神谷奈緒は総武高生   作:おたふみ

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3話

移動教室の時に比企谷を見つけた。

 

「お~い、比企谷!」

 

あっ、ビクッてなった。

 

「バカ、デカイ声で呼ぶなよ。心臓止まるかと思った。あと、目立つからやめてね」

 

駆け寄ると、そんなことを言われた。

 

「あ、ごめん…」

 

「あ、あのな、神谷に悪気がないのはわかってるから…。謝らなくても…」

 

「わかった、次は気を付ける!」

 

「おう」

 

そうだ。

 

「昼休み、あの場所行っていいか?」

 

「まぁ、俺専用じゃねぇからな。今日は別の場所で飯食うよ」

 

「違うよ、一緒に食べようぜ。ラノベも借りなきゃだしな」

 

「お前…」

 

「なんだよ」

 

「友達居ないの?」

 

「居るよ!」

 

「まあいいや。んじゃ、昼休みな」

 

失礼なヤツだな。でも、一緒にお弁当食べれる。

 

昼休み、比企谷と一緒にお弁当を食べる、比企谷はパンだけど。

 

「次は体育祭があって、クリスマスだな」

 

「気が早いし、俺には関係ないイベントだ。試験もあるぞ」

 

「体育祭は?」

 

「テキトーに出て終わり。試験の話は無視かよ」

 

「スポーツ苦手なの?」

 

「平均だと思うけどな。神様に能力は平均値でって言ったから。あと、球技は苦手だぞ、主に相手がいないからだけどな」

 

「なにそれ、異世界転生してないでしょ?あのアニメの元ネタ古過ぎ。それとクリスマスは?」

 

「小町とKFC&ケーキ食べる」

 

こ、小町…。もしかして…。

 

「か、彼女居たん…だな…」

 

「あ?俺だぞ?彼女居る訳ねぇだろ。言ってなかったか?妹だ。超可愛いぞ」

 

良かったぁ~。でも…。

 

「まさか、『千葉の兄妹』じゃないよな?」

 

「違ぇよ!てか、そのネタ知ってるんだな」

 

「まあね」

 

比企谷と話をしていると楽しい。クラスメイトとは、こんなネタの話は出来ない。

 

「まさか女子とこんなネタの話が出来るとは思わなかった」

 

比企谷も楽しいと思ってくれてるのかな?

 

「ありがとな神谷、楽しいよ」

 

な、なななななな!

 

「な、何だよ急に!べ、別にお礼言われることでは…」

 

「ツンデレ?」

 

「違う!!」

 

そんな楽しい話をしていると、昼休みが終わる。

 

「じゃあ、借りるね」

 

「感想聞かせてくれ」

 

「またな、比企谷」

 

「『次回、城之内死す』」

 

「『デュエル、スタンバイ』」

 

「やっぱり、のってくれるんだな」

 

「リアルタイムじゃないけど、知ってるからね」

 

「さんきゅー神谷、愛してるぞ」

 

え、ええええええ!!

 

手を振りながら行っちゃった…。まあ、のりで言ったんだろうな。

 

でも、『愛してる』って…。ヤバイ、ご飯五杯はイケる。

 

教室に戻ったら、クラスメイトに心配された。かなり顔が赤かったらしい。

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