魔眼持ちの方舟生活   作:タキオンのモルモット

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お待たせしてしまい申し訳ありません
ここ最近筆が乗らず、原神、アークナイツ、クラッシュフィーバー、FGOがイベントだったのに加え、推しのVちゅっばに釣られてディスガイアRPGにも手を出し始めた私を許してくれ。

ライザ2も発売されるからライザ1も全クリしなきゃ⋯⋯(使命感)

でもガンバライジングがアンクのシークレットに加えてラストブレイズはずるいだろバンナム

ライザ2は1クリアしたらやるか⋯⋯レシピとか有志の方々が調べてくれるし


第四話:赤と青と四年越しの真実

 

 

────時は遡ってシキがズィマー、グムの両名と食事をしている頃。

 

モスティマの部屋を訪れたエクシアが目にしたのは、全裸で大人の玩具を周りに散乱させ、満足気な表情をしているモスティマの姿だった。

 

「⋯⋯ふぅ」

 

「⋯⋯一応聞くけど何してんのモスティマ」

 

「何って⋯⋯ナニ?」

 

「オナっとる場合かーッ!!」

 

「たわばっ!!」

 

何してんだこいつら。

 

 

「痛いな、何するのさ!!折角久しぶりにシキが私に話しかけてくれた余韻に浸りながらオナニーしてたのに!!」

 

「その程度で一喜一憂してる場合じゃないでしょ!?今日も2人女の子引き連れてデートだよデート!!」

 

「大丈夫だって、ほらシキは恋愛にトラウマあるから」

 

「それ植え付けたの私の身内だし、事故とはいえトドメ刺しちゃったの私達だし、何の因果かそれ拗らせて一夜の関係なら余裕で結ぶようになっちゃってるんだよ!?」

 

「待って最後の話は聞いてない」

 

エクシアの今日の配達は、何故か龍門の風俗街だった。

それ自体に問題は無かった。問題はその荷物を届けた店で起きた。

 

嘗て色んなところに貼っていたシキの尋ね人の張り紙。どうやら回収し忘れていたらしく、その情報提供があったのだ。

 

 

 

 

「この人この店の常連ですよ」と。

 

 

「⋯⋯⋯そういえばシキって女好きだったね⋯⋯」

 

「というか⋯⋯私達が言うのもアレだけどあんな目にあって尚人間不信になってないシキってだいぶメンタルおかしくない?」

 

「⋯⋯⋯言われてみれば⋯⋯⋯」

 

ほぼ国家ぐるみで勝手にポルノを売られ、主に男性からの直接的な性的犯罪未遂が多数、挙句の果てに初恋の人と家族かそれに関わっていて、という地獄のような環境だった。更に事故とはいえトドメを指したのが幼なじみで────

 

「⋯⋯⋯今更だけど本当にどの面下げて私はシキに会ってるんだろうね⋯⋯⋯私が原因で傷つけたのにやれ「犯す」とか言ってたら⋯⋯⋯そりゃ嫌われるよ⋯⋯⋯」

 

「ハイハイ、モスティマ落ち着いて。本気で嫌ってたらそもそも私達が契約してるロドスに所属しないでしょ」

 

モスティマはモスティマであの日以来、ちょくちょくこんな感じでネガティヴになったり、逆にアグレッシブになったりと情緒不安定になった。

 

いやいきなり犯すとか言ってる時点でどっちも情緒不安定か。

 

「とにかく、今は一夜の関係程度で済むかもしれないけどこれから先どうなるか分からないでしょ?だから早く土下座でもなんでもして少なくともスタートラインには立たないと!!」

 

「うん⋯⋯⋯そうだね⋯⋯⋯」

 

「よし、それじゃ、ドクターにシキが何処にいるか聞きに行こう!!」

 

こうしてヤンデレの癖に意外とマトモだった二人は、四年越しの謝罪をするべく、ドクターの元へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

『違うの⋯⋯これは違うのシキ⋯⋯』

 

────ああ、言わなくても分かってる。

 

『わ、私達は手を出してないから⋯⋯』

 

────知ってる。顧客名簿にお前達の名前は無かったからな。

 

『だから、シキ⋯⋯』

 

その手は、いとも容易く弾かれる。

 

『し、シキ──────』

 

────だけどもう、そんな問題じゃ済まないんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「⋯⋯⋯嫌な夢見たなぁ」

 

目が覚めた。

 

────頭が割れるように痛い。

 

「あー⋯⋯そうか、昨日はズィマー達と食事して⋯⋯帰ってきたら⋯⋯ドクターと風呂に⋯⋯その後の記憶がねえな⋯⋯⋯」

 

床を確認すると大量の酒。どうやら何故か死ぬほど飲んでいたらしい。

 

「あー⋯⋯まーじで思い出せない。なんでこんなに飲んでんだ俺は⋯⋯?」

 

まあ、でも。ラテラーノを出てからは割とよくある事だ。

 

気にしても無駄だと割り切って片付けを始める。

 

「⋯⋯あー頭痛い⋯⋯⋯ダメだ完全に二日酔いだ⋯⋯⋯」

 

フラフラと部屋を歩きながら何とか片付けるが吐き気と目眩が尋常じゃない。

 

 

暫くして、エクシアとモスティマの二人はシキの部屋を訪れた。

 

「シキー?いるー?」

 

「⋯⋯んー?エクシア⋯⋯?俺は今日非番だぞ?⋯⋯ヴェッ」

 

「いや、その⋯⋯ちょっと話したいことがあって⋯⋯」

 

「あー?あー⋯⋯今あけるから待って⋯⋯」

 

この時、モスティマとエクシアは疑問に思った。

 

────あれ?私達の事を警戒してセキュリティを上げたのにすんなり開けて貰えた?

 

と。

 

だが二人は好きな人に部屋に入れて貰えるという嬉しさから、何の警戒もなくシキが部屋の鍵を開けるのを待っていた。

 

────ガチャリ

 

出てきたシキはドアを開けた後、フラフラとモスティマの方に近づき、ポスっとモスティマの胸に顔を埋めた。

 

「し、ししし、シキ!?い、いきなりこんな⋯⋯せめてベッドで⋯⋯」

 

「ちょ、モスティマだけズルくない!?シキ!?私は!?」

 

顔を真っ赤にするモスティマと不満を漏らすエクシア。しかしシキはそれに反応せずただモスティマの服にしがみつくのみ。

 

「⋯⋯シキ?ちょっと、本当に大丈夫?」

 

さすがに様子がおかしいと思ったモスティマがシキの背中をポンポン、と叩く。

 

それが引き金となったのか、シキが呻いた。

 

「ウッ⋯⋯⋯」

 

「し、シキ⋯⋯⋯?」

 

後にエクシアはこう語る。

 

 

────まるで滝のようだった、と。

 

 

「おろろろろろろろろろろろろろろ」

 

「「ぎゃああああああああア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

────暫くお待ちください────

 

 

 

「ロドスが普通の製薬会社じゃなくて良かったね〜普通大浴場無いもん」

 

「いや本当に申し訳ない⋯⋯なんでかは知らないけど朝起きたら浴びる程飲んでた後で我慢出来なくて⋯⋯」

 

「アハハ、大丈夫。むしろシキが私の胸に収まってくれた上に一緒に風呂入るというご褒美まで着いてきたからね。シャツとかも別にブランド物って訳でも無いし」

 

あの後。

 

滝のようなゲロによって汚れたモスティマ、エクシア、シキの三人は騒ぎを聞きつけたドクター達によって纏めて風呂にぶち込まれた。

 

『廊下のゲロに関しては私達で片付けておくから!!2人は話したいことあったんだろ?ならもう纏めて風呂はいっちゃえ!!』

 

「流石ドクター、見事な采配だった⋯⋯」

 

余計な事を⋯⋯と思いつつもシキは別に抵抗はしなかった。

 

こいつらの事だからゲロの詫びに一緒に入れとか言いそうだし、モスティマとエクシアのそこそこあるおっぱい見れるならまあいいか、くらいの気持ちである。

 

「?どうしたのシキ。そんなにジロジロと私達を見て⋯⋯欲情した?」

 

「いやぁ、二人ともおっぱい大きくなったなーって思いながら見てた」

 

「シキが望むなら私達は何時でもシてあげるよ?」

 

「ははっ、ヤるにしたって今日は無理無理、行為中に吐く自信しかない」

 

「そういうのじゃなくても⋯⋯例えばこんな風に後ろからギュッて」

 

「むっ、エクシアに後ろ取られた⋯⋯じゃあ私は前だね」

 

「わぷっ⋯⋯これはなかなか気持ちいいなぁ⋯⋯⋯」

 

後頭部にエクシアの、顔にモスティマの胸が丁度来て柔らかくて心地がいい。あと凄い落ち着く。

 

なんておっぱいの感触に身を委ねてると突然二人が抱きしめる力を少し強めてきた。

 

「⋯⋯モスティマ、シキって⋯⋯」

「うん⋯⋯だよね」

 

「ん?俺がどうかした?」

 

なんか急にガチトーンで話し始めてすごく怖い。何かしたっけ、ゲロ吐いた以外何も心当たりがない。

 

「私達がシキに話があって来たって話したっけ」

 

「ドクターがそう言ってたな?」

 

「私達さ、シキに謝らなきゃって思って部屋に来たんだよ」

 

「⋯⋯⋯え、お前らなんかしたの?」

 

なんだ、マジで心当たりがないぞ?

 

「いや、その⋯⋯その前に質問させてもらえる?」

 

「え?うん。いいけど⋯⋯」

 

「シキってさ、私達の事⋯⋯その、嫌いじゃ⋯ないの?」

 

 

 

「⋯⋯⋯え?」

 

「いや、四年前ほら、私達⋯⋯」

 

「ああ、あれ?いやまあそりゃびっくりしたよ?お前らが裏で売られてた俺の写真で、しかも俺の部屋でオナニーしてたんだもん、正直引いた」

 

「「ヴッ」」

 

「でもだからって嫌いになったとは一言も言ってないぞ⋯⋯身の危険は感じたけど⋯⋯大体顔も見たくない程嫌いだったらお前らの契約してるロドスなんかに入る訳ないでしょ」

 

むしろそうだったら俺はとっくにレユニオンの一員だよ。Wちゃんいるし。

 

「⋯⋯⋯確かに」

 

「と、言う訳だ。気に病む必要は無い。部屋には入れさせねえけどな」

 

ソラちゃんのグッズとか捨てられそうだし。

この二人若干独占欲高いし。

 

「⋯⋯じゃあなんであの時私達を置いてったのさ⋯⋯」

 

「あー、それかぁ⋯⋯」

 

いやまあ、話そうと思えば話せるのだけど。

 

「えー、言うの気まずいなぁ色々と⋯⋯」

 

「言ったら私達の身体好きにしていいよ♥」

 

「あ、デリヘルで間に合ってます」

 

「「は?」」

 

やっっっっっべ、口が滑った。

 

「⋯⋯⋯⋯サラバッ!!」

 

「あ、逃げた!!」

 

「逃がさないよ!!止まれェ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「⋯⋯ふぅ、ここまで来れば大丈夫だろ」

 

「なんでお前は全裸で私の部屋に来るんだ」

 

「相変わらずだなお前は」

 

「エクシア達から逃げてるんだ、匿ってくれやドクター」

 

ドクターは溜息をつきながらも「服は着ろよ」と言って執務を続けている。どうやら今日はエンシオが秘書らしい。

 

「しかし、なんでシキは二人のこと徹底的に避けてるんだ?シキは女好きだからホイホイ抱くかと思ってたんだが」

 

「あー⋯⋯まあドクターになら話してもいいか⋯⋯まあ別に大した理由じゃないし、今はもうだいぶマシになったんだけど──────」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「シンプルにサンクタ族がトラウマなんだ」




さーて、ここからどシリアス(笑)過去編行くかもうちょい日常を謳歌するか悩むのでアンケ作りますがとりあえず次回はまだ日常です。

カシャにゲー霧やらせて憔悴する姿が見たい。

KOTYまとめを見てたら新たな扉を開きましたまる
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