秋は、いつも儚い季節へと誘う。
「君、ちょっといいかね?」
夏の山場を超え、少し落ち着きが見え始めた頃。事務所で書類仕事をしていると、奥の部屋から低い声が響く。モニター越しに覗くと、社長室から影がひとつ。
「はい、今向かいます!」
「あ、いや、急ぎではないんだ」
立ち上がった俺に座るようジェスチャーをした社長は、そのままデスクまで歩いてくる。
「天海君、最近どうかね?」
「春香ですか? 順調ですよ。仕事はすいすいこなしますし、歌の調子もいいですし」
「そうか……君の方はどうかね?」
「まだ少し仕事に慣れた程度で、分からないことばかりですね」
「楽しいかい?」
「はい。新しいことばかりですから」
「……そうか」
社長の視線は窓の外から動かない。夕日が差し掛かり、空がオレンジ色に染まりつつあった。風も、心なしか少し涼し気だ。
「君は、最初に会った時、私と会う前から天海君と面識があったと言っていたね」
「え? はい」
「天海君は、彼……前のプロデューサーについて、何か言ってなかったかね」
『そろそろ、今のプロデューサーさんとの活動が、終わるんです。それで……夢より大事なこと、かも、って思えるものがあって』
『じゃあ、諦めるのか?』
『諦めると、きっとその人も悲しむので』
「……いえ」
「そうか。じゃあ私から一言だけ」
脳内に響く冬の声。一度雪のように振り払って、社長の顔を見上げる。その視線は、ゆっくりとこちらへ流れてくる。
「彼は、夢を追い求める人だった。君と同じ目をしていた。だから、今君がここにいる」
「……はい」
「辞めた理由は定かではない。だが、彼は確かに夢を追い求めた。しかし、ここに彼の夢はなかった」
社長は視線を外すことなくこちらを見ている。座っている俺に向かって、見下ろすでも、見下すでもなく、その目は何を訴えているのか分からないが、ただそこに掴み切れない何かが潜んでいる。いつもの声とは違う、重い声。社長の言葉が、秋の風にのって両耳に余韻を残していく。
「君は、『ここに夢があると思って来た』とあの日言った。それは今でも同じかね」
あの日。天海春香、活動休止前ラストライブの日。しわくちゃになったチケットを握りしめ、まだ雪解けすら終えていないあのドームの中で、「夢」を見た日。その日に俺は。
「すまない、電話だ」
コール音が鳴る。社長の瞳の奥から垣間見えていた何かがすっと引いていき、そのまま社長室へ戻っていく。
「最後に」
社長室へ入る前、振り向かないその背中からいつもの声。
「私も彼も、君もアイドルも、夢を追っている。その夢がここになくとも、一度は夢を共にした私たちはもう家族だ」
その言葉を最後に、社長室の扉は閉まった。
*
事務所を出た。久々に、夜九時の星空を見る。彼女と初めて会った日も、確かこれくらいの空だった気がする。
街路樹がもうすっかり茶色になりつつある。金木犀の香りが鼻をくすぐる。少し強い風が吹いて、顔を下へ背けた。慣れなかった革靴ももう大分履き慣れて、靴擦れで痛んだ踵も、もう傷すら残っていない。空には……あれは牡羊座だったか。昔読んだ小説に、牡羊座は目立たないけど、確かにそこに居て……居て、なんだっけ。確か、プラネタリウムで愛の告白をするシーンだったはずだけど、なんとなくもやがかかって思い出せない。
仕事に夢中だと、本当に季節なんてあっという間に過ぎてしまった。昔父親が言っていたことを思い出す。同じことを彼女……春香も言っていた気がする。お仕事に夢中だとあっという間ですね、って。俺の場合は、彼女のような夢中ではなく、どちらかというと忙しいだけだったかもしれないが。
電車に乗る。この時間はまだ人が多い。鞄を足で挟み、両手で吊革を掴む。そういや、昔、まだ小学生ぐらいだった頃、俺は車掌さんになりたかった。かっこよくて、皆を運ぶ姿に憧れていたんだと思う。そんな夢の電車は、夢も情緒もないこんなぎゅうぎゅう詰めのまま、光をまとって走っていく。窓の外には無数の灯。ちらちらと、木々の枝の間を抜けて光が差し込む。その光さえ、まだ残業をする人々の灯りだ。
夢を抱いていた人は、決まって「こんなはずじゃなかった」と言う。確かに、俺もこんなはずじゃなかったと思う。あの日、彼女のドームライブを経て、胸の鼓動は収まらなくて、アイドルの力に体が震えて、受験勉強をぐだぐだ続けている自分があんなにちっぽけに思えたのは、その時が初めてだった。それから社長に声をかけられて、彼女の担当プロデューサーになって。新しい夢が始まる予感がした。実際に働いてみると、忙しさでそんなことを考える余裕などなかったが。それでも、今夢を追い求める彼女の隣で働いてみて、これもありだと思えるようにはなった。
電車の扉が開く。大勢が降りていき、空気が入れ替わる。スーツのネクタイを緩める。ワイシャツの第一ボタンを開けてみると、少しだけ涼しい空気が入ってきて、秋らしい昼間の快晴のせいで張り付いた汗を逃がす。
そういやこのネクタイ、彼女からもらったものだったな。先月辺りに誕生日だった俺に、こっそり用意していたらしい。曰く、「ネクタイがボロボロだったので」とのこと。確かに父親からのもらいものだったのでボロボロだったし、そんなこと言われるまで気づかなかったが。……ネクタイって、贈り物としてどうなんだとは思ったが。
夢は遠くにあるから夢なのかもしれない。今、こうして右手にあるネクタイを見つめながら、そんなことを思う。電車を降りてみて、駅の外へ出てみる。次にやってきた電車は確かに光り輝く箱舟のようで、ゲームで見た黄金の列車のように、空でも飛んでいきそうだった。
*
「プロデューサーさん、お届け物ですよ」
少し肌寒い思いをしながら事務所に入ると、音無さんが笑顔で封筒を差し出した。B4サイズの封筒。表面には、「ミュージックアイドルフェスのご案内」。
「これ、審査ちゃんと通ったんですね」
「春香ちゃんですしね。去年一番の盛り上がりでしたし……これは後から聞いた話なんですが、去年の段階で向こう側も気に入ったみたいで、即決だったみたいですよ」
「じゃあもっと早く教えてほしかったなぁ……何回か問い合わせちゃって」
あはは、と二人そろって笑いが零れる。やっちまったなぁ、と内心思うと、反射的に後頭部へ手が伸びる。
「でもよかったです。これで春香にも笑顔で報告できます」
「あら、そんなに不安だったんですか?」
「いや、まぁ……オーディションも上手くいったって聞いてましたし、春香がそう言うならそうなんだとは思っていたんですけど、如何せん初めてなもので」
「初めてって緊張しますよね、確かに」
茶色のコートを脱ぎ、デスク横のポールにかかったハンガーへかける。窓の外の木が少し揺れている。今朝のニュースによると、今日は木枯らし一号が吹くらしい。
「今日のご予定は?」
「春香は今朝のニュース番組への出演があるので六時にはスタジオ入り、自分は十時に迎えに行ってからレッスンに一緒に向かうつもりです」
「すっかりフル勤務のプロデューサーさんになっちゃいましたね」
「まぁ、もともとそういう仕事ですし……最初の方は甘えすぎたというか」
鞄から手帳とペンを取り出し、封筒の中にある書類の日付に書き込んでいく。それから、念のために携帯の方にも。
「あ」
「どうしたんです?」
携帯を開くと慣れた着信音。その主は。
「春香からメールで、予定より早く収録終わったみたいなんで今から迎えに行ってきます」
スラックスの後ろポケットに携帯を入れ、さっきかけたばかりのコートを持って扉を開ける。寒い風がびゅっと一息。彼女と出会った季節はもうすぐやってくる。そんな予感のする朝だった。
*
早めに開けたレッスンルームも、どことなく冷たくて。
「うわぁ……あったかいと思ってたのにー……」
「まぁ仕方ない。準備も何もしてないし、トレーナーさんはまだだし」
部屋に入って寒いと感じる頃になったと思う時が、冬が近づいていると一番感じる瞬間かもしれない。コートを四つ折りに畳んで部屋の隅に置き、一度だけ背伸びをする。
「じゃあレッスンウェアに着替えてきますね」
「ああ」
ばたん、と更衣室の扉が閉まると、再び無音になるかと思えば、その静けさの中の薄いノイズが耳に残った。その時、一度だけ欠伸が。かさついた頬に涙が垂れ、人差し指で拭う。眠いや。あんまり眠れていない気がする。寒くなったからだろうか、秋ごろから眠りが浅い。体がまだ仕事に耐えうる状態になっていないのだろうか。……思えば、去年の今頃まではまだ高校生だったわけで、当然と言えば当然の気がするが。
「プロデューサーさん、泣いてるんですか?」
「え?」
帰ってきた彼女が、気づけばこちらの顔を覗き込んでいる。
「いや、さっきデカい欠伸が出てしまって……」
「ちゃんと寝てますか?」
「寝てるつもりなんだがな」
下がっていた顔を上げる。彼女と目が合う。何故かふっと目をそらしてしまう。
「駄目ですよ、アイドルと一緒で、プロデューサーさんもちゃんと寝てもらわないと」
「分かってるよ」
俺の返答がそっけなかったからか、彼女は、もう……とだけ言って、鏡の中央へ行き、ラジカセの電源を入れた。
「じゃあ、軽くいつものからやるので、クラップだけお願いします」
「分かった」
いつもの自主トレの時と同じ。やり慣れた曲を流して、クラップを入れて、リズムをとりながら歌って踊る。今日は「GO MY WAY!!」。鏡に映る顔は、テレビで見せる笑顔とは違った、険しく苦しい顔。ウォーミングアップはいつもより大きく動くことを心掛けているらしい。曲の中盤で息もあがり始め、声がかすれ始める。ウォームアップでこれなのかと最初は疑ったが、どうやらその方が体力を伸ばしやすいらしい。
「お疲れ」
曲が終わってスポーツドリンクを手渡す。彼女は無言で受け取り、そのまま満タンだったペットボトルを空になるまで傾けた。
「ぷは……ありがとうございます」
「いつも思うけどウォームアップでこれって大丈夫なのか?」
「いいんです。今日はストレス発散もかねてですから」
彼女はそのままラジカセのそばに置いていたタオルをとって、額を拭った。そのままフェイスラインを伝う汗を拭うと、彼女は息を大きく吸い直した。
「……作詞、なんだか詰まっちゃってたので、リフレッシュしたくて」
「なるほどね」
歌詞が思いつかない時ほど、体を動かしたくなるのはよく分かる。むしゃくしゃして、全力で走ってみたり、立てなくなるまでバスケやサッカーをしてみたり。高校時代によくそれで夜中に飛び出したりして、親に怒られたっけな。
……そうか、彼女はまだ高校生か。
「歌詞、どこまでできた?」
「一番のBメロまでは」
「まだ結構残ってるな」
社長の提案したこの企画は、うちの事務所全員がそれぞれ進めている。もちろん俺が口出ししてはいけない。ただ、他のアイドルたちはもうほとんど終えているようで、作曲家の人が既にメロディーをつけ始めているらしい。彼女にも、少し焦りを感じている節があるのかもしれない。
「そういや、その歌は誰へのメッセージなんだ?」
「誰へ、ですか?」
「そうそう、ファンへ、なのか、友達へ、なのか。他にも色々」
「うーん、友達……ですかね?」
「いや俺に聞かれても。まだはっきりしてない感じか?」
「そうですね。あんまり考えたことなかったです」
「じゃあ考えてみるといい。書きたいことがはっきりするから」
彼女は一度、うーん、と唸った後、ノートを取り出し部屋の壁にもたれて考え始めた。その光景は、なんだか昔の自分を見ているようで、懐かしかった。静かなレッスンルームは、また少し薄い寒さに覆われる。膝を立てて座る彼女を見て、自然と笑顔がこぼれる。
こんな仕事を、ずっと続けられたらいいのにな。
*
楽しい時間はあっという間に過ぎる。それは如何なるその時も同じで。外から見た事務所の窓は既に暗く、二人で顔を見合わせて「やらかした」って顔をした。トレーナーさんが帰った後も自主練したり、作詞したりでかなり遅い時間まで残ってしまったと、心のどこかで思うところが二人ともにあったのかもしれない。あはは、と笑うと二人とも同じタイミングで、右手が後頭部へ伸びた。
「帰るか」
「帰りましょうか」
社用車を車庫へ戻して、事務所の前を歩き始める。歩き慣れた道も、時間と共に色は変わっていく。寂しくなった街路樹、少なくなった車、足元のイチョウの葉と薄い霜、まだ白くなりきらない息、右耳に感じる温かさ。顔を前に向けたまま、目線だけを右に向けてみる。赤と緑のチェックのマフラーに包まれた彼女は、こちらの視線に気づくこともなく、小さく鼻歌を歌いながら跳ねるように歩いている。思わず笑みがこぼれた。
「それ、新曲か?」
「え?」
「いや、その鼻歌」
「あ、そうなんです。他の皆は歌詞にメロディーつけてもらってるみたいなんですけど、まだ私はできてないので、先にもらったんです。これに合わせて付けてみたら? って」
「なるほどね。いいメロディーだな」
視線を前に戻す。ビルの向こうにかすかな星空が見える。あれは、ペテルギウスか。もうオリオンが姿を現したらしい。
「作詞、意外に楽しいです」
視線が上へ向こうとした時、彼女も同じ空を見て呟いた。
「それはよかった」
「ちゃんと歌詞のことを考えるいいきっかけになって……歌うのが、ちょっと楽しくなりました」
「あれ、もともと歌うの好きじゃなかったっけ」
「アイドル始めるまではそうだったんですけど、去年の……丁度今頃ぐらいに、なんだか好きになりきれない自分が居て」
「そうだったのか。……じゃあ、早く完成させないとな、その曲」
「え?」
「春香が歌を好きになれる曲になるといいなって思うし、それより、俺は早くその曲を聴きたいよ」
何事にもひたむきで、コツコツと進める彼女が考える「伝えたいこと」が詰まった曲は、少しずつ輪郭を捉え始めている。今日も進捗は進まなかったが、考えていることがだんだんと形になってきた。星はそろっていて、今から星座を描くかのように。
「そう、ですね」
二人して空を見上げる。その視界の中へ、駅の看板が入り込んでくる。電車に乗ると、まだ少し人は居て、二人は口をつぐんだ。
あくまでプロデューサーとアイドル。とはいえ、こうして作詞の話をすると、なんだかそれ以上の何かを感じる時もある。それだけ、やはり彼女は歌が好きなんだろうし、俺も歌が好きなんだろうと思った。
電車に座ると、受信音。後ろポケットから携帯を取り出すと、ホーム画面にはメールの通知。
『プロデューサーさんって、好きなアーティストとかいるんですか?』
件名欄には、「声は出せないけど、メールならいいですよね?」。口元が緩み、頬が綻ぶ。メールフォームを開いて、おもむろに打ち返す。
『アーティストはいなかったけど、バラードとかバンドミュージックとかが好きだったよ』
『今は違うんですか?』
『最近はアイドルソングばかり聞いてるからな。もちろんアイドルソングにそういうのがあると、ちょっと嬉しくてリピートするが』
『例えば?』
『例えば……春香の曲なら、「I Want」とかは結構好きだな。曲が好きなのもあるけど、普段の春香とのギャップも』
『あれ渡された時は驚いちゃいましたよ。まだデビューして半年ぐらいで、イメージなんて全然固まってないのに、って』
『まぁ確かに、デビュー半年じゃファンも少ないしな。だからかな、結構びっくりしたし、きっと話題になったんじゃないか? あと、それ以上に似合ってるなとも思ったし』
『似合ってました?』
『ああ、チョイスはよかったと思うよ。春香の新しい一面が見えるってのは、聞いているこっちからしても新鮮で面白い。参考になるよ。前のプロデューサーはよく考えていたんだろうな』
電車に揺られ、メールを打つ。送信画面が見えて、すると隣の彼女の指が素早く動いて、そして受信の通知が来る。お互い、肩が凝りそうなほど下を向いたままだ。
メールを返して、しばらくうとうとと舟をこいだ。駅に止まった衝撃で目が覚める。携帯の通知を見ると、まだメールの返信はない。左に目をやると、携帯を握りしめ、さっきまでの俺と同じように船をこいでいる。小さな寝息を立てている彼女は、伊達眼鏡も外れかけで、マフラーももう顔を隠すにはその機能をしていない。手元の携帯はまだスリープになっていなくて、画面はついたまま。写っているのはメールフォーム。十個目の「Re;」がついたタイトルのメールは、送信されることなく、テキストは書きかけで止まっていた。
『前のプロデューサーさんなんて』
*
彼女の前のプロデューサーについて、知っていることは少ない。
初めて彼女と出会った去年の冬のある日。同じ高校に通っていた俺は、当時度重なる受験に追われていて、雪の積もるバス停で燃え尽きていた。その隣に座ったのが、久々に学校に来ていた彼女、天海春香だった。
そこで語ったことは、プロデューサーとの活動が終わること。アイドルよりも大事なものがあること。そして、ラストライブがあること。俺はチケットを受け取って、彼女と別れた。
彼女がプロデューサーに対して何を考えていたのか。プロデューサーはきっと俺と同じように、彼女とトップを目指していただろうし、それが夢だったはずだ。社長の言う、「夢を追っていた」の夢は、きっと今の俺が抱くものと同じはずだ。しかし、彼女にはその夢よりも優先したい「何か」があった。
ドームライブは、すさまじかった、と言うと少し語弊があるかもしれないが、それくらい、この目と耳に強烈な印象を植え付けた。事務所全員で歌う曲を含む、彼女の歌う全ての曲を使い切る五時間以上のライブ。
『なので、私が、ちゃんと夢、見せられるようなアイドルになる時が来るなら』
彼女の去り際の言葉。脳内に反芻して、山彦のように響いてくる。彼女が俺に見せたかった夢は、何だったのか。彼女が抱いていた、夢以上の「何か」は何だったのか。その考えは頭の隅の彼方へ追いやられていた。
彼女の隣に立ってみて、彼女の隣で前を向いてみて、彼女と一緒に夢を追ってみて……いや、そう思っていたのは俺だけかもしれない。ただ、そう思いたくない。アイドルにかける彼女の情熱は、この七か月ちょっとで痛いくらい感じてきた。それを、嘘だと、虚構だと思いたくない。だから、今の彼女を信じたい。信じて、そして、彼女の隣でプロデュースを続けたい。
彼女が見せる「こころ」はきっと一部だろうし、だからこそ色んな一面を見ていきたいとは思う。だが、その奥にある「何か」が彼女の重荷になっているのなら、それはどうしていくべきなのか……俺の中で、まだ答えはない。