ニジガクビルドダイバーズ   作:バース・デイ

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仮面ライダービルド見るやん?

その後AZALEAの『GALAXY HidE and SeeK』聞くやん?

もう、万丈とエボルトの曲にしか聞こえない。
なんだよコレ、ベストマッチかよ。



万丈もエボルトも登場する『ビルド×エグゼイド×ラブライブサンシャイン』もよろしくね!


がんばれしず子プロジェクト

いつも通り1年生組で中庭に集まり、お昼ご飯を食べようとするかすみ、璃奈、栞子の3人。

しずくも後から合流する予定だが、今はじゃんけんに負けた為皆の分のジュースを買いに行っている。

各々持ち寄ったお弁当を広げ、スマホで動画を流しながらおしゃべりを楽しむ。

 

「この前、愛さんとたこ焼きミュージアム行って来た。愛さんのパネルと写真も撮って来たよ。ほら。」

「それ愛先輩がイメージガールやってるヤツじゃん!いいな~、かすみんも行きたいなぁ。」

「じゃあ放課後行ってみようよ。」

「たこ焼き、楽しみです!先日歩夢さんと一緒に行ってみたのですが、恥ずかしながら舌を火傷してしまいまして……そしたら歩夢さんがたこ焼きを丁度いい温度まで冷ましてくださったんです。」

「しお子ホントに歩夢先輩好きだよね~。」

「あの方の優しさは別格です。」

「愛さんも優しいよ。私、知ってるもん!」

「二人とも先輩大好きなのはわかったからー。まぁ、一番はやっぱり侑先輩ですけど!」

「せつ菜さんもとても尊敬できます。やはり一人なんて選べません。」

 

 

 

「皆ーーーーーーーーーー!!!!」

 

 

 

「あれ?しず子?遅かったね……ってしず子炭酸ジュース持って走らないで!!噴き出す!!噴き出しちゃうから!!」

「私のコーラ……。」

 

 

3人で2年生の先輩をヒトリダケナンテエラベナイ事を話していると、しずくが全員分のジュースを抱きかかえて血相を変えて走って来た。

その際、璃奈のコーラは盛大に揺られてしまい、開けた瞬間噴き出してしまう凶器と化していた。

やってきたしずくは肩を揺らしながら息を切らしており、相当急いでいた事がわかる。

とりあえず璃奈のコーラの弁償は確定だろう。

 

「どうしたんですかしずくさん?そんなに慌てて……。」

「こ、これ!!」

「ナイトケンプファーさんのチャンネル?」

 

慌ててしずくが見せてきたのは、ナイトケンプファーの『パフォーマーチャンネル』

先日彼女は、そのチャンネルのバトルイベントへ申し込んだ。

スマホを3人に見せつけながら、しずくは興奮気味で言った。

 

 

「当選!!当選したの!!ほら、ここ!!」

「あ、ホントだ!やったじゃんしず子!」

「おめでとうしずくちゃん。璃奈ちゃんボード『ぶいっ』!」

「うわ~!嬉しいよ~!ナイトさんに会えるだなんて……どうしよう!すっごいトキメキー!!」

「今の、侑さんの演技ですか?」

 

 

一名限定のナイトケンプファーとのバトルイベント、その抽選に当選したしずく。

ナイトケンプファーは素性不明のAランクダイバーで、その実力はAVALONや百鬼も認める程。

元AVALONのエマにも話を聞いてみたが、彼女がフォースに所属していた時からGBNで名を馳せており、ポイント稼ぎを辞めて自分のパフォーマンスを磨く事に専念しているため今はAランクだが、実際の実力ではSランクダイバーに勝るとも劣らないらしい。

そんなナイトケンプファーのイベントは毎回相当な応募が募るが、今回は運よくしずくが当選できたようだ。

 

 

「これで、私の中のモヤモヤした気持ちが少しでも晴れたらいいんだけど……っと、そうだ。3人とも、今何の話をしていたの?」

「今日の放課後、たこ焼きミュージアム行こうって話してたの。」

「そうなの?あ、でも私今日も演劇部の稽古が……、」

「いいよ、待ってる。そうだ!今日はたこ焼きミュージアムじゃなくて、皆でしず子の特訓やろう!」

「えぇ!?そんな、悪いよ!!」

「いいんですよしずくさん、私達がやりたくてやるんですから。」

「ナイトさんは強いから、しずくちゃんのO-ドリーももっと強くしてあげないと!璃奈ちゃんボード『友情って素晴らしい』」

「うわーん!皆ありがとう!!私、頑張るから!!」

 

 

 

うれし涙を流しながら3人と固い握手を結んだしずく。

お昼休みの時間ももうすぐ終わりそうだったので、4人で急いでお弁当を書き込み、放課後を楽しみにしながら解散した。

 

 

 

 

~~

 

この日の演劇部の稽古は、剣術指導。

部長が直々に指導し、もう一人の主演であるしずくの剣捌きを見ながら、少しずつ修正していく。

今回の演劇の目玉は、何と言っても主人公である部長と、ライバル役のしずくによる決闘シーン。

そこに少しの妥協も許さずに、二人とも他の部員が見守る中、真剣に演技に取り組んでいく。

 

「しずく、ここはもっと踏み込んだ方がいいよ。その方が大胆な技に見えるし、しずくの役のキャラにもあってる。」

「はい!」

「ねぇ、話は変わるんだけどさ……この間の件、考えてくれた?」

「! そ、それは……すいません、まだ答えは出せません……。」

「そう。」

 

この間の件とは、もちろん次期部長の話。

あれから数日、しずくなりに色々と考えてみた。

同好会のメンバーにはまだ1年生にしかこのことを相談していない。

スクールアイドル活動も、演劇部も、同じぐらい大事にしたいしずくに、簡単に答えは出せない。

 

「確かにスクールアイドル活動を今まで通り続けていくのは難しくなるよ。でも、ニジガク演劇部で部長を務めた……これはこの先、きっとしずくの力になってくれるはず。」

「わかっています。この学園の演劇部で、部長を務める事がどれほど大きなメリットなのかは……でも……。」

「……ずいぶん迷っているね。だからかな?最近のしずくの演技、少しぎこちなさを感じる。」

「え!?」

「悩んでいる事への申し訳なさが演技にも出ちゃってるんだよ。ごめんね、私が無理言ったばっかりに……。」

「そ、そんな!部長は私を評価して下さっただけです!選べないのは、私自身の問題ですから……。」

「勿論他に部長候補はいる。それこそ2年生にもね。けど、それでもみんなも私も、しずくが良いって言ってるの。無理にとは言わないけど、前向きに考えて見て。」

「ずるいです部長、そんな事言われると……ますます悩んでしまいます……。」

 

虹ヶ咲学園の演劇部は、全国的にも高い実力を誇る。

その部長ともなれば、有名な劇団が喉から手が出るぐらい欲しがる人材であり、現在の部長もそのおかげで都内の有名大学への推薦も決まった。

女優を目指すしずくは、本来であれば断らない理由が無い。

 

「まぁ、まだ私達が引退するまでは時間あるし、ゆっくり考えてよ。」

「はい……。」

「そのモヤモヤ、晴れるといいね。」

「え、それってどういう……。」

 

そう言い残して、部長は次の稽古の準備を始めた。

しずくがガンプラバトルをやっているのはもはや周知の事実であるが、ナイトケンプファーとバトルする事になった事はまだ同好会メンバーにしか話していない。

今の部長の言い方は、まるでその事を知っているかのような口ぶりだった。

 

「……まさか、ね……?」

 

 

 

 

~~

 

「んー……今日は聞こえないわね。あの歌声。」

 

部活が始まる前に、先日の綺麗な歌声の正体を突き止めようと部室棟をうろつくランジュ。

音楽室では無く、間違いなく部室棟から聞こえていた為、耳を澄ましながらその歌声の主を探す。

 

「何してるの?ランジュさん。」

「ん?あら!璃奈じゃない!かすみと栞子もいるのね!」

「こんな所で何してんですか。」

 

相当挙動不審だったのか、しずくを迎えにきた同好会1年組に声を掛けられた。

最近は部活以外だと同好会2年生組とよく一緒にいる彼女が部活でも無いのに一人でいる事を不思議がり、かすみが尋ねた。

 

「部活いかないんですか?」

「行くわよ!でもその前に、人を探してるの!」

「人……ですか?名前を教えていただければ生徒会の方で調べられますが。」

「それがわからないのよねぇ。」

「わからない?どういう事?璃奈ちゃんボード『はてな』?」

「最近このあたりですごく綺麗な歌が聞こえてくるの!どんな子なのか気になって!」

「人様に迷惑を掛けてはいけませんよ。」

「失礼ね!栞子あなたアタシを何だと思ってるのよ!」

「どの口でそんな事言えたんですかねぇ。かすみん達、しず子の事迎えに行かなくちゃいけないんで、これで。」

「ミアちゃんも探してたよ。早く部活行った方がいい。」

「んー、そうね。今日は歌聞こえないし、そうするわ。じゃあね、バイバイ!」

 

3人に手を振り、ランジュはその場から立ち去った。

ランジュが聞いたという歌に、3人とも少し興味を持ったが、今はしずくを迎えに行くことが最優先。

ニジガクの部室棟は広く、同好会の部室から演劇部の部室までは少し距離があり、しばらく歩いてようやく到着。

それとほぼ同時に演劇部の部室からしずくが出てきて、早速かすみが彼女を呼んだ。

 

 

「しず子ー!」

「あ、皆、来てくれたの?」

「お疲れ様しずくちゃん。はい、差し入れのジュース。」

「ありがとう璃奈さん!丁度喉乾いてたから嬉しい!」

「ではさっそく向かうとしましょう。しずくさん、今日はどうしますか?やはり虎武龍のフォースネストで特訓しますか?」

「うん、特訓するにはあそこは最適だもんね。師匠もいるし。」

「じゃあさっそくしゅっぱーつ!」

 

 

しずくを迎え入れて、いざGBNへと向かう4人。

そんな彼女たちの姿を、部室の窓から部長はずっと眺めていた。

 

 

 

 

~~

 

『ドムちゃんメガランチャー!!』

『ザクみんスラーーーーッシュ!!』

『ハイマットフルバースト!!』

 

 

「O-ドリー!!S・トランザム!!」

 

 

AEドム、魔殺駆罠、デスティニーフリーダムの怒涛の攻撃を、トランザムで全て躱すO-ドリー。

可変式ビームガンをソードモードに変形させ、デスティニーフリーダムと魔殺駆罠を切伏せ、残ったAEドムにも迫っていく。

O-ドリーの銃撃は全てAEドムのアブソーブシステムで吸収されてしまう為、接近戦で交戦。

ドムちゃんメガランチャーを捨て、ディスチャージシステムにより生成したヒートサーベルでO-ドリーと対峙。

電動フレームの高機動に翻弄されるが、トランザムを発動しているO-ドリーはその動きになんとか食らいつく。

 

 

『しずこちゃん、速い!!』

「まだまだだよりなこさん!!」

 

 

『そこまで!!』

 

 

いよいよ決着という時に、二体の間にタイガーウルフのガンダムジーエンアルトロンが割り込んできて二人を止めた。

りなこもしずこも残念そうに武器を降ろすが、タイガーウルフは二人に賞賛の拍手を贈る。

そしてそれを見てかすみんとしおこは頬を膨らませた。

全員自分のガンプラから降り、タイガーウルフの前に集合。

 

 

「強くなったじゃねぇかしずこ!最初の時と比べると見違えたぜ!」

「ありがとうございます師匠。ですがまだまだです。」

「自分の強さにうぬぼれないのは良い事だぜ。」

 

「リク先輩ボコッて俺が最強だーとか言ってた人が自惚れるなって……。」

「しっ!かすみんさん聞こえますよ!」

 

「聞こえてるぞ二人とも。あとで説教してやる。」

「えぇ!?」

「私もですか!?」

「りなこちゃんボード『哀れ』」

「りなこのドムもずいぶん進化してるな。さっきの技、イオリ・セイのビルドストライクと同じものか。」

「うん。セイさんほどじゃないけど、私のドムも強くなった!」

「アブソーブシステムを搭載したドムに、フリーダムの射撃性能に加えて本来の格闘戦も視野に入れたデスティニー、支援機側を重くして攻撃力アップした魔殺駆か……ちゃんとやる事やってるなお前ら。だが、しずこのO-ドリーは……そのままか。」

 

 

しずこのO-ドリーは、以前はボディの強度を上げる為、パルと共に改造をしていたが、今はほとんど改造を行っておらずに、調整のみとなっている。

O-ドリー最強戦闘形態『トランザム・バーサーカー』に耐えうるほどの強度を出すには、プラの材質ではどうしても限界がある。

かといって全て金属パーツにしてしまうと、折角のスピードを活かす事が出来ないため、下手に改造出来ないから。

その為しずこはガンプラの改造では無く、トランザムとバーサーカーモードをスムーズに切り替える為の特訓に集中し、今では同好会の中でも上位の操作技術を持っている。

 

 

「確かに、しずこさんの強さは歩夢さんに通ずるものがありますね。二人とも、ガンダムの性能というより、ご自身のテクニックでカバーしていると思います。」

「歩夢先輩のインパルスはパワーアップしたけどね。」

「聞いたぜ。お前、今度あのナイトに挑むんだろ?」

「はい。」

「アイツは強敵だ。今のお前のO-ドリーじゃ、勝つのは難しいだろうな。」

「どうする?しずこちゃん。」

「確かに……このままじゃダメだよね……。」

 

 

ナイトケンプファーはかなりの強敵。

今の状態でしずこが特訓しても、O-ドリーの性能にも限界がある。

やはり肝はトランザム・バーサーカーを使いこなせるかどうかにかかっているだろう。

 

 

 

 

~~

 

 

「あー!私ってなんでいつも悩んでばかりなんだろーー!!」

「しずくさん、お店であまり大声は……。」

「でもホントにどうしよう。璃奈ちゃんボード『トランザムは使うなよ』」

「前もこんな事あったよねぇ。しず子の悩みって、だいたい演劇かスクールアイドルかトランザムだよねぇ。」

 

GBNからログアウトした4人は、ガンダムベースのビルドゾーンでO-ドリーについて悩んでいた。

O-ドリーはOガンダムとノーベルガンダムの機構を搭載している故に、非常に扱い辛い特性をしている機体。

S・トランザムもS・バーサーカーモードも使いこなせているため、しずくは非常に高い戦闘能力を持つが、それ以上の相手となるとどうしてもトランザム・バーサーカーが必要になってくる。

しかしあれはバトルアウトが無いフラッグ戦でしか使えない諸刃の剣だ。

 

「しお子ガンダム詳しいでしょ?なんかいいアイデア無いの?」

「すいません、私はOO方面にはそこまで詳しくは無いので……。」

「そもそも、どうしてしずくちゃんのO-ドリーは爆発しちゃうんだろう?」

「パルくんが言うには、機体内部のエネルギーに耐えられないんだって。だから強度を上げる必要があるんだけど、これ以上はどうにも……。」

「エネルギー……だったら!」

「璃奈さん?」

 

何かを閃いたかのように、璃奈がスマホを操作。

検索して出てきた画像を、しずくに見せつける。

 

 

「ど、どうしたの璃奈さん!?」

「エネルギーに耐え切れないのなら、そのエネルギーを逃がしてあげればいい!」

「外部ユニットを装備させるって事?」

「ううん、それだと折角のしずくちゃんのO-ドリーの機動性を害っちゃう。だから、こういう形にすればいい!」

「この画像……ガンダムエクシア?ううんダブルオー……え?なにこれ?」

「コレは!劇場版機動戦士ガンダムOOに登場するガンダムを超えたガンダム、ダブルオークアンタですね!」

「しお子ガンダムの話題めっちゃイキイキするじゃん。」

 

 

璃奈が見せてきたのは、ダブルオーガンダムの後継機『ダブルオークアンタ』

しかし見せられたダブルオークアンタの見た目は少し異なっており、本来何もないはずの右肩に巨大な剣の様な物を装備していた。

 

 

「コレはダブルオークアンタフルセイバー。対話の為のクアンタを、純粋に戦闘に特化させた機体だよ。」

「戦闘特化って、どのぐらい強いの?」

「ダブルオーがとても強いので、それ以上となると、単騎でリボーンズを倒せるぐらいですか?」

「えっとね、地球圏全戦力を集結させても敵わなかった地球外生命体を、単騎で1週間もあれば殲滅できるぐらいには強い。」

「「つっっっよ。」」

「かすみさんも栞子さんも驚きすぎて凄い顔してる……。」

 

 

ちなみにクアンタフルセイバーが地球外生命体『ELS』を単騎殲滅するためには、パイロットである刹那・F・セイエイが1週間休まず飲まず食わずで戦っていた場合なので、実際にそんな事が可能かどうかはわからない。

 

 

「注目してほしいのは、クアンタフルセイバーの右肩。名前はGNソードIV。」

「これがどうしたの?」

「コレは元々、クアンタのツインドライブが安定稼働しなかった時の為に、オーライザーのように太陽炉を制御するために取り付けられた装備なんだよ。」

「なるほど、クアンタは元々ツインドライブ運用前提のGNドライブを装備していたおかげで、この武器が無くても戦えたんですね。」

「それは違う。そもそも刹那は対話を優先させてたから、フルセイバーは必要なかった。栞子ちゃん、まだまだだね。」

「勉強になります。」

「あの……それで璃奈さん?私のO-ドリーとクアンタに、どういう関係が?」

「そうだよりな子、もったいぶらずに教えてよ!」

「うん。だから、しずくちゃんのO-ドリーにも同じ武器を取り付ければいい!さっそく探そうよ!璃奈ちゃんボード『ぶいっ』!」

 

 

璃奈の提案は、O-ドリーがトランザム・バーサーカーを発動する事によって生まれたエネルギーを、フルセイバーに逃がすという事。

そうする事で機体への負荷を下げ、武器の攻撃力を爆発的に上げる事が出来る。

しかしHG規格のクアンタフルセイバーのキットは雑誌の付録として販売されていた為現在は絶版となっており、入手する事が極めて困難。

その事実を知った途端、あからさまに璃奈のテンションが下がり、隣に座っていた栞子が慰めた。

 

 

「だったら作ろうよ!」

「かすみさん?」

「りな子の言ってた、そのク……くあんた、ふるせいばー……?っていうのがあればしず子がナイトさんってのに勝てるかもしれないんだよね!?」

「うん。可能性はグッと上がる。」

「ならかすみん達で協力して作ろうよ、しず子の新しい武器!」

「素晴らしい提案ですかすみさん!」

「3人寄れば文殊の知恵。4人もいればもっといいアイデアが出るかも!」

「え、でも……迷惑じゃない?皆、スクールアイドルの練習だってあるし……、」

「それはしず子だって同じでしょ!」

「私達、しずくちゃんに頑張ってほしい。演劇もスクールアイドルも、ガンプラバトルだって。」

「困ったときに支え合うのは当然です。だって私達、お友達じゃないですか。」

「皆……うん、作ろう!私達の、新しい武器!!」

 

「「「「おー!!」」」」

 

 

璃奈の提案により、ついに本格始動したトランザム・バーサーカーの克服計画。

名付けて『頑張れしず子プロジェクト(かすみ命名)』が発足した。

 

 

 

 

 





~にじビル毎回劇場~

第43回:火星からの侵略者(火星は被害者)

侑「ほらほら見てよ愛ちゃん璃奈ちゃん!歩夢の小さい頃の写真、超可愛いでしょ!」

愛「うん!最高に可愛いね!高二だけに!」

璃奈「歩夢さん、小さい頃からすごく可愛いね。」

侑「でしょー!?いやぁ、自慢の幼馴染だからねぇ。」

愛「アタシらも前は歩夢と一緒にゲームの紹介やったりしたよねりなりー!」

璃奈「うん!楽しかった!」

侑「どんなことしてたの?」

愛「うん。スマホのゲーム紹介したり、歩夢がゲームに辛口コメントしたり、」

璃奈「クソゲーが大好きで、将来クソゲーハウスに住みたいって言ったり……、」

愛「アタシの事パツ金って呼んで見下したり……デカいヘビに襲わせたり……、」

璃奈「無言でアリの巣見せつけたり……璃奈ちゃんボードにホースで水かけてきたり………あれ?」

侑「アハハ!二人とも何言ってんの!歩夢がそんな事するわけないじゃん!」

愛「いや、そうなんだけど……確かにそうなんだけど……。」

璃奈「なんでだろう……どうしてはっきりと記憶に残ってるんだろう……。」

愛「そもそもなんで歩夢のコーレスが火星から帰って来た事になってるんだろう……あれ?愛さん達の知ってる歩夢って……え?」

歩夢「皆何の話してるの?あ、そうだ。コーヒー淹れて見たんだけど飲んでみない?初めてだからちょっと自信無いけど……。」

侑「お、噂をすれば!丁度喉乾いてたんだよね!ゴクッ……あれ?不味い……?」

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