嵐の夜に飛び立とう   作:月山ぜんまい

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 80、奇面

   80、奇面

 

 「・・・羽だ」

 

 「羽が舞ってるぞ!」

 

 「見ろ!凄い数だ」

 

 「・・・誰か撒いているのか?」

 

 「何だ?触れないぞ・・・」

 

 「・・・・・」

 

 

 倉庫内に突如黒い羽毛が舞い飛び始め、『六頭戦』最後の戦いを見届けようとしていた者達は、どちらの陣営も何かおかしな事が起こり始めた事に気がついた。

 

 

 ありゃ、決着まで待つと思ったのに出てきちゃったか。

 

 先日、私の前から逃走した時よりも散布量は減らされていて、普通に視線が通る。

 

 密度としては、散り際の桜並木の下みたいな感じだろうか。ちょっと多いか。

 

 出てくる前から犯人は分かってる。

 

 高額賞金首にして戦闘狂、しかも念能力者と言う極めつけの厄介者。

 

 『奇面のシュルツ』だ。

 

 何処で嗅ぎ付けたんだか、実は最初からゴートのファミリー集団に紛れ込んでいた。有象無象のチンピラ達に混じって、堂々と倉庫内に潜り込んでいたのだ。

 少なくとも気配を誤魔化す技術に関しては、それなりに長けている。まあ正体がバレなかったのは、主に仮面を着けていなかったからだろうけど。

 

 残念ながら、最初に倉庫へと近づいて来た時から彼の姿は『左目(スコルピオ)』の≪観測≫のマップにずーっと表示されていたため、その大胆不敵な潜入ミッションは、私にとっては失笑ギャグにしかなっていない。

 

 前回の遭遇時の様子から見て、私を見つけたら高確率で絡んで来そうだったので私も隠行を使って身を隠した。

 『山猫先生(にゃんこ先生)』に師事した私の隠行術は、念獣達も絡みつつその後も進化を続け、最近では微細な気配のコントロールも自在になっている。

 

 ずっと目立たず、只の観客と化していたシュルツが、ついさっきザウルが登場したところで急に動き出した。

 

 集団最後尾までまで引くと、壁の柱の影づたいに梁まで登って行き、ドバットの操るネズミ達を追い散らして、代わりにそこに居座ってしまった。

 まるで、舞台袖で出番を待つ役者のように。

 

 どうも思ったより自信過剰なタイプみたいで、ドバットの操作するネズミの正体には全く気付けていないらしい。目の前で鳥仮面を取り出して、顔に装着していた。

 

 

 動き出したタイミングからすると、私の登場を予想したと言うよりも、強者たるザウルを目の当たりにして、我慢できなくなったのだろう。

 

 ・・・お、始まった。

 

 

 ・・・・・・

 

 

 「ああっ!なんと言う偶然!なんと言う幸運!こんな田舎町に!こんな寂れた古教会に!これ程の『使い手』が、『能力者』が、一堂に会すると、ハ!」

 

 黒羽毛が舞う中。

 

 気がつくと倉庫の少し奥、ポツンと置かれた大樽の上に、長身に黒マントの男が立っていた。

 

 (みんなの意識が黒羽毛に逸れたのを見計らって、たまたまそこに有った樽の上に梁からロープを伝い、途中で飛び下りた)

 

 前傾姿勢から両手と仮面の(くちばし)を高々と掲げ、指先までピシッと伸びた手は翼のように開いている。

 顔には立体的な謎の鳥面を被っているので、人相は分からない。

 

 「『奇面のシュルツ』参上です!!」

 

 ・・・自分で言った!

 

 「・・・ザウル、喜天烈な見た目だけど油断しないで、情報通りなら相当に危険な奴よ」

 

 こんなところで出くわすなんて、とポーラが警告する。

 

 ほう、シュルツは殺し屋として自分から売り込んだと言う話だったけど(『顔無し』情報)、サギーの陣営は関わっていないらしい。ゴートかスリックの処に出向いたのか。そう言えばサギーは、斡旋しただけだとか言ってたっけ。

 

 「ほう・・・噂は聞いてるぜ、何でも今まで負けなしだってえ話じゃねえか」

 

 ザウルに臆するところは微塵もない。

 

 「スゴいネェ、でもコチトラそういうシャバいのは新兵相手でわりと慣れてんだヨ、敗北が知りたきゃオレが教えてやんぜ?」

 

 ザウルが心持ち立ち位置を少し変えて、ポーラをカバー出来るように下がる。そしてさらに、自身がヘイトを稼ぐために挑発。

 

 

 おいおい・・・まあそうか、やるしかないのか。

 

 ・・・みんなで無視したら、帰ってくれないかなぁ・・・

 

 

 シュルツの悪名もあって、何やら何処の陣営もパニック寸前だ。特に、若い者ばかりで集団の人数も多い敵方三ファミリーは、収拾が着かなくなってきている。

 

 おっさん連中多めのこちら側は未だマシだ。

 

 

 「一つ、宣言しておく・・・」

 

 私は、周囲に聞き取れるよう少し声を張って語り掛ける。

 

 「理由は何であれ、私は先ず『六頭戦』を妨害する乱入者である『()()()()()()』を早急に始末し、しかる後にマーガムファミリー最後の闘士、ザウル氏と決着を着けるものとする」

 

 このまま目立ちたがりの男を主人公にしてしまうと、最悪『六頭戦』の結果がうやむやにされてしまいかねない。

 端役のまま、可及的速やかに退場して貰うのが吉だ。

 

 この呼び掛けで、ザウル達が共闘を受け入れる可能性はほぼ無い。もし受けたとしても破る前提だろう。しかし、多少なりとも気が引けて、此方にアレの始末をする時間やタイミングを提供してくれたら儲けものだ。

 

 私の宣言を聞くとシュルツは、ビシッと決まっていたポーズのまま顔、というか鳥頭の仮面だけをグルンと回してこちらに向けた。

 

 あ、前回もやってたな。癖か?

 

 「訂正して貰おう『黒門のミカゲ』!いくら美しくとも、言って良いことと悪いことが有る!『変なお面』ではない!『変な()()お面』だ!」

 

 いや、変なのは肯定なのかよ!

 

 「そして・・・クックックッ、君とは急いで戦う必要は無いと判明している。」

 

 シュルツが、腕とマントをしゅるりと体に巻き締め、首を少し肩の間に落としながら悪役っぽく言った。

 

 「・・・何の話だ?」

 

 意味が解らず、私は内心首を傾げる。

 

 「『復讐者(リベンジャー)』・・・君は『復讐者』なのだろう?」

 

 さっきの話を聞いていたようだ。

 

「と、言うことはつまり、つまり、どうあっても私から逃げることは、隠れることは出来ないと言うことだ!

 何時でも美しい対戦を、何時でも心踊る戦いを、繰り広げられると言うこと、だ!」

 

 "コストは僅かに殺すだけ"と、嬉しそうにシュルツは付け加えた。

 

 ・・・なるほど、だからメインターゲットが私からザウルとポーラに移ったのか。

 

 「・・・・・はぁ、何を言ってやがるんだこのエセ鳥類は」

 

 私は、シュルツの理解の浅さにため息をついた。

 

 「私は、全くもってお前を怖れていないし、わざわざ逃げ隠れするほどの相手とも思ってない、これっぽっちもな」

 

 シュルツに対する評価がセンチ以下であることを、右手の親指と人差し指を『右目(ライブラ)』の前に持ってきてアピール。

 

 「空の深さを知らない惨めな家禽に、身の程ってもんを教えてやる、評判通りの戦闘狂ならさっさと掛かって来い、この鳥頭!」

 

 私は、ホイホイと指先で手招きして、手早く奇天烈面の変態を招いた。お前なんざお呼びじゃないのだ。

 

 「ほう、ほうほうほう!クックックック、素晴らしい、いや素晴らしいですよ『黒門のミカゲ』いや、最近流行りの呼び名で讃えましょう、『シュマの銀狼』!」

 

 なんでか、シュルツのテンションが上がった。

 

 私は、面倒なので早めに決着を着けようと有りのままの事実を言っただけなのだが、何か喜ばれた。変態は意味不明。あと、『銀狼』言うな。

 

 「ウムウム、大変喜ばしい。最近のターゲットは誰も彼も逃げ隠れするばかりで、闘いの場に引っ張り出すだけで一苦労でした!」

 

 シュルツが、発生させた黒い羽毛の塊を相手に小芝居を始めた。

 

 樽からふわりと降り立ち、一歩踏み出した足元で、黒い羽毛で出来た小さな人影が三人ほど逃げ回っている。私とザウルとポーラだろう。

 

 シュルツが、黒羽を自在にコントロールしている。かなり自由度の高い能力らしい。

 

 「それなのに貴方は、貴方は待ち受けるとおっしゃる!・・・流石は『銀狼』!・・・しかし、しかし、しかし大丈夫でしょうか?貴方はそれほどの強者でしょうか?

 これまでにも、何人かの相手は今の貴方(あなた)のように最初は余裕たっぷりで、この仮面の貴公子を串刺し、或いは八つ裂きにとおっしゃった。しかし、しかし、あにはからんや只一度の手合わせで皆悲鳴を上げて逃げ回るようになるのです。なってしまうのです。悲しいことです、実に悲しむべきことです・・・・・考えるに、私は少しばかり強すぎるようなのです」

 

 シュルツは、小芝居と共に自ら産み出した黒い羽毛の小人を、自分で踏みつけにして消してしまう。

 

 「ああ、もっと弱ければ戦いを思う存分楽しめただろうに!私は、私は、弱いあなた方が羨ましくてなりません・・・クックックッ」

 

 そして、悲しげに自嘲したあと、楽しくてたまらない様子で笑いを漏らした。

 

 

 「・・・フンっ、ケッタクソ悪い奴だな」 

 

 自分以外の全ての者に向かって言った嘲笑の言葉に、ザウルが気分を害したようだ。

 

 

 「『拳骨街道(ボルテックス・スタンピート)』!」

 

 

 一瞬だった。

 

 一瞬、熱い鉄板に水滴が落ちて蒸発するような音が響いて、ザウルの姿が渦を巻く強烈なオーラに包まれ、気付くと彼の姿は倉庫の向こう、奥の壁際まで移動していた。

 

 倉庫の床には、彼が立っていた場所から今いる場所まで抉り取られたような深い溝が続いている。

 

 強化系らしい大技だ。

 

 突進(チャージ)系の技なのだろう。

 

 体当たりと言う、動物の持つ最も基本的な攻撃法を"発"にまで高めた思いきりの良さ。自身が強くなればなるほど強化されて行く解りやすく使いやすい能力。恐らく、距離に関係なく相手をぶっとばせる脳筋御用達の能力。

 

 ザウルの進路上に有った大樽は粗方粉砕されて、周囲には僅かな木片が飛び散っているのみ。

 

 さながら巨大な砲弾だ。

 

 「チッ・・・外したか」

 

 しかし、メインターゲットのシュルツには躱されている。

 

 正確には、当たったけど黒い羽毛の欠片となって消えてしまった。そして、すぐ脇に再び現れた。

 

 始めちゃったか。

 

 ザウルもポーラも殺意高いな。私が戦ってある程度情報が出てから始めれば良いのに何なんだろうね、あの初動の早さ。形振り構わない気合いの入れようだよ。

 

 ・・・あれ?もしかして『奇面のシュルツ』って相当ヤバい認識?

 

 もしや私がシュルツに負けて死亡し、『六頭戦』不成立になるのを警戒してるのか?

 

 私の宣言も、素人がプロを甘く見ている判定?

 

 ・・・これはちょっと参ったな。

 

 でも、その私の≪把握≫によって追跡している情報によると、シュルツはザウルが大技のためにオーラを高めたとほぼ同時に黒羽毛製の分身体と入れ替わっている。

 

 いつの間にか辺りを舞っている黒羽の量が増えて、シュルツ有利な環境(フィールド)になっていた。

 

 なるほど、あれがこの"発"のキモか。

 

 黒羽の散布によって視界を遮るだけでなく、その操作によってダミーを製作し身代わりにする。さらに、瞬間的に残像のように本人の幻影を纏って誤認もさせている。

 

 一見、普通に視線が通るので黒羽毛散布は戦闘の邪魔にならないように見えるけど、ランダムな疎密が有って思った以上に厄介そうだ。

 

 「気の早い人ですねぇ、そして、単純だ!これだから強化系の人は好きなんですよクックッ」

 

 シュルツは、身体をくねくねと動かしながらザウルの不意打ちを評する。

 

 「実に分かりやすい!」

 

 そして、挑発する。

 

 「・・・おもしれえ"発"だ、だが読めた、この黒羽は目隠しだけで攻撃能力はねえ、言わば盾だ」

 

 ザウルが、シュルツの能力を看破する。わざわざ情報を話してくれるのは、ポーラとの共有のためか、相手にプレッシャーを掛けるためか。

 

 なるほど、忍者みたいだと思ったけど確かに攻撃に対する防御装置として運用されてる。

 

 いわゆる回避盾。

 

 触れようとしても、重さが無いみたいに逃げ回って掴むのも難しい。だが、空気の揺れに反応するので存在はしている。そして、少しだけ音を吸収してシュルツの隠行の手助けをしているようだ。

 

 普通に有用そうだけど、私にとっては意味の無い"発"だ。

 

 悲しいことに、この時代だとコウモリやイルカのような超音波によるエコーロケーションの知識は一般化してない。だから、対策が必要だと思わないんだろうなぁ。

 

 実際にはそれ以上の精度を持つ『(ジェミニ)』の≪把握≫によって、黒羽毛の(とばり)は丸見えの筒抜けになってしまっている。

 

 

 「クックッ、その通り!ワタクシが使う"発"は常に二つだけデス!」

 

 シュルツが指を二本立てて、クスクスと何か語りだした。舞っている黒羽毛に対するザウルの言い様を楽しんでいるようだ。

 

 「一つ目は戦いを盛り上げる美しい黒い羽!

 

 『羽毛は踊って揺れるだけ(ダンシング・ダウン)

 

 おっしゃる通り人を害する力はありません」

 

 シュルツが左手指先に黒羽で蝶を作り、ふわりと浮かべる。

 

 「そして、もう一つは、

 

 『翼は微かに触れるだけ(レイザー・フェザー)』」

 

 右手で、今浮かべた蝶を両断する。

 

 「ご覧の通り、ほんのちょっぴりですが攻撃能力が有ります」

 

 ご注意を、と言って大袈裟に頭を下げ、シュルツが笑う。

 

 右手にはカラスの風切羽のような(フェザー)が一枚、指の間に挟まれていた。

 

 そう言えば、殺し屋の狩人とやり合った時は黒羽をナイフのように投擲していた。

 

 でも、あの程度ならオーラを纏わせれば誰でも出来る。原作のキャラも普段使いの武器としてトランプを投げていた。私も出来る。

 

 どっちにしても名前からして切断系の"発"だろう。しかし、情報としては弱い。元々、シュルツが切断系の技を使うことは手配書にも書かれていて広く知られているのだ。被害者の死因として。

 

 あの、風切羽が"発"なのだろうか?

 

 ザウルも、迂闊には突っ込まない。さっきの突進系の"発"を使ったのも、あわよくば速攻と奇襲で終わらせる事を目論んだのと、接近戦を避けるためだろう。"発"の名を聞いても、機能や効果が分からなくては、知らないのと変わらない。

 

 シュルツは近づくと危険な相手なのだ。

 

 ザウルは離れたまま仕掛けないし、シュルツも面白がって踊るだけだ。

 

 ザウルとシュルツの間に割り込む事になるが仕方ない、宣言通り私がチャチャっと始末するか。

 

 変態鳥頭を退治しようと接近する直前。派手な奇襲攻撃を感知して足を止める。

 

 ・・・来たか。

 

 頭上から無音のまま面制圧射撃が行われ、シュルツのいる場所とその周辺が斜め上から掃射されたのだ。

 

 なお、発射された場所に打ち手は存在しない。丸見えの屋根裏が有るだけだ。

 

 シュルツの居た場所は石の床がボロボロになったけど、射撃は躱された。

 

 さっきと同じようにシュルツの姿は黒い羽毛に変わってしまい、攻撃から外れた場所に姿を現した。

 

 攻撃のタイミングが読まれている。

 

 多分、この黒羽毛に覆われたフィールド全体に限定的な"円"の効果が有るのだ。黒羽毛の挙動からして、オーラに反応して情報をフィードバックしている。触れないのも軽さのせいだけでなく、生き物の持つ生体オーラに反応して逃げ回っているからだ。

 

 黒羽毛に、いつの間にかそんなタグが付いていた。

 

 そういうことか、シュルツの防御反応が良すぎると思った。そりゃ勝てない訳だ。

 

 この黒羽毛には、姿を隠す目隠し役と情報収集の斥候役と二つの働きが有ったのだ。

 

 そろそろザウル達も、攻撃が当たらない理由に見当がついているだろう。

 

 ザウルのあのチャージ攻撃は対シュルツ戦だと相性が悪い。彼らにとっての鍵はポーラの"発"だろう。

 

 ・・・あ、不味い。

 

 「ちょっと待て、私が・・・」

 

 私が現状に気がついてポーラを制止する前に、状況が動く。

 

 

 『ただ鉄量のみ(フルメタル・ストーム)

 

 

 凄まじい鋼鉄の嵐が吹き荒れ、シュルツの居た周辺を空間ごとズタズタにして行く。

 

 周囲には巻き込まれた木箱や樽、床石の破片が銃弾のように飛び散り、運悪く巻き込まれた近くに居ただけの男達を次々に損傷して行く。

 

 ポーラの"発"だ。

 

 正体は無数の鉄球。

 

 彼女は、ごついコートの中にピンポン玉ほどの鋼鉄の玉を数百個隠し持っていて(推定百キログラム分、タグに出てた)、それを自在に操って攻撃しているのだ。

 

 典型的操作系。

 

 「ははっ、まさに『一人軍隊(ワンマンアーミー)』だな・・・」

 

 もしかして、ポーラ達少しパニクってないか?

 

 いかん、感心している場合じゃない。こんな狭い場所で何度もあんな攻撃をされたら、直ぐにまともに立ってるヤツが居なくなる。

 能力的に、シュルツが回避するのは確実だ。もしヤツがわざと逃げ回って攻撃を誘発したら、一般人は誰も助からない。

 

 シュルツに対する認識が違いすぎて、出遅れたか・・・

 

 

 

 

 

 

 

 




 読了ありがとう御座いました。

 いいところですが、今回の連続更新はここまで。

 次回を気長にお待ちください。

 *前回ほどお待たせしないよう努めます。
 

 
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