でも如何せんほのぼの話を幾つも書く実力はない!!
じゃあシリアス中に誰かに脱糞させよう!!
という訳で主要人物の誰かがこの章で脱糞します!!ていうかさせます!!
男の子は皆幾つになっても戦隊や仮面ライダーは好きだしうんこで笑うんだよ!!
それじゃあ、イクゾー!
あと本当に申し訳ないんですけど、前話の次回予告、セリフだけ次回予告じゃなくて次章予告でした。お詫び申し上げます。マジでごめんなさい。
PS、Wちゃんのスキル2.3特化しました。良ければTwitterから戦友申請してください。サポートに置いてあります。
大混乱とは、まさにこの事を言うんだろう。
ついこの前、ペンギン急便とマフィアの抗争があった日より、エンペラーが龍門街中で撃たれた時より、龍門の街は混乱の真っ只中にあった。
まあ、そりゃあそうだろう。
突然、龍門の空に、巨大な光輪と羽根が現れたのだから。
第八話『勃発』
あの事件が終わってから数日後。鼠王は頭を抱えていた。
「⋯⋯⋯⋯これは、本当の事なのか?」
そこにあるのは所謂『調査報告書』というやつだった。だが、量が尋常ではない。漫画でよく見るようなレベルの高さがあった。その一つ一つに目を通し終わった鼠王は頭を抱えた。そして普段とは全く別の口調でポツリ、とただ一言。
「やっべどうしよ⋯⋯⋯⋯」
同時刻、龍門のウェイの私室。
「⋯⋯⋯⋯ウッソだろお前⋯⋯⋯⋯」
「おい、わざわざ呼び出しておいていつまでそうしてるつもりだ」
そう悪態をついたチェンだが、内心滅茶苦茶困惑していた。今までこの男の色んな所を見てきた。まあ、大半がクソの様なものだったがそれはまあ、今は置いておくとしてだ。
少なくともこの男がここまで狼狽えているのは見た事がない。
「⋯⋯チェン、今、私はお前に聞きたいことがある。だがそれは警視としてのお前ではなく、ロドスの一員としてのお前の意見だ」
「は?ロドスの?」
ますます意味がわからない。どういう風の吹き回しだ?
「読めばわかる」
そう言われ、渋々渡された資料に目を通す。
「────これ、は⋯⋯⋯⋯」
「みなまで言わなくてもわかるだろう?」
「龍門の危機だよこれは」
第八話:『勃発』
ロドス船内。
食堂に散らかりし大量の酒瓶。その中心にいるのは、見た目少女、いや最早幼女のような少年が酒瓶片手にツマミを頬張っている。
「ははは、いい飲みっぷりだなシキ!!」
「酒飲まねえとやってらんねえよもう⋯⋯⋯⋯ホシグマァ⋯⋯聞いてくれよ⋯⋯また俺ここのスタッフに子供に間違えられたんだよォ⋯⋯」
「そうかそうか、それは災難だったな。それじゃあ、そんな辛い思い出を忘れるために酒を飲もう!!」
「ウェェェェェェェェェェイ!!!!!!」
「────何んだ地獄絵図は⋯⋯」
「おや、チェンじゃないか。珍しいね、キミがロドスに居るなんて」
「ああ、モスティマか⋯⋯これは一体?」
「見ての通りヤケ酒だよ。正月で『お年玉クレクレ攻撃に対抗するために滅茶苦茶お年玉用意してたのにぎゃくに新年挨拶催促された⋯⋯』って落ち込んでた所にたまたまオタクの部下が通りかかってヤケ酒進めてきて今に至る」
「⋯⋯⋯⋯なんか、すまない」
だが寧ろチェンはほっとしていた。これなら任務を遂行しやすい、と。
話は今日、ウェイの私室で資料を見ていた時まで遡る。
「ここに書いてあるのは、本当の事なのか?」
「⋯⋯残念ながら事実だ。龍門に属している幹部の一人が鼠王の部下の一人と結託し、彼の児童ポルノを不正販売している」
「それは⋯⋯また何と言うか⋯⋯で?態々私を呼び出した理由はなんだ?それだけなら捕まえればいいだけの話だ。なんだ?私に捕まえろと?」
「いや⋯⋯秘密裏に確保しようとしたところ、逃げられた。まるでこちらの動きがわかっているかのようにな」
────馬鹿な。
自分は嫌という程この気に食わない目の前の男を知っている。知っている事自体気に食わないがそれでも知っている。だからこそ、今の言葉を飲み込むことが出来なかった。
「お前が逃がした⋯⋯?」
「ああ、してやられたよ⋯⋯生まれて初めてだ、出し抜かれたというのは⋯⋯ッ!!」
とても悔しそうな顔をしているのを見て、思わず顔がにやけてしまう。────が、まあそれはいいとしてだ。
「何故お前がそこまで精力的に動く必要があるんだ?」
「お前だってそこまで馬鹿じゃ無いはずだ、聞くところによればこのシキという少年はラテラーノをたった一人で相手取り、一時的に滅ぼした⋯⋯与太話では無いという証拠もある。その原因がこのポルノだ⋯⋯これがもし彼にバレてみろ。当然原因を抹殺しにかかるだろう。ラテラーノの時のように、全力で。そんな事をされたら龍門に被害が出る」
「いや、あいつがラテラーノを滅ぼしたのはラテラーノが国主導でそれを売りさばいてたからじゃ────」
「じゃあ聞くが。私の部下がこれを売り捌いてて、私が主導したという証拠がない状態で信じられると思うか?」
「多分奴なら誠意を見せれば信じてくれるぞ⋯⋯と言っても信じる訳にはいかないとか言いそうだな」
「それもある、が。一番の理由は何としてでも敵対だけはしたくない⋯⋯たった一人でラテラーノの全てを蹂躙した男に敵対どころか、関わりたくないというのが本音だ」
「⋯⋯で?私に何をしろと言うんだ」
結局のところそこだ。成程、こいつの言う事にしては筋が通っていて、わからなくもない考えではある。だが、それを私に教えてどうしろと言うんだ。
「お前とホシグマには暫くロドスに駐留してもらう。そこでこの少年、シキの監視を頼みたい。期限は我々がコイツらを捕まえるまでだ」
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯は?」
「つまり、我々がこの犯人を捕まえるまで、何としてでも彼に気づかせるな、と言っているんだ」
────そんなこんなでドクターにはとりあえず話を通し、ロドスに来たのはいいが。
(⋯⋯とりあえずシフトをさり気なくどっちかが絶対に被るようにはしてもらった所まではした。あとは────)
「ほら、シキ。早く寝るよ?」
「やーらー!まだお酒飲むー!!」
「しょうがないなぁ⋯⋯ほらシキの好きなウォッカだよ」
「うぁーい!!んぐんぐ⋯⋯⋯⋯スヤァ⋯⋯⋯⋯」
「睡眠薬を飲ませておいたよ。今のうちに部屋に運ぼう」
「ふふふ、シキ⋯⋯今日もいっぱい聞かせてあげるからね⋯⋯!!」
(一番の問題はあの二人をどうするかだ⋯⋯⋯⋯)
ペンギン急便の二人、エクシアとモスティマ。
(あの二人だけはダメだ⋯⋯!!)
Wはまだいい。融通が効く。色んな立場を理解して、それが「シキにとってマイナスであること」ならば理解してくれるだろうしなんなら協力してくれるかもしれない。
だがあの二人は今回の話を聞いた途端バーサーカーになりかねない。彼女達はそういう人種だ、とシキ本人がいつかの酒の席で言っていたのを思い出す。
『愛してくれてんのは嬉しいんだけどちょっと過激なんだよねぇ』
(ちょっと、どころじゃないだろうなぁ⋯⋯)
そして行動していた二人の動向に気づいたシキが────と芋づる式にバレる危険性がある。
正直、あのクソ野郎にただ従うというのは全くもって嫌でしょうがないが、シキの抱える闇の大きさは『飲み友達』という浅い関係でもわかるほど大きい。
大きい、という事しかわからず、その大きさがわからない以上、何が起こるかわからず、龍門が甚大な被害を受ける可能性がある、というのは悔しいがあの野郎の言う通り。結果としてこの任務を遂行するしかないのだ。
「⋯⋯面倒事を押し付けやがって⋯⋯後でボーナス請求してやるからな⋯⋯」
「隊長、とりあえず夜は交代制で見張りましょう」
「すまない⋯⋯苦労をかける」
「いえいえ、これくらいの事なら⋯⋯しかしまたとんでもない事になりましたね」
「全くだ⋯⋯⋯⋯」
私は今日何度目かの溜息を着いた。
(早く捕まえてくれよ⋯⋯あの馬鹿共⋯⋯)
「ふっ、待ちわびたぞ小僧」
「もう小僧とか言っている年では無いんだが⋯⋯いや、今はそんなこと言ってる場合ではないな」
「全くだ⋯⋯しかし、ネットワークを使っても捉えきれないとは⋯⋯何か裏があるだろう⋯⋯」
「随分積極的だな、何かあったのか?」
「ふっ⋯⋯過去一度だけ奴とは戦ったことがあってな⋯⋯まあボコボコにされたしこっちから停戦協定を結んだんじゃよ⋯⋯破棄されると今度こそ儂は死ぬだろうな⋯⋯」
「あっ⋯⋯(察し)」
二人の王は闇夜へ消える。全ては龍門と自分自身の為に────
鼠王:シキと相性の悪すぎるキャラ。魔眼はアーツじゃないので抑制もできず、砂嵐も殺され、バリアも貫通され過去にボコボコにされた。それ以来、シキと停戦協定を結んだが⋯⋯⋯⋯
ウェイ:今回滅茶苦茶焦った挙句鼠王と手を組んでどうにか捕まえようとしているが多分無理。
チェン:ある意味難易度の高い任務を言い渡されて胃が死にかけている。シキとはいい飲み友達。ウェイの事は汚物としてみている。
ホシグマ:シキの飲み友達その2。滅茶苦茶酒に強い。
シキ:自棄酒する見た目幼女。この後二日酔いになった。好きな酒がウォッカとかいう割と頭おかしいヤツ。
エクシア&モスティマ:一緒に寝るようになってからシキに何かしだした。
W:最近4人で寝ることになってしまった為大きいベッドを買おうと思っている。最早正妻枠。
次回予告────
「お、ラッピーじゃん、お久!!」
「久しぶりだねぇ、シキ!!とりあえず殺し合わないかい?」
「誰なの?あの銀髪は⋯⋯」
「「やっっっっっべ」」
次回:『喧騒の掟にすら縛られない男、つまりミスターアンチェイン』
「俺はビス〇ット・オ〇バじゃねえよ」
正直今回のじゃまだ生ぬるかった?
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もっと傷口に塩塗っていい。
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丁度いい
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もっと優しくしてあげて