やはり東方の青春ラブコメはまちがっている。   作:セブンアップ

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2学期も、彼の周りは騒々しい。

 

 

「夏休みも終わり、2学期が始まります。夏休み気分が抜け切っていないという人もいるでしょうが、きっちりと切り替えて勉学に励んで下さい」

 

 今日は2学期の始業式。授業があるわけでも無く、午前中に終わる素敵な1日。しかし、明日からは通常授業。その上、生徒会も活動が再開される。ゆっくり出来るのは今日までなのである。

 

「さて。これから体育館にて始業式に参加するわけですが、その前に。このクラスに転校生がやって来ます」

 

 稗田先生の言葉に、クラスはざわつく。転校生がやって来るとなれば、大なり小なり気にはなるに決まっている。というか、1学期に十六夜が来てあまり日が経っていないと言うのに、また転校生が。

 

「では、入ってもらいましょう。どうぞ」

 

 スライド式のドアを開けてクラスに入って来たのは、艶のある青色のロングの女の子。その人物の顔を見た瞬間、俺は顔を伏せた。

 

 何故なら、一度彼女と出会っているからだ。

 

「あっ、お前!」

 

 バカ騒ぐな霧雨。俺はあいつに絡まれたくないんだ。頼むから余計なことはしないでくれよ。

 

「知り合いですか?」

 

「…えぇ。そこの金髪の女と、私の顔を見た途端あからさまに顔を伏せた男とは、一度出会ってるわ」

 

 くっそバレてる。

 いや、しかしバレていても顔を合わせなければ関わることは無い。元来、人間のコミュニケーションの7割は目で行われると言う。つまり目さえ合わせなければ、彼女と話すことは無い。

 

「名をまだ名乗っていなかったわね。私は比那名一族の総領娘、比那名居居天子よ。よろしくね」

 

 こうして、比那名居が新しくうちのクラスに参加したのである。

 午前中に学校が終わり、帰る者は下校し、部活動に参加する者は部活に、委員会に参加する者は委員会に。各々の早い放課後が始まった。

 

「私を案内なさい。比企谷八幡」

 

「え、嫌だ」

 

 俺はそれだけ言って、教室から出て行き、生徒会室へ向かおうとした。が、断り方が良くなかったのか。

 

「待ちなさいよ!普通断る!?転校生が学内を把握するために努力しようとしてるのにそれを無碍にするの!?」

 

「いやだって普通にめんどいし。他の奴に教えてもらえよ」

 

 比那名居で無ければ、もしかしたら案内していたかもしれない。だが、この間の一件で面倒な人物だとヒッキーの中で判定を下しちゃったから。

 

「血も涙もない不調法者!比那名居一族を敵に回したらどうなるか、その身を以て…」

 

「2学期から貴方の周りは騒がしいですね」

 

 比那名居がこちらに詰め寄ろうとすると、彼女の言葉を遮る冷ややかな声。そして、この丁寧な言葉遣い。

 

「ご無沙汰ですね、八幡。健勝でしたか?」

 

「ういっす八幡。久方ぶりだねぇ」

 

「…ども。四季先輩、小野塚先輩」

 

 現れたのは、現生徒会長と副会長のハッピーセット。遮られたイラつきからか、比那名居は先輩達を睨み付ける。

 

「貴女は……確か転校生ですね」

 

「そうよ、私は比那名居天子。…というか、あんた達こそ誰よ」

 

「私はこの学校の生徒会長。四季映姫と申します。隣にいるのは、副会長の小野塚小町」

 

「どーも」

 

「あっそ。それで、騒がしくしてたから私を取り締まろうっての?」

 

 生徒会長を前にして、態度を変えない比那名居。大胆というか、恐れ知らずっつうか。俺だったら間違いなく平伏するわ。

 

「別に騒がしくしていることに関して何も問題はありません。過度な騒ぎなら止めますが。…私が貴女に言いたいのは、彼に無理矢理詰め寄らないことです」

 

「は?あんた関係無いじゃない」

 

「彼も生徒会役員の1人です。無関係ではありません。むしろ、貴女よりずっと深い関係です」

 

「何?何そのマウント。まさか私の方が仲良いから〜って言いたいの?ここの学校の生徒会長って幼稚なところあるのね。ま、見たままだけど。八幡もこんな生徒会長の下で働かされてるなんて可哀想に。辞めちゃえば良いのにね」

 

「あんた、それ以上四季様を……ひぃっ!」

 

 小野塚先輩が比那名居を嗜めようとするが、もう遅かった。自分自身を冒涜された上に、容姿のことまで言われた。後者に関しては、彼女自身コンプレックスを感じていたりするのだ。それを無神経に刺激している。

 

 怒らないわけが無い。

 

「今回の転校生は中々達者な人物で。比那名居一族の総領娘、でしたか?一族の名を借りて威張ることしか能のない人物に、ここまで言われるとは思いませんでしたよ」

 

「事実だから仕方ないじゃない。それとも、自分のことを受け入れることすら出来ない臆病者なのかしら、あんたは。てっきり何度か言われたことがあると思ってたけど」

 

 やめて!仲良くして!

 

「まぁ良いや。あんたと話しても無駄ってことは分かったわ。…ねぇ八幡、本当に案内してくれないの?生徒会役員って、転校生すら案内しない心の狭い集まりなの?」

 

 そう言われると弱る。別に俺がどうこう言われても言われ慣れてるからどうってことは無い。が、ここで断って生徒会の評価が比那名居によって落とされたらたまったもんじゃない。

 

 この手のタイプは、おそらく言いふらしそうな人間だから。

 

「…分かったよ、分かった。案内するからそれで良いだろ」

 

「わぁやっさしい〜」

 

 なんだろう。1発ぐらいぶん殴っても誰も文句言わないのではないか。そう思わせるほど鬱陶しい人間に見えてしまう。

 

「…そうやって、貴方は誰かに優しくしてしまう。それは貴方の美徳で、素晴らしい長所です。しかし、その優しさを与える相手を間違えてしまうところが、貴方の短所でもあります」

 

「聞くに堪えないわ。行きましょう、八幡」

 

 比那名居はそう言って、俺の手首を掴んで引っ張って行く。背後から眺める四季先輩の、泥沼のような瞳に刺されながら。

 

「全く。転校した矢先にあんな女に絡まれるなんて」

 

「いや、ほとんどあれお前が悪いだろ。何を被害者ぶってんだよ」

 

「失礼ね。大体、あんたがさっさと案内してくれればあんな女に絡まれることも、騒ぎになることも無かったんでしょ」

 

 ここまで清々しい責任転嫁をされたのは初めてだ。一周周って笑えてくる。博麗以上の傲慢な女子である。あいつ以上とかどんだけだよ。

 博麗を前にして絶対に言えない感想を心の中で呟きながら、必要最低限の場所を案内した。最後に案内した場所が、食堂である。

 

「…お腹減ったわね」

 

 ここで反応してはダメだ。すれば、「お前ちょっと奢ってくんない?」的なことを言われてしまう可能性がある。被害妄想と言われても仕方が無いが、傲慢な人間ならそう言いそうなものだからだ。

 

 だから俺がここで取る選択は一つ。何も言わずに去る。

 

「……あら?あいつ、どこ行ったの?」

 

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 無事、比那名居の手から逃れた俺はベストプレイスにて昼食を摂ろうとした。が、夏の暑さがまだ残っており、尚且つ昼間の日差しは人やアスファルトを照り付けている。

 

 そんなわけで、冷房の効いた生徒会室で昼食を摂ることにした。中にいるのは、四季先輩と風見先輩、そして小野塚先輩だけ。残りの2人はまだ来ていないようだ。

 

「八幡。そういえば、先程の彼女はどうしたのですか?」

 

「先程の…あぁ、あいつなら食堂に放置しました」

 

 粗方校内は案内したし、迷う事は無いだろう。あのまま付き合っていたら確実に奢らされていた。

 

「八幡の女かしら?」

 

「言い方どうにかしてくれません?…単に転校生を案内してただけですよ」

 

 十六夜に続いて比那名居まで案内したが、いつから俺は転校生担当になったのだろうか。転校する前に知り合ってしまったのが運の尽きだったか。

 

「あっち〜」

 

 再び生徒会室の扉が開く。入室したのは、暑いと呟きながらハンディファンを自身の顔に向ける河城先輩と、いつも一緒にいる鍵山先輩である。

 

「いやぁ、やっぱり夏は冷房に限るねぇ」

 

「…9月になったとは言え、まだ夏みたいなものだものね」

 

 こうして生徒会全員が揃った。まだ揃わなければならない時間では無いが、やはりこれだけ暑いと冷房の効いた部屋に逃げ込みたくなるのが夏の暑さだ。

 

「すぐにカーディガンや長袖を着る時期になりますよ。…その頃は、私や風見幽香は生徒会にはいないでしょうけど」

 

 …そうか。秋には生徒会選挙がある。3年の四季先輩、および風見先輩は引退する時期なのだ。

 

「まぁにとりや雛、それに八幡がいるだろうから生徒会は安心して任せられるけれど」

 

「えっあたいは?」

 

「貴女サボってばかりでしょうが。少なくとも小町は生徒会長は向いてないと思うわよ確実に」

 

「そうですね。私の説教を身に染みていないのでしょう。貴方はまだまだ未熟です。生徒会長という役職を与えるには3世紀早い」

 

「それもう絶対なれないじゃないですか〜…」

 

 確かに小野塚先輩は会長には程遠い。仕事はサボるし、生徒会の業務中は寝ているし。

 そんな姿を羨ましく見ていたのは四季先輩には秘密である。バレたら確実にあの笏で喉元を突き付けられる。

 

「とはいえ、今いる面々が必ずしも続投するとは限りません。小町や河城にとり、それに鍵山雛。貴女達はどうするのですか?」

 

「私はまだ続けても良いかな。会長になるのはゴメンだけど」

 

「…皆が迷惑にならないなら、続けても」

 

「ん〜……確かに仕事は面倒ですけど、後輩を育てるやりがいってのがこの間よく分かりましたんで。あたいはこのままいても良いですよ」

 

 小野塚先輩はそう言って、俺の方にチラッと視線を向ける。

 体育祭ではお世話になった。あの人は確かに怠惰な人間だが、教える時はきっちり教えてくれるし、何より俺みたいなろくでなし相手にも最後まで付き合ってくれた。

 

 後輩視点からだと、本当良い先輩なのだ。

 

「八幡は強制的にこのまま庶務を続投していただきます。今のように八幡を監視出来ないのは残念ですが、私の目が届かないところでだらけた事をすれば……分かりますね?」

 

「う、うっす」

 

「貴方に必要なのは貴方の性根を矯正する人間。即ち、それは私なのです。小町でも風見幽香でも無い。ゆめゆめ、忘れぬように」

 

 生徒会を辞めたとしても、本当に監視されていそうで怖い。

 この人なら、人の様子を見ただけで見抜く眼力を持ち合わせていそうだ。

 

「貴女達2年生は、しっかり八幡を見ていてください。特に女関係はシビアに。…彼の周りには、不必要な女性が多過ぎる」

 

 そうボソッと呟くが、俺は難聴では無いのでしっかり聞き取った。子どもなら確実にギャン泣きするであろう冷たい声色。

 なんで女の人って普段の声と冷たい声の差が激しいの?しかもめちゃ怖いし。絶対零度もいいところだ。一撃必殺過ぎる。

 

「さて、これから2学期が始まります。文化祭、生徒会選挙。小町達2年生は12月に修学旅行がありましたね。例年通り、場所は確かハワイですね」

 

 えっすげぇ。修学旅行でハワイに行けるのかよ。この学校結構行事に金費やしてるよな。1学期の勉強合宿の時も思ったけど。

 

「これから益々忙しくなりますが、変わらず私達はこの東方学院高等学校をより良い学舎にする為に、人事を尽くしましょう」

 

 こうして、2学期の生徒会活動が始まった。

 

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「あー終わった…」

 

 生徒会が終わったその夕方。帰る前に校内の自動販売機でマッカンを購入しようとしたその時。

 

「…はぁ〜ちまん…」

 

「ッ!」

 

 突如、身動きが取れなくなる。そんな金縛りを錯覚させるほどの恐怖を与えるその声。それだけでなく、背後から優しく抱きしめて来る。背中には彼女の胸が当たり、耳には彼女の吐息が当たる。

 

 姿や顔を見なくとも、すぐに分かるその正体。

 

「封…獣…」

 

「正解。…ねぇ、また私の知らない女を引っ掛けてたでしょ。あの青髪の女」

 

 青髪…比那名居の事か。俺が案内していたところを、あるいは四季先輩と比那名居の論争のところを目撃していたのか。

 

「それにあの生徒会長も、八幡を我が物扱いしやがってさ。気に入らない」

 

「そういうお前もだろ…!」

 

「私は性根を叩き直すとかはしないよ。ありのままの八幡が好きなの。あいつみたいに、自分の価値観を押し付ける人間じゃない」

 

「どうだかな…!」

 

 俺はなんとか拘束された身体を動かすが、男顔負けの力を発揮する封獣から逃げられない。

 

「本当、これ以上私以外の女を引っ掛けないでよ。そんな事されたら、あの女達も…そして八幡も。…殺したくなるから」

 

 そう言って、封獣は背後から回していた腕を動かし、左腕だけで俺の身体を引き続き拘束し、もう片方の右腕だけが違う動きをし始めた。彼女の右手が段々と俺の首に近づき、添える。いつでも首を絞める事が出来るように。

 

「でもやっぱり八幡殺しちゃ寂しいから嫌かな。…あっ、それじゃあ首を絞めて息の根を止めよう!それでもう一度八幡を蘇生させるの!」

 

「は…!?」

 

 何言ってるんだ、こいつ…!?

 

「それを繰り返して、八幡には私だけを見てもらおう!心臓マッサージとか人工呼吸は後から聖に習うとして、そうやって八幡に恐怖()を植え付けてあげる」

 

「お前、本当に何言ってんだ…!?」

 

「そうすれば、八幡は私に逆らえないでしょ?現に今だって、私に拘束されて動けない。八幡は私より力が弱いの。殺ろうと思えばいつでも出来るんだよ」

 

「うっ…!」

 

「でもね、私はこんな事したくないの」

 

 先程までヤンデレ特有の冷たい声色だったのが一転し、なんだか悲しげな声に。

 

「私は八幡が好きなだけなの。八幡がいない人生なんて嫌なの。こうやって八幡を傷付けるような真似をしてるのは、それだけ好きだってことなの」

 

「封獣……」

 

「お願い、分かって。本当は八幡を傷付けたくない。八幡が好きなだけなの」

 

 封獣は俺に依存している。それはもうずっと前から分かっていたことだ。今までのこいつの行動は、こいつなりの愛情行動だと言う事なのだろう。

 

「好き、八幡」

 

 ここまで依存させてしまったのは紛れもなく、俺の責任だ。であるならその責任は、俺が…。

 

「何してんの、あんた達」

 

 俺達の背後から呆れた物言いを投げかけたのは。

 

「…お前、確か転校生の…」

 

「そう、比那名居天子よ。崇めなさい。そして平伏しなさい」

 

 この場面を見ても尚、普段通りを貫ける彼女の姿に敬服する。実際には後ろにいるから姿見えないんだけども。

 

「消えろよ転校生。私と八幡の邪魔すんな」

 

「あぁそう。でも第三者視点から見れば、そいつ離れたがってるわよ。在校生」

 

 何その特殊な呼び合い。お前ら初対面だろ。

 

「あんたの周りにはややこしい女が多いわね。いっそのこと全部関係切ったら?」

 

「八幡は切らないよね。私は八幡しかいないんだもん。八幡に捨てられたら、私どうなるか分からないよ」

 

「そうやってそいつを縛ることしか出来ないのね。あー可哀想。彼女でも無いのに束縛しちゃって」

 

 すると、封獣はすんなり俺を解放した。そしてそのまま比那名居の方に身体と共に、殺意を向ける。

 

「八幡、こんな面倒な女いらないよね」

 

「あんた自己紹介でもしてるの?」

 

 比那名居は封獣を揶揄うようにしているが、一方の封獣は本気で殺す気でいる。こんなところで殺人なんて起こしたら大変なことになる。

 

「お前らその辺にっ…」

 

「やめなさい、貴女達」

 

 俺が彼女達を静止しようとすると、それを遮って嗜める。現れたのは、頭にシニヨンキャップを被り、右腕には包帯を巻いている女性だ。

 

 彼女の名前は、生活指導の茨木(いばらき)華扇(かせん)先生だ。

 

「これ以上喧嘩するなら、貴女達を生徒指導室に連れて行くことになるわよ」

 

「ッ!」

 

 封獣は比那名居に向けていた殺意を、今度は茨木先生に向ける。

 

「もう夕方の6時半を過ぎているの。一般生徒は下校の時間をとっくに過ぎているのだから、早く帰りなさい」

 

「…チッ」

 

 封獣は殺意を引っ込める。

 

「じゃあね、八幡。またね」

 

 封獣は簡単に別れの挨拶をして、その場から去って行った。

 

「…それじゃ、私も帰るわ。なんだか白けたし」

 

 比那名居はつまらなさそうに、その場から去った。二人が去った俺は安堵の息を吐いて、その場でしゃがみ込む。

 

「…大丈夫?」

 

 俺の様子を見て心配そうに声を掛ける茨木先生。「大丈夫です」と端的に言って、その場から立ち上がる。

 

「ありがとうございました。止めてくれて」

 

「教師として当然よ。…本当に大丈夫?貴方、顔色悪いわよ?」

 

「…顔色悪いのは、元からなんで」

 

 俺は先生に頭を下げて、その場を後にした。

 もし茨木先生が止めなかったら。それ以前に比那名居が来なかったら。封獣の言葉に呑まれるところだった。

 

『私は八幡が好きなだけなの。八幡がいない人生なんて嫌なの。こうやって八幡を傷付けるような真似をしてるのは、それだけ好きだってことなの』

 

 …俺はあの時、「こいつは俺がいなければダメなんだ」って思い浮かべてしまった。依存させた責任からか、はたまた依存している人間を見捨ててしまうという罪悪感か。それがなんなのかは分からない。

 

 だが、少なくとも俺はあの場で封獣の言葉に拐かされそうになった。

 

「…ぬりぃ…」

 

 封獣に絡まれる前に購入したマッカン。時間が経っていたせいで、温度がぬるくなっていた。この暑い時期にぬるい飲み物は、お世辞にも美味とは言えない。

 

 …嫌な気分だ、全く。

 

 


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