国語を教えてやって欲しいと。

 

「八幡に教えてもらえるの?やったぁ!」

 

 と、呑気に喜んでいる霊烏路。しかし一方で、火焔猫は意気消沈である。

 

「因みに聞くけど、前回の試験の合計点数は何点だったんだ?」

 

「…900満点中、81点」

 

「は?」

 

 なんだ、81点て。9教科中81点て。

 

「これ見てくれないか…」

 

 火焔猫が、5枚のシワだらけの答案用紙を渡してくる。火焔猫が力任せにクシャクシャにしたんだというのが想像出来てしまう。

 

「10点、11点、12点、13点……1点!?」

 

 数学が1点ってなんだこれ。英語も世界史も現文も理科も、全て壊滅的じゃねぇか。残りの教科も酷い点数なのは見なくても分かってしまうほど。

 

「…ってこれ…」

 

 なんか見たことあるぞこれ。この数字の並び。

 まさか。これは、あの伝説の。

 

「ろ、ロイヤルストレートフラッシュ……だと……!?」

 

 火焔猫が意気消沈するのが分かった。これはもう手の施しようがない。

 よし、諦めよう。霊烏路なんて子はこのクラスにいなかった。幻の女の子だったんだ。

 

「うっわこれ何?小学生が答えた点数なの?」

 

「す、数学1点…?」

 

 俺達の会話に気付いた博麗やマーガトロイド、霧雨と十六夜、そして鈴仙までが混ざってくる。

 

「…よくまぁこんなに酷くなるまで放置してたわね…」

 

 十六夜がこめかみを抑え、呆れながらそう呟く。

 

「頼む、みんな!力を貸してくれないかい?八幡以外は大して関わってないけど、正直猫の手を借りたいくらいヤバいんだ!だから…」

 

 火焔猫が頭を下げて嘆願する。当の本人、霊烏路は「なんのこっちゃ」と言わんばかりの表情である。

 

「私は協力するぜ!やっぱ赤点は回避したいもんな!」

 

「…まぁ、教えることで自分の勉強にも繋がるし、私も良いわよ」

 

「私は放課後に大体用事があるから、学校中で良いなら協力するけれど…」

 

「私も、少し空いた時間なら教えれるかも」

 

 霧雨、マーガトロイド、十六夜、鈴仙は快く承諾した。

 

「お前はどうすんの?」

 

 唯一、博麗だけ渋った顔をしている。

 

 こいつは慈善活動とかが苦手なタイプだ。それ相応の見返りがないと動かないようなやつだ。

 わざわざ自分の時間を削って霊烏路に勉強を教えるとは思えないのだが…。

 

「……はぁ。別にいいわよ。バカ一人の面倒見たところで、私が頭悪くなるわけじゃないし。どうせ帰ってもやることなんてないし」

 

「本当かい!?みんな、ありがとう!この礼は絶対にするよ!」

 

「そういうのはせめて赤点を回避してから言いなさい」

 

 博麗が参加するのは意外だった。「面倒よ」って一蹴しそうだったのに。

 

「何々?結局、何がどうなったの?」

 

「お空のためにみんなが教えてくれるんだよ!ほら、お空もありがとうって言いな!」

 

「えー。八幡とお燐だけで良かったのに…」

 

「こいつ脳みそイカれてんじゃないかしら。ぶっ叩いたら少しはその知能指数が低いセリフは出てこなくなるんじゃない?」

 

「やめなさい。霊夢がやったら万が一気絶するわよ」

 

 いや怖いよ。頭叩いただけで気絶って怖いよ。博麗って細腕に見えて実は化け物みたいな力持ってんの?

 

「今日のところは私は先に帰るわね。館の仕事もあるし…」

 

「頼み込んで悪いね」

 

「構わないわ。…それより、その胸ばっかに栄養が行き渡ったその子に礼儀とやらを教えた方が良いわよ」

 

「…頑張ってみるよ」

 

 十六夜は紅魔館の仕事があるといい、先に教室から出て行った。残った俺達で、霊烏路の学力アップを目指して勉強を教えることに。

 

「まずは文系にしようか。現代文と古文が出来るのは八幡だね」

 

「…その前に、霊烏路の学力が知りたい。丁度今日、現文から宿題出てただろ。霊烏路、やってみろ」

 

「はーい!」

 

 霊烏路はペンを持って、今日出された宿題に臨む。その間に俺達も、自分の勉強を始める。

 

「八幡」

 

「ん?どうした」

 

 俺の隣に、鈴仙が席に着く。なんだか妙に距離が近い気がするのだが。めっちゃ良い匂いして八幡ドギマギしてるのだが。

 

「古文で私も分からないところがあって…」

 

「お、おう。どこだ?」

 

 鈴仙が分からないところを、俺なりに教える。鈴仙は理解したのか、ペンを走らせていく。

 

「なるほど……うん、ありがと。八幡はやっぱり頼りになるわね」

 

「…ていうか、博麗とかに聞けば良かっただろ。文系得意な俺よりも点数高いんだし」

 

「八幡に教わりたかったの。それに…」

 

 鈴仙はチラッと博麗の方に目をやる。

 

「めっちゃこっち睨んでるし…」

 

 怖いよ博麗怖いよ。その何人か殺ってそうな目やめようよ。危うく八幡チビっちゃうよ。

 

「出来たーっ!」

 

「ぐぇっ」

 

 宿題が出来たのか、霊烏路は後ろから勢いよく抱きついてくる。おっぱいを押し付けられてドギマギしてる俺なんて目もくれず、霊烏路はぬいぐるみに抱きつくノリで力を入れる。

 

「は、早よ離れてくんない?答案が見れないんだけど」

 

「じゃあ一緒に見よ!」

 

 霊烏路は依然抱きついたままである。

 一緒に見ると言ったからか、霊烏路の顔がすぐ隣にある。横を向けば、それこそ事故で霊烏路の頬に唇が当たってもおかしくない。

 

 いかんいかん。霊烏路に気を取られちゃいかん。霊烏路の答案に集中するんだ。

 俺は気を引き締めて、霊烏路の答案をくまなく確認した。その結果。

 

「…まぁ分かり切ってはいたが、まさかここまで壊滅的だとは…」

 

 漢字が書けない上に文章問題もアウト。ことわざや四字熟語も、なんだか大喜利みたいになってるし。

 

「…もう一度聞く。極めて贅沢な食事のことを、四字熟語でなんて言う?」

 

「焼肉定食!」

 

「食前方丈な。お前腹減ってんのか」

 

 そんな四字熟語あってたまるか。今度お前が焼肉定食食べる時焼肉抜きにするぞ。

 

「次。多種多様の宝物を指す四字熟語」

 

 答えは七珍万宝である。因みに、この二つは今日習ったばかりの問題である。

 

「世界遺産!」

 

「ある意味正解」

 

 と、こんな風に四字熟語は完全な大喜利となっている。四字熟語だけでなく、ことわざもだ。

 

「次ことわざな。価値の分からないものに価値あるものを与える無駄さ。豚に?」

 

「小判!」

 

「それは猫にやっとけ。豚に真珠だ真珠」

 

 頭痛くなってきた。

 

「次。日頃は神も仏も拝んだことがない信心のないやつが、苦しい時や困った時や災難にあったりしたときにだけ、神に頼って助けを求めて祈ることの例え。○○○時の神頼みだが、じゃあこの○に入る言葉は?」

 

 答えは苦しい時の神頼みだ。多分、人生に必ず一度は神頼みをしてる人間がいるだろう。例えば、通学通勤の際に急にお腹を壊した時とか。

 

「そんな時の神頼み!」

 

「どんな時だよ。もうちょい具体的に書けよ」

 

 なんでそんな通販番組みたいな答えになっちゃったの。

 と、このように大真面目に書いた内容がふざけているのが霊烏路の答え。

 これ本当に赤点回避出来るのか…?

 

「…はぁ…」

 

 なんつう無理ゲーをやらされてんだこれ。バカ丸出しの人間にどう教えれば赤点を回避出来るのだろうか。

 

「八幡っ、八幡っ」

 

 当の本人は呑気にルンルンしてるし。しかもまだ抱きついたままだし。

 

「…ヤバいかい?」

 

「ヤバいなんてもんじゃねぇ。もう凄ぇよ」

 

 どうやって教えようかと考えていたその時。

 

「あやや?そんな呑気に遊んでて大丈夫なんですか〜?」

 

 我がクラスに揶揄うような声で入ってきたのは、C組の射命丸である。射命丸は段々とこちらに近づき、遂には俺の目の前に。

 

「今回の期末試験、私と勝負だってこと忘れてないですよねぇ?」

 

「は?何の話よ」

 

「あっ霊夢さんには関係ない話です」

 

「あ?」

 

「っと怖い怖い。…八幡さん、お話したいのですが。今、いいですよね?」

 

 「いいですか?」ではなく「いいですよね?」って聞いてるあたり、言葉に断れないような圧を含んでいるように聞こえた。

 

「…だってよ。霊烏路、ちょっと離れてくれ」

 

「えー!あっじゃあ、私も…」

 

「関係ない人は引っ込んでてください」

 

 射命丸は笑顔でそう毒を吐く。霊烏路は「なんで怒ってるのかな?」と、毒を吐かれたことに何のダメージも負わず、ただ疑問に感じていただけだった。

 

 射命丸の誘いに乗り、俺達は教室から出て行く。そして教室から少し離れた踊り場で、射命丸は口を開く。

 

「本当、呑気ね。試験まで1週間切ってるにも関わらず」

 

「…他人に勉強を教えることで自分に身につくって言うだろ」

 

「そんなものは弱者の戯言でしかないわ」

 

「弱者て」

 

 所々こいつ言うことが物騒というか、今日日弱者だの強者だのそんな言葉聞かないんだけど。

 

「まぁいいわ。そんな話をしにわざわざ連れ出したわけじゃない。今回の期末試験の勝負内容、それを決めに来たの」

 

「合計点数で勝負じゃないのか?」

 

「貴方はバカかしら。合計点数で勝負すれば、100%私が勝つに決まってるでしょう。文系しか取り柄のない貴方が、私に合計点数で勝てると思っていたの?」

 

 思っていませんが何か?

 博麗とスペックが同等の人間に、俺が試験の合計点数で勝てるわけないだろ。

 

「だから貴方の得意分野で勝負してあげる。確か、文系の中では現代文が得意なのよね?その点数で優劣を決めましょう」

 

「いくらなんでも、それは舐めすぎだろ」

 

 俺だって国語ならば、上から数えた方が早いぐらいの学力があると自負している。

 

「ええ。貴方の得意分野で勝つことに意味があるからね」

 

 本っ当性格悪いなこいつ。

 確かに俺の得意分野で負けたらこいつに何も言えねぇだろうけど。にしても、それは性格悪いんじゃないですかね。

 

「負けても知らんぞ。それだけの大口を叩き過ぎて、いざ負けた時に死にたくなるのはお前だからな。そろそろその辺にしとけ」

 

「…へぇ。雑魚の分際で言うじゃない」

 

 射命丸は目を細め、不敵な笑みを浮かべる。

 

「言っておくけど、私に負けたら貴方もそういうことになるのよ。私専属の、記事専用の奴隷になることを忘れたわけじゃないでしょう?」

 

「…忘れてねぇよ」

 

「期末試験で負けても体育祭で挽回、なんて愚かな考えはやめておきなさい。何の競技で競うかは決めていないけど、貴方が私に身体能力で勝てるわけがない。実質、今回の期末試験で決着が着くのよ」

 

 ここまで自信過剰だと、一周回ってカッコいいとすら思えてくる。そこに痺れないし憧れもしないがな。

 

「精々、残りの学校生活を楽しむことね」

 

 そう吐き捨てて、射命丸は目の前から去って行った。

 残りの学校生活、と言っている辺り、負ければまともな学校生活を送れないのだという脅しなんだろう。

 

 確かに、これが合計点数であるならさっきの脅しに怯えていたのかも知れない。

 だがあいつは俺の得意分野で勝負すると言った。どれだけの知能があるかは知らないが、このアドバンテージを無駄にするわけにはいかない。

 

 負けて死にたくなるのはどっちなのか教えてやるよ。

 

「いい話聞いちゃった」

 

「あ?」

 

 俺が教室に戻るために階段を上ろうとすると、もう一つ上の階段から声が聞こえた。その階段から降りて来たのは、ガラケーを片手に笑みを浮かべる女の子。

 癖の強い茶髪のロングヘアを、紫色のリボンでツインテールにしている女の子だ。

 

「どちら様で?」

 

「私?私はB組の姫海棠(ひめかいどう)はたて。あんた、比企谷八幡だよね?ちょっと付き合ってくんない?」

 

 全然知らん新キャラが出てきたんだけど。なんかよく分からんけど、こういうのは無視に限る。

 

「あっれー無視?そんな冷たくしないでさ、ちょっと話ぐらいしようよ」

 

「悪いが勉強してる途中だ。つか、知らんやつに話すことなんて無いんだが」

 

「話ってゆーか、取材的なやつ。ほら、この間のストーカー事件。あれとか聞かせて欲しいのよねー」

 

 なんだこのギャルは。この"お前邪魔なんだよ"オーラに屈しないのか。結構あからさまに距離を置くようにしてるんだけど。

 

「あっそれともさっきの話でもいいわよ?文があれだけ大口叩いてたやつ。なんなら事件よりそっちの方が気になるし」

 

「あいつと知り合いなのか?」

 

「まぁ腐れ縁ってゆーか、敵ってゆーか。私も記事を書くのよ。そこ繋がり」

 

「あぁ…」

 

「まあそんなことはいいのよ。さっきの話、詳しく聞かせてくれないかしら」

 

「なら射命丸に聞けよ」

 

「あいつに聞いて素直に教えてくれると思う?」

 

 姫海棠と射命丸がどういう関係かは知らないが、新聞記者としての敵であるなら、どうせガセネタを掴まされたり、流されるのがオチだろう。素直に教えるとは思えない。

 

「無いな」

 

「でしょ。そんなわけで教えてよ」

 

「面倒くさいに決まってんだろ」

 

 別に教えない理由はないが、教える理由もない。というか、この手の人物にペラペラ話すと碌でも無いことが起きそうだ。

 

「結構強情ね。…ま、いいや。あんたも素直に教えてくれるってわけではないことは分かったし」

 

 良かった。どうやら引いてくれるようだ。

 

「じゃあこれだけは聞かせてよ。期末試験の現文の勝負。勝つ自信は?」

 

 勝つ自信……か。

 そうだな。射命丸に勝つ気ではいるが、実のところ勝てるかどうかは分からないというのが本音だ。

 自信過剰であるが、それに伴う実力を持っているのが射命丸だ。俺のアドバンテージなんてものともしないかも知れない。

 

 しかし、負けるつもりはない。これはプライドの戦いとかそんなんじゃない。単純に負けたら学校生活が詰むからである。

 

 だから、彼女に返す言葉は。

 

「負けないんじゃねぇの。多分。知らんけど」

 

 勝てるかは知らん。流石に勝つって自信満々に言うのは無理がある。

 

「…ふふふっ。何その自信なさげなコメント。ウケる」

 

「いや、ウケねぇから」

 

 今のどこにウケる要素あったんだよ。

 

「じゃ、頑張ってね。私は応援してるから。なんなら勝ってくれてもいいわよ?あいつが悔しがる顔を写真に収めることが出来るしー?」

 

「…お前相当性格悪いな」

 

「新聞記者なんて性格悪くなきゃやってらんないのよ」

 

 そんなドヤ顔で開き直られても。

 

「それじゃ、バイバイっ」

 

 姫海棠は階段を降りて行って、姿を消した。

 変なキャラに関わったせいか、なんだかドッと疲れてしまった。溜め息を大きく吐いて、自分の教室へと戻って行った。

 

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「結構遅くなっちまったな…」

 

 なんだかんだで夕方6時半まで勉強会を行なっていた。霊烏路の超絶的なバカさには俺だけでなく、博麗やマーガトロイドまで手を焼いていた。

 

「あら、奇遇ね」

 

「…げ」

 

 今から正門を出て行こうという時に、出会いたくないランキングトップランクにいる八雲紫校長と出会した。隣には、まともな八雲藍先生がいる。

 

「こんな遅くまで何してたんだ?生徒会はないのだろう?」

 

「…勉強ですよ。もう期末試験も始まりますし」

 

「それは良い心掛けだ。一夜漬けなどをして勉強する者もいるが、所詮は一夜漬けだ。それでは意味がない」

 

「貴方って真面目に勉強するタイプだったのね。理数系の授業では寝ていると聞くけれど」

 

「夏休みに補習行くなんて嫌ですから」

 

 今ここで内容を濁したのは、八雲校長に掘り下げられたくなかったからだ。この人に目を付けられたら、射命丸以上に面倒くさい。

 

「ふうん…」

 

 八雲校長は目を細めて俺を見つめる。

 なんだ。何を探っているんだ。

 

「…まぁ、そういうことにしておきましょう。理由はどうあれ、勉強することに越したことはないから」

 

「は、はぁ…」

 

「それでは、期末試験頑張りなさい。行くわよ、藍」

 

「はい。ではな、比企谷」

 

「あ、はい」

 

 二人は駐車場の方へと姿を消して、俺は背中が見えなくなったことを確認して自転車を漕ぎ始める。

 

「…やっぱ関わりたくねぇな…」

 

 八雲紫校長。あの化け物だけは敵に回すわけにはいかない。

 校長を敵に回すことなんてあり得ないが、関わって踏み込まれてしまうと、何かが壊されそうな気がする。

 

 そう思わせる風格が、嫌でも感じてしまうのだ。

 

 博麗に射命丸、四季先輩、レミリアお嬢様に八雲紫校長。本当、この学校には規格外の連中しかいない。

 

 来年、この学校に受験する君に伝えよう。

 この学校では強靭なメンタルが必要になる。生半可な気持ちで入学すると、後悔しちゃうから進路は慎重に決めよう。

 

 比企谷八幡より。

 

 

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