「ゴニンダケナンテエラベナイヨー!!」
無事にユニットライブを成功させた虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の11人。
いよいよ目前に迫った、彼女たちのもう一つのビッグイベント……それが、初フォース戦。
先日ついに、しずくがDランクへ昇格したため、晴れてフォース『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』を設立した彼女たち。
なお、フォース名に関しては様々なアイデアが出たが、結局今の名前のままが一番落ち着くと言う事で、変に改名せずにそのままにしておいた。
初のフォース戦……相手は、一年前のエルドラミッションで一躍有名となった『BUILD DiVERS』
難攻不落の鉄壁の盾『ガンダムイージスナイト』を駆るリーダーのカザミをはじめに、多彩な戦術を切り替える事のできる『コアガンダムII』のヒロト、『ウォドムポッド』とモビルドール形態を巧みに使い分けるELダイバーのメイ、機動性とメンバー内最大の火力を誇る『エクスヴァルキランダー』のパルヴィーズ、そして数々の高難易度ミッションを一人でクリアしてきた『ガンダムテルティウム』のシド。
どれもこれも、一筋縄ではいかない強敵揃いだ。
ライブを終えた翌日の月曜日……部室に集まり、フォース戦に出場するための5人を決める為に全員で話し合う。
それぞれのガンプラの特徴も考えると、各ユニットから一人ずつ選抜し、残りの二人をさらに話し合いで決める事にした。
「やっぱり、エマちゃんは出るべきだよね~。ヒロトくんの戦い方は知ってるんだし、狙撃できるのもエマちゃんだけだし。」
「そうだね。私もエマさんは絶対に出るべきだと思う。」
「う……うん!わかった!私出るよ!」
やはりというか、全員エマは出場するべきと考えていたようだ。
エマのヴェルデブラストガンダムは狙撃のエキスパートであり、なおかつ平均火力も同好会随一。
更にボディにはヴァリアブルフェイズシフト装甲を採用しており、防御面でも期待できる。
それにエマ自身、元上位ランカーと言う事もあり、GBNのフォース戦でこれほど頼りになるメンバーは他にいないだろう。
かつて、自身の行いに疑問を抱き、GBNから離れたヒロトとエマ……この二人が再び戦場で出会うなど、あの頃は二人とも想像していなかっただろう。
「エマさんとの連携や、奇襲性を考えると、やっぱり果林さんは外せないよね。」
「あら?歩夢、私を推薦してくれるの?ウフフ、ありがとう。私が出るなら、愛がいれば必殺技も撃てるわよ。」
「うーん……愛さんも出たいけど、今回はパスかな。BUILD DiVERSの動画見たんだけど、愛さんやかすみんみたいなSDガンダムじゃ、マサくんやカザミんと出くわした時に返り討ちにあっちゃうよ。」
「えー!?じゃあかすみん出られないんですかー!?」
「落ち込むなってかすかす~!今度愛さんと一緒に別のミッションやろうよー!」
「抱き着かないでくださいよ!あと、かすかすじゃなくてかすみんですー!!」
スタメンで絶対に出場すると言い張っていた愛だったが、改めて見返したBUILD DiVERSの動画で、SDでは不利かもしれないという事で辞退。
かすみのザクみんはリアルタイプへの変形ギミックを持っているが、動きが鈍い事から仮にテルティウムやエクスヴァルキランダーと遭遇した時にはすぐ倒されてしまうだろう。
「私はしずくさんを推薦したいと思います。パルヴィーズさんのガンドランザムに追いつくには、やはりトランザムは必要だと思うんです。」
「私も同意見。それにしずくちゃんのO-ドリーガンダムはトランザムを使わなくても速い。」
「っていうかしずこはあの子のガンプラと戦った事あるんでしょ!出られないかすみんの代りに目にものみせてよ!」
「かすみさん、璃奈さん、栞子さん……わかりました。及ばずながら、出場します!」
トランザムとバーサーカーモードを併せ持つO-ドリーと、パルヴィーズの戦い方を知るしずくは、ほぼエクスヴァルキランダー専用の相手として出場決定。
BUILD DiVERSの誇る最大火力は、彼とエクスヴァルキランダーが繰り出すアヴァランチレックスバスターの為、それを抑えられれば勝率はグっと上がるだろう。
これで、各ユニットからはそれぞれ一名ずつ名前が挙がった。
残る枠はあと二人。
近接格闘戦特化の歩夢のドリームインパルスと、せつ菜のスカーレットエクシア、彼方のビヨンドバルバトス。
機動性とパワーを兼ね備えた璃奈のAEドム。
遠距離の強さはエマに次ぐ栞子のデスティニーフリーダム。
豊富なサポートパーツと一発逆転のNT-Dを持つ侑のレインボーユニコーン。
「問題はやっぱりカザミくんのイージスナイトだよね。」
「動画見たけど、固すぎるよねアレ~……チャンピオンの攻撃を正面から受けても中々落ちないなんて……。」
「そうなると、火力の高さで歩夢、せつ菜、栞子ちゃんのうちの誰かには出てほしいわよね。」
「今回のルールはフラッグ戦だから、必ずしも相手を倒さないといけないってことは無いんだけど……手数の多さなら歩夢ちゃんかな…。」
「私ですか?」
ドリームインパルスには多彩な剣と、分離して動けるドリームシルエットがある。
それに歩夢の戦闘能力も同好会の中では高い部類に入る。
「わかりました!私、頑張ります!」
「なら、これでメンバーは決まったわね。」
「え?まだもう一人決めてないよ?」
「何を言ってるんですか侑さん!もう決まってますよ!」
笑顔で侑にそういうせつ菜に、侑は首をかしげた。
エマがメンバーを表に書き出し、それをホワイトボードに張り付けると、彼女は驚愕。
何故ならその中に、自分の名前があったから。
「どうして私の名前が……?他にもっと強いメンバーもいるのに!?」
「侑ちゃん、フォースバトルを一番楽しみにしていたでしょ?それに私たちには、やっぱり侑ちゃんがいないと!」
「だけど私、自由にNT-Dだって使えないし……歩夢にだってまだ一度も勝ててないし……。」
「そんなの関係無いよ。皆、侑ちゃんがいいって言ってる。私も、侑ちゃんと一緒に出たいな。」
「歩夢………皆……わかった。私、出るよ!絶対勝とうね、BUILD DiVERSに!!」
~~
そしてついに、フォースバトル当日。
メンバーが決定してから、侑、歩夢、しずく、果林、エマの5人は残りの6人を相手に猛特訓を重ねてきた。
ガンプラの精度も高めた彼女たちは、同好会全員でGBNへとログインし、メイから指示されたポイントへと向かった。
今まで行った事のないエリアだったが、メイから直通のURLをもらったので、それをインストールすると迷わず行く事が出来た。
そこはセントラルから遠く離れた孤島であり、島にはフォースネストらしき船が置かれている。
「ここってもしかして……!」
「あ、来た来た!こっちこっちーーー!!」
聞きなれた声が聞こえて、そちらを振り向くユウ。
そこにいたのは、モモやユッキーをはじめとしたビルドダイバーズの面々に、シャフリヤール、タイガーウルフ、マギーといった同好会がお世話になった上位ランカーたちの姿。
当然その中にはビルドダイバーズのリクやサラ、初めて顔を見せるアヤメの姿もあり、全員で彼らへと駆け寄った。
「皆、ようこそ!」
「こんにちわリクさん!あの、ここってもしかして……ビルドダイバーズのフォースネストですか!?」
「うん。モモが、皆の初めてのフォース戦にはどうしてもここを使ってほしいって。」
「わ~!ありがとうモモちゃん!!すごく嬉しいよ!!」
「喜んでもらえて良かった!あ、そうだ紹介するね。私たちの仲間のアヤメさん。」
そう言いながらモモが紹介してくれたのは、忍者の様な格好をしたダイバー。
彼女の名前はフジサワ・アヤ……ダイバーネーム『アヤメ』
SDガンダム『RX-零丸』を操るベテランダイバーだ。
「アヤメよ。今まで挨拶できなくてごめんなさい。今日はあなた達のバトル、楽しみにしているわ。」
「ユウです!お会いできて光栄ですアヤメさん!」
「ホントはもう一人メンバーがいるんだけど……リアルが忙しくてねぇ……。うちの店長なんだけど。」
「そう言えばコーイチさん、店長代理さんでしたね。店長さんは別にいらっしゃるんですね。」
コーイチいわく、ダイバーシティ店の店長がビルドダイバーズ最後の一人らしい。
ガンダムベースの店長かつ上位フォースのメンバーであるため、今はガンフェスの準備などでほとんど来れないらしい。
今度開催される『ベアッガイフェス』の運営にも関わっているそうだ。
「ヒロト君たちはまだ来ていないの?」
「ううん、もう来てるよ。大分早い時間から来て、リハやってるみたい。あ、ほら来た!」
カリンが聞いてユッキーが指差した方向を見ると、ヒロトを筆頭にBUILD DiVERSの姿が見えた。
ポンチョ姿のヒロトや、巫女服で長髪のヒナタ、リアルがそのまま大きくなったメイ、なんとなくの雰囲気でパルヴィーズ、一度見た事があるのでシドは一目でわかったが、彼らの中に見覚えのない筋骨隆々の大柄な男が一人。
「よう!来たなお前ら!今日はよろしく頼むぜぇ!」
「……えっと……誰……?」
「ガーーーーーン!!?」
アユムが可愛らしく首をかしげると、大柄な男が座り込んで落ち込んでしまった。
それを必死に慰めようとするパルヴィーズが『カザミ』と彼を呼んだ事で、ようやく彼がカザミなのだと理解できた。
ユウやセツナなど、比較的GBNの動画をよく見ている層からすればカザミはキャプテン・ジオンやパトリック・コーラサワーと並ぶ超有名人だが、GBNの動画をあまり見ないアユム達からすればリアルとあまりにも違いすぎる彼に気づけなかった。
「パルくん!私、今日出場するの!負けないからね!」
「僕も本気のしずこさんとは是非手合せしてみたいと思っていました。僕たちも負けませんよ!」
トランザムの一件以来、仲良くなったしずことパルヴィーズはお互いに宣戦布告。
すると二人の下へタイガーウルフとシャフリヤールがやってきて、タイガーウルフはしずこの、シャフリヤールはパルヴィーズの肩に手を置いた。
「いいかしずこ、俺との特訓を思い出せ!そうすりゃどんな相手だって怖くねぇ。」
「はい、タイガーウルフ師匠!」
「兄さん、来てくれてありがとうございます。」
「良いバトルを期待しているよ、パトリック。」
その頃、アユムはサラと話しているメイの下へ。
ライブに来てくれていたとはいえ、面と向かって話した事は無かったので、ペコリと頭を下げに来た。
「今日はバトルを受けてくれてありがとうございます。」
「あぁ、よろしく頼む。」
「メイ、今日のバトルすごく楽しみにしていたの。あんなにわくわくしているメイ、見た事無かった。」
「やめてください姉さん……。」
「姉さん?二人は姉妹なの?」
「ELダイバーは全員、兄弟姉妹の様なものだ。サラ姉さんは現在存在する全てのELダイバーの姉と言う事になる。」
「へー、そうなんだ!私、兄弟いないからうらやましいな!」
「でも、アユムにはすごく大事な幼馴染がいるんでしょ?モモちから聞いたよ。」
「え?や、やだもう……モモちゃんったら……。」
顔を赤らめながら、逃げるようにガンダムドリームインパルスの下へ。
その様子を見ながら、うんうんとカリンが頷きながら目線をユウへと向ける。
するとカリンの肩をポンッとヒナタが叩いた。
「頑張ってね、カリンちゃん!」
「あら?アナタはBUILD DiVERSでしょ?敵の応援をしていていいの?」
「それはそれ。カリンちゃんだって友達なんだもん。応援したっていいでしょ?」
「ウフフ、ありがと。でも、あなたの応援を一番必要としてる子がいるじゃない。私なんかに、ヒナタちゃんの応援は勿体ないわ。」
「え?どういう事?」
「気づいていない所も可愛いわね。」
「もー、同い年でしょ。からかわないで!」
「………青春だな。これが若さか。」
「マサくんじじくさい。」
カリンとヒナタのやり取りを見つめるシドの表情を見て、アイは思わず本音が漏れてしまった。
いよいよバトルをスタートさせようと、それぞれのガンプラへと向かおうとした両チーム。
しかし、それにリクが待ったをかける。
「待って皆!もうすぐあの人達も来るから!」
「あの人達?」
ヒロトがリクに尋ねると、リクが真上を見上げた。
すると、そこにはりなこ達には見覚えのある二体のガンプラと、もう一体……GBNに少しでもかかわった事がある者ならば、知らない者はいないガンプラの姿が見えた。
カルナのインパルスガンダムランシエと、エミリアのインパルスガンダムアルク
そしてもう一体は……クジョウ・キョウヤの駆るガンダムTRYAGEマグナムだ。
「あ……あれは……!」
「AVALONの……!」
その姿を見て、ヒロトとエマは驚いた声を漏らす。
3体のガンプラは地上に降り立つと、中からカルナとエミリアが降りてきて、近くにいたりなこへ挨拶を交わす。
「よっ!お久~!」
「あのELペットは元気にしている?りなこさん。」
「うん。アラン、すごく元気!助けてくれたカルナさんとエミリアさんのおかげ!」
「今日は皆の応援に来たぜ!まぁ、一番来たがってたのは俺らじゃなくて、あの人なんだけどね。」
そう言いながら、カルナは後ろを指差す。
その後ろにいたガンダムTRYAGEマグナムから二人の人影が降りてきた。
一人はヒロトやエマがよく知る男で、もう一人はフェレットの様な動物のアバターのダイバーだった。
「やぁ。遅くなって済まない。」
「今日は我々も、君たちのバトルを見学させてもらうよ。」
「た……隊長……!?」
「ロンメルさんじゃ無いですか!!お久しぶりっす!!」
エマが驚愕し、カザミが頭を深々と下げた。
金髪の男はクジョウ・キョウヤ……GBNどころか、ガンプラバトル界最強と謳われる、『AVALON』のリーダーにしてチャンピオン。
もう一人はロンメル……第七機甲師団のリーダーを務め、GBNではクジョウ・キョウヤに次ぐ実力の持ち主と言われる戦略家だ。
しかし、エルドラミッション以降は、緊急時に突然姿を消した男として評価が少し下がっている。
あの時はキャプテン・ジオンが代わりに参戦して事なきを得たが。
ロンメルはまっすぐカザミのところまで来ようとしたが、すぐにモモとサラ、あとかすみんとしずことりなこに囲まれ、盛大に撫でられた。
「わ~!なんですかこの可愛いの!!かすみんの次ぐらいには可愛い!!」
「この手触りオフィーリアにそっくり~!いくらでも撫でてられる~!」
「可愛い!可愛い!!可愛い!!!」
「ダメですよみなさん!その方はとても凄い方なのですよ!」
「はっはっは、構わんよ御嬢さん。モフモフされる事には慣れていてね。」
ちなみに、しおこのアバターも同様にマスコットの風貌なので、モモとサラから揉みくちゃにされた。
ようやく解放されたロンメルは毛づくろいをすると、今度こそカザミの下へ。
「カザミくん、君の目覚ましい活躍には日ごろから注目させてもらっているよ。先日の『ワンデイバトルロイヤル』での戦い……あれは実に見事だった。」
「うっす!!光栄っす!!でもあれは俺だけじゃなくて、師匠もいたから出来た戦いなんスよ!!俺は師匠のキャプテン・ジオンみたいな正義のヒーローになりたいんス!!」
「ほう!素晴らしい心がけだね!キャプテン・ジオンは偉大な戦士だ。きっと彼もそれを聞くと喜ぶだろう!」
キャプテン・ジオンの話題で盛り上がると言う事は、きっとロンメルもキャプテン・ジオンのファンなのだろう。
何故かロンメルは、BUILD DiVERSの試合となると必ず見にやってくる。
特にカザミを注目しているようで、毎回こうして激励を送っている。
カザミ自身何故彼が自分を注目しているのかわからないが、自分から溢れ出るジャスティスナイトとしてのオーラを隠し切れおらず、ロンメルがそれに気づいているのだろうと思う事にしている。
別に、実はロンメルの正体がキャプテン・ジオンなどという、荒唐無稽な噂などは一切関係無いはず。
一方のキョウヤは、ヒロトとエマの前に立って、二人を激励。
「まさか君たち二人のバトルをこの目で見れる日が来るだなんて、思わなかったよ。」
「隊長……ごめんなさい、私……。」
「謝るのはむしろ私の方だ。君たちが悩んでいる事に気づけず……私は隊長失格だ。遅くなってしまったが、謝罪させてほしい……。」
「! 顔を上げてください隊長!!」
「そうだよ!隊長は悪くないんてないよ!!」
頭を下げ、自分が悪かったと謝罪するキョウヤに、ヒロトとエマはそれを必死に否定。
あの時のキョウヤは、GBNを守ろうと必死だった。
その上で、ガンプラバトルでサラの生殺与奪の権利をビルドダイバーズに委ねたのだ。
その時の彼の気持ちを考えると、キョウヤが謝る事など何一つとしてない。
むしろ彼自身も、ヒロト達同様に悩んだ一人だ。
「ヒロト、ヴェルダー……いや、今はエマだったか。私は君たちの隊長であった事を誇りに思っている。別々の道を歩んでしまった事は寂しいが……今日は一ガンプラファンとして、君たちのバトルを全力で応援させてもらうよ。」
「……はい!」
「同好会の皆と一緒に強くなったところを、見ててね隊長!」
そう言うエマとヒロトの肩を、キョウヤは叩いた。
かつての恩師からの応援をもらった二人は、決意を新たに。
やがて時間になると、両チームの選抜メンバーはそれぞれのカタパルトへと赴き、自分のガンプラへと乗り込んだ。
~~
今回のルールはフラッグ戦。
お互いの陣地に隠されているフラッグを発見し、先にそれを奪った方の勝利。
決着がつくまでの間は何度撃墜されてもよく、撃墜された場合は1分間のインターバルを挟んだ後、HPが満タンの状態で陣地から再出撃が可能となる。
いかに相手チームの陣地を早期発見できるかが、勝利のカギとなる。
~~
ガンプラへ乗り込んだヒロト達BUILD DiVERS。
するとヒロトの下へカザミがからオープン通信が入り、彼はそれに応じた。
「どうしたカザミ?」
『ヒロト、合図はお前に任せたぜ。』
「俺に?」
『僕もそれがいいと思います!』
『このフォースバトルを受注したのはヒロトだからな。私も異論はない。』
『頼んだぞ、ヒロト。』
『満場一致だな!かましてくれよヒロト!!』
「……わかった。勝つぞ、皆。」
「シド、クアドルムテルティウム!」
「メイ、ウォドムポッド+。」
「パルヴィーズ!エクスヴァルキランダー!!」
「カザミ!ガンダムイージスナイト!!」
「ヒロト、ユーラヴェンガンダム、マーズアーマー……フォース『BUILD DiVERS』、出る!!」
~~
同じように、ユウ達もそれぞれのガンプラへと乗り込んだ。
アユムのドリームインパルスには更に新たな武装が追加されており、左腕にはセツナのスカーレットエクシアが持つGNソードSSPも装備されていた。
アユムだけではない。
カリンのキュベレイ・ビューティーは愛参頑駄無のスピアを、エマのヴェルデブラストにはビヨンドバルバトスのメイスを、しずこのO-ドリーにはかすみんのザクみんのザクみん刀とりなこのAEドムのメガランチャーを、ユウのレインボーユニコーンはしおこのデスティニーフリーダムのシールドを。
今回惜しくも参戦できなかったメンバーの想いも背負い、彼女たちは初めてのフォース戦へと挑む。
「エマ!ヴェルデブラストガンダム!!」
「カリン、キュベレイ・ビューティー。」
「しずこ、O-ドリーガンダム!」
「アユム!ガンダムドリームインパルス!」
「ユウ!!レインボーユニコーンガンダム!!フォース『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』……行きます!!!」
『BUILD DiVERS VS NIZIGASAKI HighSchool SCHOOLIDOL Club』
『GET READY!BATTLE START!』
~にじビル毎回劇場~
第19回:新たなダブルオー
侑「うわ~~!!これが本物のダブルオースカイなんだ~……!」
リク「今はもう違う名前だけどね。」
侑「それでも本物をこの目で見れるだなんて……くぅ~!ときめき~!」
リク「そ、そこまで感動されるとちょっと照れるな。このダブルオーには、俺の全部を込めたんだ。ヒロトも手伝ってくれたんだ。」
侑「ベース機はダブルオーザンライザー?」
リク「一応、全体的なフォルムは意識してるけど……デスティニーガンダムの光の翼や、ストライクフリーダムのハイマットフルバーストの機構は生かしてるよ。」
侑「凄いな~!かっこいいな~!私もこんなの作れるようになりたい!」
リク「出来るよ、侑なら。ガンプラが大好きならきっと!」
侑「ねぇ!この子、なんていう名前なの!?」
リク「うん、ソイツの名前は、ガンダムダブルオー……、」