天体戦士サンレッドIS   作:僕はプライム派

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 今回から本編です。最後に登場人物設定がありますのでどうぞ!


FIGHT1

 出撃!サンレッド

 

 

店員「ありがとうこざいましたー!」

 

 ここは牛丼屋「吉田屋」。そこから出てきたのは右手に店で買った牛丼入りのビニール袋持ったヒーロー物らしき赤いマスクを被り、青緑色のTシャツを着、短パンを履いた男。この男こそフロシャイムの宿敵「天体戦士 サンレッド」である。レッドは吉田屋で買った牛丼を持って出てきた。

 

レッド「あー、腹減ったぁ…。大盛りにすりゃよかったな…」

 

 レッドはやる気無さそうに言って帰宅しようとすると

 

???「死ねぇーー!サンレッド!!」

 

レッド「あ?」

 

 ジャキーーンッ!

 

 突然の叫び声とともにレッドが持っていた牛丼の袋を切り裂いたのはフロシャイム怪人ドルゴンであった。その後ろにはヴァンプ将軍が率いた織斑一夏たち6人のフロシャイム兵がいた。兵たちはそれぞれ自分の武器を構えていた(織斑一夏:白い刀 篠ノ野箒:2本の全体が黒く、鍔が赤い刀 セシリア・オルコット:スナイパーライフル 鳳鈴音:青龍刀 シャルロット・デュノア:サブマシンガン ラウラ・ボーデヴィッヒ:2本のコンバットナイフ)。レッドに向けてヴァンプが言葉を放つ。

 

ヴァンプ「フフフフ、また会ったなサンレッド。新たな怪人を紹介しよう」

 

ドルゴン「我が名はドルゴン。私の爪は間も無く貴様の血で紅く…(ガシッ)あっ」

 

レッド「オラァァァ! ドルゴン「あぁぁ!!」」 ドゴーンッ!

 

レッド「テメッ!この!なんてことしやがんだコラァ!!」

 

 レッドはドルゴンの台詞の途中でドルゴンの足を掴み、地面に叩き付けた。そして倒れているドルゴンの頭をまんべんなく踏みつけた。

 

一夏たち「「「「「「ああ…!」」」」」」

 

ヴァンプ「ドルゴン君!」

 

 先程までの悪の組織らしき一面もなく声を発したヴァンプたちフロシャイム一同。ドルゴンは鼻を押さえていた。

 

ドルゴン「鼻血が……あぁ鼻血が………あっ!」

 

 レッドは拳を握りながらドルゴンに迫り、そして

 

 ドゴーンッ!

 

ドルゴン「ああああぁぁぁ!!!!」

 

 

◇ここは街中にある公園。そこにはレッドがベンチに座り、その前ではヴァンプや一夏たちが地面の上で正座していた(させられていた)。近くで豆腐屋のラッパの音がしていた。 プーーープーーー

 

フロシャイム一同『…………………』

 

レッド「ほんっとに、何度言やわかんだテメェら」

 

ヴァンプ「はぁ…」

 

レッド「うっせぇな!!豆腐屋!!!」

 

フロシャイム一同『ッ!?』 ビクッ!?

 

 レッドの怒鳴り声に豆腐屋の音が消えて静かになった。レッドはヴァンプたちに視線を戻すと言葉を放つ。

 

レッド「いい加減、俺に構うなって言ってんだろ?」

 

ヴァンプ「イヤぁ…」 ドルゴン、一夏「あの……」

 

レッド「ああ!?」

 

ドルゴン「あたしたちは悪の組織で、レッドさんは正義の味方で…」

 

一夏「俺達とレッドさんは一応、宿命の関係なわけですし…」

 

ヴァンプ「悪の組織が、正義の味方を倒そうとするのは常識ですし…」

 

レッド「常識だ!?こら!悪の組織が常識語ってんじゃねぇよこら!!」

 

ヴァンプ「あっ!痛いっ!イタタタッ!」

 

 ヴァンプの頭を拳で押さえるレッド。

 

レッド「何が宿命の関係だ!そのザマはなんだ!?そのザマは!?」

 

一夏「イテテテテッ!イテェッ!!!イテ!!」

 

 一夏にヘッドロックをかますレッド。

 

レッド「やるならやるで!タイミングを考えろ!空気読め!空気!!」

 

ドルゴン「イタッ!アタッ!ヤメテ!下に小石が!!」

 

 正座しているドルゴンの足を踏みつけるレッド。しかも地面に座っているため足の下の小石が食い込んで痛いらしい。

 

レッド「ったく、反省しろ」

 

ドルゴン「あ、はい……」

 

ヴァンプ「あの……」 レッド「ああ!?」

 

ヴァンプ「もう行っても…」

 

レッド「ああ、もういいよ」

 

 するとヴァンプたちは一斉に立ち上がる。

 

ヴァンプ「あっ!ありがとうございました!」

 

ドルゴン「したぁ!」

 

一夏たち「「「「「「したぁ!」」」」」」

 

レッド「うるせえよっ!!」

 

 その場を立ち去ろうとするレッド。ヴァンプはドルゴンたちに気を使う。

 

ヴァンプ「ねぇ皆、大丈夫?」

 

ドルゴン「はい…」

 

一夏「なんとか…」 箒「大丈夫です…」

 

セシリア、鈴、シャルロット、ラウラ「「「「はい……」」」」

 

 その時、帰ったかと思ったレッドが再び声をかけた。

 

レッド「ああ、ちょっと待て」

 

フロシャイム一同『っ!?』 ビクッ!?

 

レッド「牛丼、特盛買ってこい」

 

 先程ドルゴンが切り裂いた牛丼を持って言った。ヴァンプは無言になり、すると公園のアナウンスが響く。

 

アナウンス《小学生、中学生の皆さま、只今の時刻は……》

 

◇場所は移動し、牛丼屋「吉田屋」。その店の店員がヴァンプに牛丼を差し出す。

 

店員「牛丼特盛のお客様」

 

ヴァンプ「あっ、七味は要りませんので、生姜2つ貰えます?」

 

ドルゴン「ヴァンプ様、私細かいのありますよ」

 

一夏「俺も、出しますよ」

 

ヴァンプ「あっ、いいよいいよもう一万円崩したいから私」

 

一夏「じゃあ、俺が牛丼お持ちしますよ」

 

ヴァンプ「ありがとう一夏君」

 

 

 「天体戦士サンレッドIS」。これは、神奈川県川崎市を舞台に繰り広げられる、善と悪の壮絶な戦いの物語である。

 

 

 

 

 

 じごくの宮本むさし作戦

 

 ヴァンプと一夏たちは手紙でレッドを呼び出し、公園に来ていた。だがレッドの相手をするはずだった怪人が中々来ないため、レッドはベンチに座ってイラついていた。ヴァンプとセシリアを除いた五人のフロシャイム兵たちとレッドの機嫌を取ろうとしていた。セシリアはレッドに言われてコーヒーを買いに行っている。

 

レッド「……………」

 

ヴァンプ「でも、あれですねぇ。今日雨降るって言ってたのに1日もちましたね天気」

 

一夏「え?雨降るって言ってました?」

 

ヴァンプ「うん、TVKの天気予報で」

 

鈴「ああ、そう言えば…」

 

レッド「どうでも良いんだよそんなことは!!」

 

ヴァンプたち『!!!』

 

 その時、コーヒーを買いに行っていたセシリアが帰ってきた。

 

セシリア「すみません、お待たせしましたぁ!」

 

ヴァンプ「あっ」 一夏「お帰りセシリア」

 

セシリア「どうぞレッドさん、コーヒーです」

 

 セシリアがレッドに缶コーヒーを渡した。だが、セシリアが買ってきたコーヒーはブラック(無糖)だった。

 

レッド「テメッ!微糖買ってこいって言っただろうが!」

 

一夏「セシリア危ない!―イタッ!!」

 

 間違えてブラックを買ってきたことにキレたレッドはセシリアに向かって缶コーヒーを投げつけるが、一夏がセシリアを庇ったため、缶コーヒーは一夏の顔面にクリーンヒットした。

 

セシリア「一夏さん!?」

 

箒、鈴、シャルロット、ラウラ「「「「一夏!?」」」」

 

レッド「お前ら!揃いも揃って俺のことバカにしてんのか!?」

 

ヴァンプ「すいません、彼女自販機で飲み物を買うことに慣れていないもので…」

 

レッド「そういうこと言ってんじゃねぇよ!」

 

 

 Side 一夏

 

一夏「……痛いよこれ」 箒「大丈夫か?一夏?」

 

セシリア「すいません一夏さん。わたくしのせいで」

 

鈴「もう、なんで言われてたのに間違えんのよ!?」

 

ラウラ「そうだぞ!おかげで一夏がこんな目に!」

 

シャルロット「まあまあ二人とも」

 

セシリア「すみません…」

 

一夏「…気にすんなセシリア。皆も大丈夫だから」

 

鈴「う~んまあ一夏がそう言うなら…」 ラウラ「うむ」

 

 

 Side out

 

 

レッド「そこ!いつまでくっちゃべってんだ!ああ!!」

 

箒「ああ、すいません!」

 

ヴァンプ「ちょっとシャルロット君、悪いけど今度、君行ってきてくれる?」

 

シャル「あ、はい」 ダッ

 

ヴァンプ「後で立て替えるから」

 

レッド「つーか!いつまで待たせんだよオイっ!?」

 

ヴァンプ「ああ!いや、すぐに買いに行かせますので微糖」

 

レッド「違うだろ!コーヒーなんてどうでもいいんだよ!こんなもの態々家のポストに突っ込んで、呼び出したのはテメェらだろ!」

 

 ヴァンプがレッドを呼び出すのに送った手紙をつき出して怒鳴るレッド。

 

ヴァンプ「あ、ホラあの、レッドさんの電話番号をお伺いしなかったので…」

 

レッド「そういう問題じゃねぇだろ!!なに当日呼び出してんだよ!?」

 

箒「すいません、呼んだ人(怪人)が当日までバイトのシフトがわからなかったので…」

 

レッド「で、当の本人が遅刻かぁ!?いつまで待たせんだ!?いっつもお前らこんなじゃねぇか!!」

 

一夏「あの、その人のバイト先に電話したところ、もう上がったと言ってましたのでもうしばらく……」

 

レッド「ふ・ざ・け・ん・な・よ!いい加減なぁ、お前らに俺の貴重な時間を…!!」

 

 先程の手紙を丸めてポンポンとやっとダメージから立ち直った一夏の頭を叩くレッド。

 

ヴァンプ「あっ!もしかしてレッドさん、今日はお忙しかったですか!?」

 

レッド「!?(ブチッ)………テメェ、今日はお忙しかったってなんだ!?まるで俺がいつも暇してるみてぇな言い草じゃねぇか!?」

 

ヴァンプ「いえいえ、そういう意味で言ったんじゃ…」

 

???「す、すいませーん!」

 

 声がした方を見ると、白い体で見た目がウル〇ラマン

のようだが、目の辺りが緑色で小さな丸が6つ、そしてボクシングのグローブのような手をした怪人が走ってきた。その怪人の名は

 

 フロシャイム怪人「ジェノラ」

 

ジェノラ「はぁ、はぁ、遅れちゃって、すいません!」

 

 対決の場にやっと来たジェノラにヴァンプは駆け寄る。ジェノラは走ってきたので息切れをしている。

 

ヴァンプ「ちょっとジェノラ君、何してたのもう!」

 

ジェノラ「ほんとすいません。バイトは定時に上がったんですけど、帰り際にバイトの対応についてお客様からクレームがあったらしくてあっ、僕に対してじゃなかったんですけど、そのミーティング途中で抜け出せる雰囲気ではなかったもので…」

 

ヴァンプ「あ~あるよねぇ、そういう雰囲気。あっ!ほら、レッドさん待たしちゃってるから」

 

ジェノラ「は、はい」

 

ヴァンプ「あのレッドさん、ホントに今日は」

 

シャルロット以外フロシャイム一同『すいませんでした!!』

 

シャル「微糖買ってきました!」

 

ヴァンプ「あっシャルロット君、ジェノラ君来たから準備してほら」

 

 ヴァンプの指示でジェノラと一夏たちがそれぞれの立ち位置につく。

 

ヴァンプ「良い?良い? ジェノラ「はい!」いくよ!」

 

一夏たち「「「「「「はい!」」」」」」

 

ジェノラ「デヤーッ!」 

 

一夏たち「「「「「「ハァーッ!」」」」」」

 

レッド「できるかぁー!!」

 

 戦闘態勢に入ったフロシャイム一同に突っ込むレッド。

 

ヴァンプ「えぇ!?」

 

レッド「この間の抜けた状況で、俺にどういうテンションで戦えってんだよ!?」

 

ヴァンプ「で、でも…。 レッド「もういい!!帰るから!!」ほ、ほらジェノラ君!」

 

ジェノラ「はい!し、死ねぇっ!サンレッドォッ!!」

 

レッド「アホかぁ!!」ドコォン!!

 

ジェノラ「がぁ……」

 

 帰ろうとするレッドの背後から拳を構え、襲いかかるジェノラをあっさり返り討ちにしたレッド。その後ヴァンプたちは正座させられ、夜になってもレッド説教は続いた。ちなみにジェノラはボコられた際に真っ二つ壊れたベンチの上で伸びていた。

 

 「天体戦士サンレッドIS」。これは、神奈川県川崎市を舞台に繰り広げられる、善と悪の壮絶な戦いの物語である。

 

 

 

 

 

 

 神奈川県川崎市に悪の軍団フロシャイム。今日も奴らが動き出す!

 

ヴァンプ「あっ!こんにちはお婆ちゃん」

 

 ヴァンプと一夏たちフロシャイム兵たちがある場所へ向かって住宅街を歩いていると前から七十代の程の御婦人が歩いてきてヴァンプが挨拶をする。

 

御婦人「こんにちは、いいお天気で」

 

ヴァンプ「ホントにねぇ」

 

御婦人「お出掛けですか?」

 

ヴァンプ「えぇ、ちょっと『怪人』のところへ」

 

 

 

 出撃!?アーマータイガー!

 

 

 ヴァンプたちが寄ったのはあるボロいアパート。そのアパートの一つの部屋の前に立つと一夏がドアをノックする。 コンコンッ

 

ヴァンプ「ダメ?」

 

一夏「居ないみたいですね」

 

ヴァンプ「なんか新聞も何日も取り込んでないし」

 

鈴「新聞受けに入んなくなってますもんね」

 

 新聞受けに入らなくなった分、外に設置してある洗濯機の上に数束の新聞紙が重なっていた。

 

ラウラ「如何致しますか?ヴァンプ様?」

 

ヴァンプ「しょうがない、帰ろっか」 ガチャッ

 

ヴァンプたち『あっ!』

 

???「あ、ヴァンプ様」

 

 部屋のドアが開いて、出てきたのは白いランニングシャツを着用し、緑色のトランクスを履いた虎の怪人だった。その怪人の名は

 

ヴァンプ「『アーマータイガー』君」

 

 フロシャイム怪人「アーマータイガー」

 

アーマータイガー「どうしたんすか?」

 

ヴァンプ「いや、どうしたもこうしたもないよ。って何この部屋?」

 

アーマー「はぁ…」

 

 ヴァンプたちはアーマータイガーの部屋に入るとその部屋はゴミが散らばり、布団が敷かれたままなうえ、薄暗く、ヴァンプは呆れた声をあげる。

 

ヴァンプ「これが仮にもアーマータイガーの部屋?」

 

一夏(千冬姉の部屋みたいにヒドイな……)

 

 心の中で自分の姉の部屋と連想し、呟く一夏。

 

 

 アーマータイガー必殺技①

 

 ホントは強いぞアーマータイガー!!「タイガーラリアット」!!

 

 

ヴァンプ「弁当の食べた跡とか、カップ麺の殻とか、このペットボトルもいつの?」

 

アーマー「はぁ」

 

ヴァンプ「このトゲトゲ(アーマータイガーのアームカバー)もちゃんと仕舞っとかないと踏んじゃうよもぉ」

 

 

 アーマータイガー必殺技②

 

 スゴいパワーだアーマータイガー!!「タイガークロー」!!

 

 

ヴァンプ「シーツも皮脂で真っ黒じゃん」

 

一夏「うわぁ…」

 

箒「いつから洗ってないんですか…?」

 

 

 アーマータイガー必殺技③

 

 猛虎のスピードアーマータイガー!!「タイガークラッsh

 

ヴァンプ「流しも洗い物が溜まって、なんか白い筋がいっぱいついてるし、もぉ、しっかりしてよタイガー殺法」

 

アーマー「ウッス、すいません」

 

 

 アーマータイガー必殺技④

 

 無敵怪人アーm

 

 

シャル「デスランス(アーマータイガー必殺武器の槍)も使わなくなったお父さんの釣竿と同じ扱いですし」

 

ヴァンプ「ここさぁ、お風呂無いみたいだけどちゃんと銭湯行ってんの?」

 

 デスランスを部屋の隅に引っ掛けて物干し竿代わりに服を干していた。

 

アーマー「コインシャワーはたまに行きますけど、あっ!でもちゃんと体は拭いてます。ウッス!」

 

ヴァンプ「なんかもう、『アーマータイガー』じゃないもんねぇ」

 

一夏「『ランニングトランクスタイガー』になってますよね…」

 

アーマー「家に居るときは、気さくな方向でウッス!」 ドンドンッ!

 

ヴァンプ「!?」 アーマータイガー「あっ!」

 

セシリア「何ですの今の音?」

 

アーマー「隣の家ッス。煩いとよく『ドンドン』やるんス」

 

ヴァンプ「えぇ…」

 

アーマー「ここ、壁薄いッスから。押し入れの壁なんか微妙に隙間開いちゃってますから。隣より先に寝ると光が漏れてきますし、隣がカレーだと確実にわかります」

 

 ドンドンッ!

 

ヴァンプ「ご迷惑そうだから、外で話そうね」

 

 

◇場所は移ってここはファミリーレストラン「ガソト」

 

ヴァンプ「だから近所付き合いは大切なの。お互いのことを知ればちょっとのことでは腹も立たないし」

 

アーマー「はぁ、で、今日は?」

 

ヴァンプ「もぉ、明日レッドさんと対決だから今日打ち合わせしようって言ったでしょ」

 

アーマー「あっ!忘れてました!」

 

ヴァンプ「決闘は忘れないでよ。2時30分」

 

アーマー「ウッス!」

 

ウェイトレス「お待たせいたしました。『洋風風情』のお客様」

 

ヴァンプ「あっ!はいはい私です」

 

 

 

◇―――次の日―――

 

レッド「あいつら、呼び出しといて来やしねぇじゃねぇか」

 

 レッドはヴァンプたちに対決に呼び出されて来ないことに酷くイラついていた。ちなみにヴァンプたちは側にある茂みに隠れていた。対決相手のアーマータイガーがいつになっても来ないのだ。

 

ヴァンプ「何してるのアーマータイガー君?」

 

 

◇アーマータイガーのアパート

 

 アーマータイガーは自分の部屋で布団に入ったままだった。その時、電話が鳴った。

 

Prrrrr Prrrrr ガチャッ

 

アーマー「ウッス、アーマータイガーです。ウッス。あっ!ヴァンプ様?あっ!決闘忘れった!!」

 

 

 これは、神奈川県川崎市を舞台に繰り広げられる、善と悪の壮絶な戦いの物語である。




 フロシャイム川崎市部に属するフロシャイム兵たちを紹介します。ちなみに一夏たちは全員の年齢は二十代の同歳という設定です。

織斑一夏:川崎市部のフロシャイム兵のリーダー各。姉の織斑千冬は先代の川崎市部フロシャイム兵リーダーをしていたが現在はフロシャイム本部に属しており、一夏その後を継いだ。千冬のフロシャイム兵時代一夏は見習いだったためヴァンプとはその頃から面識があり、いろいろ良くしてもらっていた。そのためヴァンプからの信頼も厚い。
戦闘能力:武器に白い刀「二代・雪片(ゆきひら)」を使用する。千冬に稽古をつけられていたため剣術の腕はかなりのもの。先代である「初代・雪片」は千冬が使っていた大業物であり二代はその次代の業物。
余談:原作ISではとんでもない唐変木であるが、本作ではそれほど朴念仁ではない。その証拠に現在は箒たち五人と交際している。

篠ノ野箒:フロシャイム兵サブリーダー各。一夏の幼馴染みの一人でヴァンプとも面識あり。姉の篠ノ野束はフロシャイムナンバー1の天才(天災)科学者であり一夏の姉の千冬と幼馴染み。セシリアたちとはかつて一夏を取り合って対立していた。
戦闘能力:全体が黒く、鍔が赤い二本の刀「雨月(あまつき)」・「空裂(からわれ)」を使用し、戦う。実家の神社が剣術道場をしているため剣術は相当の腕。
余談:フロシャイムに加入した理由はヴァンプへの恩もあるが、一夏と一緒にいたい為に加入した線が濃い。

セシリア・オルコット:イギリス貴族令嬢にして「オルコット・グループ」の若き当主。一夏の幼馴染みの一人で一夏とは千冬の仕事の関係でイギリスに渡った際に知り合う。両親を早くに亡くしたショックから一夏に立ち直され、その優しさに好意を抱くようになり、フロシャイムは裏稼業として属している。
戦闘能力:遠距離射撃を得意としており、戦闘時はスナイパーライフルを扱い戦う。
余談:原作ISと異なり一夏と幼馴染み関係になっている。かつては料理の腕は原作通り酷かったが、ヴァンプの指導で日々腕を上げている。

鳳鈴音:中国から転校し一夏と箒とは小学五年生からの付き合いの幼馴染み。実家は中華料理屋であるため料理の腕は相当の物。ヴァンプや一夏、川崎市部全員からも評判が良い。箒と同じヴァンプと面識あり。フロシャイム加入動機は箒と同様。
戦闘能力:武器に青龍刀を使用するほか、カンフーの心得もあり、その技術を駆使して戦う。
余談:原作ISとそれほど変わりない。

シャルロット・デュノア:一夏の幼馴染みの一人でフランス人。一夏との出会いの経緯はセシリアと同じように千冬の仕事の関係で同行してきた一夏と出会い、後にフロシャイムに加入、一夏と交際関係になる。
戦闘能力:銃火器の扱いに手馴れており、戦闘時はサブマシンガンを武装している。
余談:原作ISでは父親の命令で動いた扱いであったが、本作では父親とシャルロットの母親とは正真正銘夫婦という設定。

ラウラ・ボーデヴィッヒ:一夏の幼馴染みにしてドイツ人。孤児としてフロシャイムに育てられ、後に自ら戦闘を学ぶことを決める。その後フロシャイム本部に配属されることとなった千冬に戦いの知識を教えられ、以来彼女を「教官」と呼び、彼女の恩人にもあたるヴァンプのことも慕っている。やがて千冬の出身地である川崎市部に移ることに決め、後に弟の一夏に好意を抱くようになり現在交際中。
戦闘能力:銃火器やナイフの扱いに長けているため、戦闘時だけじゃなく日々コンバットナイフを所持している。
余談:原作ISでは試験管ベビーであるが、本作では孤児という設定。

 取り敢えずこんな感じです。他のISのキャラクターもどんどん出す予定ですので次回もお楽しみに!
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