移動教室の時に比企谷を見つけた。
「お~い、比企谷!」
あっ、ビクッてなった。
「バカ、デカイ声で呼ぶなよ。心臓止まるかと思った。あと、目立つからやめてね」
駆け寄ると、そんなことを言われた。
「あ、ごめん…」
「あ、あのな、神谷に悪気がないのはわかってるから…。謝らなくても…」
「わかった、次は気を付ける!」
「おう」
そうだ。
「昼休み、あの場所行っていいか?」
「まぁ、俺専用じゃねぇからな。今日は別の場所で飯食うよ」
「違うよ、一緒に食べようぜ。ラノベも借りなきゃだしな」
「お前…」
「なんだよ」
「友達居ないの?」
「居るよ!」
「まあいいや。んじゃ、昼休みな」
失礼なヤツだな。でも、一緒にお弁当食べれる。
昼休み、比企谷と一緒にお弁当を食べる、比企谷はパンだけど。
「次は体育祭があって、クリスマスだな」
「気が早いし、俺には関係ないイベントだ。試験もあるぞ」
「体育祭は?」
「テキトーに出て終わり。試験の話は無視かよ」
「スポーツ苦手なの?」
「平均だと思うけどな。神様に能力は平均値でって言ったから。あと、球技は苦手だぞ、主に相手がいないからだけどな」
「なにそれ、異世界転生してないでしょ?あのアニメの元ネタ古過ぎ。それとクリスマスは?」
「小町とKFC&ケーキ食べる」
こ、小町…。もしかして…。
「か、彼女居たん…だな…」
「あ?俺だぞ?彼女居る訳ねぇだろ。言ってなかったか?妹だ。超可愛いぞ」
良かったぁ~。でも…。
「まさか、『千葉の兄妹』じゃないよな?」
「違ぇよ!てか、そのネタ知ってるんだな」
「まあね」
比企谷と話をしていると楽しい。クラスメイトとは、こんなネタの話は出来ない。
「まさか女子とこんなネタの話が出来るとは思わなかった」
比企谷も楽しいと思ってくれてるのかな?
「ありがとな神谷、楽しいよ」
な、なななななな!
「な、何だよ急に!べ、別にお礼言われることでは…」
「ツンデレ?」
「違う!!」
そんな楽しい話をしていると、昼休みが終わる。
「じゃあ、借りるね」
「感想聞かせてくれ」
「またな、比企谷」
「『次回、城之内死す』」
「『デュエル、スタンバイ』」
「やっぱり、のってくれるんだな」
「リアルタイムじゃないけど、知ってるからね」
「さんきゅー神谷、愛してるぞ」
え、ええええええ!!
手を振りながら行っちゃった…。まあ、のりで言ったんだろうな。
でも、『愛してる』って…。ヤバイ、ご飯五杯はイケる。
教室に戻ったら、クラスメイトに心配された。かなり顔が赤かったらしい。