神谷奈緒は総武高生   作:おたふみ

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リクエストがあったので、おまけ話を少しだけ。


39話(おまけ)

【打ち上げ】

 

「「「乾杯」!!」」

 

今日は『シンデレラの舞踏会』の打ち上げ。

未成年組の打ち上げは終わったから、年明けに仲間内だけでもう一回というわけだ。

 

「奈緒ったら、みんなに質問攻めにあってたんだよ」

 

「ほ~」

 

「加蓮、余計なことは言うなよ」

 

「は~い」

 

「比企谷は、奈緒のどこがいいの?」

 

「凛もやめてくれ」

 

「あとでこっそり教えて」

 

まったく、この二人は。そう、Triad Primusの二人に…。

 

「ゆきのん、私達ここに居ていいの?」

 

「わ、わからないわ…」

 

テンパってるなぁ、奉仕部二人は。

 

「みんな、歳は変わらないから、二人とも気楽に」

 

私と比企谷。

 

なんで、恋敵二人を呼んだかって?強敵と書いて『とも』と読むからだよ。

 

一時間後…。

 

「ふ~ん、雪ノ下さんてそうやって、比企谷を追い込んでたんだ」

 

「いいえ、彼とのコミュニケーションのひとつよ」

 

うわぁ。

 

「な、なぁ、比企谷。凛と雪ノ下さんが険悪なんだけど…」

 

「たぶん、同族嫌悪の類いだ」

 

「ゆきのんと凛ちゃんはキャラかぶってるから」

 

「「かぶってない!!」」

 

「ひぃ!」

「ひぃ!」

「ひぃ!」

 

「私、知~らない。ポテトうまぁ♪」

 

 

 

【受験勉強】

 

今日は比企谷家で受験勉強…。

 

「ねぇ、彩加君。ここは?」

 

「ここはね、卯月ちゃん…」

 

受験勉強のはず…。

 

「なぁ神谷。俺、出かけていい?」

 

「いいわけないだろ!比企谷がホストだろ!私に一人に甘い空気押し付けるなよ!」

 

目の前でイチャイチャしやがって…。

 

「俺、部屋から参考書とってくるわ」

 

「あ、私も行っていい?」

 

「あ、おう」

 

「あ、八幡、英和辞典貸してくれるかな?」

 

「了解。一緒にとってくる」

 

初比企谷の部屋、やったね。

 

「あんまり、ジロジロ見るなよ」

 

「わかってるよ」

 

ふ~ん、色んな本があるなぁ。ラノベだけじゃないんだ。

 

「こっちはCDか…」

 

「あ、バカ!」

 

え?

 

…私のCD。それに、取材受けた雑誌。

 

「比企谷、これ…」

 

「そ、それは、あれだ、ほら…」

 

「ありがとう…」

 

「お、おう…」

 

思わず、比企谷の胸に顔を埋めた。

 

「応援、してくれてたんだ…」

 

「そりゃあ、まあ…」

 

は、恥ずかしくなってきた。

 

「り、リビング、戻ろうか」

 

「そうだな」

 

二人でリビングに戻ろうと、扉を開けた。

 

「あ」

「あ」

「あ」

「あ」

 

あ、ありのままを話すぜ。

 

卯月と戸塚君がキスをしようとしてた。

 

「戸塚…」

「卯月…」

 

「ち、違うんです!…えっと、そう!目にゴミが入って、とってもらおうと…。ね、彩加君」

 

「そ、そう。そうだよ。き、キスなんてしようとしてないよ!」

 

「そんなベタな言い訳いらないから」

 

 

【総選挙】

 

「総選挙、お疲れ」

 

「いや~、今回は文香さんかぁ」

 

「残念だったな」

 

「でも、文香さんには勝てないよ。美人だし唄も上手いし。それに胸も…」

 

勝てなかったなぁ。前回は加蓮だったから、今回は私が一位になりたかったなぁ。

 

「神谷…」

 

「ん?なんだ?」

 

「泣いてるのか?」

 

え?私、泣いてる?

 

「悔しかったら、泣いてもいいんだぞ」

 

その言葉を聞いて、私は比企谷の胸に飛び込んだ。

 

「比企谷、一位になりたかったよ。沢山のファンや比企谷が応援してくれたから、一位になりたかったよ」

 

「神谷が努力してたのは、俺も知ってる。渋谷や北条が教えてくれたからな」

 

「比企谷に一位になったところ、見せたかったよ」

 

「じゃあ、また頑張ろうな。俺も応援するから」

 

「本当?」

 

「本当だ。俺は神谷奈緒の最初のファンで一番のファンで彼氏だぞ」

 

「わかった。またがんばるよ」

 

 

 

 

 

この時のことが、比企谷がプロデューサーになった理由らしい。

 

 

八幡、一緒にトップアイドルになろうな。

 

「奈緒、なんか言ったか?」

 

「別に~」

 

 

 

 

 








総選挙の結果も出たので、絡めてみました。
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