ハジメSide
俺は雄汰になんとか誤解を解いて俺たちは屋敷の三階の部屋に入ることになった。
中に入るととても見たことがない精緻な魔方陣と豪奢な椅子に腰かけた人の白骨化した骸が見事なローブを羽織っていた。おそらくはここの家主だったものなんだろう
とにかく調べるべきはこの魔方陣だろうと思い3人は意を決したように魔法陣を見つめ、魔法陣の中央に足を踏み込んだ瞬間、カッと純白の光が爆ぜ部屋を真っ白に染め上げる。
すると俺達の脳裏にまるで走馬灯のごとく迷宮での記憶が流れ、光が収まるとそこには一人の青年がいた
青年『試練を乗り越えよくたどり着いた。私の名はオスカー・オルクス。この迷宮を創ったものだ。反逆者と言えばわかるかな?または仮面ライダー…いや鎧武者かな?』
青年…『オスカー・オルクス』の登場に俺達は驚くがオスカーは話を続ける。
オスカー『ああ、質問は許して欲しい。これは単なる記録映像のようなものでね…あいにく君の質問には答えられない。だが、この場所にたどり着いたものに世界の真実を知る者として、我々が何のために戦ったのかメッセージを残しておきたくてね。このような形をとらせてもらった。どうか聞いて欲しい………我々は反逆者であって反逆者ではないということを』
オスカーが語る内容にハジメ達は驚愕すると同時に、全てが繋がる感覚を覚えた。
それは狂った神とその子孫達の戦いの物語。
神代の時代の少し後、世界は争いで満たされていた。
人間族と魔人族、そして複数の亜人は絶えず戦争を続け、血で血を洗う戦いを繰り広げていた。
その理由は様々。領土拡大、種族的価値観の違い…だが一番の理由は『神敵』だから。それぞれの種族がそれぞれ違う神を奉っておりそれが争いを引き起こしていた。
だが、そんな争いを終わらせるべく集まった集団がいた。それこそがオスカー達『解放者』である。
彼らには共通のつながりが存在した。それは全員が神代の力を持つ強大な魔法『神代魔法』の使い手だということだ。
オスカーを引き入れた解放者のリーダーは幼い頃、神の真の目的を知った。
神の目的はトータスの住人達を使った大々的な『戦争遊戯』をしており、教会の人間を通じてわざと争いを起こしていたのだという。
解放者のリーダーはそれを阻止すべく志を同じとする者を集め、神を滅ぼすべく戦いを起こそうとしていた。
だが………その目的は戦う前に頓挫してしまう。
解放者の目的を察知した神エヒトは教会を通じて情報操作を行い、『解放者こそが神敵』と認識させることで人々と解放者を争わせたのだ。
結果、彼らはその力を人間に振るうことができず解放者達は敗北。最後まで生き残ったのはオスカー達中心の7人だけであり、彼らは後世に希望を託すべくそれぞれが大陸の果てに迷宮を創り、そこに潜伏した。
いつの日か迷宮の試練をクリアし、自らの力をその強者に与え、神の遊戯を終わらせることのできる人間が現れることを願い…
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雄汰Side
オスカー『そして鎧武者についてだね。これを見ている君は空間の裂け目を見たことあるかい?』
『裂け目の奥は森に包まれてありそこから謎の怪物が現れてくる。』
クラックとインベスのことか
『私たちはこれも神エヒトの仕業ではないかと考え、裂け目と森の調査と怪物の討伐をした。けどそいつらには普通の武器や魔法が効かなかった。』
『私はこれについてさらに調査をして一つの推測に辿り着いた。』
『神エヒトとは、別の者の仕業ではないかと』
『それでも推測に近い、私たちはそれに対抗すべく私は森の力を使い戦国ドライバーを造ったのだ』
『ドライバーは着々と完成に近づいて私たち中心メンバー分『8つ』できたのだ』
8つだと!?七大迷宮だから7人ではないのか!?
『さっき7人と言ったが訂正させていただく本当は8人だ』
『残りの1人は人々が私たちを敵と見なした時、空間の裂け目が開いて謎の怪物が現れた。』
『私たちは襲われる人々を見捨てることができず、ドライバーを使い、怪物を倒すことにした。』
『だけど倒し終えた時、彼のドライバーは不具合を起こした。』
『彼の身体は次々に変化し、私たちが倒した怪物のように』
『彼は怪物へ完全に変わると暴れだした』
それからの話は簡単だった。
彼を止めようとするがさっき倒した怪物より強く一筋縄にはいかなかった。
ただ変身が解除されるのならいいがドライバーを破壊された仲間もいた。
オスカーは自分のドライバーは引き換えに変貌した仲間を倒したのだ
オスカー『神代魔法と仮面ライダーの力…それをどう使うのかは君達の自由だ。君達に僕たちの戦いを強要するつもりはない。けれどもしも君が鎧武者の力を受け入れたのなら…きっと大きな戦いが待っていると思う』
すると、オスカーの映像が揺らいできた。
『どうやら、そろそろ時間がきたようだね。さきほど語ったように、僕達は君達に戦うことを強要したりはしない。望むのならばその力で逃げても構わない。本来ならば僕達が終わらせるべきだった戦いを押し付けてしまったのは僕達の弱さが原因なのだから………あと屋敷の裏にドライバーの開発施設がある、行けば何か役に立つものがあると思う』
『僕達の力をどう使うかは君の自由だ。だが…願わくば悪しき心を満たすためには使わないで欲しい。話は以上だ。聞いてくれて…ありがとう』
その言葉を最後に、オスカーの映像はゆっくりと消えていく。
『君のこれからの人生が…自由な意思の下にあらんことを…』
そうして話が終わると俺たちの脳に直接刻み付けるように何かの情報が送り込まれ少し頭痛が襲う
俺達は生成魔法という神代魔法を習得した。これは魔法を鉱物に付加して、特殊な性質を持った鉱物を生成出来る魔法でハジメが使うと面白いものが作れそうだ。
そうしてさらに色々調べるとオスカーの付けていた指輪がカギとなり工房や書斎そして俺達の求めていた脱出口もあった
さらにほかの大迷宮でも神代魔法が手に入るだろと考えられるのでハジメは必然的に七大迷宮攻略をすることを決意する。するとハジメが
ハジメ「雄汰はどうする?無理に付き合う必要はないぞ。お前は早く会いたい奴がいるだろ?」
そう聞いてきた。確かに早く会って安心させてあげたいが.........
雄汰「いや、やめておくべきだろう。さっきの話が本当なら教会が怪しい。何か知ってて隠していて俺がこのことを知っているとわかったら何をしてくるかわかったもんじゃない。そうなっても守り切れるほどまだ俺も強くないだろうからな」
それを聞いたハジメは短くそうかといい俺の肩をたたいて
ハジメ「まぁそれならよろしくな、親友。頼りにしてんぜ?」
雄汰「あぁ、こっちこそ頼りにしているぞ親友」
そうして俺達はさらなる旅の決意を固めここを拠点にしばらくの準備期間をとることにした
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その日の晩、俺はハジメと風呂に入る前に屋敷の裏にあるドライバーの開発施設に来ていた。
しかし扉はなく一面、壁だった
よく見ると壁に窪みがあり、形はロックシードをはめるのにピッタリのものだった
俺はオレンジロックシードをはめたすると、壁が開き中に入れるようになった
中に入ると工房で使われていた鉱石や道具や作りかけの物などがたくさんあった
中にはヘルヘイムの森とクラック、インベスについての調査資料
ドライバーやロックシードの開発資料があった
他にはロックシードも少しだったがあった
持っているロックシードもあるが初めてみるものもあった
サクラ、バラ、ヒマワリがあった
開発資料にはこの3つすべては乗り物らしく、サクラとバラは陸上用でヒマワリは飛行用の乗り物だとわかった
さらに資料よるとサクラとバラは最高速度を出すとヘルヘイムの森へ行けるらしい
俺はサクラとヒマワリを持っていことにした
もう少し部屋を見ると一つのガラスケースを見つけた
中には謎のパーツと俺が使っていたロックシードとは少し違う感じのロックシードがあった
資料にはゲネシスコアとレモンエナジーロックシードという名前しかなく
使用方法は一切記載されていなかった
この2つについての資料は他になく床をみると
施設の入口と同じでロックシードの窪みがあった
俺はロックシードを持っている物や施設にあるものを使ったが開くことはなかった
仕方がないので、施設を出て屋敷に戻ろうとしたとき
気配察知が反応した
雄汰「誰だ」
俺が声をかけたすると木の裏から姿があった現れた
?「お前がこの世界の鎧武だな」
現れたのは革ジャンを来た男
雄汰「お前は何処から現れた」
?「うるせえ!どうせお前はここで死ぬんだ!」
そして男が取り出したのは
雄汰「お前!それは!」
戦極ドライバーだった
男はドライバーを装着しロックシードを解除する
[マツボックリ]
[ロックオン]
?「変身」
[ソイヤ]
[マツボックリアームズ]
[一撃 IN THE SHADOW]
?「アーマードライダー黒影」
「お前を殺して、俺は元の世界に帰る」
「そして俺を馬鹿にした奴らをこの手で!」
そして黒影は俺を襲ってきた
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現在のロックシード所持
雄汰 オレンジ・パイン・イチゴ・ドリアン・ドングリ
サクラ・ヒマワリ・レモンエナジー
戒斗 バナナ
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あの男は何者なのでしょうか!?
雄汰はどうなる
次回「マツボックリとドングリ」
また見てね