ニジガクビルドダイバーズ   作:バース・デイ

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進めば二つ

 

「ねぇねぇ歩夢ー。」

「なに?侑ちゃん。」

「あっちの方、なんかすごく盛り上がってるけど、何やってるのかな?」

 

同好会メンバーそれぞれが興味のある場所やイベントに参加している中、ガンフェスを散策していた侑と歩夢の2人。

侑が大勢の歓声に気づいて足を止めると、声の聞こえた方向へ指を向けた。

パンフレットに書かれたイベントと侑の指さした方向を見比べながら、歩夢が『あぁ。』と答えた。

 

 

「新しいガンダムのイベントやってるらしいよ。GVBっていう新しいガンプラバトルもやってるみたい。」

「へー!面白そう!私たちも見に行こうよ!」

「だけど今やってるバトルはもうすぐ終わりみたいだから、次のイベントまで待ってから最初から見ない?」

「え~、今見たいよ~!」

「もう、わかった。いいよ。じゃあ行こうか。」

「やった!」

「あ、ちょっと侑ちゃん!走ったら危ないよ!」

 

 

『水星の魔女』イベントに向かって走り出した侑。

その彼女の後ろを追いかけながら、歩夢もイベント会場へと向かって行った。

 

 

 

 

~~

 

 

ヴェルデブラストとデスティニーフリーダムの戦いは、クライマックスに差し掛かろうとしていた。

ビームサーベル同士で斬り合う両機だったが、機体性能では栞子に、パイロット技術ではエマに軍配が上がるため、なかなか拮抗した勝負になっていた。

GPDでは相手のガンプラの破壊、GBNでは相手のHPを先に0にした方が勝利となるが、今回のGVBは『水星の魔女』の決闘のルールが適用されている。

 

つまり、勝利条件は『相手のブレードアンテナの破壊』。

 

すなわちHPという概念が存在しないため、GBNでは可能だった敵機の消耗を待つ戦法がとりずらなくなっており、全力で相手を倒しに行く他無い。

その為エマも栞子も常に緊張した状態で戦っており、これが先に切れた方が敗北となる。

一進一退の攻防を繰り広げながら、エマが腰に下げたハンドガンを手に取った。

 

 

「!? ハンドガン!?」

「これでとどめだよ!」

 

 

今まで見た事ない武器を使うヴェルデブラスト。

おそらくはV-ディフェンサーに搭載していた武器を一部本体に増設したのだろう。

非常に小型のハンドガンであるため接近戦にも使用できる。

だが栞子はとっさにデスティニーフリーダムの左手を構え、ハンドガンによる銃撃を左手で受け止めた。

威力は低いが貫通力があり、今の攻撃で左手のパルマフィオキーナと、ビームバリアの機能が完全に死んでしまった。

 

 

「まさか、止められるなんて……。強くなったね、栞子ちゃん!」

「エマさん……この勝負、勝たせていただきます!!」

 

 

翼を広げたデスティニーフリーダムは、後ろへと下がる。

ある程度の距離をとると、両腰に取り付けていた二丁のビームライフルを構えた。

勝負を決めに来た栞子の意志を汲み取ると、エマもロングレンジライフルを構え、デスティニーフリーダムをロックオン。

 

 

 

「デスティニーフリーダムとヴェルデブラストがお互いに構えたーーー!!いよいよ決着の時でしょうか!?」

「どちらが勝ってもおかしくない展開ですね。決着が非常に楽しみです。」

 

 

 

司会者とゲストのコメンテーターが2人の戦いを見ながらコメント。

観客たちも注目している中……全員にとって、予想外の事態が起きた。

 

 

 

『MESS IN』

 

 

 

「「え?」」

 

 

 

突如、モニターに表示された謎のメッセージ。

これは乱入を意味する文字だ。

突然のメッセージに驚いていると、デスティニーフリーダムとヴェルデブラストの間に、一体の白いモビルスーツが現れた。

 

トリコロールカラーの正統派なガンダムカラーだが、造形はどことなく女性的。

体中のいたるところに設置されている『シェルユニット』には、機械的なラインが走りオレンジ色に発光している。

全身に備え付けられた『ビットステイヴ』は、分離合体を繰り返すことで非常に強力なオールレンジ兵装及びシールドとして使用する事が出来る。

 

 

 

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の主役モビルスーツ……『ガンダム・エアリアル』だ。

 

 

 

 

突如出現したエアリアルに驚いた栞子とエマは、一瞬攻撃の手を止めた。

すると、エアリアルは全身の装甲からビットステイヴを分離させ、デスティニーフリーダムに5基、ヴェルデブラストに6基の、計11基のビットステイヴから強力なビーム攻撃を繰り出した。

 

 

「なっ!?」

「よけて栞子ちゃん!!」

 

 

凄まじい勢いで攻撃を続けるエアリアル。

ヴェルデブラストは何とかその攻撃をかわすが、避け切れないデスティニーフリーダムは右手のシールドでビームを受け止める。

しかしすべての攻撃を受けきる事は出来ず、数発命中してしまい、右足と左肩に大きなダメージを負ってしまった。

 

 

「し、しまった……!」

「どうしてエアリアルが……!?これ、決闘だよね……?デモンストレーションなのに、乱入なんてあるのかな?」

 

 

唐突なエアリアルの乱入に、困惑する2人。

観客たちも突然の事にざわつき、司会者とコメンテーターも頭の上に『?』を浮かべた。

 

 

「これはいったいどういう事かね?」

「え、えーっと……たぶん、ガンフェス側の粋な計らい……とかですかね?」

 

 

粋な図らないでこんなことをするのかと心の中で呟きながら、デスティニーフリーダムはエアリアルの猛攻を耐えしのぐ。

するとデスティニーフリーダムとエアリアルの間にV-ディフェンサーが挟まり、デスティニーフリーダムへの攻撃をすべて受けきった。

 

 

「エマさん!」

「栞子ちゃん、大丈夫!?」

 

 

無数のビットステイヴのビーム攻撃に耐えきれず、V-ディフェンサーは爆散。

脚を損傷したデスティニーフリーダムの肩を抱え、ヴェルデブラストはビットステイヴの攻撃に対しハンドガンとビームサーベルで相殺していく。

だが、エマがいくら強いと言っても、ヴェルデブラストの腕は二本しかない。

それに対し、エアリアルはビットステイヴが11基もある。

各方面からの同時攻撃はさすがに対処が出来ない。

 

 

「私は……どうすれば……!」

 

 

動けなくなったデスティニーフリーダムと、それを守ってくれているヴェルデブラストを見ながら、栞子は唇をかみしめた。

すると、観客席から聞きなれた声が聞こえ、エマと栞子はそちらの方向へと振り返った。

 

 

 

「エマさん!栞子ちゃん!」

 

 

 

「! あ、侑ちゃん!」

「歩夢さんも……。」

 

 

 

振り返った先にいたのは、イベントを見にやってきた侑と歩夢。

バトルをしていたのがエマと栞子だと聞いてワクワクしながら来たのはいいが、実際には突如乱入したエアリアルによってバトルがめちゃくちゃにされていたため、我慢できず声を上げた。

明らかな異常事態に自分たちの仲間が巻き込まれている事を無視できず、侑と歩夢は栞子とエマへ呼びかける。

 

 

「逃げて2人とも!」

「こんなの普通じゃないよ……だから早く!」

 

 

 

逃げろ。

 

 

そう言われて、エマと栞子は再び観客席を見た。

先ほどまではデスティニーフリーダムとヴェルデブラストのバトルを楽しそうに見ていた観客たちは、今は全員不安そうな表情でバトルの行く末を見守っている。

司会者もバトルの中止を決意したのか、マイクを握り締めていた。

そんな彼らの表情を見たエマと栞子は、お互いに顔を見合わせる。

 

 

「……逃げたら一つ……進めば二つ……手に入る……。」

 

 

栞子がそう呟くと、エマは彼女に向かって頷いた。

栞子もエマに対して頷き返すと、操縦桿を強く握りしめる。

司会者の女性が中止を宣言しようとマイクを口元へと持っていくと、彼女の言葉を遮り、エマと栞子が叫んだ。

 

 

 

「えー、不測の事態が発生したため、今回のイベントは中止に……、」

「「待ってください!!」」

 

 

 

「ここで逃げれば、『負けない』が手に入る……だけど!」

「ここで進めば、もっとたくさんのものが手に入ります!それは経験値でもあり、信頼でもあり……このイベントを見に来てくれた皆さんの、笑顔だって!」

 

 

ヴェルデブラストの肩から離れ、再び自分の足で大地を踏みしめるデスティニーフリーダム。

拳を合わせ、2人でエアリアルに立ち向かう事を決意したエマと栞子はそれぞれもっとも得意とする武器を手に取った。

ヴェルデブラストはロングレンジライフルを、デスティニーフリーダムは二丁のビームライフルを。

ビームで貫かれた脚からバチバチと火花が出ているデスティニーフリーダムを見ながら、エマが栞子に尋ねた。

 

 

「栞子ちゃん、デスティニーの脚は……、」

「心配無用です。少しの間なら……お願いします、デスティニーフリーダム!」

 

 

栞子がそう言うと同時に、デスティニーフリーダムは翼を広げて駆け出した。

ヴォワチュール・リュミエールによる光の翼を展開し、加速度をさらに上げていく。

エデンロードにはレギルスが組み込まれているため、機動性は抜群に高い。

その為、光の翼で無理やり加速させれば、脚の一本がダメになっていても短時間なら動くことができる。

エアリアルがビットステイヴを展開し、デスティニーフリーダムを狙い撃つが、彼女はそれをシールドで防ぎ、防ぎきれなかったビームはビームライフルで撃ち落とす。

それでも同時に防ぎきれるのは全部で3発が限界だが……栞子の後ろには、同好会最強のスナイパーが控えてくれている。

 

 

「後ろは任せて、栞子ちゃん!」

「お願いします!私が隙を作ったら……その時は!」

 

 

デスティニーフリーダムを狙うエアリアルのビットステイヴを、エマのヴェルデブラストが正確に狙い撃ち、彼女への攻撃を防ぐ。

すると、分が悪いと察したのか、エアリアルの本体もとうとう戦闘に参加し始めた。

ビームサーベルとビームライフルを手に、迫ってきたデスティニーフリーダムへととびかかった。

ビームライフルでデスティニーフリーダムの持っていた左手のビームライフルを撃ち落とし、さらにビームサーベルを振るいもう一つのビームライフルも切り落とす。

ならばと今度はコレクションアロンダイトを構え、ガンダムレギルス特有のモンスターのような挙動を見せながら、先ほどまでとは打って変わり荒々しいバトルスタイルでエアリアルに接近戦を仕掛けた。

ビットステイヴの攻撃を防ぐことをヴェルデブラストに一任して自分での防御を完全に放棄し、まるで獣のようにエアリアルへと襲い掛かるさまは、到底ガンダムには見えない。

 

 

「す……凄いバトルになってきましたスクールアイドル同好会!このままエアリアルを押し切れるんでしょうか!?でも、あの戦い方は……ちょっとガンダムには見えないかな~……?」

「いや、あれはガンダムだ。私がそう判断した。」

 

 

諦め気味だった司会者もエアリアルとデスティニーフリーダムのバトルを見て活気を取り戻し、再び実況を始めた。

防戦一方だった乱入当初とは違い、メインで戦うデスティニーフリーダムとその援護に徹するヴェルデブラストがエアリアルに喰らい付いていく様子に、観客たちも応援を再開した。

 

 

 

「栞子ちゃんとエマさん、凄い……!」

「エマさんは栞子ちゃんを信じてるから前に出ないし、栞子ちゃんもエマさんを信じてるから安心して背中を任せられるんだね!」

 

 

侑と歩夢もすっかりバトルに魅入ってしまい、2人のバトルの行く末を見届ける。

コレクションアロンダイトでエアリアルのビームライフルを弾き飛ばすと、デスティニーフリーダムはエアリアル本体を狙う。

当然それはビームサーベルで防がれてしまうが、ここで栞子はデスティニーフリーダムに新たに搭載された、新装備を手に取った。

 

 

 

「行きますよ、デスティニーフリーダム!!」

 

 

 

それは、長らく使用してこなかった『HG デスティニーガンダム』に付属していた、本来のアロンダイト。

リアスカートにマウントしていた大剣を手に取ったデスティニーフリーダムは、先ほどまでの二丁ライフルから打って変わり、今度はコレクションアロンダイトとアロンダイトの、大剣二刀流へと戦法を変えた。

右手で持っていたコレクションアロンダイトはビームサーベルとの鍔迫り合いを続け、左手のアロンダイトがエアリアルの本体へと斬りかかる。

だが、エアリアルはその攻撃に即座に対応。

11基のビットステイヴがすべてエアリアルのもとへと集まると、それらは連結し、強固な盾である『コンポジットガンビットシールド』となった。

アロンダイトの攻撃を難なく防ぎ、デスティニーフリーダムの猛攻をノーダメージでやり過ごした。

 

 

しかし、それが栞子の目的だった。

 

 

 

「エマさん!!お願いします!!」

「了解!!」

 

 

 

栞子の真の目的……それは、全てのビットステイヴをコンポジットガンビットシールドへと合体させること。

連結した状態のシールドでは、ビットステイヴとしてのビーム攻撃は封じられる。

そうする事で、安全かつ確実に、ヴェルデブラストの攻撃を通すことができる。

並大抵のガンプラファイターであれば、エアリアルのシールドが分離するまでの間に本体へ攻撃を浴びせるのは至難の業だろう。

 

 

だが、エマは違う。

 

 

正確射撃と速射と破壊力、全てを兼ね備えた彼女が、栞子が必死に作り出したチャンスを無駄にするわけがない。

 

 

 

「チャオ。」

 

 

 

エマのその一言が言い終わった瞬間には、エアリアルの頭部には、ヴェルデブラストのロングレンジライフルの放った一撃により風穴があけられていた。

エアリアルが倒れると同時に、イベントの終了時間が迫ったことによるタイムアップの警告が流れ、デスティニーフリーダムとヴェルデブラストのバトルは、エアリアル乱入による2人の勝利という形で決着がついた。

 

 

 

「き……決まりましたーーーーー!!!デスティニーフリーダムの作ったチャンスを見事につなぎ、ヴェルデブラストが謎のガンダム・エアリアルを撃破ーーーー!!」

「まさに逃げたら一つ、進めば二つを体現したバトルでした。諦めずに戦い抜いたことで、彼女たち2人の勝利につながったわけですね。」

「素晴らしいバトルをありがとう!!エマ・ヴェルデちゃん!!三船栞子ちゃん!!」

 

 

 

「……か……勝った……んでしょうか……?」

「栞子ちゃん!」

「! エマさん!」

「やったんだよ私たち!勝ったんだよ!!」

 

 

 

~~

 

 

 

「ほんっっとーーーにすいませんでしたぁ!!」

「ううん、いいんだよぉ。私たちも楽しかったし。ね、栞子ちゃん!」

「はい。とても充実したバトルが出来て満足です!」

「おっかしいなぁ……あのデータはスレッタ役の人が来た時に使う予定だったんだけど……バグなのかなぁ?」

 

 

司会者の女性から謝罪を受けて、イベント会場を後にする栞子とエマ。

侑と歩夢と合流し、2人から先ほどのバトルの感想を言われた。

 

 

「凄いバトルだったよ!ときめいちゃった!!」

「いいコンビネーションだったね、2人とも!」

「打合せなしで私に合わせてくれたエマさんのおかげです。私だけではエアリアルに勝つことは出来ませんでした。」

「それはお互い様だよ。」

 

 

結局、なぜガンダム・エアリアルが乱入してきたのかは謎のままだった。

しかし、侑は一つだけ気になる事があった。

侑と歩夢がイベント会場に到着したのは、エアリアルが乱入する数分前。

ちょうどスーパーヴェルデブラストがV-ディフェンサーと分離したあたりからだ。

 

そこからはしばらくはどうもなかったが、突然、彼女の持っていたレインボーユニコーンガンダムのガンプラが熱を帯びたような気がした。

 

その直後に、エアリアルが乱入してきたため、直感的に侑は嫌な予感がしてエマと栞子に逃げるように促した。

 

 

(なんだったんだろう、あれ……。)

 

 

「侑ちゃん?」

「え?あ、なに?歩夢。」

「ぼーっとして、どうしたの?」

「ううん、何でもないよ。」

「そう?それならいいんだけど……。」

 

 

歩夢に心配をさせないように、何でもないようにふるまう侑。

この嫌な感じ……以前にも感じたことがある。

 

 

(ノワールに初めて会った時と似てる……でも、ノワールもマリナちゃんも今は私たちの仲間なんだし、そんな事ないはずなんだけど……。)

 

 

 

~~

 

 

侑と歩夢と別れたエマと栞子は、せっかくなので次は観客側として『水星の魔女』イベントを見るためにベンチでイベント開始時間まで休憩をしていた。

トマトジュースを飲みながら、エマは『そういえば』と何かを思い出したかのように栞子に尋ねた。

 

 

「ねぇ、栞子ちゃんはあのバトルで何を賭けたの?」

「えぇ!?い、いえ……その……大した事ではないです……。」

「えー?気になるよ~!見せて見せて~!私も見せるから~!」

「うぅ……。」

 

 

決闘前に、自分が賭けるものを紙に書いて、それをお互いに持っていた栞子とエマ。

エマにお願いされては断り切れず、栞子は恥ずかしそうにエマに賭けるものを書いた紙を渡す。

そこに書かれていたのは……、

 

 

 

「なになに?『エマさんに撫でてほしい』……これが栞子ちゃんの賭けたもの?」

「だ、だって……以前エマさんに撫でていただいた時のあの心地よさが忘れられず……。」

「えへへ~、奇遇だね。」

「奇遇?」

「私はこんな事書いてたんだ。」

 

 

そう言いながらエマは栞子に自分の賭けたものを見せた。

 

 

「『栞子ちゃんに甘えてほしい』……えぇぇ!?」

「あのバトル、私たち二人で勝ったんだから、二人ともお願いをかなえるべきだよねぇ?」

「え、あ、あの……あ。」

 

 

困惑する栞子を膝枕し、そのまま頭をなでるエマ。

最初は恥ずかしそうにしていた栞子だったが、そのあまりの心地よさに少しずつ顔が緩んできた。

 

 

「逃げたら一つ、進めば二つ、手に入る。本当にそうだったね。私たちが諦めずに前に進んだから、私と栞子ちゃんのお願い、両方とも叶っちゃった!」

「……はい……とても、気持ちがいいです、エマさん。」

「次のイベントまで少し時間があるからね。それまで、おやすみ、栞子ちゃん。」

 

 

 

エマの膝の上で頭をなでられながら、栞子は少しの間、心地の良い夢の世界へと落ちていった。





~にじビル毎回劇場~

第119回:SV

璃奈「新しいポケモン、楽しい。」

ミア「璃奈は最初のポケモン何にしたんだい?」

璃奈「ニャオハ。♀が出るまで何度もリセマラした。」

ミア「ボクはクワッスさ。早く璃奈とバトルしたいよ!」

ランジュ「あら?2人ともポケモンやってるのね!ランジュも混ぜなさい!」

ミア「……別にいいけど。」

璃奈「一緒に遊ぼう。」

ランジュ「キャハ!嬉しいわ!璃奈は最初にニャオハを選んだのね!ランジュとおそろいだわ!」

ミア「は!?何言ってるんだ!君はホゲータだろ!?」

ランジュ「え?どうして?ランジュはこの通り、ほら。」

ミア「いやいや、ホゲータを見てみろよ。この何も考えてなさそうな顔、君にそっくりじゃないか!」

ランジュ「ねぇ璃奈、もしかしてランジュって今ミアに喧嘩を売られたのかしら?」

璃奈「悪気はない……と思う。」


※ちなみにぼくはホゲータを選びました。


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