では第一話です、どうぞ!
GBN、荒野フィールド、峡谷エリア
ここはGBN内にある荒野フィールドの峡谷エリア、今ここでサバイバルミッションが行われていた。そして、空中には生き残っているプレイヤーの名前が表示されたディスプレイが映っていた。“4つ”の名前が青く染まっていて、他は赤く染まっていた。フィールドには、撃破されたガンプラの残骸が多くあった。辺りは静寂に染まっていたが、突然フィールドに一つの信号弾が撃たれた。その瞬間、静かだったフィールドが爆発音に染まった。そして、2機のガンプラ、ジムスナイパーⅡとガンダムNT-1がナニカから逃げていた。
「やばいやばいやばいやばい!」
「サバイバルミッションなんて、制限時間まで隠れきりゃあ、楽勝だと思ったのに、何なんだよありゃあ!」
「知らねーよ!てか誰だよ信号弾なんか撃ったの。時間までやり過ごすつもりが…《CAUTIONC》ん?来るぞ!」
警報がなったと同時に、谷を突き破って一機の大型のガンプラが現れた。そのガンプラは上半身がアカツキガンダム、下半身がゲルズゲー、バックパックがレジェンドガンダムで出来ており、色が金色になっていた。(ちなみに作者が初めて見た時、放心状態になりました)
「クソ!こいつ!」
「よせ!」
ジムスナイパーⅡは装備していたバスターライフルを大型ガンプラに向けて発射。仲間は止めようとしたが遅く、放たれたビームは大型ガンプラに当たったが、ヤタノカガミの効果でビームを反射した。反射したビームは散々になり、2機の近くに着弾した。
「バカ!ビームはだめだ!」
「はっ!」
「こいつでー!」
ガンダムNT-1は前腕のガトリングを展開して撃ったが、装甲が厚いのか、効果がなかった。大型ガンプラは、バックパックのドラグーンを展開しビームを撃った。そして、そのビームは2機に当たると思ったが、後ろから3つのビームが撃たれ、2機に当たりそうだったビームを相殺した。
『飛べ!』
その声が聞こえた瞬間、2機はすぐに飛び大型ガンプラから離れた。同時に谷に置かれていたセンサーらしき物が起動し、大型ガンプラの真上に飛んだ瞬間、それから無数のワイヤーが囲むように飛び、電撃が放たれた。
「トラップ!?」
「アッザムリーダーだと!?」
「あれは…!?」
飛んだ2機のガンプラの間に、“2機”のガンプラが通り抜けていった。1機は戦闘機に乗った小型のガンダムタイプのガンプラ、もう1機はガンダムデルタカイベースのガンプラ、この2機が抜けて行った。大型ガンプラが弾幕を張ったが、先行していたデルタカイベース【ラプターガンダム】が避け、ビームサーベルを両手に持ち、大型ガンプラの四本足を切り裂いた。そして、後ろから小型のガンダムタイプ【コアガンダム】が戦闘機から降り、展開していないビームサーベルを片手に大型ガンプラの頭を潰した。
「やった!」
「…いや、まだだ!」
展開していたドラグーンがコアガンダムを破壊しようとするが、上空からミサイルが飛来しドラグーンを落とした。ミサイルを撃ったのはラプターガンダムだった。足を切り裂いたと同時に上空で滞空していたのだ。
『今です!』
「っ!」
女性の声が聞こえたのと同時に、コアガンダムは潰した頭を飛ばし、頭があったところにビームサーベルを突き刺した。すぐに離れたと同時に大型ガンプラが爆発、撃破した。
『Congratulations!You got a special bonus!』
そして、システムアナウンスが鳴り、戦いが終わった。
「な、なんなんだ、あのガンプラ?」
※
戦いが終わった峡谷エリアで、4機のガンプラが集まりダイバー達が話し合っていた。
「本当にいいのか?報酬」
「ああ。特に集めてるわけじゃない。そのかわり、残り時間でフィールドの探索をさせてもらう」
「えっ?」
「それは構わないが…」
「…じゃ」
そう言い、一人のダイバー【ヒロト】がコアガンダムに戻って行こうとする。
「なぁ、あんた! フリーなんだろ? フォースに所属してないなら俺たちと…」
「信号弾を撃ったのはお前か?俺たちを囮にして、敵を誘導したのか?」
「……」
ヒロトは一度振り返ったが、何も言わずコアガンダムに戻って行った。
「あぁっ、ちょっ」
「やめとけ。ガンプラの出来も操縦の腕も大したもんだ。が、あいつには向いてないよ。チーム戦」
探索に向かったコアガンダムを見ながら男はそう言った。
「で、あんたはどうする?騎士の姉さん」
男はそう言い、会話に入って来なかったドレスのような甲冑を着た、ラプターガンダムのダイバー【フィオ】に聞いた。
フィオは、コアガンダムが向かった方向を見ながら、
「私は、もう少し彼に付き合います」
「……そうか」
それを聞き、男は自身のガンプラに戻ろうとする。しかし、男は一度振り向いてフィオに聞いた。
「一つ聞きたい。あんたもあいつと同じように俺たちを囮に使おうとしたのか?」
「……私は彼に合わせただけです。ですが、一つ言うと私はあなた達を囮に使うのには反対でした。それだけは言っておきます……」
「……そうか、すまない」
「……いえ」
それだけ聞き、フィオはラプターガンダムに乗り、ヒロトが向かったところに行った。ヒロトを見つけた時には太陽はもう落ち始めていて辺りは薄暗くなっていた。
「ここも…違うか」
「何が違うのですか?」
「!」
ヒロトが振り返ると後ろにはフィオとラプターガンダムがいた。フィオはヒロトの横に立つと落ちている太陽を見た。
「……帰ったんじゃなかったのか?」
「どうもほっとけなかったんですよ。あなたのことが」
「……余計なお世話だ」
「冷たいですね(苦笑)、そろそろ時間です。一緒に戻りましょう?」
「………わかった」
そう言い、二人は自身のガンプラに戻り、乗ろうとする。
「……なぁ」
「はい?」
乗る寸前、ヒロトはフィオを呼び止めた。
「あんたは、2年前あの時………」
「?」クビカシゲ
「……いや、なんでもない」
そう言い、ヒロトはコアガンダムに搭乗し、飛んでいった。
「………なんだったんでしょう?」
疑問に思いながら、フィオはラプターガンダムに乗り、ヒロトの後を追った。
今回はここまでです。どうでしたか?久しぶりの投稿だったので自信がないのですが。感想お待ちしてます!
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